標野凪のレビュー一覧

  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ

    Posted by ブクログ

    慌ただしい時間の中で
    フッと落ち着くそんなお店。
    毎日じゃない開店期間。
    常連さんが気にするのは月暦。

    ひとつひとつが独立しているお話のようで
    どこかつながりがある本です。

    美味しいお料理のレシピがついていて
    自分でも楽しめる一冊でした

    0
    2024年10月26日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ

    Posted by ブクログ

    短い話がたくさん入っていて読み切りやすかった。
    迷っていたり悩んでいたりする人が文月に来て前向きになっていく話。

    常連や店主の文さんが過剰に助けたりするわけじゃないけどそっと言った言葉で救われてる。
    いいなと思いました。

    0
    2024年10月11日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

    Posted by ブクログ

    他の作品を読んでとっても期待していて,期待通り,いやそれ以上のほっこりな本!
    お茶を題材にしてるから余計かな!
    日本茶が飲みたくなった!
    結婚式のお話は良い人しかいない空間すぎて素敵!

    0
    2024年09月24日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    こんな看板が出ていたらきっと、私も入ります。
    絵本は今でも時々読みます。
    いちばん最初に読んだ記憶があるのは、(自分でめくって)「青い鳥」

    こちらのカフェで、自分のための絵本を選んでもらいたい‥‥
    そんな素敵な本でした。

    0
    2024年09月21日
  • ネコシェフと海辺のお店

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    良かった
    私は登場人物それぞれに視点をあてられて話が進むのが大好きなんです
    この本は、一話の主人公の周りに絡む人物が次々と主人公になるのが、本当に良かった

    猫も良かったし、一人一人救われるのも良かった

    0
    2024年08月28日
  • ネコシェフと海辺のお店

    Posted by ブクログ

    カドイカさんとひらけば夏休みフェアで購入
    装丁とタイトルでほんわかを想像していましたが、良い意味で裏切られた気がします

    短編集だけど全てが繋がっている、という作品
    この作品は全て女性が主人公ということもありますが、女性の方が「あーーー」ってなる気がします

    専業主婦で全て上手くいっているはずの中年女性
    親友と共通の趣味で毎日楽しく過ごしているはずの高校生
    娘を大事に育ててきて娘のために全てを捧げたはずの老女
    結婚もせずに仕事一筋で生きてきたはずの中年女性
    等々…

    どこかの年代で、どこかのステージで、感じたことのある不安感や違和感、やり切れない思い
    私は一体どうしたら良い…というところにキジ

    0
    2024年08月14日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    優しいお話だった。
    誰かに何かをしてあげるって
    簡単そうで,、そんなに簡単じゃない。
    それをスープと絵本にしてあげ続ける奏さんは、素敵な人だと思う。
    最後には奏さんのお話もわかって、もっと好きになった。
    やぎくんと仲良く続けてほしいなー。
    先生の存在も、彼女さんの存在も大切なんだな。

    0
    2024年08月12日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

    Posted by ブクログ

    2024年45冊目
    小説はスナック菓子(軽く読める)この例えに驚いた。
    自分の知らない世界に連れ出してくれるのは間違いなく小説だ。この物語も文月のカウンター席に自分が居合わせているよな感覚で読み進めた。
    想像力や心の豊かさを得られるのも、心に響く言葉が溢れているのも小説だ。

    1年を七十二候に分けると約5日ごとに季節か変わる…知らない事を知る事が出来るのも小説だったりする。
    毎日暑くてしんどいけど確実に季節は変わっている。

    短冊のラストにほっこり、来年文月の梅酒レシピで梅シロップを作ってみよう。

    0
    2024年08月03日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    やっとこの作者の良いところしか詰まってない作品に出会えたと感じた
    ただ、また動物かい!しかもヤギかい!とは思ったけれど、まあまあ……。

    紹介してくれる絵本も実在するのもで、あーこの絵本知ってるーや、見てみたいなあと思いました
    絵本の紹介の仕方も素敵でした
    満足です

    0
    2024年07月20日
  • 桜の木が見守るキャフェ

    Posted by ブクログ

    自分がすっかり興味がなく過ぎ去っていく、季節の移ろいや花々のこと、その時期の旬を改めて感じた。こんな美しい四季の中に生きていること気づかなかったなぁ、と。きれいな、ゆったりとした時間を感じる本。その中に出てくる登場人物のそれぞれの想いや考え、悩みながら自分なりの答えと支え合いながら進む姿が、読み終わったにすっきりと残り、日々の自然の変化や自分自身の成長を、愛でたり感謝したりしたくなる。

