村井章子のレビュー一覧

  • 戦略の要諦

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    戦略の良し悪しを考えさせられる思想に近い。
    しかしながら納得する部分が多い。
    実行段階においてはどうやればいいのか?と考えることもあるが、これまた同時期に刊行されていたThinkBiggerを参考に進めてみるのが相性が良さそう。

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    2024年02月05日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    ピケティさんの書籍はどれも読むのが大変だが、本書は講義内容の文字起こしなのでサクッと読める。格差(所得、資産、ジェンダーなど)や環境問題(炭素排出制限量の南北問題、自然資本の破壊など)についての彼のスタンスとその結論に至った経緯が簡潔に記されている。ピケティさんご自身による「ピケティ入門書」という位置づけの本。

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    2024年01月11日
  • イングランド銀行公式 経済がよくわかる10章

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    イングランド銀行に勤務した著者が、経済学に対して平易に説明した本。経済学は硬いイメージがあり抵抗あったが、とてもわかりやすい内容であり少し親近感をもてたような気がする。

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    2023年12月23日
  • テクノロジーの世界経済史 ビル・ゲイツのパラドックス

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    ◯ 政治的支配力をすでに握っている者にとって、ほとんどの場合、創造的破壊という不安定化プロセスには何の利益もない。(48p)

    ◯ 短期の問題には政府が慎重に対処すべきだ。イギリスの産業革命を生きた多くの人々にとって、短期とは一生を意味した。(524p)

    ◯ 自動化がまだきわめて困難な対人サービス業は多岐にわたる。そうした仕事は、お金に余裕のある人が多い高スキル労働者の集まる都市で創出されると考えるのが自然だ。(543p)

    ★技術の進歩は万人にとって良いことであり、ラッダイト運動は誤解に基づいた間違った行為というふうに思い込んでいた。しかし、進歩の恩恵に与れない人々にとっては、当然に合理的

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    2023年12月09日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    アメリカ牛を日本ですき焼きにするのも
    仏デザイナーがベトナムで服を縫製させるのも
    トヨタのjust in time方式も
    日本家電がアメリカを席巻したのも
    コンテナのおかげ。

    こんな話知らなかった、面白かったー!

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    2023年11月22日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    あまり追加された新しい視座はなかったように思う。格差はさらに格差を生む、どんな分野でもそれは生じると言うことを本を通して書いてます

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    2023年11月19日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    強いて言えば現代日本に拡大しつつある「貧困と格差」という問題の中で、筆者の専門とする開発経済学の部分部分には触れてはいたように思う。
    人間が一見すると不都合な行動を取りうるというテーマは様々な学域で興味を引く議題として散見するが
    合理的経済人という鏡像からではなく、実際的な人々の営みを突き詰めるべくして膨大な規模や時間を費やした研究のもと、統一された正解というものは見出しがたいであろうからこそ学問として面白い。

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    2023年11月05日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    奨学金のつかいどころに格差があると言う話とそれを是正するべきだという主張に賛成できるかは別としてわかりやすかった。

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    2023年11月02日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    移民、関税、AIとライダット運動、温暖化、ベーシックインカムなどいろんな話題がデータをもとに書かれている。同じ著者の「貧乏人の経済学」より話題が豊富で面白かった。
    行動経済学系の本に登場する実験には結構飽きてきたが、本書のデータにはインドや途上国を被験者にした実験が多く目新しい。

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    2023年10月28日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    ネタバレ

    # 意思決定の精度に関する秘孔を突いた一冊

    ## 面白かったところ

    - 「狙った的が外れる」という事実は見る切り口を変えたらカテゴライズでき、「バイアス」と「ノイズ」で表現されていて膝を打った

    - 「一晩寝かせるといいアイデアが浮かぶ」というアレの正体の根源が「群衆の叡智」であると力説していて面白い

    ## 微妙だったところ

    - 正規分布や公式など、統計学を始めとした、大きな主語で言う「数学」の知見が多く散りばめられていて難しい

    ## 感想

    組織が正しく前に進むための決断について興味があったため読み始めたが、かなり面白い。

    人間という1単位で見た場合と、組織で見た場合では決断の際

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    2023年10月25日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    コンテナにまつわる物語。良書。
    港湾における労使紛争。起業家マクリーンによるコンテナによる物流改革。改革に対する反対勢力との攻防。コンテナリゼーションによる運輸業界の変遷。
    歴史は参加者の想定を超えて動いていく。

