古沢嘉通のレビュー一覧

  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    ネタバレ

    また間違えてしまった。
    先に「リンカーン弁護士」を読まないといけなかった。

    後でこの作品の前の話となる「リンカーン弁護士」を
    読むときに死ぬほど後悔することになるかもしれないが、
    とりあえず、面白かった。

    警察または刑事とからむ場面は効果的だが最低限で、
    弁護士稼業の詳細が楽しめたし、
    「ロッキングチェア探偵」ではないが、
    ばたばたしないところも良かった。

    (下巻へ続く)

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    2015年04月21日
  • ブラック・ハート(下)

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    アーヴィン・アーヴィングってこんないい感じの人だったっけ??

    先に読んだ、これより後の本で出てきた印象と違うような…??

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    2013年07月04日
  • 死角 オーバールック

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     ボッシュ・シリーズなのだが上下巻に分かれるわけでもなく、一冊だなんて珍しいなと思ったら、ニューズウィークのウィークリーマガジンに字数制限で連載された、いわゆる書き下ろしではないものだそうである。それでも改訂を重ね、ラストシーンは4版とも異なるなどの諸事情は訳者解説に詳しい。

     国内では雑誌連載の作品が主流であり、書き下ろしはやや貴重な傾向があるのだが、海外では作家たちは十分に時間をかけて一作一作に集中した執筆活動を続けているのだろうと思うと、ちと羨ましくなる。

     されマガジン連載用だからというわけではなかろうが、本作品は、いつものボッシュ・シリーズには見られないスケールで、テロが題材とさ

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    2013年06月10日
  • 死角 オーバールック

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    ネタバレ

    国際的なテロリストを扱う刑事ミステリーは、
    一歩間違うと、風呂敷を広げすぎてリアリティを失うきらいがあるが、
    その点、この本はうまくまとめてある。

    解説によると、字数制限があったとのことだが、
    そのせいか、このシリーズにしては、
    ちょっとストーリーが急転直下すぎるかな。

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    2015年04月21日
  • エコー・パーク(下)

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    ネタバレ

    (上巻から続く)
    個人的な好みとしては、
    ボッシュが追い続けた事件の被害者の両親に、
    悲しい連絡をする場面が、ほとんど描かれていなかったことが残念だった。

    私がこの作品を映画化するなら、クレジットの最中にでも、未解決だった事件のラストとして、
    両親への報告の場面を入れるところだ。

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    2015年04月21日
  • エコー・パーク(上)

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    ネタバレ

    このシリーズも随分読み込んできたので、
    元相棒のいとこが気を利かせてくれたことがきっかけになったり、
    尾行した相手の立ち回り先が都合が良すぎたりするのが、
    ちょっと気になる。

    黒幕が自分の愛するものを守るために、
    自白するのもちょっとナイーブ過ぎる気がするし。

    (下巻へ続く)

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    2015年04月21日
  • 黒き計画、白き騎士 時間結社〈カンパニー〉極秘記録

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    ネタバレ

    オムニバス形式の「カンパニー」のお話。
    カンパニー所属の不老不死なエージェント達が時間を移動して、儲かりそうでかつタイムラインを壊さないような案件を探してコソコソうろついているw
    理由がわからないんだけど、「ジェイムズ・ティプトリー・ジュニア」の「すべてのまぼろしはキンタナ・ローの海に消えた」を連想するんだよねぇ。
    面白かったので、作者の今後に期待。

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    2013年04月11日
  • 終決者たち(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)
    捜査対象の事件がお宮入りになった事件で、臨場感がないからか、
    娘や元妻との人間関係に進展がないからか。

    相棒キズとの捜査がもっと阿吽の呼吸で展開していくのを、
    望んでいたからかもしれない。

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    2015年04月21日
  • 終決者たち(上)

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    念願の刑事に復職し、昔の部下キズと相棒を組む!ということで、
    あまりにも期待が大きかったらしい。
    いつもの通り、息をつかせぬストーリー展開で面白いのだが。

    (下巻へ続く)

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    2013年04月08日
  • 天使と罪の街(下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)
    でも、以前の作品で
    副主人公とも、もうひとりの主人公ともいうべきだった登場人物が、
    死んでしまったのは残念。

