古沢嘉通のレビュー一覧

  • 素晴らしき世界(上)

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    ネタバレ

    ボッシュ&バラードの第二弾。

    そうきたか。
    ボッシュとバラードのコラボとは。
    しかもどちらかがチラッと登場するのではなく、
    がっぷり四つに組んでいると言うか、
    タイマン張ってると言うか、
    二人三脚と言うか。

    前作の潜入捜査で知り合った女性を家に招き入れたボッシュは、
    その娘の未解決事件を追う途中でバラードと出会う。
    それぞれ、担当の事件を抱えながら
    二人でひたすら古い職質カードを読み続ける。

    (下巻へ続く)

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    2020年12月09日
  • 素晴らしき世界(下)

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    ボッシュとバラードがコンビを組んだ第一作。ボッシュが調べている未解決事件、前作『汚名』から続く捜査にバラードが加わり二人で動き出す。過去の事件、過去の人物を追っていく中で二人の理解も深まっていく。社会の裏、そこを狙う犯罪者とボッシュたちとの対決。そしてラストが良かった。二人の思いがとてもいい。長く続いてるシリーズだけれどまだまだこのシリーズは面白くなっていきそう。

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    2020年11月23日
  • レイトショー(上)

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    現代ミステリ界のナンバーワン作家の一人である作者は主要なところでもロサンゼルス市警の刑事ハリー・ボッシュ、弁護士ミッキー・ハラー、FBIのテリー・マッケイレブ、新聞記者ジャック・マカヴォイといずれもヒットしたシリーズ作品を持っていて更に単発ものも出したりしている。それがここに来て更に新たなシリーズものの主人公を産み出したというのでさっそく手に取ってみた。これまでも単発ものや重要な役割に出てきた女性達、レイチェル・ウォリング、キャシー・ブラック、ルシア・ソトがいたのだけれど今回新たに生み出された女性主人公については新たなシリーズ展開をする、と作者も宣言しているようだ。彼女レネイ・バラードはボッシ

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    2020年11月17日
  • 汚名(下)

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    出れば必ず読むボッシュシリーズ。ボッシュは60歳をこえ、ロス市警を離れてほとんどボランティアみたいな形で小さな市の警察業務に関わっている。思えばずいぶん長いことボッシュを見てきたんだなあと、ちょっと感慨深い。いつ頃からか作品の雰囲気が初期とは違ってきたけれど、それもまた良し、と思う。

    ロスのような大きな舞台ではなくても、事件はやっぱり結構派手だ。ボッシュが直面する難題は二つあり、一つは薬物絡みの犯罪への潜入捜査、もう一つは思いがけず自身にかけられた汚名をそそぐこと。この二件が同時進行していくが、ややこしく錯綜したりはせず、とても読みやすい。長篇をだれることなく読ませるところが、さすがコナリー

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    2020年11月04日
  • 紙の動物園

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    とても面白かった。東洋の世界観が見事に反映されたSFで、このレベルの作品はなかなか出るものではないと思う。織り込まれている歴史背景や人種観のメッセージ性が深く、SFの枠を飛び越えて面白いと思う。 テッド・チャンの『あなたの人生の物語』のなかでも「地獄とは神の不在なり」が好きだったので、「1ビットのエラー」を読んでピンときた。一番お気に入りの短編は「良い狩りを」で、訳者さんがトリに持ってきただけあるなと思った。訳者あとがきを読めば、この短編集への愛が感じられる。

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    2020年11月02日
  • 汚名(下)

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    ひっどい事件ですけど、文体が軽妙なので、スラスラ読めました。サスペンスであり法廷ものでもあって、二度楽しめました。いつもながら法廷における判事の口調が素晴らしくて惚れ惚れします。これには続きがあるようですね。楽しみです。

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    2020年10月28日
  • 汚名(上)

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    シリーズなんですね。初読です。リンカーン弁護士の作者とは知りませんでした。実に読みやすいし、ボッシュが魅力的です。かなり重めの事件が同時進行で負担が凄そう。しかも○○捜査!下巻に期待が高まります。しっかし、いろんな事件があるもんだなあ。

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    2020年10月25日
  • 汚名(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    高齢だからという理由で潜入捜査に選ばれたのは不本意だが、
    飛行機で連れ去られるボッシュの潜入捜査は面白かった。
    後半はハラ―が活躍して面白かったが、
    法廷ものになってしまってちょっと残念。
    あと、追いかけていた未解決事件があっさりと解決してしまったのも。

    ハラ―がサンドイッチをブリーフケースで「密輸」している
    老弁護士がまだご健在で良かった。

    最後に、
    潜入捜査の中で出会った麻薬中毒の女性の子供の事件を追うことに。
    元相棒とまた組むのか?

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    2020年09月24日
  • 汚名(上)

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュのシリーズ。

    ロスアンゼルス警察を離れ、
    小さな警察署で未解決事件を捜査しているボッシュ。
    そこへかつての相棒が
    ボッシュが昔の事件で不正をしたのではないか、
    という疑いとともにやってくる。

    その直後に地元の薬局で二人が射殺された事件が発生。
    犯人を追ううちに、潜入捜査をすることになる一方、
    不正の嫌疑をはらすために異母弟ハラ―に弁護を依頼する。

    (下巻へ続く)

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    2020年09月24日
  • 訣別(下)

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    刑事の立場と私立探偵の立場が並行して進行する今作。めちゃくちゃ面白い。ボッシュシリーズのテンポの良いストーリー展開が今作でも変わらない。レイプ事件と後継者探し、どちらも最後はいいオチに終わって良かった。刑事の相棒も生きてて本当に良かった。ボッシュがフルタイム刑事として復帰する次回作にめちゃ期待してる。

