標野凪のレビュー一覧

  • 眠れぬ夜のご褒美

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    なんとなーく読みたい本棚に入れてて、
    なんとなーく順番で読んだら、
    ラインナップが凄すぎて悶絶している。
    近藤史恵さんは鉄板として、
    「真夜中のパン屋さん」の大沼紀子さん、
    「スープ屋しずく」の友井羊さん、
    「喫茶ドードー」の標野凪さん、
    「縁結びカツサンド」の冬森灯さん、
    未読ですが八木沢里志さんも読みたい本棚に入ってる方でした。
    美味しそうで罪深い、でも愛すべき夜食の数々、
    締めの既刊案内まで美味しそうな一冊でした。

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    2026年08月08日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    キャフェ チェリー・ブラッサム。ここの庭には大きなヤマザクラの古木が立っている。
    季節ごとに移ろうヤマザクラに見守られ、人々は日々のかけがえのない人生を歩んでいる。現代はSNSあり、一瞬の映えを切り取ることがはやるが、この物語ではそんな喧噪からは離れゆったりと時間が流れている。人間は一人じゃ生きていけない、それぞれが支えあっていく。
    そんな様子を桜の木が見守る、落ち着く雰囲気の素敵な物語だった。

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    2026年08月06日
  • 独り言の多い博物館

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    人が不要になったものや、別れを告げたものが集まる「別れの博物館」に収蔵されたモノたちが語る、元の持ち主との愛おしい記憶の物語。切ない響きの場所ではあるけれど、溢れる優しさに救われる。どのモノが語るお話も、持ち主への温かい愛情が溢れて素敵だった。「付喪神」みたいに本当にモノに心が宿るなら、今私の周りにあるものをもっと大切にしなければ、と改めて思う。

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    2026年07月15日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    ネタバレ

    どこかにひっそりと存在するお一人様専用カフェって素敵よね。心惹かれるメニュー名と美味しそうな料理の描写でお腹がすく1冊。喫茶ドードーのお料理と、そろりさんの一言がお客さんたちをふわっと救うのが、優しい愛を感じられて好き。
    作品の時代はコロナ禍で、緊急事態宣言とかオンライン会議、マスク、消毒など、ほんの数年前なのに懐かしい。
    ステイホームが世の中の基本で、なんとなくみんなが孤立してる気持ちになってたあの頃に読んだら、よりこころに染みたと思う。5人の主人公たちの連作短編集で、1話の主人公が憧れてた『#ていねいな暮らし』の投稿をしてたのは3話の主人公だったり、2話の主人公が勤める保育教室の子どもがお

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    2026年07月14日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    オーディブルにて。
    最初は少し退屈に思えたけど、だんだん穏やかな気持ちになって軽く触れ合える本だった。
    イライラすることがあっても、自分なりの気分の抜け道だったり癒しの時間をつくることはいいことだなー。

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    2026年06月29日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    良い話でした。。
    温かくて優しい食べ物は傷ついた心も救うのだと思いました。。
    ココア、マシュマロ、コーヒー、サンドイッチという食べものでしたが、それぞれアレンジされてて美味しそうでした。。!

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    2026年06月26日
  • 伝言猫がカフェにいます

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    会いたい人に会わせてくれる、そんなお話は他にもあるけれど猫がそれを担ってくれるとは。
    可愛いお話だなぁ。

    あの世とこの世はそんなに離れてないんやな。
    そう思えるとなんだか安心するかも。

    ちょっぴり天邪鬼な猫のふー太のお話は読んでて微笑ましく感じた。
    ふんわりとした読後感が欲しい人にオススメ。

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    2026年06月19日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫づくしのアンソロジー短編集ですね。
    何れも猫好きの作家さんなので、読んでいて自分の猫好きとスクランブル。弾けました。

         目次

     萩原 浩 猫は長靴を履かない
     石田 祥 ツレ猫婚
     清水晴木 いちたすいち
     標野 凪 猫のヒゲ
     若竹七海 神様のウインク
     山本幸久 御後安全靴株式会社社史・飼い猫の項

     アンソロジーで猫が主役の作品を読むのは(私の希望的感想です!)、楽しみの極みですね。
     若竹七海さんと石田祥さん以外は、初めて読む作家さんでしたが、標野凪(しめの・なぎ)さんを見い出せたのは収穫でした(=^・^=)

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    2026年06月12日
  • 21時の空洞の魚

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    ショートストーリーで読みやすかった。
    えっ!ってなる内容だったり、
    ほっこりしたり。
    私はセミとくるみの話が好きだった。

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    2026年06月07日
  • 21時の空洞の魚

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    「お届けものです」
    〈朝〉とだけ書かれた箱を開けると──?

