標野凪のレビュー一覧
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喫茶ドードーシリーズ三作目
店主そろりの相変わらず風変わりなネーミングの4つのメニューが、5話それぞれのタイトルにつけられている。
何か悩み事や心配事がある人は、どれかのメニューにぴったりハマるように思う。
今の私の場合は、『下がった気持ちが浮上するのを待つお茶漬け』だ。
つらい時期も焦らずじっと耐えていれば、自然と気持ちが上がってくるということか。
そう考えると気持ちが少し楽になる。
四人の登場人物の女性が、それぞれ生活や仕事で行き詰まり、喫茶ドードーをしばしば訪れて、乗り越えるヒントをもらっていく。
おひとり様専用カフェ、喫茶ドードーは気持ちをリセットするところなのかもしれない。
『問 -
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喫茶ドードーシリーズ2作目。
心が疲れている人や悩みを抱えている人が、誘われるようにふっと入っていく『喫茶ドードー』
「あなたの悩みに効くメニュー」のネーミングが面白い
メニューの〈昨日のアヒージョ〉では、意外にもガーリックが効いているパスタが出てきた。
昨日作ったアヒージョのオイルで和えたパスタだという。
店主のソロリは、『昨日の味をもう一度楽しめる、時を戻せるアヒージョなんです』という。
できるなら時を戻して、きのう同僚にかけてしまった言葉を取り消したいと夕葉は思う。
一度外に出てしまった言葉は魂を持ってしまう。
言葉の持っている力を『言霊』というそうだ。
そろりは、ワイヤーでできたハンガ -
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ネタバレ天寿を全うして青の国(黄泉の国)へやってきた猫のふー太。青の国では住まいや食事などは心配しなくても暮らしてはいけるが、おやつやおもちゃで遊ぶ為のお金は自分で工面するしかない。
そこで掲示板に貼られていたバイト募集先であるカフェ・ポンで伝言猫として働くことになる。
………
青の国の住人でない虹子が何故伝言猫(青の国の住人)と会話が出来ているのかが不明瞭なところや、虹子の過去(猫を飼っていた)、緑の国(現世)と青の国を繋ぐ橋の門番であるサビ猫の会いたい人には会えたのか等気になるところは何点かあったが1つの物語が短編なこと、ふー太(猫)視点で進む物語が新鮮でスラスラ読み進めることが出来た。
続