標野凪のレビュー一覧

  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    コロナ禍を題材にしたお話で、「リモートワーク」や「おうち時間」など少し前までは当たり前のように使われていたワードが出てきてコロナの大変さを思い出す良いきっかけになる物語だった

    そろりさんが作るオススメが、いつも主要人物のお悩みに合わせた料理で、そろりさんは「超能力者」か?!って思った

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    2026年03月17日
  • 桜の木が見守るキャフェ

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    全体を通して大きな事件は起こらず、穏やかな気持ちで読める作品だった。
    主人公やその周りの人々の心の揺らぎ、そして季節の移ろいの繊細な描写が素晴らしい。

    これからの桜の開花が楽しみになった。ヤマザクラを探してみたくもなった。


    秋が来て喜ぶ主人公に、母が「秋の物悲しさや悲哀はまだわからないでしょう」と話すシーンより。(p.111)

    わたしは主人公と同年代くらいだけれど、秋の悲哀も好きだ。
    そして、わたしの人生の季節は今どこだろうと考えた。

    初々しい春が過ぎ、華やかな夏を越え、出産を間近に控えた今、
    わたしは実りの秋を迎えようとしているのかもしれない。

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    2026年03月17日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    コロナ禍のことを思い出す。生活様式が大きく変わり、戸惑いや精神的な疲れがあった。変わっていくものもあるが、普遍的なものがあることを思い出させてくれる。

    この「喫茶ドードー」の店主「そろり」が作るユニークな飲み物やスイーツは、まさに今の自分のために作られたのではと思うくらいに心に刺さる。私の家の近くにもないかな。

    ただ、そろりが登場人物のために用意した心ばかりの贈り物は、いつも受け取ってもらえないのが少し残念なところ…でも、そのオチも含めて癒されるね。

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    2026年03月04日
  • 伝言猫がボールパークにいます

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    阪神タイガースの横田選手を当て書きした物語でした。青の世界と緑の世界があるとしたら、亡くなってしまった大切な人達がそこでまた素敵な生活をしているんだと考えただけで救われます。大切な人との別れを寂しくて思う時に思い出したいものがたりでした。

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    2026年02月19日
  • 独り言の多い博物館

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    役目を終え、いまはもう必要とされないものや、どこかになくしたもの、こわれた破片―誰かの"失われたものたち"が並ぶ『別れの博物館』。日の出から日没まで開館している、この博物館の館長を務めるのはディスレクシアをもつ"カケス"という青年。数が苦手なカケスだが、物の声を聴くことのできる才能があった。
    館長となる前のカケスが預けた"数"(を象徴とする計算ドリル)や、喫茶店でアルバイトしていた女性が預けた"額に入った絵"、帽子職人をしていた女性の愛用の"針"、手話通訳ボランティアをしていた主

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    2026年02月08日
  • 独り言の多い博物館

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    失われたものが収蔵される博物館。
    おもしろいおもしろいおもしろい!
    他の収蔵品のお話も聞いてみたくなった。

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    2026年02月06日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    こういう終わり方もいいなと思いました。
    今までのお話を読んでいないと分からないことも多いですが、読んでいれば総集編でもあり、作品に込められたメッセージが強く感じることのできる素晴らしい時間になりました。

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    2026年01月24日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    夜食の時間帯に読んでいたので、特にスクランブルエッグとキムチラーメンが食べたくなった。中に出てくる主人公はそこまで?!と思う程本音が言えないお話が多かったのと、食べ物って人と人を繋ぐ大切なものだなあって。

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    2025年11月26日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    いいお話、じっくり読んで楽しかった。読んでると日本茶を丁寧に淹れたくなるし、おいしく飲みたくなりました。

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    2025年11月24日
  • 伝言猫がボールパークにいます

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    伝言猫さんたち、今度はボールパークで大活躍!
    ファンからの依頼で、病気で青の国にきた有名選手をバッターボックスに立たせること。
    球場でのふー太とスカイの活躍がなんとも楽しい。
    球場の空気が伝わるあんなことやこんなこと。
    マスコットキャラや様々なイベント、わくわくする。
    あぁ、また観戦に行きたいなぁ。
    登場するプロ野球のチーム名がチーターズだったり、球場名やファンの性格が、まさにあの球団だなーと思って読んでいて、最後の説明で納得。そうだったのね。
    伝言猫さんたち、次はどこに行ってくれるのかな。
    楽しみでたまらない。

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    2025年11月15日
  • 独り言の多い博物館

