古沢嘉通のレビュー一覧

  • 鬼火(上)

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    マイクル・コナリー『鬼火(上)』講談社文庫。

    マイクル・コナリーの33作目の長編で、ハリー・ボッシュ・シリーズの第22作、レネイ・バラード・シリーズの第3作、ボッシュ&バラードものの第2弾ということらしい。さらにはミッキー・ハラーも登場し、ハリー・ボッシュ、レネイ・バラード、ミッキー・ハラーの揃い踏みという何とも贅沢で非常に面白い作品となっている。

    かつて『現代最高峰のハードボイルド小説』と唱われたハリー・ボッシュ・シリーズは、警察小説と法廷ミステリー小説との融合小説に進化した。同時に、我らがヒーローの元ロス市警刑事のハリー・ボッシュも69歳となり、痛めた膝を人工関節に置換する手術

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    2021年07月30日
  • 紙の動物園

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    最初の表題作でボロボロ泣いてしまった。一方、途中にはSF慣れしていない自分にとって難解な話もいくつかあり、再読の必要性を強く感じています。SF的なモチーフをふんだんに使いつつも人の心と心の触れ合いに重きを置いた優しい眼差しの作風に、なんとなくカーヴァーを連想しました。「紙の動物園」「もののあはれ」「月へ」「良い狩りを」が好み。

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    2021年07月28日
  • 鬼火(下)

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    今回も文句なし。この作家は本当にすごい。ハリーの未解決事件とバラードの焼死体事件、ハラーの判事殺害の3つが自然な形で進行するという盛りだくさんのストーリーだが、全く違和感がない。私の読みでは、ボッシュシリーズは今後こんな感じで、オールスター気味に進行するのではないか。本当に素晴らしい作家だと思う。

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    2021年07月25日
  • 鬼火(上)

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    今回も文句なし。この作家は本当にすごい。ハリーの未解決事件とバラードの焼死体事件、ハラーの判事殺害の3つが自然な形で進行するという盛りだくさんのストーリーだが、全く違和感がない。私の読みでは、ボッシュシリーズは今後こんな感じで、オールスター気味に進行するのではないか。本当に素晴らしい作家だと思う。

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    2021年07月25日
  • 訣別(下)

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    ボッシュ・シリーズ19作目、後半。
    サンフェルナンド署の嘱託刑事としては、連続暴行事件を追い、私立探偵としては、大富豪の遺産を相続させる人間を探すボッシュ。

    捜査の過程で、若い頃にヴェトナム戦争に参加した記憶がよみがえる。
    シリーズ初期には、ヴェトナム帰りの暗さを引きずった刑事だったが、最近はその影はだいぶ薄れていました。
    この数年、いることも知らなかった最愛の娘マディと出会い暮らしている日々も影響しているのだろう。

    サンフェルナンド署では、新入りだが経験豊か過ぎるボッシュのやり方に、同僚がついて行けないところも。
    自分もミスをしないわけではない、これまでミスをして覚えてきたことを教えたい

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    2021年07月03日
  • 素晴らしき世界(下)

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    ボッシュと夜間勤務のバラードが共に事件に取り組む。それぞれ別の事件を担当していて危機的状況もあって、ちょっぴりハラハラ。

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    2021年04月15日
  • 宇宙の春

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    さすが名手のクオリティ。特に最後の「歴史を終わらせた男」は、その内容からケン・リュウという作家が誤解されることを心配した選者がこれまであえて収録していなかったというだけあるインパクトの強い作品。著者の引き出しの多さが存分に楽しめる好編。

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    2021年04月04日
  • スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選

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    ゲームを題材にしたSF小説、
    小説でこんなにも、
    ゲームをしている感覚になるのかと、
    とても楽しみつつ、
    新しい感覚になった。

    特に面白かったのは、
    「1アップ」
    友達の葬式に行って、
    ゲームを通して怖しい真実を知ることになる

    「救助よろ」
    連絡が取れなくなった彼氏を探して、
    RPGの世界に入り、
    冒険する女性の話

    ただし、どれも読みやすく、
    楽しめた。

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    2021年03月12日
  • 贖罪の街(下)

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    ボッシュ・シリーズ18作目、後半。
    2015年、ロス市警を退職し、訴訟中のボッシュ。
    異母弟の弁護士ミッキー・ハラーに頼まれ、調査員の仕事を引き受けます。

    逮捕された画家の無実を信じるハラー。
    依頼人が無実というのはじつは珍しいことで、普段は常習犯罪者の量刑をどうするか、という仕事が多いから。
    裁判に勝つことが第一のハラーは、法廷でその腕の冴えを見せます。
    一方、ボッシュは何よりも真実を求め、真犯人を捕らえたい。
    バッジがない立場での調査には、これまでと異なる苦労がありますが、検察側ではなく弁護側の調査員であっても、その本質にブレはない。
    悪徳警官が絡んでくるため、ますます警官仲間から白い目

