標野凪のレビュー一覧
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全国どこでもお道具箱ひとつで参上、出張日本茶カフェをしているたんぽぽさんのお話です。
ほのぼのした世界観がお好きな方、お茶や器など和のものに興味がある方、特におすすめです!
カフェといったら、どうしても実店舗がないとできないイメージがあったので、出張カフェとは?って感じだったのですが、、ちょっとしたスペースがあれば、手軽にお茶が楽しめるという、出張カフェだからこその良さがよくわかりました。
全体的にお茶と器の専門用語や難しい読み方の漢字が多く、落語もちょこちょこ入ってくるので、文学的な方(?)は楽しめるのではないでしょうか。私は読みながらちょっと混乱しちゃったので、読むのに時間がかかりました。 -
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終電前のちょいごはんシリーズの第2弾になります。福岡にある隠れ家的な存在の「文月」…三日月から満月の間のみ開店し、冬季は休業するスタイルで、店主の文さんが母から譲りうけた、みかづきレシピを元にお料理を提供します。
前作で常連さんになった人たちのその後のことも描かれているし、今作で新たに「文月」に足を踏み入れたお客さんも登場します。読んでいていいなって思ったのは「フレッシュサラダの道案内」かな…やっぱり夫婦は理解しあえるのが一番です!!常連さん同士の交流があるのもいいですよね!
日常生活からちょっぴり離れて、「文月」でお食事をして元気になる~!そんなお店です。あと、このお店の七夕の短冊 -
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福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある小さなお店「文月」が物語の舞台…。本が読めて手紙が書けるお店がコンセプト、店主は文さん。三日月から満月の夜にだけ開店し、四季折々の食材を使ったおつまみならず「こつまみ」を提供する…。4人掛けのテーブル席がひとつと、カウンター席があるのみで、古いおもちゃや本が心地よさそうに配置されている、そんな隠れ家のようなお店…。
ここで提供されるお料理は、文さんのお母さまが遺した「みかづきレシピ」帳をもとにしたもので、家庭料理的なものです。そして毎月23日をふみの日として、希望したお客さんにレターセットを提供しその1年後まで文さんが保管しておいてくれるサービスもあ -
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三日月から満月の間だけ営業している、本が読めて手紙が書けるお店「文月」。
ちょこっとつまめるおつまみならぬ「こつまみ」と、手作りの梅酒や新茶、福岡の地酒などの魅力的な飲み物をのんびり楽しめる隠れ家のようなお店。
あー!いいなぁ、いいなぁ。そんなお店近くに欲しいなぁ。
辛い事があった日、何と無く煮えきれないモヤモヤした気持ちを消化し切れない日、自分にご褒美をあげたい日…そんな時にふらりと立ち寄れる居場所があったら素敵だな。
⚫「物語の力ってすごいですよね。架空のことなのに、すっと心に響いてくれるんですもん。 カッコいい言葉で書かれたノウハウ本やインターネットの相談サイトでは見つからんようなこ