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    ネタバレ

    テンポが良くて読みやすかった。物の声が聞こえるっていう主人公の設定も分かりやすいし複雑なこともないからさくっと読めてよかった。

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    2025年11月02日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    ネタバレ

    大好きな「喫茶ドードー」シリーズの第3弾!!
    今回も心を癒してくれる喫茶メニューでドードーを訪れるお客さんの悩みに寄り添っていく。

    印象に残ったフレーズ
    『「そうですよね。違いを受け入れることは大切です。でも全ての価値観に歩み寄る必要はないんじゃないですか?まずは自分がいい、と思った信念を大切にするだけでも」』
    『「はい。沈んだ心も、行き場のない気持ちも、待っていればいつかぽっかり浮いてくるんです。この花びらみたいに」』
    「問題やストレスをなくすことは難しい。だからいくつもの選択肢や価値観を俯瞰できる大らかさを持って、社会という広い海をゆるやかに泳いでいきたい。」
    「ぬるま湯に浸かる自分を情

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    2025年11月02日
  • 独り言の多い博物館

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    「別れの博物館」に持ち込まれるのは、誰かの失われたものである。そんな、もの達の声を聴くことができる館長のカケス。もの達が語る元持ち主との思い出にしんみり。季節の移ろいの描写も美しく描かれていて、とても素敵な作品でした。

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    2025年10月12日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

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    小説を読んでいる最中から、この話に出てくる絵本を読みたくてしょうがなくなる。
    そして、こんなお店があったら、是非とも行きたいな!
    美味しいスープをゆっくりと味わい、その人にあった悩みに沿った絵本。処方箋を出してもらう感じの。


    心に残った内容
    ⚫︎生まれ持った個性、それは自分だけのかけがえのないもの。他の誰も真似できないオリジナルだ。
    それを他人と比較して憂うのか、それとも面白がるのか。それは自分次第なのだ。

    ⚫︎しっかり噛んで何度も戻す。
    そういう積み重ねが大切なんじゃないの?

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    2025年09月16日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ひとつひとつの物語に本当に美味しそうなお料理が登場します。それが物語とからまって、物語の中に入り込んでしまいました。

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    2025年08月09日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫本。6人の作家のアンソロジー。初めましての方もいるので楽しみだった。
    イチオシは荻原浩。やっぱりヒューマン。それが一番。

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    2025年07月10日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    ネタバレ

    喫茶ドードーシリーズ2巻目♩¨̮
    タイトルを見て今の時期にピッタリなんじゃないかと思い読み始めることにした!曇り空だったり雨模様な心の時にこんなカフェが近くにあったならとても嬉しい☆

    今回出てくる人は皆がんばって息苦しくなってしまっている人たちばかりで読み始めはなんだか一緒に辛くなってしまった( ⸍ɞ̴̶̷ ·̫ ɞ̴̶̷⸌ )
    でも偶然にも(いや、必然なのか!?)訪れた喫茶ドードーではその人々にぴったりなメニューが登場している!
    毎回思うのですがこのメニュー名が面白いですよね!実際見かけたらとりあえず二度見しちゃうかもです( ˶'ᵕ'˶)
     
    最終話ではそろりさんの過

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    2025年06月15日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    シリーズ第3巻!おめでとうございます!今回のお話もとても素敵でした。短編集なので、小説初心者さんでも読みやすいと思います。私、ごはん系やお菓子系の飯テロ菓子テロ小説が大好きなので、このシリーズは全巻買うと決めています。続きの4巻が出ることを願っています。

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    2025年06月08日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    小説の雨の日のお話が凄く好きなのでタイトル読んで嬉しくなりました。表紙のイラストも凄く素敵なので、全巻揃えようという意識が高まります。シリーズ化してくれてありがたいです。長く続くよう願ってます。

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    2025年06月08日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    『夜食』
    なんていい響きの言葉なんでしょう。
    夕食ではなく、夜食。
    受験や残業などで食べることもあるけれど、何となく小腹がすいて深夜に食べる食事。
    少し罪悪感があったりして、それが一層美味しくさせる。
    そんな夜食にまつわるアンソロジー本です。

    ちょっと謎めいた作品もあれば、友情や愛情や家族にまつわるもの、仕事にかかわるもの。
    どれにも共通するのは『夜食』、そしてどの話も読むと温かくなれるかもしれません。
    夜食の時間に読み進めると楽しい読書になりそうです。
    どの話もとても良かったですが、たぬきおむすび、ファミレス夜食、インスタントラーメンの話は特に気に入りました。
    美味しそうな夜食だと思ったら

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    2025年05月25日