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    2021年03月08日
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語

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    20世紀を代表するアメリカ人画家の一人であるエドワード・ホッパーの作品は、写実的だが郷愁を感じさせるタッチ。現代的な孤独感。描かれる人物の物憂げな表情。ありふれた構図なのだが何故か惹かれるものがある。
    そんな魅力に惹かれる作家も多く、この本の編者であり著者の一人が、これまたアメリカ探偵小説の雄ローレンス・ブロック。ホッパーの作品から発想された短篇小説を創り出すというアンソロジーの企画に賛同したのは、彼と交友関係のある多彩なアメリカ人文筆家達。
    18枚のホッパーの作品に、ブロックを含め、17人の作家が描く17編の短編は、ミステリー、サスペンス、ハードボイルド、スパイモノ、ホラー、ヒューマンドラマ

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    2021年03月07日
  • 転落の街(下)

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    刑事ボッシュは二つの事件を抱える。1.未解決事件班として、1989年女性が殺害された事件で残されたDNAと合致する者がいた。その容疑者ペルは当時8歳だった・・・ 2.不倶戴天の敵アーヴィング市議(元市警副本部長)の息子がホテルから転落死した。市議から指名され、他殺、事故、自殺のいずれかか捜査するよう命じられる・・・

    勿体ないので、旅行の時のように最小限の、確実に読み通すからという場合にしか読まないシリーズ。やはり、面白すぎだった。

    ボッシュはもう60歳。このシリーズが終わってしまうのかと、危惧する。震える。

    次作を読むときに忘れないように下にネタバレ。


    ※ネタバレ

    アーヴィングの息

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    2021年03月05日
  • 素晴らしき世界(下)

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    面白い。

    でも本当に、サンフェルナンデス市警は、頸になってしまうんですかね?ボッシュは。なんかちょっと残念。だとすると、ボッシュは私立探偵にでもなるしかないですからねぇ。ボッシュとバラードの新コンビ結成にななりそうですが、気になります。

    ところで、劇中、1969年に19歳でベトナムに居たというボッシュの背景描写があるんですが、そうだとすると、ボッシュは1950年生まれという事なので、もう70歳になりますねぇ。驚いた。

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    2021年02月22日
  • レイトショー(下)

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    ネタバレ

    一気に読んだ。あぁ、読み終わってしまった。もっと読んでいたいのにという気持ちと、やっぱり今度も。。。。これからのRB(レネイ・バラード)の活躍に目が離せない。

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    2021年02月14日
  • レイトショー(上)

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    レイトショーとは、警察の深夜勤務。あらゆる初動捜査を請け負い、本格捜査は昼勤務に渡す。レネイ・バラード新しいヒロイン。

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    2021年02月14日
  • 汚名(下)

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    ネタバレ

    ハリーボッシュシリーズの最新作。過去の事件と現在の事件二つの事件が同時に進行する。65歳のハリーが潜入捜査員となって、ハラハラドキドキ。30年前の事件は法廷へ。今回も身内からの犯罪を暴く。前作もそうだったような。

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    2021年02月05日
  • 訣別(下)

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    連続婦女暴行事件の犯人は、やっぱりこうなるのね。原題は、The Wrong Side Goodbye. チャンドラーの The Long Goodbye を連想するよね。

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    2021年01月25日
  • 訣別(上)

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    ボッシュシリーズ、やっぱりおもしろい。無給の刑事(?ちょっと訳わからないけれど)と私立探偵でもある。大富豪から依頼された人探しと警察の事件の行方。

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    2021年01月25日
  • 贖罪の街(上)

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    ボッシュシリーズの18作目。おもしろいねぇ、これも一息に読んでしまった。警察を退職させられたボッシュは警察とは敵対関係の弁護士に協力することになる。

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    2021年01月18日
  • レイトショー(下)

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    バラード刑事のパワフルな行動に感激!
    マイクル・コナリーの新たな主人公にこれからも目が離せないと思う。

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    2021年01月03日
  • 訣別(下)

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    テレビドラマBOSCHを観てから読む小説は2作目だけど、相乗効果は高くボッシュも娘のマディ(デスキャブのブラックサンをボッシュの着メロに設定してる)もドラマのイメージでいきいきと話し動く。
    無給刑事として未解決事件の捜査にあたりながら、私立探偵として調査も請け負う生活を続けるボッシュ。元の勤務先であるロス市警とは訴訟沙汰以来、険悪な関係が続いてる。
    連続強姦事件の捜査と大富豪の跡取り探し、という二つの立場でストーリーがグイグイと進み(特に跡取り探しの面白さ、ベトナム戦争絡みだと話が具体的立体感を持って迫ってくる!)どんなトラブルが待っているのかとハラハラしてしまうほど。
    義弟のリンカーン弁護士

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    2020年12月28日