村井章子のレビュー一覧

  • 戦略の要諦

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    戦略とは何で、どう考えるべきかが一冊にまとまっている。500p超で骨太な本。
    大切なことは、何が一番重要なポイントなのかを見極め、それを解決するためにどうするのかということ。みたいな話ではあるが、奥が深い。
    一回では理解が追いつかないので何回か読み直したい。

    目標数値を達成するものではないという話もあり、個人的に持っていた違和感の正体に気づけた。

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    2025年05月10日
  • 帳簿の世界史

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    ネタバレ

    <目次>
    序章ルイ16世はなぜ断頭台へ送られたか
    第1章帳簿はいかにして生まれたのか
    第2章イタリア商人の富と罰
    第3章新プラトン主義に敗れたメディチ家
    第4章太陽の沈まぬ国が沈むとき
    第5章オランダ黄金時代をつくった複式簿記
    第6章ブルボン朝最盛期を築いた冷酷な会計顧問
    第7章英国首相ウオルポールの裏金工作
    第8章名門ウエッジウッドを生んだ帳簿分析
    第9章フランス絶対王政を丸裸にした財務長官
    第10章会計の力を駆使したアメリカ建国の父たち
    第11章鉄道が生んだ公認会計士
    第12章クリスマス・キャロルに描かれた会計の2面性
    第13章大恐慌とリーマン・ショックはなぜ防げなかったのか
    終章経済破綻は世界の金融システムに組み込まれている
    謝辞
    ソースノート
    日本語版特別付録帳簿の日本史
    解説

    2018/4/10第1刷
    2019/6/25第8刷
    2015/4単行本発刊の文庫版

    P15繁栄する社会では、良い会計慣行や商業文化が
    寝付いていただけでなく、それを支える健全な倫理観
    や文化のワク組みは存在し、会計を無視したり、操作
    したる怠ったりしがちな人間の性癖をうまく抑えていた
    が。なぜ、それが生かされなかったのか?

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    2025年04月16日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    貧困に陥った人は、能力主義な世界では自分に能力がないからと自己嫌悪に陥ってしまう。しかし、データで示されている通り所得間の移動は固定的であり、頻繁に起きるものではない。だから、貧困に陥ってしまった人は、自分が生まれた境遇が原因であることが多い。だからこそ、社会は、彼らを見捨てず救済しなければならない。しかしそれは金銭面だけではなく、人としての尊厳や生きがいを取り戻せるよう支援できるようなシステムが必要である。

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    2025年04月09日
  • ファスト&スロー (上)

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    【書名】
    ファストアンドスロー上 ダニエル・カーネマン

    【目的】
    自身のバイアスに自覚的になり、自身の判断エラーを防ぎたい。
    そのために、システム1、システム2という概念を知り、判断エラー事例に触れる。
    結論、辛かったがその分何かが身についた気がする。

    【要点】
    アンカリング効果、プライミング、問題の過度な単純化、平均回帰、ハロー効果、後知恵効果、が事例を通じてどう判断エラーにいたるか提示されている。
    多くの直観に反する実験結果が提示されている。

    【印象に残ったポイント】
    わたしの理解力だと、難解で読みにくい。
    ただ、数々の書籍で参照されていた本書の概念が身体知的にインストールできた気がする。

    【具体的に生活や仕事にどう活かすか】
    自分を疑い、システム1で安直に判断してるんじゃないか?とシステム2を動作させる。

    【ふりかえり・気づき】
    知ってはいたけど、以前に比べると本書の概念を活用できている気がする。
    ファクトフルネスなんかも、合わせて読むとより、自分へ実装できそうな気がする。

    わざわざ読むか迷ったが、本からの学びは、向き合った労力と有意に関係すると実感した。
    読みにくい本書に対し、システム2を動員し長時間向き合ったおかげか(辛かった)、本書で提示されている概念が頭から取り出しやすくなった気がする。

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    2025年03月19日
  • 悪いヤツほど出世する

