村井章子のレビュー一覧

  • 「権力」を握る人の法則

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    組織においてpower、権力を握る人の特徴や、その地位に就くための方法、さらにはそのマイナス面も書かれている実践的な本。powerを持つ人に関する知識としておさえておくべき一冊。

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    2012年05月13日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    1950年代に書かれた本にもかかわらず、まるで昨日書かれた本のように読みやすい。人の欲望の尽きることがないように、人が投機とバブルへの熱狂の報いを受ける限りはこの本はきっと価値を持つ。まさしく真の古典、恐らく永久に読まれ続けることでしょう。

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    2012年05月08日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    ITを競争優位へと繋げるためにはどのように利用すればよいのか、様々な事例をもとに解説を加えてある。
    事例はどれも素晴らしい示唆に富んだものであり、CRMやSCMなど適用パターンも多岐に渡っているのが嬉しい。
    現代人ならば一読すべきだと強くオススメする。

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    2012年01月27日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    過去に起きた国家的な債務危機、金融危機を、1800年以降を中心に(古いところでは1400年代も含めて)長期的な視点でデータを蒐集して研究した大変な労作である。今後は、この本に出ていることは経済・金融関係者にとって当然の共有知識として持っておきたい。ロゴフは"Foundations of international macroeconomics"という優れた国際マクロ経済学の本も書いている。しかしこの本では経済モデルは出てこなくて、データに全てを語らせるというスタイルが貫かれている。588ページの本であるが、本文は414ページまでで、残りは参考資料である。
    この本を読めば、

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    2012年01月22日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    本書は、1920年代末から始まった世界大恐慌のきっかけとも言われる、アメリカ起こった1929年の株式市場の大暴落について書かれたものです。

    初版発行はなんと1954年。50年以上も版を重ねて読み継がれている本です。

    題名やテーマから、少しとっつきにくいかもしれませんが、内容は分かりやすく特に難しいということも無いと思います。

    ご存じのようにバブルというのは現代だけの特殊な現象ではなく、近代から何度も何度も繰り返されているものです。有名なところでは、オランダのチューリップバブルとか、イギリスの南海泡沫会社バブル、新興市場(当時の南米諸国のこと)や鉄道バブル。新しいところではアメリカのインタ

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    2011年11月22日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    投資家・政策当局者の必読書。

    個人的に本書は金融危機の前兆、影響、対策のヒントを知る上での重要な分析ツールになる。

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    2013年03月01日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    この本はすごい。日本は国債がほとんど国内で所有されているから破綻しない、などという馬鹿げた論理が何の証拠もないことを教えてくれる。

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    2011年11月10日
  • 「権力」を握る人の法則

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    そうか、そういうことだったんだ
    世の中は、公平・公正ではないそうだ。

    「不届きとしか思えないふるまいをしたり(いるいる)、強引に自分を売り込んだり(いるいる!)、上昇志向をむき出しにしたりする他人を見かけると(まさにアイツだ)、こう考える――あんな連中から学ぶべきことは何もない、あいつらは一時的には出世するかもしれないが、いずれ馬脚を露して左遷されるに決まっている、と」こんな無邪気な考えは、捨てたほうが身のためだそうなのだ。

    この本は、「世の中のリーダーシップ本は眉唾である」と言っているように、美しく思いやりに満ちた世界を追いかけて、きれいごとやごまかしに騙されるのはもうやめよう、と呼びか

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    2015年03月21日
  • 「権力」を握る人の法則

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    権力を手に入れることは可能である。
    ではなぜ、多くの人が、その道を閉ざすのか?

    理由は世界は公平であるという思い込み、
    眉唾のリーダーシップ本、そして負けを正当化する自分。
    権力と向き合うことの重要性を説く。

    まとめると『権力を 使えば望む 道開く』
    といったところでしょうか?

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    2023年06月30日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    高校生の頃にも一度読んだ本。翻訳が絶版になっていたので、ペーパーバック版をつん読にしていたが、日経BPクラシックとして再版になったようだ。FRBによる低金利政策や続々とIPOする怪しい企業、投資信託ブームなど、いつの世も同じだなぁと痛感させられる。バブルはimmunizing effect を持つので、しばらくは再発しないが、何年か経つと繰り返される。29年の暴落がその後、大恐慌として長く影響を残すことになった理由についても考察が行なわれている。大きな理由の一つとして格差問題が挙げられている。当時は格差が大きく、株価暴落による資産効果へのインパクトを通じて富裕層に与えたダメージが大きかったこと

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    2011年08月07日
  • 極限の漂流118日間

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    超自然派?夫婦が航海中に難破して漂流した時の記録。 実際の漂流譚は6割ぐらいで残りは夫婦の出会いや漂流から帰ってきた後の人生の話。メインである漂流記録は本当に壮絶。

    そして、満足な食料もない中、118日も生き残れたのは奥さんのスーパーポジティブマインドが根幹にあった。というのは考えさせられるのもありました。

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    2026年08月23日
  • 創造的破壊の力―資本主義を改革する22世紀の国富論

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    経済成長におけるイノベーションの役割をさまざまな観点から評価する・・というのが本書の冒頭に書かれた目的だ。その目的を達成するために、本書では人類の歴史を振り返るところからスタートし、やがて資本主義における様々な要素とイノベーションがどのように関わってくるかを明らかにする。