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    2023年10月22日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    不平等は何故起きるのか、所得格差、教育格差、CO2排出量格差、ジェンダー格差の実態はどうなのか、フランスと米国を比較していて分かりやすかった。経済成長は教育による、累進課税は必要、公的債務等ピケティの明快な理論が少しでも分かった。

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    2023年10月21日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    上位20%の富裕層の話はききますが、下位50%の資産の話は初めてです。それで1割に満たないということは驚きです。

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    2023年10月09日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    不平等・格差の歴史についての講演会をまとめた一冊。
    講演会なので比較的分かりやすくまとめてあり、読みやすい。
    スウェーデンの社会民主政党をサンプルとして取り上げており、スウェーデンの政治について知識がなかったので、興味深く読んだ。

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    2023年09月28日
  • 帳簿の世界史

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    帳簿から見る歴史という切り口に興味を持って読み始めた。帳簿とはお金の流れであり、即ちあらゆる活動の記録であることから、帳簿がきちんと付けられていない=対象の全体像が把握できていないということだというのが学び。
    プロジェクト管理のように、帳簿による管理ができる組織とできない組織にどのような違いが発生するのか、それ以上に、その違いが生まれる理由の読み解きが一層興味深い。

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    2023年09月18日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    不平等をテーマにした、トマ・ピケティ氏の講演録。どうすれば不平等がこの世の中からなくなるのか。難しい問題だが、解決する日が来ると信じたい。

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    2023年09月07日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    【抜粋】
    (p6)不平等は、社会によって顕著に異なる経済、政治、文化、文明、宗教の移り変わりと密接に結びついている。今日私たちが目にする社会的不平等のさまざまなちがいや度合いや構造は、広い意味の文化で説明することができる。いや、文化以上に、参政権をはじめとする政治参加のほうが大きな原因だったかもしれない。その一方で、「自然」の要因、たとえば個人の能力であるとか、天然資源などに恵まれているといったことが果たす役割は、思うほど大きくない。

    (p10)不平等の大幅な解消なくしては、また現在の資本主義システムとはまったく異なる新しい経済システムの出現なくしては、気候変動問題を解決することはできない

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    2023年08月09日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    『21世紀の資本』で有名なピケティによる2022年3月に行われた講演の内容を書籍化したものとなっているので、分厚い『21世紀の資本』と違って、1時間くらいで読み終えてしまった。

    内容としては、やはりピケティらしい不平等についてのもので、
    不平等の問題は、まだまだあるものの、全体として不十分ではありながら平等への歩みは続いているとしたうえで、
    所得格差や資本格差、ジェンダーや議決権の不平等などついて、データを示しながら、語られている。
    また、不平等が生まれる背景には、社会的、文化的な原因があるため、フランスやスウェーデンの歴史的事例を通してそのことが述べられている。

    これらの中で特に印象に残

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    2023年08月06日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    トマ・ピケティの著作が、さまざまな場面で取り沙汰されるのを見るにつけ、「21世紀の資本」を読まなくてはなあと思ってはいた。
    だが、いつも後回し。読みたい本がたくさんありすぎて腰を据えて読む気になかなかなれず。
    そんな時に、この講演録は、章立てが細かく、データを駆使してわかりやすくピケティの分析を披露してくれているので、経済学に暗い自分でも十分に読める。

    データは中央値や平均値を見るのでは実態が掴めないこと。データ分析が鮮やかでさすがだ。
    そこから浮かび上がる格差について、ピケティはあらゆる格差をゼロにしようと思っているわけではなく、一部の富裕層と圧倒的多数の一般庶民の格差を5対1.あるいは1

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    2023年08月04日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    ネタバレ

     2022年3月18日のジャック・シラク美術館で行われた講演録。
     「社会的不平等の違いや度合いや構造は・・・・参政権をはじめとする政治参加のほうが大きな要因だったかもしれない。その一方で、「自然」の要因、たとえば個人の能力であるとか、天然資源などに恵まれているといったことが果たす役割は、思うほど大きくない。」

     スウェーデンの例は「ある国が本来的に不平等だとか平等だということはないと示した点で興味深い」「肝心なのは、政権運営を担うのは誰か、何を目指すのかということである。」

     そして「不平等の大幅な解消無くしては、また現在の資本主義システムとはまったく異なる新しい経済システムの出現なくし

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    2023年07月30日