バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下
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バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下

2,750円 (税込)

13pt

バベルが供給する、銀を用いた魔法によって世界を支配する大英帝国。通訳として広東を訪れたロビンたちは、イギリスが阿片貿易を口実に清朝政府に戦争をしかけ、中国が持つ膨大な銀をわがものにしようとしていることを目の当たりにする。そしてロビンは、後戻りのできないひとつの決断をする。帰国したロビンたちは、戦争を食い止めるべく奔走するが……言語の力を巡る本格ファンタジー。ネビュラ賞、ローカス賞受賞作。

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バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 上
    3,199円 (税込)
    銀と、ふたつの言語における単語の意味のずれから生じる翻訳の魔法によって、大英帝国が世界の覇権を握る19世紀。英語とは大きく異なる言語を求めて広東から連れてこられた中国人少年ロビンは、オックスフォード大学の王立翻訳研究所、通称バベルの新入生となり、言語のエキスパートになるための厳しい訓練を受ける。だが一方で、学内には大英帝国に叛旗を翻す秘密結社があった。言語の力を巡る本格ファンタジー。ネビュラ賞、ローカス賞受賞作。
  • バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下
    2,750円 (税込)
    バベルが供給する、銀を用いた魔法によって世界を支配する大英帝国。通訳として広東を訪れたロビンたちは、イギリスが阿片貿易を口実に清朝政府に戦争をしかけ、中国が持つ膨大な銀をわがものにしようとしていることを目の当たりにする。そしてロビンは、後戻りのできないひとつの決断をする。帰国したロビンたちは、戦争を食い止めるべく奔走するが……言語の力を巡る本格ファンタジー。ネビュラ賞、ローカス賞受賞作。

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バベル オックスフォード翻訳家革命秘史 下 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    上下巻で価格違うくらい厚さも違うって珍しくね?その割に厚くて高い上巻は若者たちの成長物語が続いてオッさんはちょっと引きかけてたんやけど、上巻の最後からかなり畳みかけてくる怒涛の展開。いわゆるスチームパンクともちょっと違うんやろうけど、「屍者の帝国」とかあのあたりの時代の話ってええよね。元を辿ればホー

    0
    2025年03月29日

    Posted by ブクログ

    衝撃の上巻最終シーンを受けて、ひたすら重い下巻。恐ろしいのはあれほど心揺さぶられた上巻が、下巻の“フリ”だったということだ。下巻は上巻の諸々をどっかり受け止めて、さらなるドラマの展開を図る。重いが読むのが憂鬱ではない。期待を裏切らないとはこのことだ。読むべし。

    0
    2025年03月16日

    Posted by ブクログ

    人間同士の意思疎通がどれだけ困難なことかを思い知らされた
    しかしその「翻訳」がいかに無駄であっても、双方が生きる世界を行き来するために必要な努力として、その地位は保たれる

    立場や境遇が違うために、たとえ生活を共にしたとしても価値観が揃うことはなく、分かってくれないことへの恨みや憐れみで武力を行使し

    0
    2025年03月03日

    Posted by ブクログ

     ずいぶん間が開いてしまった。やっと読み終わった。やはり予想した通り希望に溢れるエンディングとはならなかったけれども。
     銀と言語(翻訳)を使った魔法、物語の中に入り込むとクラクラしてしまう。
     ある言葉が持つ「力」をいかに損なわずに他の言語に「翻訳」できるか。現実に「翻訳された」作品を読んでいるわ

    0
    2025年11月22日

    Posted by ブクログ

    子供の夏休みの課題図書には少し話が難しいかもしれないが、ハリポタとかスチームパンク、ソフロニア嬢とかが好きなら是非。イングランド人以外の大英帝国の負の側面に触れる19世紀オックスフォードの学園もの。
    銀と翻訳による言葉の魔法で蒸気機関や機能を向上させる、今なら電気やネットをイメージすると近いだろうか

    0
    2025年08月05日

    Posted by ブクログ

    下巻はオックスフォード大学の王立翻訳研究所「バベル」で翻訳学を学ぶ男女4人のその後の顛末である。

    主人公のロビンはカルカッタ出身のイスラム教徒ラミー、ハイチ生まれの黒人女性ヴィクトワール、英国の高級将校の娘ラティスらと共に入学した。英語から遠い言葉ほど「適合対」の威力が増すので世界中から集められた

    0
    2025年08月08日

    Posted by ブクログ

    19世紀オクスフォードの架空歴史翻訳魔法小説の下巻。上巻巻末の驚愕の展開から、怒涛の展開の下巻。
     キーワードは、ブリカス、銀、魔法、翻訳、学生生活、友情、植民地、産業革命、超えられない立場の違い、ダブルどころかトリプルミーニング、東大安田講堂。
     これだけの材料が絶妙に組み合わさり、無駄なく世界観

    0
    2025年07月17日

    Posted by ブクログ

     “銀の棒が震えながら歌っていた。自分たちに関する筆舌に尽くしがたい真実を表現しようとしているかのようだ。それは翻訳が不可能だと言う真実だった。翻訳がとらえ、表現する純粋な意味の領域は決してわからないだろうし、わかりようがないことを。
    というのも、アダムの言語なんてものがどうやったらあり得るのだろう

    0
    2025年07月11日

    Posted by ブクログ

    「ダーク・アカデミア」と呼ばれるジャンル
    知的な(アカデミックな)雰囲気とダークでミステリアスな雰囲気を組み合わせ、学問への情熱と古典的な美意識を修身に据えたサブカルチャー

    上巻は、なかなか読み進まず、辛い読書でもあったけれど、下巻は大きく物語が動いて面白く、3日で読んだ

    幕間の、登場人物視点の

    0
    2025年06月26日

    Posted by ブクログ

    こんなに物語に没入したのはいつ以来だろう?小学生の時に時間を忘れて読書していたら周りが暗くなっちゃったのを思い出すくらい夢中になって読んでしまいました₍ᐢ⑅• ̫•⑅ᐢ₎
    少し大人向けですが、ハリーポッター好きの方や外国語、翻訳に興味のある方には是非読んで欲しいです!

    0
    2025年06月15日

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