古沢嘉通のレビュー一覧

  • リンカーン弁護士(下)

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     待ちに待っていたマイクル・コナリーの新作。しかも、あらたな分野に挑戦。今回は、なんと異色のリーガル・サスペンスであった。ハリー・ボッシュ、テリー・マッケイレブに次ぐ、本書の魅力的な主人公は、弁護士のミッキー・ハラー。高級車リンカーンの後部座席を事務所代わりに、ロサンジェルス郡に点在する40ヶ所近い裁判所を縦横に行き来し、こまめに事件を拾って弁護報酬を稼ぐ刑事弁護士である。期待を裏切らない面白さだった。主人公ハラーが悩み、追い込まれていく過程に、ドキドキ・ハラハラしてしまい、どんな対抗策、どんな結末が待っているのかと、読むスピードが一気に上がったほどだった。内容(「BOOK」データベースより)多額の報酬が約束された事件を調べるハラーは、かつて弁護を手がけたある裁判へと辿りつく。もしかしたら自分は無実の人間を重罰に追いやってしまったのではないか。思い悩む彼の周囲に、さらに恐るべき魔手が迫る。絶体絶命の状況下で法廷に挑む彼に勝算はあるか? コナリーワールドの新境地を拓く意欲作。悪魔のような男を弁護をしなければならないという、心の葛藤。こんな男の代わりに無実の人間を重罰に追いやったかもしれないという、罪悪感。大切な人を守らなければならないという、使命感。二転三転する展開に驚かされ、最後の最後までわからない決着。こういう展開はお約束ではあるだけに、なおさら落し処が気になった。すばらしい作品だった。主人公の成長話はやはり好きだ。本国ではすでに続編が出ているそうだ。それも、嬉しいことに、ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュの共演だという。本書に勝るとも劣らぬ迫力の力作とのことで、早くも胸がわくわくする。しかし、邦訳は次の次の次と、まだまだ待たされる。次のコナリー邦訳予定作品は、ハリー・ボッシュ刑事シリーズの第12弾Echo Parkだそうだ。これが、シリーズ最高傑作らしいので、相当に期待している。年内だそうだ。メチャクチャ楽しみだ。

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    2011年09月30日
  • ナイトホークス(下)

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    下巻では、エレノアの裏が暴かれていきます。動機としては少し弱いような気もするのですが、複雑な人格の背景が多少は垣間見れたような気がしました。

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    2009年10月04日
  • ナイトホークス(上)

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    ボッシュを主人公とするマイケル・コナリーの推理小説の中でも、もっとも面白い内容でした。後の作品でも出てくるFBI捜査官、エレノアとの出会いを描いた第1作です。ボッシュはおっさんの渋さがにじみ出たキャラクターで、コナリーの作品は全く明るくないのですが、その分深みがあると思います。

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    2009年10月04日
  • 終決者たち(上)

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    ボッシュシリーズ最新作。ロス市警に復帰したボッシュが17年前の未解決事件を追う。論理とボッシュの思いが錯綜する展開。やはり、このシリーズは面白い。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    地道に一つ一つ調査する序盤から、尻上がりに話が盛り上がっていくスピード感は毎度ながら見事。FBIの横槍(というか、彼らから見ればボッシュが横槍を入れているのだろうが)と、それに絡むやりとりが読んでいて最高に楽しい。面白くて読み終わるまで止まらなかった。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    たぶん最後のほうにどんでん返し的な展開があるのだろうな、と見当がついていたが、それがどの方向にひっくり返るのか分からなくてやはり驚かされた。というか、ため息が出た…。あと下巻の最初のほうに印象的なシーンと共に出てくるルイ・アームストロングの『この素晴らしき世界』が聴いてみたくなった。

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    2009年10月04日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    後半は展開急で、これまで以上に派手な感じ。
    結末には救いがあります。今までで一番読後感が良かったですよ。

    ボッシュのシリーズは92年発行の「ナイト・ホークス」で始まり、この後も順調に出ていて、現代最高のハードボイルドと評されています。
    ハリー・ボッシュは1950年生まれという設定。(作者より6歳上)
    本名はヒエロニムスで、有名な画家と同じ運命的な名。
    シングルマザーだった母を11歳で亡くし、里親を点々として育つ。ベトナム戦争での過酷な体験でトラウマを負い、刑事としては凄腕だが一匹狼タイプ。
    痩せ型でなかなか渋い外見らしく女性にはもてるし、中身もだんだん変わってきたみたい。
    低い立ち位置に立って怪しい所を見通すような天性の刑事でとにかく強いから!間違いもしますが、カッコイイんですよ。

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    2009年10月07日
  • 天使と罪の街(上)

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    マイクル・コナリーの豪華キャストが登場するお腹いっぱいになる本です。久々にジェットコースターのごとく読んでしまいました。

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    2009年10月07日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ハードボイルドの頂点に立つ、といっても過言ではないハリー・ボッシュシリーズ。私の中では主人公のボッシュは、歌手のスティングが本の中で語りかけています。

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    2009年10月04日
  • 迷宮(上)

