あらすじ
猫は「想い」をどこまでも届けます。今回の舞台はまさかのクローズド・サークル!? 「喫茶ドードー」シリーズの著者が紡ぐ、じんわりと心があたたまる物語、第二弾。あの世とこの世のあいだにあるカフェ・ポンの店主・虹子に雇われて、もう会えない人からの想いを伝える「伝言猫」として働くふー太。伝言を届けるべき人たちが、ある事情で一堂に会するという山荘に向かうことに。ところが、大雪によって全員、その山荘に閉じ込められてしまう。ミステリ好きのふー太は、なにか事件が起こるのではないかと、山荘にいるそれぞれの人物を探ろうとするが……。猫の視点から人間のあたたかさや優しさを描くハートフルストーリー。文庫書き下ろし。
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会う事が出来たら話して気持ちを伝える事が出来るけど、もう会えない人に想いを伝えるには伝言猫がいてくれたら良いですね。この本を読んで寝たある夜、亡くなって会えない祖父母と両親、別々に暮らす姉弟と私の7人家族が出てくる夢と、主人の実家の亡くなった祖母も含めた家族が全員出てくる夢を続けて見ました。本の影響力を感じました。夢で会えたらという大好きな歌がありますが、本の力で叶う事が出来ました。これからも素敵な本との出会いを楽しみにしています。
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え、このシリーズで雪の山荘?!
いったいどういうことになるのかとドキドキしながら読み進める。
伝言の相手が集められた「雪の山荘」
フー太ならずともミステリでのジャンルの1つである設定を思わずにはいられない。
フー太ったら大事なメモはあんなことになるは、山荘の部屋にはいわくありげな人形があり、その人形が。。。
でも、山荘に宿泊客があつまってからの展開は???
そうくるかぁ。いいじゃん、いいじゃん。
ほんと、このシリーズ、面白い。
早く続きを読みたい!
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クリスマスまでに読みたかった本なので、購入してすぐ読みました。前作は黄泉の国と現世を行き来して物語が進んでいったので、今作はクローズドサークルでどのように話が展開していくのかとドキドキハラハラ..ふー太の想像力が見物です。
これから季節毎のお話が続編で出版されていくのかなと、今から楽しみにしています。
3/9追記)ヤンソンさんの誘惑作りました.* ⚘
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細かい背景は前巻参照の割り切りが面白い
今回は推理小説風に閉ざされた雪の山荘での伝言です
問題は伝言猫も山荘に閉じ込められてしまったために起こるハプニングを楽しむ回になっています。
各々の事情で訪れた客と伝言猫がどうやって伝言を伝えるのか楽しみながら読みました。
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「伝言猫がカフェにいます」の続編です。 宿泊する日に大雪で身動きが取れなくなった宿泊客 に伝言猫が子供が出来ず夫婦関係が冷め始めて来た夫 婦関係を取り戻したりするほんわかとした物語です。
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前作より涙<<<ハートフルな感じで泣きながら読むのではなくて
ふー太が閉ざされた空間の中で仕事をするのがさすがのベテラン伝言猫!wと思いながら微笑みながら読めました。
ご飯の描写がとても気になるので料理を作る人は作ってみたくなる…かも…?
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クローズド・サークルのシチュエーションに「事件起きる?」と心配になったがそんなことも無く笑。ちょっとおっちょこちょいながらもそれぞれの人間の想いを伝言するため奮闘するふー太の姿が可愛らしい。猫の視点から人間のあたたかさを描いた優しいお話だった
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前回の第一弾とは全く異なる話の流れ。同じ標野さんが書いたの?と思わず作者確認した。それくらい第二弾では全く違うテイストでちょっと期待とはちがったかも。
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伝言猫シリーズ第二弾。ふー太もあれからずっと伝言猫としての仕事を続けている。今回は山荘に5人の依頼人が集まっているという。ところが、大雪で山荘に閉じ込められてしまった上に、雪ではしゃいだせいで依頼書が読めなくなってしまう。ふー太は無事会いたい相手を特定し、伝言を伝えることができるのか…。
雪で閉ざされた山荘、クローズドサークル、事件が起こるのでは?と、ミステリー好きのふー太が考えているのが面白い。事件は起こらず、前回同様前向きで気持ちのよい結末がよかった。
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雪山に閉じ込められた6人と伝言猫のふー太。すわ!クローズドサークルか、殺人事件か?とはやる気持ちのふー太。
伝言の内容が分からず想像でかなえていくのがミステリーなのかしら?
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伝言猫シリーズ第二弾。
うーむ。またシリーズ化か…どんどん読むべきものが増えていってしまう…と、正直思ってしまいました。笑
でもこのお話しに出てくる「ふー太」はお気に入りなので歓迎です!
この後に出版された『猫シェフと海辺のお店』に出てくる人が出てきました。
シリーズだけではなく作品同士が読んだ人だけがわかる程度ではあるけれど繋がっていくのかな?
目が離せません。笑
Posted by ブクログ
【山荘シリーズ第4弾】
山荘シリーズに入れてよいのか…(笑)
出た!クローズドサークル。
なかなか殺人事件は起こらないけど、にゃんともはてなの謎ばかり。
マザーグースや十角館も飛び出して、ふざけているのか、真面目なのか、甚だ疑問ではあるが、ただただ単純に楽しめた。
読者への挑戦の謎も、微笑ましいものばかりで、大いに笑わせてもらった。
さて、本編だが、ふー太はいつの間にかベテラン伝言猫になったようだ。
一度に5組も担当するようになった。
相変わらず肝心な時にすぐ眠くなってしまったり、大切な葉書を濡らしてしまったりしたが、助手を従えて推理を繰り広げる。
事件は起こらないから解決できないけど、伝言はしっかりこなして、皆すっきり笑顔で山荘を後にすることができた。
読み応えだの重厚さからは、、飛び離れたところに位置しているけど、これはこれでよいのだと思う。
2024/05/26 18:43
Posted by ブクログ
伝言猫がカフェにいますの第2弾。
雪の山荘に閉じ込められる⁉️事件の予感!?
と思わせておきながらの伝言猫のお仕事。
猫好きさんにおすすめです。
Posted by ブクログ
星3.5
山荘に5人の伝言相手が集まるから楽勝だと思った仕事
ところが誰が誰に伝言したいかを書いた紙を濡らしてしまい読めなくなった
クローズドサークルとなった山荘でふー太はどうする?
もう会えない人やどうしても言えない言葉伝えてもらえたら幸せですね
Posted by ブクログ
「そして誰もいなくなった」を彷彿とさせる設定で、いつ事件が起きる?いつ?と思いながら読み進めましたが、結局事件はなくミステリーでもなく…猫のほっこりとしたクリスマスの日の話で終わりました。
Posted by ブクログ
シリーズ2作目。
今回はクリスマス雪の山荘が舞台。
今の季節にぴったりだなと思って手に取った。
会いたい人からの伝言を待つ5組の人が集められ、クローズドサークルで一夜を過ごす。それぞれのストーリーが交互にテンポ良く進んでいくので、読みやすかった。
そして、登場する食べ物はやっぱり美味しそう!