標野凪のレビュー一覧

  • 21時の空洞の魚

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    「お届けものです」
    〈朝〉とだけ書かれた箱を開けると──?

    25万部突破!
    ロングセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、
    静けさが心を包み込む、「時」をめぐる24のショートストーリーズ。


    「とき」をめぐる24編のショートショートを書きました。

    目覚めたばかりのまっさらな朝、日差しが高くのぼる真昼、仕事終わりの夕方と家でくつろぐ夜、そして深い眠りに落ちる深夜。

    あなたの心の奥深くにも、不思議な「とき」が落ちていることでしょう。

    眠れない夜、そっと開いて一編をどうぞ。(著者より)


    〈朝〉
    乗り込んだ電車の行き先は、星の瞬く夜空か。
    それとも──。
    ──6時

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    2026年06月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    本のない、絵本屋クッタラを舞台に、悩める人々をスープと店主が探してくる絵本で寄り添う。そんな優しい作品であり、著者の別作品を読んでいると答え合わせのような感覚も味わえる作品。

    なのだが。
    個人的にお月様のスープのラストで明かされる衝撃の事実で「はい?」となりすぎてその後の展開にずっと疑問符が浮かんで作品に集中できなかったのが残念。あと過剰な程に「優しい」作品なので、何か少しむず痒さも感じてしまう。落ち込んでいる時に読めばまた評価も変わるかな、という印象に落ち着く。

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    2026年05月30日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    コロナってこんな感じだったな、、、と今だからこそ思える。
    こんなカフェあったらぜひ行きたい。
    最後にそろりさんがくれるお土産がまた良い。
    自分以外の誰が自分をいたわるのかという言葉はとても刺さった。
    喫茶ドードーで私も癒されたい。

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    2026年05月25日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    心も時間も忙しない毎日で、目の前に転がっている小さな幸せのかけらたちをちゃんと見つけて拾い上げていかなくちゃいけないね、としみじみさせられました

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    2026年05月21日
  • 伝言猫がカフェにいます

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    伝言猫という設定が新鮮で興味深く読みました。
    確かに猫って人間にとってそれだけ身近な存在なんだと改めて思いました。
    会って伝えたいことって自分にとったら何だろうと考えてみたり作中の登場人物の気持ちになってみたりして読後感もよかった作品でした。

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    2026年05月19日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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     毎日寝る前に一章ずつ読んでいました。

     おいしそうな小説…というより、お仕事小説色が強く、それぞれ、悩みやもやもやを持つお客さんが、ドードーの主人・そろりから、ヒントをもらい前を向いていく。

     各章出だしのナレーション?が、誰目線なのか分からなかったのですが、最後に誰だったのかが、分かり、ほっこり。

     シリーズものなので、また手にしてみたいと思いました。
     

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    2026年05月16日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    まったり系の小説の中でちょこちょこ雑学が入ってきて面白かった。話もリアルでコロナなど時事ネタも取り入れてる。
    続編もあるようなので読みたいと思うような話だった

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    2026年05月15日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どの話も良かったです!

    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」標野凪
    「ひめくり小鍋」冬森灯
    「深夜に二人で背脂ラーメンを」友井羊
    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    「夜の言い分。」大沼紀子
    「正しくないラーメン」近藤史恵

    ひめくり小鍋とペンション・ワケアッテが特に好き。
    冬森さんは初読み作家さんなので追いかけてみます。

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    2026年05月15日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    初めての作家さんが多かったが、いずれも猫をよく観察していて、ほのぼのとネコの温もりが伝わってくる楽しい掌編揃い。“ネコさえテーマにすればたいていの小説は面白い”か。今朝も4時半に起こされたけど「ネコは夜行性ではなく薄明薄暮性。一番活発になるのが、薄く明るくて薄く暮れた時」知らなかった…。老ネコと暮らして「かつてのこと、先のこと、そんなことを考えることなく、いまを悠々と生き切っている。できることに目を向け、登れない場所には踏み台を用意すればいい」短編もいい。

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    2026年05月08日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    ネタバレ

    シリーズ3冊目。
    登場人物がちょっと多くて、これ誰の話だっけ?とちょっと混乱した部分もありましたが、もしかしてそれもそういう描写の一部だったのかも。
    登場人物たちの悩み考えが本当に私にとってもリアルで、読む前は若い人向けかな?と思っていたけれどアラフォーの私とか、それ以上の方にも刺さる内容なんじゃないかなと思います。
    本の中の皆も、読者のわたしたちも、望む道を見つけて生きられるといいなと思いました。いい作品でした。あー続きないかな?

