古沢嘉通のレビュー一覧

  • ナイトホークス(上)

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    ロス市警刑事ハリー・ボッシュシリーズ第1作目。
    私の頭では想像できない展開にどんどん読み進めてしまう。
    これからも登場するFBI捜査官エレノア・ウィッシュとの出会い。
    渋キャラで、暗い過去を持つ一匹狼のハリー・ボッシュ。
    このシリーズ(日本語訳11冊)の幕開けともなるナイトホークス。

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    2010年01月26日
  • リンカーン弁護士(上)

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    私の中では『ユダの窓』と本作品がリーガル・ミステリの双璧。
    長めの助走を経て、物語は一気に加速する。中盤にサスペンス色を際立たせた、リーガル・ストーリーの挟み撃ち。この構成は素晴らしく、どうやっても抗うことのできない吸引力となって、読者を確実に支配する。サスペンスフルな展開の中にも、リーガル・ミステリとしてのテリトリーをキープしているので、全体のトーンは統一されている。
    保釈保証人や調査員、検事である元妻や囚人など、脇役が次々と事件に絡んでくるストーリーもいい。その辺りに無駄な動きは一切なく、また過剰にキャラを利用して話を歪めるという欲深さもない。
    刑事弁護士という主人公の立場は、いろんな

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    2010年01月24日
  • リンカーン弁護士(下)

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    リーガル・サスペンスを書きたいと思っていたというコナリーが、野球場である弁護士に出会い、満を持して5年がかりで書いた作品。

    弁護士のハラーは刑事のボッシュとは反対の立場で、淡々と仕事をこなしていく様子だった始まりですが、なぜか似たような場所に住んでいる。
    危機に陥って、しだいにボッシュと似てくるような?
    犯人との対決はいかに?!

    ハリー・ボッシュ・シリーズに比べると、細かい説明が長く丁寧で、ジャンルと始まった時代の違いを感じさせます。
    コナリーは達者ですね~。
    続く作品では、ボッシュと共演もあるとか。
    それは楽しみ!

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    2010年03月04日
  • リンカーン弁護士(下)

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    来年マシュー・マコノヒー主演で映画の公開が決まっている。
    読んでから観るか?観てから読むか?
    もう読んでしまったので読んでから観ますが、かなり期待しています。
    このミステリーは久々に本当におもしろかった!

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    2009年10月28日
  • 終決者たち(下)

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    終決者とは、事件の捜査を終結させる人という意味ですね。他のタイトルと間違えなくて良いかも。
    17年前の少女殺人事件を再捜査するボッシュとキズ。
    家庭は崩壊し、事件の痛みはまだ長く続いていた…
    当時の警察の捜査が不十分だったことを突き止めるが、警察内部の反発を食らいながら、猟犬のごとき本能を発揮、事件解決へ。

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    2013年03月14日
  • リンカーン弁護士(下)

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     待ちに待っていたマイクル・コナリーの新作。しかも、あらたな分野に挑戦。今回は、なんと異色のリーガル・サスペンスであった。ハリー・ボッシュ、テリー・マッケイレブに次ぐ、本書の魅力的な主人公は、弁護士のミッキー・ハラー。高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりに、ロサンジェルス郡に点在する40ヶ所近い裁判所を縦横に行き来し、こまめに事件を拾って弁護報酬を稼ぐ刑事弁護士である。期待を裏切らない面白さだった。主人公ハラーが悩み、追い込まれていく過程に、ドキドキ・ハラハラしてしまい、どんな対抗策、どんな結末が待っているのかと、読むスピードが一気に上がったほどだった。内容(「BOOK」データベースより)

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    2011年09月30日
  • ナイトホークス(下)

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    下巻では、エレノアの裏が暴かれていきます。動機としては少し弱いような気もするのですが、複雑な人格の背景が多少は垣間見れたような気がしました。

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    2009年10月04日
  • ナイトホークス(上)

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    ボッシュを主人公とするマイケル・コナリーの推理小説の中でも、もっとも面白い内容でした。後の作品でも出てくるFBI捜査官、エレノアとの出会いを描いた第1作です。ボッシュはおっさんの渋さがにじみ出たキャラクターで、コナリーの作品は全く明るくないのですが、その分深みがあると思います。

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    2009年10月04日
  • 終決者たち(上)

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    ボッシュシリーズ最新作。ロス市警に復帰したボッシュが17年前の未解決事件を追う。論理とボッシュの思いが錯綜する展開。やはり、このシリーズは面白い。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    地道に一つ一つ調査する序盤から、尻上がりに話が盛り上がっていくスピード感は毎度ながら見事。FBIの横槍(というか、彼らから見ればボッシュが横槍を入れているのだろうが)と、それに絡むやりとりが読んでいて最高に楽しい。面白くて読み終わるまで止まらなかった。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    たぶん最後のほうにどんでん返し的な展開があるのだろうな、と見当がついていたが、それがどの方向にひっくり返るのか分からなくてやはり驚かされた。というか、ため息が出た…。あと下巻の最初のほうに印象的なシーンと共に出てくるルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』が聴いてみたくなった。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    後半は展開急で、これまで以上に派手な感じ。
    結末には救いがあります。今までで一番読後感が良かったですよ。