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    こうあるべきだと言う規範とこうであると言う事実を混同しないこと。また他人の言葉ではなく、行動を見るということが大事です。

    それともう一つ、白か黒かで考えないことです。どこかに悪い人間がいて、悪事ばかりか、働いているなら、彼らを隔離して絶滅させれば良いのです。だが、善と悪を分ける境界線は、あらゆる人間の心の中にあります。自分の心を隔離して、破壊することを望む人間がいるでしょうか。

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    2025年02月10日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    『ファスト&スロー』のカーネマンらによる著。組織の判断の誤りに焦点。バイアス(真の値からのズレ。全体的に評価が甘い、等)と、ノイズ(ばらつき。「あなたはいつも同じ人間ではない」)がある。ノイズを減らせば、バイアスを顕在化させることができる。人間の判断をモデル化して、モデルに基づく予測をすると、本人よりも精度が上がる(ノイズが除去されるため)。

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    2025年01月19日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    ピケティ入門書。2冊の他の著書を引用しながらした講演をまとめたもので、問題意識がクリアなものの、資料は一部のみしか掲載されてません。気になる箇所が出たら追加で文献を買って深掘りする必要があります。
    なぜ不平等ではいけないのか、参政権が平等にあれば男女格差は是正されるのか、先進国は本当に二酸化炭素の排出量が低いのか、そんな素朴な質問を持つ人が最初に読むと良い本かもしれません。

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    2025年01月04日
  • イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章

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    市場、貿易、経済成長、物価、貨幣、金利、インフレ・デフレなどなど、10章の読み物として構成されており、数式なども出てこないため、経済の入門書として最適な一冊です。
    高校生やこれから経済を学ぶ大学生が読んでおくといいと思います。

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    2024年09月18日
  • 帳簿の世界史

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    読書習慣や家計簿アプリの習慣などポジティブな影響を非常に受けたので星5
    帳簿って…つけられるんだ…! という気づきを得た当時の民衆の気持ちになって収支を記録してるしちいかわの読書ノートも書いてる

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    2024年08月22日
  • 道徳感情論

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    人間道徳の本質は何なのか。そしてそこにおいて大きな役割を果たす共感とは何なのか。

    アダム・スミスはこの著作で明らかにしていきます。

    私がこの本を読んで驚いたのはアダム・スミスの観察力の鋭さでした。

    読んでいて思わず「よく観てるな~この人は」とうならざるをえない場面が何度もありました。


    これは名著です!ぜひ読んで頂きたい作品です!おすすめです!

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    2024年08月19日
  • Mine! 私たちを支配する「所有」のルール

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    あんまりメモは残せなかったが、色々と示唆に富む内容だった。エネルギーや環境の分野への学びが後半に出てきてなるほどと思う事多々。
    長いけどまた読み直したい。

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    2024年07月26日
  • 帳簿の世界史

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    開始: 2024/7/17
    終了: 2024/8/23

    感想
    誰にでも訪れる清算の日。その時に負債超過に驚かなくても済むように。毎日帳簿を作成することは人生を救う。自分の成績と成果を見ておく。

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    2024年08月23日
  • Mine! 私たちを支配する「所有」のルール

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    所有という概念と、それがどのように形成されたか、変化しているのか。
    その中で私たちの社会はどうなって行くのか。望む方向に導くためにどんなことが行われているのか。
    アメリカの法律はイギリス系で、ドイツやフランスをベースにする大陸系の日本とはいくらか状況は違っている。また、州ごとに法律が違うというアメリカの特異性もある。
    印象的なのは、法的な所有をコントロールすることで社会は良くも悪くも変えられるということ。
    金持ちが税金を払わなくていいようにすることで社会の不平等は拡大する。一方で、環境を守るようなインセンティブを設計できる。
    裁判所はどんな社会が望ましいのかという観点を含めて法を解釈、運用してほしい。

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    2024年07月16日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    判断あるところにノイズ(バラつき)あり。
    この本を読んで、本当に肝に銘じるべき言葉だと思った。

