村井章子のレビュー一覧

  • プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

    Posted by ブクログ

    ◯企業は人間とマシン、モノやサービスとプラットフォーム、コアとクラウドのバランスを見直す必要がある。(39p)

    ◯企業が存在する根本的な理由の一つは、市場参加者が必要に応じて都度集まるやり方では完備契約が結べないことにある。(467p)

    ★世界を変えるテクノロジーを3つの切り口で整理。訳が良いのか読みやすい。
    ★各章の終わりにまとめと、自分の仕事に応用するための質問があるのがよい。

    0
    2018年06月30日
  • 帳簿の世界史

    Posted by ブクログ

    高度な数学を駆使する経済学の他にも、入と出を計量・記録する、現在のストックをきちんと把握して、自分たちが前進しているのか後退しているのかを認識するための「会計」という知的インフラが、社会を形作ってくることに貢献してきた。
    東インド会社については、高校世界史で覚えた記号的知識しかないので、もう少し知りたいな。

    0
    2018年10月20日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    組織の中で分析をどう活かしていくのか、5段階にわけて論じている。ちょうど、自分が所属している組織において、分析組織をどのように置いて、組織全体にどのように考え方を広げていこうかを考えていたところだったので、示唆が多かった。
    この間の大阪ガスの事例よりもヒントが多かった。

    0
    2018年05月19日
  • 帳簿の世界史

    Posted by ブクログ

    会計が成立・定着した中世から近現代史。
    目から鱗。

    国家や企業の栄枯盛衰の要因に、実態を正確に捉えるツールとしての会計があると説き、全ての国家の歴史を網羅してはいないが、ポイントを絞った説得力が尋常じゃない。
    雰囲気ではなく、現実の数値を愚直に記録し、その記録を見て評価することの重要性を教えてくれる傑作。

    これから会計や簿記を学ぶ人や、不本意ながら経理業務に配属された人に、おすすめいたします。

    0
    2018年05月18日
  • 帳簿の世界史

    Posted by ブクログ

    著者のジェイコブ・ソール(1968年~)は、歴史学と会計学を専門とする南カリフォルニア大学教授。
    本書は、2015年に単行本で邦訳が発刊され、2018年に文庫化。
    本書は、「帳簿(会計)」という斬新的な視点を軸に歴史の裏側を明らかにしたものであるが、一般に経済に大きな影響を与えると考えられている「帳簿(会計)」が、実は政治や文化に影響を与え、更には歴史までも動かしてきたことを示す、興味深い内容となっている。
    大まかな内容は以下の通りである。
    ◆会計の初歩的な技術は古代メソポタミア、ギリシャなどに見られ、ローマ帝国初代皇帝アウグストゥスは、会計の数値を自らが建造した記念碑にも刻み、透明性の高い精

    0
    2018年05月04日
  • プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

    Posted by ブクログ

    Machine,Platform,Crowd
    ビジネスの世界を変える3つのトレンドはマシン、プラットフォーム、クラウド

    プラットフォーム;フリー、パーフェクト、インスタント
    ロボティクスの近年の進化は5つの要素が同時並行的に発展した。
    DANCE; Data,Algorithm,Network,Cloud,Exponentially improving hardware

    ポランニーのパラドックス
    我々は語れる以上のことを知っている。


    0
    2018年04月28日
  • 悪いヤツほど出世する

    Posted by ブクログ

    これはアメリカ人がアメリカ人に向けて書いた物である。日本人の感覚からすると少し違和感があるが、普遍的な真実を言い当てていると思うところもある。
    曰く、アメリカのリーダーシップ論では以下の5箇条が良いリーダーの条件とされているらしい。
    ①謙虚さ、②自分らしさ、③誠実、④信頼、⑤思いやり。
    この内①謙虚、③誠実な人はリーダーになる前の競争でふるい落とされるので、そもそもリーダーには備わっていない資質であり、またリーダーも一人の利己的な人間に過ぎず、闇雲に④信頼したり、⑤思いやりを期待したりするのは間違っていると言う。もっともである。ただ②自分らしさについて言えば、日本ではそれほど重視されない資質で

    0
    2017年10月29日
  • 機械との競争

    Posted by ブクログ

    テクノロジーは雇用を破壊する。

    コンピューターは雇用に影響を与えず、近年低迷しているのではないか、と言われていたが、むしろ逆だ。発展が早すぎて人類が進化に追いつけていない。
    コンピューターの発展は雇用体系を大きく変え、失業を起こしている。
    労働力を節約する手段が、その労働力の新たな活用先を見つけるペースを上回ることで、失業率が高くなっている。

