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Posted by ブクログ
「桜の木が見守るキャフェ」標野凪 著(文春文庫)
うつろう季節と訪れてくれるお客様との交流にそっと寄り添うヤマザクラ。
親子3代にわたって受け継がれてきた洋館で営むお店、というのも素敵。
店主の緋桜の家族、料理上手なお父さんと、好きなようにすればいいという距離をもちつつも見守っててくれるお母さんとの関係もとても良い。
大方の人にとってそうであるように、派手な事件はないけれども、流れる時間がとても穏やかで心地よい作品です。
Posted by ブクログ
美味しそうな和菓子にお茶、ゆったりした雰囲気と、舞台になったカフェがとても素敵だった。
章ごとに誰かをフィーチャーするのではなく、1冊を通してそれぞれの機微を描くという筋立てで、ストーリーの本筋を掴みにくく、展開も冗長に感じてしまった。
Posted by ブクログ
シンボルツリーのヤマザクラがあるお店「キャフェ チェリー ブラッサム」
落ち着いた空間で頂くお茶と季節に合わせた和菓子が美味しそうで、お客さんが癒やされていくのも納得。
一つ気になったところは、語り手が短い間隔でどんどん変わっていく点。
あまりに細切れで変わっていくので、気を抜くと「???」となってしまった。