    とはいえ、ボッシュは娘と交流できているし、
    刑事に戻るらしいし、
    相棒はキズ・ライダーらしいし、
    次の作品が楽しみ。

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    2015年04月21日
  • 天使と罪の街(上)

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    ネタバレ

    残念ながら、読んでしまった。
    どうも、同じ作者の「ザ・ポエット」を先に読まないと
    いけなかったらしい。

    しかし、だからと言って、この作品の良さが失われてはいないと思う。
    息もつかせぬストーリー展開。
    犯人とだけではなく、同じ追跡する側のはずの人々との駆け引き。
    最後にどんでん返し。

    (下巻に続く)

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    2015年04月21日
  • 天使と罪の街(上)

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    原題 The Narrows
    突然視点がかわってしばらく誰かわからないからえっ?て思うけど、美しいながれ。ボッシュがマッケレイブのノートを追って行き謎が少しずつ明かされ、またさらに次の謎が生まれ。一気に読みたくなる!

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    2013年03月25日
  • ナイトホークス(下)

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    ネタバレ

    扶桑社と講談社。何からどう読み進めば良いのでしょうか。これでもボッシュの過去の事件が方々に出てきて順番間違えたかなと不安でした。当然発行順でいいんですよね。
    早くボッシュに携帯電話を持たせてやりたい。

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    2013年03月24日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)
    訳は最悪ではないものの、いまひとつ。
    しかも、きめる所がきめられていない。
    なんだか、文字の大きさか、字体か、何かがハードボイルドっぽくなくて気に食わない。
    そんなことを、今まで気にしたこともなかったのに。

    訳者あとがきによると、前作の解説では
    「おお、これほど早く次を読みたいと思わせる作品も今までになかった」とあったらしいが、
    今回は、
    「これほど次が読みたくない、これで終わりにしてくれと思わせる作品はなかった」というラスト。
    お願いだから、このままボッシュを幸せにしておいてくれ。

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    2015年04月21日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ネタバレ

    前作の終わりが衝撃的だったので、
    どうしたかと思っていたら、刑事を引退していたので、
    ちょっとがっかり。
    できれば、刑事を続けてほしかった。

    でもバッジがなくても、相変わらずストーリー展開は面白くて、
    懐かしいFBI捜査官リンデルが出てきたりして面白かった。
    (下巻に続く)

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    2015年04月21日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    マイクル・コナリーが生んだ新たなキャラクター。

    私には、あのジェフリー・ディーヴァーと肩を並べていると思えるのに、日本での人気はどうなのだろう。

    出版し続けて欲しい。

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    2013年03月22日
  • 夜より暗き闇(下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)

    しかし、ストーリー展開にはいつもの切れがない。
    多分、個人的にハリーが犯人でないと思って(信じて?判って?)いたので、
    展開がある程度予想通りだったせいだ。

    それにしても、作者はハリーにこの名前をつけた時から、
    この筋立てを考えていたのだろうか。

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    2015年04月21日
  • トランク・ミュージック(下)

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    相変わらず、話の展開は面白いし、
    最後はすかっとするけど、余韻がないんだよなー。
    あれもこれも上手く行きすぎというか、欲張り過ぎというか。
    解き明かされない謎があった方が、世界は美しいんじゃない?

    でも、前回失われた主人公の家が戻ってきて良かったよ。

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    2013年02月14日
  • トランク・ミュージック(上)

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    ネタバレ

    ハードボイルドだと思ってこのシリーズを読んできたが、
    どうも違ったらしい。
    主人公が結婚するなんて!
    ストーリー展開のために、主人公のキャラクター無視してません?
    確かに、意外な展開で、かつ意味のある行動でしたけど。

    (下巻に続く)

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    2013年02月14日
  • ラスト・コヨーテ(上)

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    ネタバレ

    ハードボイルドの主人公がセラピーを受けるなんて!
    と、古のハードボイルド・ファンなら怒るところだろう。
    まあ、そこらへんが、時代の流れであり、このシリーズをあまり陰鬱にさせてない一因なんだろう。

    しかし、ストーリー展開は相変わらず見事。
    キャラクター的にというか、設定的にというか、
    死ぬとは予想しない人が途中で死んでしまい、
    ぐっと引き込まれる。

    二段落ちというか、解決したと見せかけて、
    さらに奥があるのは、ちょっとパターン化してきて予想範囲内だが。

    (下に続く)

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    2013年02月11日