    裁判や医師の判断、人事評価、間違いなく客観的と思えるような科学的捜査法など、
    均一な判断が下されるべきものにも、実はその判断には想像以上にバラつき(ノイズ)がある。
    裁判であれば、裁判官ごとや、同じ裁判官でも事例や時と場合によって、判断にバラつきがある。
    それは言わば、くじ引きやガチャのようなものと言っていいくらいにバラつきがある。

    ノイズ(バラつき)はエラーを引き起こす要因になるが、
    バイアス(偏り)が注目されやすい一方で、ノイズ(バラつき)は見落とされやすい。

    本書では、そのノイズの例を上げるとともに、どのようにノイズを減らしていけばいいのかが解説されている。

    統計的視点を取り入れる、ルールやアルゴリズムを設定する、複数の判断者がいる時は独立して判断させてから判断を統合するなど、
    組織内で判断を下すときに無視されたり、その視点がないようなアドバイスも多かったと思う。

    『ファスト&スロー』では、心理的バイアスが中心的に扱われ、本書はその続編としても読めると思う。
    合わせて繰り返し読み返すべき本だと思う。

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    2024年06月19日
  • イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章

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    【評価】
    内容   :★★★★★
    読みやすさ:★★★★☆
    難易度  :★★☆☆☆
    ボリューム:★★★★★

    【所感】
    BOE監修の経済学の入門書。アカデミックなアプローチではなく、終始身近なテーマと経済学の繋がりについて説いていく流れ。経済学に触れてこなかった人でも本書を読めば至る所に経済学が働いていることに気づくことだろう。斯く言う自分も改めて基本の振り返りと足りてない基礎知識の補充ができた。オススメできる一冊。

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    2024年06月15日
  • 戦略の要諦

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    戦略策定という抽象度が高いと考えられるものを、具体的で“ちゃんと腹落ちする”考え方で進めるためのガイドしています。戦略というエグゼクティブ向けで抽象度の高いテーマを、以下に実践的に進められるか、という内容だと思います。
    課題ありきの戦略立案の進め方を提唱しています。ただ中盤の、課題をいかに捉えるかとか、戦略を立てるための自社の強みをいかに捉えるかor構築するかという内容は、それほど独自性のない内容に思いました。
    一方で、いかに芯を食った戦略を立てるために議論していくか、という『戦略ファンドリー』の項については、独自性もあり実践的で、高揚感のある内容で参考になります。

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    2024年04月26日
  • 悪いヤツほど出世する

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    タイトルは気を衒った感じがするが(タイトルに惹かれたのは間違いない)、内容は「現実を受け止めろ」ということが主たるメッセージであるように、さまざまな事例を用いて現代のリーダーシップ論が現実と乖離しているかを論じており、冷静に思考することの大切さを伝えている。
    見たくないもをつい見ないようにしてしまう自分にとって、良いことも悪いことも存在する現実を直視すべきであるという考えを常に持っておきたいと思わせてくれた著書である。
    著者の別の作品もすぐに読みたいと思った。

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    2024年04月21日
  • 戦略の要諦

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    前著「良い戦略 悪い戦略」の加筆版といったところ。事例が豊富なのは良いのだが逆に読み切るための分量も多くてややしんどい。最終章の「戦略ファウンドリー」で、実際に経営幹部たちが戦略を検討した事例が書かれているのが参考になった。後で手のひら返しにならないようにするためのコツまで書いてあって実践的。

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    2024年04月05日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    1ヶ月以上かかって読みました。今の日本、もう既に無茶苦茶になっているから…
    日本の政治家よ、読め!自民党読め!! 希望に進んでいけます様に。

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    2024年04月05日
  • 戦略の要諦

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    素晴らしかった。
    困難だが解決可能な最重要ポイントを見つけて、そこにリソースをぶちこむ
    現状を鑑みない理想だけの目標はクソ

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    2024年04月04日