標野凪のレビュー一覧

  • 21時の空洞の魚

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    前作「冬眠族が棲む穴」が24節気なら本作は24時間のショートストーリー。どちらも合わせて読みたい。
     ポケッタブルサイズのハードカバーにも見合った標野さんらしいファンタジーだと思う。

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    2026年04月19日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    内容(ブックデータベースより)

    満開の桜も素晴らしいけれど、散り際にも楽しみはある――。

    『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』の著者が贈る、かけがえのない人生の物語。

    庭にヤマザクラの大きな古木がある〈キャフェ チェリー・ブラッサム〉。祖母と母から受け継いできた洋館で、緋桜(ひお)は、季節の和菓子と茶を提供している。

    訪れるのは、犬を連れて散歩にくる老人、長年連れ添う国際結婚の夫婦、保育園からの帰り道に通りがかった親子、自分が進むべき道に迷う少女……。

    桜の木は、今日もゆったり、行きかう人々を眺めながら、各々が抱える悩みや秘めた思いに耳を傾け、静かに寄り添う

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    2026年04月15日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    タスクに追われる目まぐるしい毎日から救ってくれたような一冊。
    びっくりするくらい気持ちが楽になった。

    仕事と暮らしを区別しないこと。
    幸福量の測り方の基準の一つは時間の使い方。
    過去でも未来でもなく現在の自分が何が好きで何が嫌いか何に時間を割くべきか。
    時に身を任せて待つのも一つの手法。

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    2026年04月07日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    ネタバレ

    日常生活における悩みや世の中の理不尽さを抱えたお客さんたちが喫茶の店主との対話を通して新しい視点を得て前向きに進んでいく物語。特に、他人の評価よりも自分自身の芯を大切にすべきという点は、自分も出来てはいないなとハッとさせられた。自分自身を愛してあげようと心がぽっと温かくなるような一冊。そして、物語に出てくる喫茶メニューが美味しそうでつい食べたくなってしまう、、笑

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    2026年04月02日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    先に「絵本屋クッタラ」を読んでいたので、順番を間違えてしまったかと心配していましたが大丈夫でした!

    美味しそうな文さんの料理と、居心地の良さそうな店内。
    近所にこんな店があったらな〜

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    2026年03月29日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    猫のつづみくんと一緒に
    祖母の為にある陶芸家の作品を探しながら
    お茶の依頼があれば何処へでも
    出張の日本茶カフェを開きに出向いていく
    主人公のたんぽぽさん

    その姿は現在の売茶翁のようだと
    ある骨董屋の主人に言われてから
    売茶翁を知りそれに引き寄せられるように
    売茶翁との不思議な縁に導かれていく

    売茶翁についてや
    日本茶やお茶の入れ方の知識ももちろんですが
    たんぽぽさんが嗜むタロット占いも
    色々な手法で時に迷い疲れた人々を癒していて
    読んでいてほっこりするような場面もありました。

    お茶といえば茶道のような少し堅苦しい雰囲気もあるけれど、たんぽぽさんはカジュアルに色々な人がお茶を楽しめるよ

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    2026年03月28日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    文さんのゆったり雰囲気に癒される。物語中に出てくる丁寧な料理や、季節感を楽しむ文さんの考え方に触れて、自分ももう少し日々を大切に過ごしたくなる。フルタイムで働いているとなかなか文さんのようには行かないだろうから、できることから変えてみたい。

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    2026年03月26日
  • 独り言の多い博物館

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    ボソボソと言う感じの作品。淡い光の中にある想い出を綴りました、というような。

    「別れの博物館」は高台にあって、日の出から日の入りまでやっている。とはいえ急に休館したりもする。管理人はカケス。彼は数字に弱い。

    第1話 カケスは算数障害と呼ばれる学習障害である。高校卒業してスーパー勤務。さんざん数に苦しめられた彼は、「数」を博物館に納めに来た。そして働くようになった。

    第2話 木菟と名乗る女性の描いた水彩画。レストランの壁に飾られていた。木菟は他のことは何も得意じゃなかったけど、絵を描くことは続けられたし、才能があった。

    第3話 金属の細長い針。オーダーメイドの帽子を作っていた。自転車でバ

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    2026年03月23日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    短編小説が何個か。ドードーで繋がってるけど。
    自分もこんな憩いの場を探したいと思ったし、オーナーのように憩いの場を作ってあげられる人間になりたいと思った。

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    2026年03月12日
  • ネコシェフと海辺のお店

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    ネタバレ

    古本屋でなぜか目に入ったので購入!
    就活に失敗して家庭に入った専業主婦、自立をしたいと思っていても不倫関係にある男の支えを欲していた女性、友人関係や進路について悩む娘、社会を経験せずに家庭に入り娘の嫁ぎ先との関わり方などを悩む母、仕事の悩みを抱える友人が出てきた。
    5人がそれぞれつながっているのも面白いし、ここぞという時にネコシェフがおいしい料理を出してくれるのも心がホッとあたたかくなる。
    人の悩みごとを掘り下げる作品が好きだと気づいた。
    ぶたぶたさんに近い、不思議な作品だった。