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    面白かった。下巻が楽しみ。訳がいいのか、作者がいいのか、読みやすかった。複数の案件が同時進行し、未解決事件班は起こりやすい事ではあろうが、いろいろな難題が発生する。伏線とキャラが影響し合い、下巻になだれこむ。ボッシュも登場し、ますます面白くなっていく。

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    2026年07月22日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    ネタバレ

    下巻は怒涛の展開となってしまった。
    4人がバラバラになってしまった。
    レティの気持ちもわかるし、ロビンたちの気持ちもわかる、お互い分かり合えない、部分なんだと思って悲しい。
    アヘン戦争についてはいろいろ思うことがあるので、この本ではぜひとも回避してほしい。

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    2026年06月16日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    歴史と密接に結びつく展開なので、本当にあった話のように読んでしまった。
    2つの言語の意味と、銀の力によって引き起こされる魔法、、、
    ラテン語からの派生がいろいろ出てきて面白い!!
    脚注もしっかり書かれていて、本当にすごい!
    ただ、導入が長すぎて、今後どうなるか、下巻に期待!

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    2026年06月16日
  • 復活の歩み リンカーン弁護士(下)

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    ネタバレ

    リンカーン弁護士シリーズではあるが、やはりボッシュが登場するとキリッと締まるね。
    ストーリーはもちろん面白いし、登場人物のキャラクターも個性豊かで楽しい。
    前半にメキシコ系の怖いギャングに随分脅かされて、絶対後半でも一悶着あるだろうと思ってたけど、そこは何ともなかったのね。ちょっと肩透かし感あり。
    やっぱりボッシュシリーズの次作を待ってます。いつまでもお元気で書き続けてください。3.8

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    2026年06月01日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    読んでいて思っていたのは、「虐殺器官」と通底するテーマだなということ。かたやアメリカ帝国、かたやグレート・ブリテンで、帝国を崩壊させる主体も虐殺器官ではアメリカ人、いわば本書でのレティであるという違いはあり、つまり実は全く違う物語であるかもしれないが。著者の他の本も出たら読んでみたい。

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    2026年05月19日
  • 宇宙の春

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    日本オリジナル刊行のケン・リュウ作品集
    ◎◯□△☓の順で


    1「宇宙の春」□
    中国での企画「春節SF祭り」にて発表されたとのことだけれど、そうと知らないで読むと2002年の科学論文から着想された膨大な時間経過を宇宙の四季に見立てたのが美しい。本文最後の言葉は短い作品なのにも関わらず旅をし終えたような気持ちになる。相変わらずこの人、言葉選びセンスが抜けてる。ただ「春節SF祭り」という企画で書かれたと知ってしまうと…まあ、こういう風になるよねっていう


    2「マクスウェルの悪魔」◎
    な、なんだこれ。凄すぎる。よく見るタイトルでつまらなさそうなのに笑
    沖縄から米国に来た日系移民2世で第二次世界大戦中に日系米国人強制収容所に収容されている女性科学者が主人公。ちょっと、ヨダレ出てきませんか?
    というか訳者あとがきにもありますけど、どう考えても日本人の為に書いたような内容を中国系米国人の作家が書いているということ、こりゃ凄いぞ
    頭からおしりまで読む価値あり。


    3「ブックセイヴァ」□
    導入が面白い。【千夜一夜】という1001語毎に超低額の決済をするブックサイトがあった。そこにはユーザーが自分で設定出来るプラグインがあり、例えば【画面読み上げ】【速読者用にテキストを再フォーマット】【イラスト表示にウィキペディアから合う画像を引っ張ってくる(ラノベのように読める)】【見たくない表現を自動で削除、書き直ししてくれる(ジェンダーや人種、性的指向など)】
    つまるところ作家の著作(権)vs読者のより良い読者ライフ の問答が読める
    AI技術の行く末と読書という行為。書かれている文字以上に考えたことはたくさんあった
    何より本文の最後、どう思ったかで読書観が出る。クリエイト側の答えは多分、これだろう。でも怖い未来像だ


    4「思いと祈り」△
    自由銃社会、AR,VR,MR技術が日常に溢れているアメリカ、ある家族の姉妹の姉が音楽フェスティバル会場で銃乱射に巻き込まれ死亡する
    これだけの要素で心情をベースにこの文量書かれていることがすごいと思うけれど、はて。なんでこんな暴力的な民衆しか出て来ないのだろう
    もし、デジタル技術が今以上に日常化したらこうなると思うんです という発想が出発点なのなら僕はまったくそうは思わない。多分違うとは思うけど…よくわからなかった。設定と話が噛み合ってないような。何か、読み間違いしたと思う