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    2020年09月17日
  • 汚名(下)

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    近年のコナリーは良作が続く。本作が見事なのは、いくつかの事件・プロットが並行して進み、かつボッシュを中心とした人間関係のドラマも複数入っているしと、盛り沢山な内容にも関わらず、消化不良に陥っていないし、うんざりするような冗長さもないところである。本作の筋立ては、視聴済みのドラマ版BOSCHの中で使われていたため、潜入捜査の場面等、既視感ありで緊張感が削がれた面は否定できないが、それでも面白く読めたのだから著者に賛辞を贈るべきだろう。

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    2020年09月14日
  • 訣別(上)

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    安定の面白さゴミある。今作のボッシュはストーリーが変わって新鮮味がある。私立探偵としての後継探しの依頼と嘱託刑事で殺人事件ではない婦女暴行事件の捜査が同時進行する今作がこれまでと比べ新鮮味がある。捜査における詳細の社会描写と警察組織の具体的な描写は今作も健在で非常に良かった。依頼人が死亡するという驚きとともに終わる上巻、下巻も楽しみです。

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    2020年09月13日
  • 汚名(下)

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    未解決事件の捜査をしているボッシュ。三十年前に逮捕し服役している死刑囚に新たな証拠が出た。ボッシュが証拠を捏造したと疑われる。元同僚からの疑いの目、完全と思われるビデオ。それと同時に起こる別の事件。そこにある正義と欲、欺瞞。ボッシュの過去と現在を結ぶ事件。潜入捜査の緊張感と過去の事件の裁判の展開の面白さ。ボッシュの心の内とこれからのこと。今回も読み応えのある内容でまだまだ楽しめそうなシリーズで次作も待ち遠しい。

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    2020年08月29日
  • 汚名(下)

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    マイケル・コナーズの本は当たり外れがない。今度の本も、特に後半(下)は手に汗にぎる活劇と、息詰まる法廷でのやり取りが圧巻だ。前半(上)はそれに至る過程で、徐々に読み手の期待を盛り上げて行く。ハリーとハラーの異母兄弟の連携も見事だ。前作まで親娘の関係がギクシャクしていたが、本作でそのしこりも解消した様で、めでたい。

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    2020年08月27日
  • 汚名(下)

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    65歳を過ぎたハリーに潜入捜査をさせるなんて、ほぼ同じ年齢になった著者コナリーの飽くなき意欲を感じます。そのエピソードを含め、盛りだくさんで贅沢すぎる内容。ハラーも相変わらずでファン冥利に尽きる作品。今回、次作への期待を煽るお約束のあとがき(by古沢さん)がないことだけが残念。ますます次の翻訳が待てない!

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    2020年08月19日
  • レイトショー(下)

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    レネイ・バラード。新しいヒーローの誕生です。

    これだけの能力がありながらも、女性である事に起因するある事が理由で、深夜勤務のシフトに入れられてしまっている。でも、自分自身の実力で、事件を解決に導くのは素晴らしいです。

    受け売りですが、女性が男性社会で認められるには、男性の何十倍も努力して、何十倍も大きい成果を上げる必要があると聞いたことがあります。レネイは、その何十倍もの努力で、何十倍もの成果を上げたと言って良いと思います。

    女性の年齢と容姿を言うのは野暮で、今の世ではセクハラですが、架空の人物なので許してください。レネイは、警官になる前に一度社会人経験をしていて、且つ、警官になってから

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    2020年06月08日
  • レイトショー(上)

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    レネイ・バラード。ボッシュシリーズの新しい登場人物です。

    今回はレネイの初登場なので、ボッシュは出てきませんが、これからシリーズが進むしたかって、ボッシュとの辛みに期待です。

    上巻は、物語の立ち上がり。下巻で、どう事件を解決していくかも期待です。

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    2020年06月04日
  • レイトショー(下)

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    マイクル・コナリーによる新主人公のシリーズ第1作。女性であることとレイトショーと呼ばれる深夜勤務の特徴を活かした良作。結末の意外性も流石。

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    2020年05月29日
  • 母の記憶に

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    『紙の動物園』は選りすぐりの短編集で、ベストセラーになったため、残った作品でこの本を編んだようだ。
    前と同じくらい読みやすく、情緒的だったり、ストーリーが追いやすかったりというのを期待すると、読みにくい、分かりにくいと感じる人が多くなるのは当然だと思うが、だからこちらが劣っているとは思わない。むしろ、よりケン・リュウという作家の上手さを堪能できる作品集となっている。前作は「紙の動物園」「もののあはれ」がSFに興味のない層にも訴えかけるものがあった(そこまでしか読んでない人もいるようだ)が、こちらはテイストは似ていても、情緒性は押さえられている。
    最初の「烏蘓里羆」は前作の「良い狩りを」に似たス

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    2020年04月25日
  • 訣別(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    ミッキー・ハラ―の助けを得ながら、
    人探しと暴行事件を追うハリー。
    大金がかかっているせいか、
    どうしても大富豪の子供探しの方に関心がむいてしまう。
    大金がかかっている以上、
    受け継ぐ者たちが危険にさらされるのでは無いのかと、
    はらはらした。

    ハリーの活躍は相変わらずで面白いが、
    相続がらみの事件はあっさり片づくし、
    往年に比べると全体的に落ち着いた感じ。
    娘との関係もそれほどひりひりしないし。
    そういえば、娘は警察官になりたいって言って気がするけど?

    とにもかくにも、久しぶりにハリーの活躍を読めて良かった。

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    2020年03月27日