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    2026年03月09日
  • ネコシェフと海辺のお店

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    少し行き詰まった人達のもとに急に現れるネコシェフのお店。
    どこにも持っていきようのない思いをもつ人々がネコシェフの料理や言葉や仕草から気づきを得て前を向く。
    料理中の描写がすごく素敵で美味しそうだった、ネコシェフの料理食べてみたいな。

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    2026年03月06日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    自分が落ち込んでいる時に暖かくさせてくれる本だと思う。
    作品に出てくる料理を食べながら読みたいと感じた

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    2026年03月06日
  • 伝言猫がカフェにいます

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    猫のふー太が、『カフェ・ポン』の伝言猫として働くお話。『会いたい人に会わせてくれる』依頼箱に入れられた願いをふー太が奮闘しながら叶えていく。ふー太の言葉が意外と心にささった。緑の国(現実世界)に住む人々も、知らない人からの言葉にも、すぐに自分が会いたい人からの言葉だと受け入れるのが不思議だった。

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    2026年02月28日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    好きな作家さんの話が短編集になって詰め込まれてて得した気分になった。
    やっぱり猫って独特の雰囲気があって
    何か悟っている様子があるけどどの話もそれが忠実に描かれてきてやっぱり猫っていいなと思った

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    2026年02月21日
  • 独り言の多い博物館

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    ネタバレ

    静かであたたかい物語。

    舞台は、丘の上にある「別れの博物館」。役目を終えた物、手放したい物、失くした物‥様々な物が持ち込まれ、説明文と共に展示されている。
    元の持ち主が、もう大丈夫だと納得すると、その物はいつの間にか消えるという。

    館長のカケスは、ディスカリキュリア‥算数障害というハンデを背負っている。数を手放したいと考え博物館を訪れて、前館長にスカウトされた。

    カケスの元に持ち込まれるのは、美術学校出身の女性が描いた絵を縁取る額縁、引退を決めた帽子作家の針、手話ボランティアをしていた女性の耳の石膏、教師の名札、着られることのなかったベビー服‥。「物の声が聞こえる」カケスは、物たちから、

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    2026年02月21日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    ネタバレ

    色々な人の悩みについて、それとなく喫茶店の主人がアドバイスして...という短編集だったが、薄らと登場人物が繋がって行ったのが面白かった。
    そろりさんみたいなときめく生活がしたいな。頑張りすぎている人は心に余裕を持とう!私はダラダラせずにもっと頑張ります。

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    2026年02月20日
  • 独り言の多い博物館

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    ネタバレ

    ​全体を通して、非常に温かい気持ちにさせられる物語が多い。
    一方で、子供がいない夫婦のエピソードについては、現代社会で抱える「生きづらさ」のようなものがリアルに描かれており、胸に迫るものがあった。
    ​レストランに飾られた絵画を巡る話や、手話を通じたコミュニケーションの話など、それぞれが独立しつつも深い。何より、エピローグでそれぞれの「後日談」が語られる構成が素晴らしい。登場人物たちが前を向いて歩き出している姿を確認でき、読後感は非常に爽やかで前向きになれる一冊だった。

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    2026年02月18日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    わたしもそろりさんに出会って、柔らかい雰囲気やほっとするようなお食事を食べてみたい。
    前回に続き、ゆったりした心落ち着く時間を過ごさせてもらいました。

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    2026年02月14日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    「泣きたい午後のご褒美」の続き気分で読み出したが、今回はミステリー要素もあり、なかなか楽しい。

    それぞれおもしろいのだが、秀逸だったのが、「ペンション・ワケアッテ」。
    いやいや、日本語って奥深いとつくづく思う。
    主人公は訳あり旅行に出てきて、なんだか感じ悪さMAXだったけど、いつの間にか前を向いていた。
    一方的に別れを告げた男との唯一の繋がりの象徴である手紙を、愚かだと思いつつも大事にしてしまう切なさは伝わってくる。
    だけど、一番大事な話を一方的に手紙で済ませようとしたつまらない男の幻想から目が覚めて、本当によかった。

    どの作品も、とてもおいしそうなお夜食ばかり。
    読んでいておいしくて楽し

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    2026年02月13日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    だいぶ前に駅の書店でタイトルと渋い表紙に惹かれて購入した本
    ここに出ている漫画の表紙ではなく、深緑色の地に文字だけの表紙
    連作短編なので時間がない時などちょっとずつ読むのにいいかなと
    それで本当にちょっとずつ読んでいたら,いつの間にか半年くらい経っていた
    文章は読みやすいけど、お茶の話が難しいのもあって進まなかったのかも

    日本茶のことはあまり詳しくなく、というよりあまり興味がなかったけれど、この本を読んで少しだけ興味を持った
    お茶好きの友人に勧めたい一冊

    第6話の探し求めた器と出会うシーンが印象的だった

    単純にお茶好きな占いをする主人公が人々の悩みを解決するというような内容かと思っていた

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    2026年02月09日