    5「切り取り」□
    ミステリ作家がアンソロジーで書いた筒井康隆
    という印象。こういうノリは好き


    6「充実した時間」□
    ドラミちゃんが主役の映画【アララ♡少年山賊団】という映画でセワシ君が壁に向かって「イス、テーブル」と言うとウィンウィン!と出て来てそこに座りSWのライトセーバーのように持ち手しかないナイフをシュッと出しホットケーキを食べるシーンがある
    滅茶苦茶幕間のどうでもいいシーンなのだが、未来はこんな風になるのかと幼少時震えるほど興奮した。そしてこの話、そういうシーンが出て来る
    そして滅茶苦茶どうでもいいシーンである。ちなみに僕はトマトが大嫌いだったがそのドラミちゃん映画のおかげで食べられるようになった。傑作だ(映画が)



    7「灰色の兎、深紅の牝馬、漆黒の豹」◯
    このタイトルを見て、はっはーん三国志ね
    とわかる人なんているのか。少なくとも日本人は難しい。しかし本国の作家による三国志オマージュ、何気に読んだことが恐らく今までないので大変興味深かった。やはりかっこよくなっちゃうのな


    8「メッセージ」△
    あれっ??これ、訳しきれてない何かない??気のせい??欠陥過ぎない?そんなミスする著者じゃないと思うからやはり翻訳?でも中国語読めないし確認出来ない 無念


    9「古生代で老後を過ごしましょう」◯
    実に、実に星新一の世界観。
    老後どこで過ごしたいか。月?火星?低重力で関節にも優しいですね、でも再利用された空気吸いながらガラスのドームの中で生活送りたいですか?
    この冒頭の台詞がたまらん。そしてオチもキュート。愛おしい。とても美味な小品


    10「歴史を終わらせた男−ドキュメンタリー」◯
    どっかで読んだことのある読み心地だな、と思ったらあとがきで判明、テッド・チャンだ
    この手法、というか書き方まだまだ面白いパターンありそうだなあ。特にSFとは相性よさそう


    ほぼ全て平均以上。良い読書でした

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    2026年05月15日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

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    #バベルオックスフォード翻訳家革命秘史 下

    魔法の力に支えられて世界へ版図を広げる大英帝国。
    異なる言語で同じ語源を持つ言葉を、銀の棒に刻み、その語を読むと魔法が発動する。それは数カ国語に通じた翻訳家にしか許されない秘技。しかし、決して唱えてはならない魔法の言葉があって・・・

    オックスフォードで魔法を学ぶ男女4人という設定は、ハリポタの影響を受けているけれど、本作は「ダーク・アカデミア」というジャンルだそう。
    同ジャンルの作品をもっと読んでみたいと思わせる本格ファンタジーだった。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年05月15日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    #バベルオックスフォード翻訳家革命秘史 上

    内容も世界観もとにかく分厚いので、取り組むには覚悟が必要。上巻だけで読み終えるのに1週間以上かかった。架空の19世紀イギリスで、銀の棒に言葉の力で魔法を刻む翻訳家たちの物語。本格ファンタジーの好きな方にお勧め。

    #読書好きな人と繋がりたい

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    2026年05月12日
  • 紙の動物園

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    ネタバレ

    紙の動物園

    表題作の「紙の動物園」は史上初めてヒューゴー、ネビュラ、世界幻想文学大賞の3冠に輝いた作品とのこと。
    たまにハードSF的なガジェット中心の作品もありますが、どちらかというと幻想的でウェットな作品が多いです。
    お金で香港から買われてきた中国人の母、思春期にそれを疎ましく思う息子。小さいころお気に入りだった、お母さんが折紙で折って命を吹き込んだ虎や水牛たち。そんな虎にしたためられたお母さんからの手紙には・・・
    思わず涙が止まらない小品です。
    他には、「もののあはれ」、「文字占い師」、「良い狩りを」などが気に入りました。
    いくつかの短編は政治的なものもあり、中国語に訳されていないというのもさもありなんと思いました。
    普段はあまりSFを読まない人にもお勧めします。

    作品名は以下の通り。
    紙の動物園
    もののあはれ
    月へ
    結縄(けつじょう)
    太平洋横断海底トンネル小史
    潮汐
    選抜宇宙種族の本づくり習性
    心智五行
    どこかまったく別な場所でトナカイの大群が
    円弧(アーク)
    波
    1ビットのエラー
    愛のアルゴリズム
    文字占い師
    良い狩りを

    竹蔵

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    2026年05月05日
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上

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    他言語の翻訳の限界。埋まらない理解の溝が権力と金の流れを支配してゆく。言語ファンタジーだからこそ描き出せる現代社会の地域・人種差別や男尊女卑の闇。脚注がいっそ虚構世界を強化して現代社会のメタファーへの皮肉たっぷり。読み応えがすごい。

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    2026年04月09日
  • 不死の島へ

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    結局どれが現実なんだ…!?と思わせたまま物語が終わるのが面白い。
    後半にかけて驚きの真実(?)が明らかなになっていくところもどきどきさせられた。
    映画のシャッターアイランドを彷彿させた。
    なかなかクセのある文章で取っ掛りが難しかったが会話が多かったので内容は入ってきた。

    影山徹氏の装画とクリストファー・プリーストの小説という素晴らしい組み合わせ。
    映画化するなら奇術師と同様にクリストファー・ノーランがいいなぁ。(名前も同じだしね)

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    2026年04月01日