標野凪のレビュー一覧

  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    個人経営のカフェに行きたくなる。
    カフェ店主文さんのお店を訪れるお客さんたちのちょっと温かい物語。
    問題が解決するわけではないけど、前向きになる匂わせハッピーエンド的な終わり方も良かったです。
    ゆるっと幸せな気持ちになれる小説です。
    福岡に行ってみたくなりました。

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    2023年01月26日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    最初は、方言が読みづらいのと、有り得ないような営業形態が引っかかって、微妙な感じで読んでいたけど、途中から方言にも慣れ、お店の雰囲気にも慣れて、楽しく読めました。
    どうしてこういうお店なのか?文さんって何者?という疑問がどうでも良くなってきたところで、少し色々分かります(笑)
    人間みんな、色々抱えながら頑張って生きているんだなと、改めて思える一冊でした。
    福岡、大昔に行ったっきりなので、行ってみたくなりました。

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    2022年08月24日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

    購入済み

    ほのぼの

    平日の会社帰りに読むと、今日がリセットされます。

    #ハッピー #癒やされる

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    2022年05月30日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみちくさレシピ

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    シリーズ第2弾。
    今日も-終電前のちょいごはん どうぞ-の看板に導かれてやってくる。

    看板の文字もその日その日で変わってるのに惹きつけられる。

    迷い道のちょいごはん どうぞ
    ひとり時間のちょいごはん どうぞ
    がんばりすぎないちょいごはん どうぞ
    仲良くちょいごはん どうぞ
    ひとりの夜にちょいごはん どうぞ
    憂さ晴らしのちょいごはん どうぞ
    北の大地からのちょいごはん どうぞ

    今日もいろんなことがあり…
    悩んで鬱々とした時に…
    こんなことばで出迎えてくれるごはん屋さん。
    ほっこりして元気になれるお店って良いです。

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    2021年12月27日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    ほっこりと心が和む物語。

    福岡薬院の裏通り、古いビルの2階にある「文月」は本が読めて手紙が書ける店。サイコーだわ。

    開いているのは、三日月から満月の夜の間だけ。
    そこが静かな空間で心安まる感じ。

    店主の文がつくる気の利いた季節のちょいごはんが来る人の心を優しくさせる。いいです。

    通いたくなるお店。
    近くに欲しい。

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    2021年11月28日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    博多の三日月から満月までの間しか営業しないお店「文月」を舞台にした短編集。
    どのお話の登場人物も、自分の生き方に真面目に一生懸命に向き合っていて、その疲れを文月で癒やしている。
    こんな行きつけを見つけたいと思いました。
    共感できる言葉も多く、
    忙しい毎日の中で、文月のお客さんのようにふとひと息つけるようなお話でした。

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    2020年10月22日
  • 猫さえいれば、 たいていのことはうまくいく。

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    猫好きなのでつられ購入

    ねこにまつわる物語の短編集です。
    ほっこりする話もあれば悲しい話もありました
    作者さんによって、作風が様々なので
    それぞれ新しい気持ちで読むことができました。

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    2025年12月01日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    結局、物語の中で男性客は一人も来なかったな。生きづらさを抱えているのは女性だけではないと思うのだけれど。とりわけあのコロナの時期に於いては。『おひとりさま専用』なんて謳われちゃうと男の人は入りづらいってことなのかな。

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    2025年11月26日
  • 終電前のちょいごはん 薬院文月のみかづきレシピ

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    舞台は福岡・薬院

    恋心、仕事、私生活…etc
    あらゆるものが「文月」で少しほぐれていく物語。

    結構物語数多かったんですけど
    使われている博多弁が可愛くて真似したくなった笑

    レシピも載ってるので真似したくなる!