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    2026年05月07日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    三代の女性が引き継ぐ古民家キャフェ。
    樹齢100年の桜の木の視点や、それぞれの、視点で描かれていて、大きな何かがあるわけではないけれど、穏やかに過ぎる一年のお話。

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    2026年04月22日
  • 伝言猫が雪の山荘にいます

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    内容(ブックデータベースより)

    猫は「想い」をどこまでも届けます。
    今回の舞台はまさかのクローズド・サークル!?
    「喫茶ドードー」シリーズの著者が紡ぐ、じんわりと心があたたまる物語、第二弾。

    あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主・虹子に雇われて、もう会えない人からの想いを伝える「伝言猫」として働くふー太。伝言を届けるべき人たちが、ある事情で一堂に会するという山荘に向かうことに。ところが、大雪によって全員、その山荘に閉じ込められてしまう。ミステリ好きのふー太は、なにか事件が起こるのではないかと、山荘にいるそれぞれの人物を探ろうとするが……。
    猫の視点から人間のあたたかさや優しさを描

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    2026年04月20日
  • 21時の空洞の魚

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    前作「冬眠族が棲む穴」が24節気なら本作は24時間のショートストーリー。どちらも合わせて読みたい。
     ポケッタブルサイズのハードカバーにも見合った標野さんらしいファンタジーだと思う。

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    2026年04月19日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    内容(ブックデータベースより)

    満開の桜も素晴らしいけれど、散り際にも楽しみはある――。

    『今宵も喫茶ドードーのキッチンで。』『伝言猫がカフェにいます』の著者が贈る、かけがえのない人生の物語。

    庭にヤマザクラの大きな古木がある〈キャフェ チェリー・ブラッサム〉。祖母と母から受け継いできた洋館で、緋桜(ひお)は、季節の和菓子と茶を提供している。

    訪れるのは、犬を連れて散歩にくる老人、長年連れ添う国際結婚の夫婦、保育園からの帰り道に通りがかった親子、自分が進むべき道に迷う少女……。

    桜の木は、今日もゆったり、行きかう人々を眺めながら、各々が抱える悩みや秘めた思いに耳を傾け、静かに寄り添う

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    2026年04月15日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    タスクに追われる目まぐるしい毎日から救ってくれたような一冊。
    びっくりするくらい気持ちが楽になった。

    仕事と暮らしを区別しないこと。
    幸福量の測り方の基準の一つは時間の使い方。
    過去でも未来でもなく現在の自分が何が好きで何が嫌いか何に時間を割くべきか。
    時に身を任せて待つのも一つの手法。

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    2026年04月07日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    ネタバレ

    日常生活における悩みや世の中の理不尽さを抱えたお客さんたちが喫茶の店主との対話を通して新しい視点を得て前向きに進んでいく物語。特に、他人の評価よりも自分自身の芯を大切にすべきという点は、自分も出来てはいないなとハッとさせられた。自分自身を愛してあげようと心がぽっと温かくなるような一冊。そして、物語に出てくる喫茶メニューが美味しそうでつい食べたくなってしまう、、笑

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    2026年04月02日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    先に「絵本屋クッタラ」を読んでいたので、順番を間違えてしまったかと心配していましたが大丈夫でした!

    美味しそうな文さんの料理と、居心地の良さそうな店内。
    近所にこんな店があったらな〜

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    2026年03月29日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    猫のつづみくんと一緒に
    祖母の為にある陶芸家の作品を探しながら
    お茶の依頼があれば何処へでも
    出張の日本茶カフェを開きに出向いていく
    主人公のたんぽぽさん

    その姿は現在の売茶翁のようだと
    ある骨董屋の主人に言われてから
    売茶翁を知りそれに引き寄せられるように
    売茶翁との不思議な縁に導かれていく

    売茶翁についてや
    日本茶やお茶の入れ方の知識ももちろんですが
    たんぽぽさんが嗜むタロット占いも
    色々な手法で時に迷い疲れた人々を癒していて
    読んでいてほっこりするような場面もありました。

    お茶といえば茶道のような少し堅苦しい雰囲気もあるけれど、たんぽぽさんはカジュアルに色々な人がお茶を楽しめるよ

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    2026年03月28日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    文さんのゆったり雰囲気に癒される。物語中に出てくる丁寧な料理や、季節感を楽しむ文さんの考え方に触れて、自分ももう少し日々を大切に過ごしたくなる。フルタイムで働いているとなかなか文さんのようには行かないだろうから、できることから変えてみたい。

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    2026年03月26日
  • 独り言の多い博物館

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    ボソボソと言う感じの作品。淡い光の中にある想い出を綴りました、というような。

    「別れの博物館」は高台にあって、日の出から日の入りまでやっている。とはいえ急に休館したりもする。管理人はカケス。彼は数字に弱い。

    第1話 カケスは算数障害と呼ばれる学習障害である。高校卒業してスーパー勤務。さんざん数に苦しめられた彼は、「数」を博物館に納めに来た。そして働くようになった。

    第2話 木菟と名乗る女性の描いた水彩画。レストランの壁に飾られていた。木菟は他のことは何も得意じゃなかったけど、絵を描くことは続けられたし、才能があった。

    第3話 金属の細長い針。オーダーメイドの帽子を作っていた。自転車でバ

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    2026年03月23日