    25万部突破!
    ロングセラー「喫茶ドードー」シリーズの標野凪が贈る、
    静けさが心を包み込む、「時」をめぐる24のショートストーリーズ。


    「とき」をめぐる24編のショートショートを書きました。

    目覚めたばかりのまっさらな朝、日差しが高くのぼる真昼、仕事終わりの夕方と家でくつろぐ夜、そして深い眠りに落ちる深夜。

    あなたの心の奥深くにも、不思議な「とき」が落ちていることでしょう。

    眠れない夜、そっと開いて一編をどうぞ。(著者より)


    〈朝〉
    乗り込んだ電車の行き先は、星の瞬く夜空か。
    それとも──。
    ──6時

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    2026年06月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    ネタバレ

    本のない、絵本屋クッタラを舞台に、悩める人々をスープと店主が探してくる絵本で寄り添う。そんな優しい作品であり、著者の別作品を読んでいると答え合わせのような感覚も味わえる作品。

    なのだが。
    個人的にお月様のスープのラストで明かされる衝撃の事実で「はい?」となりすぎてその後の展開にずっと疑問符が浮かんで作品に集中できなかったのが残念。あと過剰な程に「優しい」作品なので、何か少しむず痒さも感じてしまう。落ち込んでいる時に読めばまた評価も変わるかな、という印象に落ち着く。

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    2026年05月30日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    コロナってこんな感じだったな、、、と今だからこそ思える。
    こんなカフェあったらぜひ行きたい。
    最後にそろりさんがくれるお土産がまた良い。
    自分以外の誰が自分をいたわるのかという言葉はとても刺さった。
    喫茶ドードーで私も癒されたい。

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    2026年05月25日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    心も時間も忙しない毎日で、目の前に転がっている小さな幸せのかけらたちをちゃんと見つけて拾い上げていかなくちゃいけないね、としみじみさせられました

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    2026年05月21日
  • 伝言猫がカフェにいます

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    伝言猫という設定が新鮮で興味深く読みました。
    確かに猫って人間にとってそれだけ身近な存在なんだと改めて思いました。
    会って伝えたいことって自分にとったら何だろうと考えてみたり作中の登場人物の気持ちになってみたりして読後感もよかった作品でした。

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    2026年05月19日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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     毎日寝る前に一章ずつ読んでいました。

     おいしそうな小説…というより、お仕事小説色が強く、それぞれ、悩みやもやもやを持つお客さんが、ドードーの主人・そろりから、ヒントをもらい前を向いていく。

     各章出だしのナレーション?が、誰目線なのか分からなかったのですが、最後に誰だったのかが、分かり、ほっこり。

     シリーズものなので、また手にしてみたいと思いました。
     

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    2026年05月16日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    まったり系の小説の中でちょこちょこ雑学が入ってきて面白かった。話もリアルでコロナなど時事ネタも取り入れてる。
    続編もあるようなので読みたいと思うような話だった

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    2026年05月15日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    どの話も良かったです!

    「バター多めチーズ入りふわふわスクランブルエッグ」標野凪
    「ひめくり小鍋」冬森灯
    「深夜に二人で背脂ラーメンを」友井羊
    「ペンション・ワケアッテの夜食」八木沢里志
    「夜の言い分。」大沼紀子
    「正しくないラーメン」近藤史恵

    ひめくり小鍋とペンション・ワケアッテが特に好き。
    冬森さんは初読み作家さんなので追いかけてみます。

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    2026年05月15日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    初めての作家さんが多かったが、いずれも猫をよく観察していて、ほのぼのとネコの温もりが伝わってくる楽しい掌編揃い。“ネコさえテーマにすればたいていの小説は面白い”か。今朝も4時半に起こされたけど「ネコは夜行性ではなく薄明薄暮性。一番活発になるのが、薄く明るくて薄く暮れた時」知らなかった…。老ネコと暮らして「かつてのこと、先のこと、そんなことを考えることなく、いまを悠々と生き切っている。できることに目を向け、登れない場所には踏み台を用意すればいい」短編もいい。

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    2026年05月08日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    ネタバレ

    シリーズ3冊目。
    登場人物がちょっと多くて、これ誰の話だっけ?とちょっと混乱した部分もありましたが、もしかしてそれもそういう描写の一部だったのかも。
    登場人物たちの悩み考えが本当に私にとってもリアルで、読む前は若い人向けかな?と思っていたけれどアラフォーの私とか、それ以上の方にも刺さる内容なんじゃないかなと思います。
    本の中の皆も、読者のわたしたちも、望む道を見つけて生きられるといいなと思いました。いい作品でした。あー続きないかな?

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    2026年05月07日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    三代の女性が引き継ぐ古民家キャフェ。
    樹齢100年の桜の木の視点や、それぞれの、視点で描かれていて、大きな何かがあるわけではないけれど、穏やかに過ぎる一年のお話。

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    2026年04月22日