    ボッシュのシリーズは92年発行の「ナイト・ホークス」で始まり、この後も順調に出ていて、現代最高のハードボイルドと評されています。
    ハリー・ボッシュは1950年生まれという設定。(作者より6歳上)
    本名はヒエロニムスで、有名な画家と同じ運命的な名。
    シングルマザーだった母を11歳で亡くし、里親を点々として育つ。ベトナム戦争での過酷な体験でトラウマを負い、刑事としては凄腕だが一匹狼タイプ。
    痩せ型でなかなか渋い外見らしく女性にはもてるし、中身もだんだん変わってきたみたい。
    低い立ち位置に立っ

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    2009年10月07日
  • 天使と罪の街(上)

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    マイクル・コナリーの豪華キャストが登場するお腹いっぱいになる本です。久々にジェットコースターのごとく読んでしまいました。

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    2009年10月07日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ハードボイルドの頂点に立つ、といっても過言ではないハリー・ボッシュシリーズ。私の中では主人公のボッシュは、歌手のスティングが本の中で語りかけています。

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    2009年10月04日
  • 紙の動物園

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    ネタバレ

    表題作「紙の動物園」は全くSF色がなく、完全なファンタジーで驚いた。幻想小説という言葉がぴったりの作品ばかりで、日本人を主役にした作品以外ではSF感を感じなかったが一作目を読んですぐに名作の予感が感じられ久しぶりにワクワクしながら読めた。作品もそうだがこれは翻訳の巧さもあると思う。勝手に「三体」のような世界観を期待して読み始めたが、これはこれで非常に面白かった。というかこの作者は三体の翻訳にも携わっていたそうで、改めて著者の多才さに感じ入った。

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    2026年02月25日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    長い学校に入学するまでの期間、長いバベルでの学習期間を経てロビンたち4人の人間関係の葛藤だったり学生ならではの悩み苦しみを少しずつ見せてくれたので良かった。個人的に下巻が始まってから期待外れだと感じてしまうところもあったが、語源や言語の話が多く言語への興味をより深めることができたので良書だと思った。読んで良かったです

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    2026年02月02日
  • 迷宮(下)

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    ネタバレ

    上巻はスローペース、バラードの部下ハッテラスとの絡みも鬱陶しく感じたが下巻に進むと恐ろしいスピードでストーリーが展開、やはりさすがのコナリー。病気療養中で体重も減り嗜好も変わったハリー・ボッシュの姿にファンは落胆せざるを得ないがボッシュの娘マデリンが今後のバラードの率いる未解決事件班に加わることで次回作への期待も高まる納得の作品。

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    2026年02月02日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    ネタバレ

    書評を見てからずっと読みたかった本。いっきに読んだ。
    翻訳がテーマなので、翻訳について何度も議論が交わされている。翻訳は原作そのものにはなりえない。原作のニュアンスを真に伝えることはできない、といった主張や言葉が通じることで広がる世界など否定や肯定が重なり合っている。
    話自体は時々読み進めるのが苦痛になるような虐待や差別が書かれている。
    主人公の行動や仲間、周囲の人の様子などありきたりな部分もあり、話の流れもどこかでみたような話だったりもする。こうなるんだろうな、という方向に最後まで話が流れていく。
    悪者側の人物たちがカリカチュアライズされすぎているように思える。でも、こういう小説に出てくるよ

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    2026年01月24日
  • 迷宮(上)

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    ネタバレ

    ボッシュ&バラードの第六弾。

    バラードが率いる未解決事件捜査班、
    ボッシュが去ったと思ったら娘のマディが参加した。

    まずは、
    最近の暴力事件の犯人のDNAと近しいDNAを持つ、
    過去のまくらカバー強姦犯を追う話。
    暴力事件の犯人の父親は上級裁判所の判事だが、
    血縁上の父親でなく、父親探しが始まる。

    マディが持ち込んできたのは、
    貸しガレージから発見された六十年代の連続殺人事件の写真。
    被害者の身元を特定し、ガレージの借主の自宅を探し当てる。

    さらに、バラードが海岸で盗まれた警察のバッジは
    テロリストの手に渡ってしまい、
    市警には内緒で取り戻すためにボッシュとFBIを巻き込むことになる。

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    2026年01月18日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    タイトルからノンフィクションかと思っていたらパラレルワールド的ファンタジーだった。
    大学、マント、世界中から集められたエリート学生たちの寮生活…とちょっとダークなハリポタっぽいところも。
    一応魔法っぽいのが出るけどこの作品では派手な回復や攻撃が出来るわけではなく、産業革命時の技術に代わるものであって商業商品みたいな意味合いを持っており、それを生み出せたり扱えるのがオクスフォードのエリート、という設定。

    魔法よりもメインになっているのは、扱っているテーマが帝国主義とマイノリティであり、搾取する側とされる側であり、虐げる側と虐げられる側と言う構図であり、幼くして有無を言わさずイギリスに連れてこら

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    2026年01月12日