    経済学が人間の厚生を高め、良い社会を作るといった規範的な一面を持っていることからも明らかなように、本書も上記したイノベーションの役割を明らかにするといった立場は崩さないものの、後半ではイノベーションは人類の幸福や、あるいは国家を構成する人たちにとって良いものかどうかという議論が進み、最終的には国家における行政権や司法といっ

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    2026年08月17日
  • ファスト&スロー (上)

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    私達の認知的錯覚の実例や分類が満載されており、「なるほど」と思わされる内容。
    「幸福とはなにか」、さらには「自由至上主義的アプローチ」の前提となる合理的経済主体モデルに対しての行動経済学からの視点も述べられており、いろいろ示唆に富んだ著書である。

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    2026年08月13日
  • 戦略の要諦

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    ミッションやパーパスは現状を変える術がないため、スマートだが戦略でない。戦略とは、攻め所として解決すべき課題を見つけること、それを乗り越えるための地道で具体的な方策のこと。

     課題としてフォーカスすべきは、自社の長所(武器)や得られる果実を踏まえ、『勝ち筋』があること。実現性が乏しいものは課題ではなく、“願望”と表現すべき。

     目標や効果の数値化は大切だが、数値にしきれないが重要な事柄も多い。形式主義に陥らないこと。

    (本社・企画部が示す利益目標を思い出した。これは実現手段が書かれないため、目標より願望の表現の方が実態に沿うように思う)

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    2026年08月12日
  • ファスト&スロー (下)

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    フレーミング効果はどのような形で提示されるかによって、人の選択が変わってしまう。たとえば、「術後1カ月の生存率は90%です」と伝えた場合と、「術後1カ月の死亡率は10%です」と伝えた場合では、どちらも同じ事実を示しているにも拘らず前者のほうが手術を選ぶ人が多かった。このように、自分では客観的な事実をもとに判断しているつもりでも、実際には情報の提示のされ方に影響されている。臓器提供の同意率の例でいうと、オーストリアでは100%近く、ドイツでは12%という大きな差があるが、その違いは免許証で「臓器提供したくない人」がチェックする形式なのか、「臓器提供する人」がチェックする形式なのかというものだった

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    2026年08月09日
  • ファスト&スロー (上)

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    後知恵バイアスは、単に「結果を知った後に、結果を予測できていたと思い込む」というだけではなく、実際にことが起きてから、その結果に合わせて過去の自分の考えを修正してする。そして、その修正に自分では気づきにくい。例えば、日本は災害が起きた後に行政や政治家が非難されやすい。日本は災害の多い国なので、災害が起こること自体は誰もが想像できることだ。しかし、実際に災害が起きて被害の大きさを目にすると「災害が起こることは分かっていたのに、なぜこれほどの被害をあるのか」「なぜ事前に対策できなかったのか」と責める声が出てくる。それでは、地震が起きる前になぜ「もっとあれこれ対策しろ」と言わないのか。それはそれほど

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    2026年08月09日
  • ドル覇権が終わるとき インサイダーが見た国際金融「激動の70年」

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    基軸通貨が持つ意味合いをユーロや元、円などと比較しながら、歴史をたどる一冊。
    かつての基軸通過はギルダーやポンドであった。それは世界を牛耳っている証であり、多くの恩恵を受ける。貿易などはほとんどが基軸通貨で行われるようになり、現代では70%ほどがドルで取引が行われている。自国の通貨が基軸通貨となることで、GDPが底上げされたり、ルールづくりを優位に進めることができる。また、現金調達も圧倒的に容易である。とはいえ、軍備費を多く支払ったり、保険的立ち振舞を求められたりするので不利益を被ることもある。70年続いているドル覇権はどこまで続くのか、現在の挑戦者である中国との競争の行く先が楽しみである。

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    2026年07月11日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    本書の著者であるAlexander Karp氏は、AI・データ解析ソフトウェアを手掛けるPalantir Technologies(パランティア)の共同創業者兼CEOである。Palantirは、政府機関や国防、安全保障分野への技術提供で知られる企業であり、近年のAIを巡る議論においても大きな存在感を示している。その最前線に立つ人物が、国家とテクノロジーの関係についてどのような視点を持っているのか。そのような関心から本書を手に取った。
     本書を読んでまず印象的だったのは、Karpが大学で哲学を専攻していたという事実である。テック企業のCEOと聞けば、コンピュータサイエンスや工学を専門としてきた人

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    2026年07月04日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    多様性の政治的意味を奪い、国力の入力資源に変換している。
    我が身にしかと納得せずには、人の心は動かせぬ
    全制的施設としての大学 類似の境遇にある多数の個々人が、一緒に、相当期間にわたって包括社会から遮断されて、閉鎖的で形式的に管理された日常生活を送る居住と仕事の場所

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    2026年07月04日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    荷物を箱、つまりコンテナに詰めて運んだらいいんじゃね、という発明といえるのかなというアイディアを現実のものとし、物流だけでなく経済の仕組みにも多大な影響を与えたという話。影響が多大なだけに、将来の見通しが全く予測できない中、巨額の投資を進めコンテナとその積み込みなどにかかる港のシステム、船の改造や新規造船を進めた勇気には頭が下がる。勉強になった。

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    2026年06月27日