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    2025年11月24日
  • 独り言の多い博物館

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    最初よく分からなかったのだが、博物館に預けられた「物」の話なのか!と理解しました。独特の雰囲気のあるストーリーです。

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    2025年11月19日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    ネタバレ

    お茶の知識を優しく知れる小説でした。占いをしながら日本茶カフェをしていく旅行小説でした。相棒の猫ちゃんとたくさんの人と知り合う心暖かくなりました。最後の章で話が沢山繋がって楽しかったです。最初は難しいかなと思っていましたが、ゆったり読めました。

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    2025年11月14日
  • 今宵も喫茶ドードーのキッチンで。

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    コロナ禍のときをなんか懐かしく思い出してしまった。そうそう、そうだよねぇ、こんな感じだったよねぇ、と。つい最近のことなのに、ああ、あの頃はもうそういう『思い出』になってしまうんだ、というのがちょっと感慨深い。

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    2025年11月13日
  • 眠れぬ夜のご褒美

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    ネタバレ

    美味しいご飯が出てくるアンソロジー。タイトルと表紙に惹かれて手に取った。

    あくまで私の個人的感想なので好きな人には許して欲しいのだけど、1話目のスクランブルエッグの話はかなりビミョーだった。
    でも2話目の「ひめくり小鍋」がなかなか良くて、季節柄お鍋いいなー、しかも1人用のやつ!
    主人公の行動や、合言葉が必要とか、まあツッコミどころはあるのだけど。

    3話目の、背脂ラーメンの話がいちばん面白かった。途中まで、この人、殺人を犯したのでは?とドキドキしながら読んでいたら、違ってかなりホッとした。でも、自分のほんの小さな悪意が、ある人を事故死に追いやったのでは、と苦悩していた。その男性の友人もまた、

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    2025年11月09日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    色んな環境で頑張って戦っている女の人達の話。短編になっていて今日は1話、来週は2話、と読みやすかった。私にも喫茶ドードーみたいな心の住処が欲しい。

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    2025年11月05日
  • 独り言の多い博物館

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    手放すことにしたものを収蔵する不思議な美術館の話で、主人公は物の声が聞こえる。夢の中の空間とか特別な場所なのかと思いきや、ふつうに観覧できるらしく、一般客も観に来る。
    「老い」にまつわる話が多く、もうすぐ40歳の身としては喫茶店の絵の話や帽子作家の針の話は電車の中で思わず涙がこぼれそうになった。
    最後全ての話が繋がるのかと期待したがそれはなくちょっと拍子抜けした。没入できる話は良かったが中途半端な話もあったので、私の評価としては星2.5かな…

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    2025年10月27日
  • 独り言の多い博物館

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    丘の上にある博物館は、少し変わったものが展示されている。
    それは、役目を終えて必要とされないものや誰かの失われたものたちだが、その人にとっては大切な記憶の欠片である。

    みんなから『別れの博物館』と呼ばれるこの博物館で働くカケスは、数字や計算が苦手でディスカリキュアの障害がある。
    だが、この博物館に持ち込まれた「物」の声が聞こえる特殊な能力を持っている。


    収蔵番号【一】 館長の〈数〉
    収蔵番号【二】喫茶店に飾られていた〈額〉
    収蔵番号【三】帽子作家の〈針〉
    収蔵番号【四】手話ボランティアの〈耳〉
    収蔵番号【五】数学教師の〈名〉
    もうひとつの収蔵番号ー着られることのない〈服〉


    帽子作家の

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    2025年10月17日
  • いつだって喫茶ドードーでひとやすみ。

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    喫茶ドードー3作目。今回もメニュー名は凝っていて面白いし、その名にした種明かしを聞くと、やっぱり素敵。今回は登場人物が全話に毎回ちょっとずつ出てきてた。長く見守れる感じが良いね。

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    2025年10月14日
  • 占い日本茶カフェ「迷い猫」

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    ネタバレ

    お茶の淹れ方、お茶菓子、器、占い、曽祖父の器の行方、旅、猫、、、と素敵要素が盛り沢山!

    でも、祖父の生まれ変わりとはいえ猫ちゃんを連れてしょっちゅう遠方に行くのは現実離れしてるのでは?お茶の道具とキャリーバッグって相当大荷物じゃない?

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    2025年10月12日
  • こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。

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    それぞれの章の主人公たちが嫌な思いをして、喫茶ドードーで傷を癒す、という感じのお話。
    あんバタートーストが個人的に作ってみたいぐらい美味しそうでした。
    「傷ついた言葉たち、傷つけた言葉たち、みんな飛んでけ」という店主の言葉に優しさがにじみ出てる気がします。

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    2025年10月08日
  • 独り言の多い博物館

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    博物館に持ち込むと自分のあるべき姿がくっきりと見えてくる。
    ただ心が落ちついて、私は大丈夫と確認できる。
    自分で自分を認めてあげる。
    この博物館はそんな場所のような気がする。


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    2025年10月08日