古沢嘉通のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレマッケレイブとボッシュの共演ということで
楽しみに読みました。
マッケレイブはイーストウッドのイメージで
読めました。リタイヤした感じの初老(?)の
感じで、いいなぁ。
ボッシュは、映画化したら、誰が演るんだろう。
私的には、あんまり二枚目じゃない、カートラッセル
が頭に浮かびました。もちっと目が鋭くてもいいいな。
そんな事、思いながら、久しぶりのシリーズで、ほとんど前の
事件を忘れていましたが、それでも、充分楽しめました。
パズルのピースがハマるように、サークルがカチッと戻って
きました。ボッシュがたれこみをしたかどうか、それは謎のままだと思う。マッケレイブが見た瞳の闇の中の光は、どんな意味を持つのだろう。でも、ボッシュは闇の中にも、光を見いだせる男だと思う。贔屓目ですがね・・・でも、期待していいよね。
ヒエロニムスの絵のカバー、まじまじと見入ってしまいました。 -
Posted by ブクログ
ボッシュシリーズ13作目。
ニューヨークタイムズマガジン(日曜発行)に連載されたものに加筆修整した作品。
そのせいか、スピーディでテンポがよい。
仕事中毒で目下恋人もいないボッシュ。
マルホランド・ドライブの東端、展望台で死体が発見される。
スタンリー・ケント医師。
跪いて射殺され、ギャングの処刑めいた状態だが。
ポルシェの中には奇妙な跡が…
レイチェル・ウォリングと半年ぶりの再会。
ケント医師は放射性物質に直接アクセスすることが出来るため、FBIのリストに載っていたのだ。
妻のアリシアが襲われてケント医師は脅迫されたことがわかる。
FBIとの縄張り争いが始まる。
展望台の上にマドンナが住んでいた家があり、ファンが訪ねてきて、事件を見ていたことがわかる。
目撃者の少年を隠すボッシュ。
新しい相棒はイグナシオ。
イギーと呼んでくれと言われるが、刑事という仕事の現場で、イギーは軽すぎるのではと違和感を覚えて、いまだに一度も呼んでいなかったが?
ハリー・ボッシュ・シリーズは、1992年の「ナイトホークス」を皮切りに、「ブラック・アイス」「ブラック・ハート」「ラスト・コヨーテ」「トランク・ミュージック」「エンジェルズ・フライト」「夜より暗き闇」「シティ・オブ・ボーンズ」「暗く聖なる夜」「天使と罪の街」「終決者たち」「エコー・パーク」、本書まで。
全部読んでるし、どれも水準は行ってるんだけど~題の印象が似ているので、どれがどれだか‥? -
Posted by ブクログ
ジェフリー・ディーヴァーと並ぶ、お気に入りの作家。本書はその最新作。ツイストがあるのはディーヴァーと同じ。ただ、ディーヴァーほどあからさまではない。そして、主人公。本書のボッシュは孤高の刑事である。己に従えば従うほど、周りの人間が離れていく。男も女も。だから孤独。それでも生き方は変えられない。不器用といえば不器用だが、信念を持った男である。そこが、かっこ好くもあり悪くもある。とにかく根っからの刑事である。シリーズすべてを読んできて、頭の中にボッシュの生きている世界が出来上がっている。この一作だけをいきなり読んでも本シリーズの良さはわからないだろう。事件だけでなく、主人公ボッシュの出生から現在に至る身の上話も本シリーズの読みどころだからだ。
-
Posted by ブクログ
もう十二作目なのかあ。まったくハイレベルなシリーズで期待はずれだったことがない。それでも因果な本読みの性、あっといわせる目新しいものを追い求めてしまうのでついつい後回しにしていたら、十三作目が出ちゃったのであわてて読む。
本当にこれが初めてのコナリーだったならひっくり返るほど面白い。同時にシリーズを追いかけてきたからこその味わいもある。アメリカの警察ものの常としてすぐに政治がらみの駆け引きが繰り広げられて、それはあんまり好きじゃないが、それを補ってあまりある充実した内容だった。
人物像・ストーリー展開・意外性、どれをとっても一級品。後書きで次作の内容がちらっと紹介されていたが、これがなんともファンとしては気になる書き方なのだ。すぐ読まなくちゃ。 -
Posted by ブクログ
筋金入りの刑事ボッシュに、意外な連絡が来る。
ボッシュが13年も気に掛けていた女性失踪事件。
機会があるごとに調べ直し、容疑者と睨んだ金持ちのドラ息子には圧力をかけ、嘆き悲しむマリー・ゲストの両親とも連絡を取っていたが…
死体を車に乗せていて逮捕された男レイナード・ウェイツが、死刑を免れる代わりに、いくつもの犯行を自供する司法取引に。
マリー・ゲストの事件も自分の犯行だと。
野心丸出しの検察官らの言動。にわかには信じられないボッシュだが…?
現場検証で、死体を埋めたという現場に出向くと、犯人が逃走する大事件に発展してしまう。
ケンカ別れしたEBIの女性レイチェル・ウォリングと18ヶ月ぶりに連絡を取り、独自な捜査をしかけていく。