あらすじ
悪魔からの挑戦状。探偵ボッシュと猟奇殺人犯の息詰まる頭脳戦。ロス市警刑事の私立探偵ボッシュは、仕事仲間だった友の不審死の真相究明のため調査を開始する。ネヴァダ州の砂漠では多数の埋められた他殺体が見つかり、左遷中のFBI捜査官レイチェルが現地に召致された。これは連続猟奇殺人犯、"詩人(ポエット)"の仕業なのか?そしてボッシュが行き着いた先には…
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Posted by ブクログ
面白い。
テレビドラマシリーズの2時間4話くらいに纏めてくれたら絶対見る。
シリアルキラーと失意のFBI捜査官。亡き友への想い。下巻も直ぐに読む。
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ハリーボッシュシリーズ。
何巻目かは知らないけど娘のマディが5歳なのでハリーは52歳くらいか。
警察は引いて私立探偵をやっている。
この辺の事情はシリーズを読んでいないので不明。
前作(未読)での相棒役だったテリーの死因を調べる。その過程で連続殺人事件捜査に巻き込まれる。
というか事件に行き着く。
自分にとってこのシリーズは、事件とかはどうでも良くてハリーの我が道を行く姿勢、敏腕さ、身の処し方、気持ちの持ち様、孤独の中での思考、そんな描写が楽しめる。
FBIのレイチェルと一緒に犯人を追うところで下巻へ。
Posted by ブクログ
のっけから、全速で走り出すような感じで物語は始まります。
「ザ・ポエット」はまだ読んだ事が無いのですが、その後日譚に相当するこの作品では、「ザ・ポエット」に関連した言及がしょっちゅう出てきます。と言う意味では、(解説にも書いてありましたが)「ザ・ポエット」から読み始めた方が良いかと。
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テリー・マッケイレブの死 不審 ボッシュへの依頼 テリーのメモ Hザイジックス・ロードへ 送られたGPS 詩人 レイチェル・ウォリング Rザイジックス・ロードへ 邂逅 クリアヘ 詩人の痕跡 爆発 最後のターゲット 雨 NARROWS 終幕 真実
Posted by ブクログ
本書は「ザ・ポエット」の続編なので、本書でポエットの正体を知る前に「ザ・ポエット」を読むのがおすすめ
と訳者あとがきで知った。
先に本書を読んでしまうと、ザ・ポエットの驚愕がそがれてしまうとのこと。
「ザ・ポエット」のヒロインFBI捜査官レイチェル・ウォリングが、ボッシュとともにポエットと対決する。
ポエット、最強にして最恐!鳥肌ものの恐怖を感じる。
ちょっとショックだったのは、「わが心臓の痛み」と「夜より暗き闇」の主人公元FBI心理分析官テリー・マッケイレブが物語冒頭で死んでしまっていたこと。。。
テリー・マッケイレブ好きだったのになぁ。
準主役扱いで今後も活躍するのかと思っていたのに。
また、前作、「暗く聖なる夜」で娘と感激の初対面を果たしたボッシュは元妻エレノア・ウィッシュとマデリンの3人で穏やかに暮らしているかと思いきや、エレノアがマデリンの存在を隠していたことが確執となり、ボッシュはエレノアとうまくいっていなくて、やきもきしてしまった。
Posted by ブクログ
残念ながら、読んでしまった。
どうも、同じ作者の「ザ・ポエット」を先に読まないと
いけなかったらしい。
しかし、だからと言って、この作品の良さが失われてはいないと思う。
息もつかせぬストーリー展開。
犯人とだけではなく、同じ追跡する側のはずの人々との駆け引き。
最後にどんでん返し。
(下巻に続く)
Posted by ブクログ
原題 The Narrows
突然視点がかわってしばらく誰かわからないからえっ?て思うけど、美しいながれ。ボッシュがマッケレイブのノートを追って行き謎が少しずつ明かされ、またさらに次の謎が生まれ。一気に読みたくなる!
Posted by ブクログ
ボッシュ・シリーズも10作目。
前作「暗く聖なる夜」の終わりで幸せになったと思い込んでいましたが、そうは問屋が卸さない!?
テリー・マッケイレブのシリーズとも合体した状態のオールスターキャスト。
かなり派手な展開です。
原著は04年発行。
2007年3月初登録。
Posted by ブクログ
ボッシュ・シリーズ。意外とこのシリーズってアクションものっぽい要素があるなとよく思うんだけれど、今回も、氾濫しそうな川を流されるとか、はらはらするシーンもあっておもしろかった。・・・・・・だけど、先に読んだ「ザ・ポエット」のほうがおもしろかったような気が。その続編なので犯人がすでにわかっているせいか? 「ザ・ポエット」の主人公のジャーナリストが出てこなかったのも寂しかった。好きなキャラクターだったので。FBI捜査官レイチェルも前作のほうがしっかり書き込まれていた気がするし。そして、わたし、てっきりボッシュはエレノアとよりを戻すと思い込んでいて、ボッシュはどんな家庭生活を送るのかなあ、とのんきに楽しみにしていたのに、そういう展開ではなくてちょっとがっかり。コナリーのノンシリーズ「わが心臓の痛み」はクリント・イーストウッドで映画化されている(この本も読まなきゃ!)。で、あの映画はどうだったこうだったという話がこの作品中によく出てきて(つまり、本のなかでは、実際起きた事件が映画化されたことになっている)、そういうのを読んでいると、なにが現実なのか架空の話なのかふとわからなくなったりしておもしろい感じがした。なんだかロサンジェルスには本当にボッシュがいるような気がしてきた。。。。