標野凪のレビュー一覧
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ネタバレ天寿を全うして青の国(黄泉の国)へやってきた猫のふー太。青の国では住まいや食事などは心配しなくても暮らしてはいけるが、おやつやおもちゃで遊ぶ為のお金は自分で工面するしかない。
そこで掲示板に貼られていたバイト募集先であるカフェ・ポンで伝言猫として働くことになる。
………
青の国の住人でない虹子が何故伝言猫(青の国の住人)と会話が出来ているのかが不明瞭なところや、虹子の過去(猫を飼っていた)、緑の国(現世)と青の国を繋ぐ橋の門番であるサビ猫の会いたい人には会えたのか等気になるところは何点かあったが1つの物語が短編なこと、ふー太(猫)視点で進む物語が新鮮でスラスラ読み進めることが出来た。
続 -
Posted by ブクログ
二十四節気のショートショート。
季節を感じながら短いお話を楽しめる。
柔らかな春からピリッとした厳しめの夏、ざわつきを感じる秋に迷いながらの冬といった感じの印象を受けた。
24の中から特に気に入った2つのショートは、
大雪:冬眠族の棲む穴
『一日一個のりんごは医者いらず』なのね。
『焼きりんごの中にいる』〜すごく疲れている
『りんごの中に落ちる』〜気を失う
穴に入って休息したいと思ってしまった。
冬至:マダムの時計
時計はストレスに弱いの。人間も一緒ね。
一陽来復と言って、冬至は一年の底。この日を境に陽気が上がっていくこと。
事態にも底がある。底に来てしまえば、あとは上がるしかない。
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Posted by ブクログ
ネタバレ喫茶ドードーの標野凪さん。
伝言猫が、会いたい人に会うためのお手伝いをしてくれるカフェのお話。
確かに素敵なお話ではあるけど、正直そこまで心に響く何かがあるとか強く印象に残るとかはなかったかなぁ…「えっ、それで伝言したことになるんだ^^;」って部分もあったし。
あと虹子さんが何となく好きになれない…
飼い猫に負い目があってこの仕事してるという割に、雇ってる伝言猫に対して厳しいというか冷たくない…?^^;
カフェの営業中は猫たちは勤務時間外ってことだろうに、外だろうが話は聞いてろなんて理不尽じゃん…
でも猫たちが肉球印もらう為にせっせと頑張ってることを想像するとそこは素直に可愛いなぁと思う₍˄ -
Posted by ブクログ
仕事や家のことがバタつくこの時期。なかなか読書モードになれず読めない日が何日も続いてしまったときに手に取った。短編集ではないけど、1話ずつお話が違ってて読みやすかった。1つずつも30分以内で読めるボリューム。
あの世に行った猫さんが主役で、猫さんの思考やセリフがあまりにも人間っぽくてそこにはちょっと違和感を感じてしまったけど、後半の虹子さんの過去に触れる場面では思わずウルっと来た。わたしにも似たような経験があってすごく考えてしまった。
そこまでのめり込むタイプのストーリーではないものの、所々で頷けるような文章がふと散りばめられてる感じ。
読書モードに自分を持っていくための助走としては気持ちよく -
Posted by ブクログ
先日、都内で雪が降りました。 寒かったぁ。。。
春は、足踏みしながら、少しずつ、近づいて、来るんですね。
この小説の舞台は、北の大地 北海道の札幌市です。
テレビや新聞では、お花見のニュースが報じられていますが、ここにはまだ雪が溶け残っています。
市内を南北にわたって流れる豊平川を取水する創成川。
そのほとりから東に一本入ったところに、八木(やぎ)が友人の広田奏(ひろた かなで)と運営しているお店があります。
お店の名前は『絵本屋クッタラ』です。
でも、、店内に絵本はありませんw
そのかわり(?)、この店には、スープがあります。旬の地元野菜を使っていて、なかなか美味しいので