    0
    2024年06月30日
  • 伝言猫がカフェにいます

    Posted by ブクログ

    会いたい人に思いを届ける話。ひょっとしたら伝言猫は実在するかもしれない。会えなくなった人に会いたいときに

    0
    2024年06月19日
  • 桜の木が見守るキャフェ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    同作者の本を数冊読んだことがあったので、書店で見て新刊が出ている!となり、衝動買い。買ってよかったです。ファンタジーすぎない設定がしっくりときました。仕事で試行錯誤をする人達の姿に、やりたいことをやっていいんだ、と背中を押されたようでした。あらゆることは繋がり、巡っていくので、日々を丁寧に生きていきたいと思わされました。今日生きているのは当たり前ではないのですね。しみじみ。

    0
    2024年06月05日
  • 桜の木が見守るキャフェ

    Posted by ブクログ

    最近、続けて標野凪さんの本を読みました。
    その中で…いや、標野さんの今まで読んだ中で一番好きでした。しっくりと自分の中に溶け込む感じがしました。
    自分の生き方を信じて大切にしていこう…と素直に思えるお話しでした。

    0
    2024年06月03日
  • 伝言猫がカフェにいます

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私は以前猫と暮らしていてコロナ禍で亡くしました。
    21才まで生きてくれたおばあちゃん猫で、病気をすることもなく眠るように息を引き取りました。
    いつか気持ちが落ち着いたらまた猫を飼おうと思いつつ早数年。
    気持ちは落ち着かないままです。

    最近は猫がいた生活を思い出すことも少なくなっていましたが、この本を読んで懐かしさと切なさの混じった気持ちでいっぱいになりました。
    私の猫もふー太のように会いにきてくれたらいいな…

    0
    2024年05月04日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

    Posted by ブクログ

    ドードーが面白かったので手に取りました。
    緑茶をよく飲むのでとても楽しめました!
    最後まで読むと意味が分かり、もう一度読み返したくなりました。
    落語のくだりもあって面白いです。
    タロットカードは学んでみたくなりました。
    作中に出てきたお菓子をいつか食べてみたいです。

    1
    2024年05月01日
  • ネコシェフと海辺のお店

    Posted by ブクログ

    皆んな色々な不安を抱えて生活しています。そんな時ちょっとだけ心を癒してくれる猫シェフのお店があったら素敵ですね。猫好きの私としては夢の中でも良いから猫シェフが出て来てくれたら嬉しいです。、

    0
    2024年04月29日
  • ネコシェフと海辺のお店

    Posted by ブクログ

    そぉーーーっと背中を押してくれる短編小説。
    生きていれば、他人と比較して焦りを感じたり、やりたいことが分からなくなったり、予定外の悩みが出てくるもの。
    まだ起きていない未来のことを心配するよりも、今、目の前にある事柄をひとつひとつ丁寧に行うことで、自分に満点をあげて良いんじゃないかなって思った。

    登場人物が少しずつ繋がっていく感じや、人間が何気なく発した言葉から魚のダジャレにもっていくところが面白かった!

    0
    2024年04月23日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    本とスープが大好きなのと、装丁が素敵だったので手に取りました。

    絵本は大人になってからきちんと読むことがありませんでした。
    しかし本書の中に出てくる絵本は大人も楽しめるようなものばかり。
    絵本は子どもに教訓を伝えたり、感覚や情緒を育んだりするためのものと思っていましたが、悩みを抱えた大人の救いにもなるものなんだなと感じました。

    大人になるにつれて主観的に物事を見てしまいがちですが、子どもに戻ったかのようなピュアな気持ちで、物の見方を変えるのも大事なことだなと思いました。

    本屋さんの絵本コーナーに行って、自分のお気に入りの絵本を見つけたくなりました。

    0
    2024年04月08日
  • 伝言猫が雪の山荘にいます

    Posted by ブクログ

    会う事が出来たら話して気持ちを伝える事が出来るけど、もう会えない人に想いを伝えるには伝言猫がいてくれたら良いですね。この本を読んで寝たある夜、亡くなって会えない祖父母と両親、別々に暮らす姉弟と私の7人家族が出てくる夢と、主人の実家の亡くなった祖母も含めた家族が全員出てくる夢を続けて見ました。本の影響力を感じました。夢で会えたらという大好きな歌がありますが、本の力で叶う事が出来ました。これからも素敵な本との出会いを楽しみにしています。

    0
    2024年04月06日
  • 本のない、絵本屋クッタラ おいしいスープ、置いてます。

    Posted by ブクログ

    喫茶ドードーシリーズで、標野凪ワールドが大好きになったのでこちらも手に取りました。
    絵本屋クッタラを経営している店主の相棒「八木くん」
    この本を読んだ皆さん、きっと好きになることでしょう。彼にめちゃくちゃ癒されました。ただの共同経営者ではないんですよね。ぜひ読んでみてほしいです!
     
    絵本屋クッタラは、店主が持っている知識や観察力と、八木くんから得たヒントを合わせて、お客様の悩みに寄り添う絵本を見つけてくれる本屋さん。季節を味わえるスープであたたまれるのも最高です。
     
    悩みって誰かに聞いてもらうだけでも、少しは楽になるし、自分の中が整理することができるけど、そこに絵本が加わると、純粋に物語の

    0
    2024年02月04日