    技術の発展の恩恵は存在がするが、誰もが技術の恩恵にあずかれるという保証はどこにもない。むしろ大半の人が恩恵を得られるかどうかという法則すら存在しない。
    現にアメリカの平均賃金に変化はなくとも、中央値は下がっている。テクノロジーの発展により格差が広がり

    0
    2017年05月25日
  • 「権力」を握る人の法則

    Posted by ブクログ

    著者は、文中でパワーポリティクス(権力闘争)の中で生き延びるノウハウとして読んでくれと言ってます。
    ”あなたの最大の敵は自分自身である”
    確かにそう思います。
    社会心理学でも学びましたが、人は自分の事が一番好きなのでしょう。
    そのために、無意識ながら自分の事を誇大に伝えたり、自分自身に言い訳をする理由を捜したり、意図的に作ってしまう。(セルフ・ハンディキャッピング)
    思えば、自分もその様な事をしている節があります。
    人間である以上は、これらをやめることなんてできない。
    ただ、このような知識を知った上で、様々な場面で思考&行動する時のヒントになるんだと信じたいものです。

    0
    2017年05月07日
  • 悪いヤツほど出世する

    Posted by ブクログ

    「巷で喧伝されるリーダーシップ研修のような理想的なリーダーはそういない」と説く。自分自身も世間で謳われる理想的なリーダーとかけ離れているため、その乖離を嘆くことが多くあったが、結局、世の中の偉大なリーダーもひとりの人間であり、長所だけでなく、短所もあると気づかされると、少し気が楽になる。リーダーシップの一要素として、「自分らしさ」ではなく、「リーダーが演じるそのキャラクター」であることは、非常に同意。

    0
    2017年01月13日
  • ザ・セカンド・マシン・エイジ

    Posted by ブクログ

    産業革命によって扉が開いた蒸気機関、内燃機関などの"First machine age"に続くコンピューティングの"Second machine age"。自動化が進むこの時代における人間の教育・働き方、経済政策など、幅広い分野への示唆に富んだ1冊。

    0
    2016年12月16日
  • 「権力」を握る人の法則

    Posted by ブクログ

    著者であるジェフリー・フェファーさんが描いた”悪いヤツほど出世する”を読んだ後にこちらの本を読みました。両作品は一貫して、一般の人々が期待するリーダー像に対する誤りを指摘しており、当”「権力」を握る人の法則”ではどうすれば「権力」を手に出来るかの具体的なアドバイスも書かれている。(第2章参照) 参考に出来る部分が多いと感じたし、実践していきたいとも感じました。

    0
    2016年12月06日
  • ザ・セカンド・マシン・エイジ

    Posted by ブクログ

    蒸気機関の登場がザ・ファースト・マシン・エイジであり、まさに訪れようとするシンギュラリティがザ・セカンド・マシン・エイジである。冒頭のグーグルカーのくだり、GDPの形骸化の指摘は視座に富む。

    しかし後半の提言は意外に基本に忠実で現実的なもの。経済学の王道をゆくものだ。ベーシックインカムに対する労働の真価の議論は興味深いながらも、未知の時代の対応策がこれでよいのか、多少の疑問は残る。

    どういった時代が訪れるのか概観する中盤まではよく現状がまとめられている。その答えは、筆者は一つの考え方を提示しているものの、我々自身がこれから模索していくことになるのだろう。

    0
    2016年04月17日
  • 「権力」を握る人の法則

    Posted by ブクログ

    スタンフォードのビジネススクールの教授が権力者がいかにその権力を手にしたのかを研究した成果。綺麗事ではなく、現実を見据えて淡々と打つべき手を打つ人間が権力を握っていく。
    仕事ができる、成果を残す人間が必ずしも権力を握るわけではない。上手に上の人間にアピールし上の人間を気持ちよくしていく必要がある。権力を握るための7つの資質として決意、エネルギー、集中、自己省察、自信、共感力、闘争心が挙げられていて、知能はあまり出世に関係ない。その他に上昇する部門でキャリアをスタート、リソースを確保し強力な人脈を築く、権力者として振る舞うといったコツが紹介されている。
    ただ権力を手にした人間が払う代償も大きい。

    0
    2016年03月09日
  • 機械との競争

    Posted by ブクログ

    機械が人間の労働に置き換わるかという議論は産業革命の頃から尽きない議論である。
    機械、コンピュータの普及により人間がやるべき仕事の領域が大きく狭まり、人間が本来すべき仕事にリソースが集中することになるだろう。

    0
    2016年02月11日
  • ザ・セカンド・マシン・エイジ

    Posted by ブクログ

    ムーアの法則のような技術的なイントロから、セカンドマシンエイジにおける価値の測り方(GDPの限界)のような経済学的な話、政策提言まで多岐にわたっていて読み応えのある良書。

    0
    2016年02月10日
  • ファスト&スロー (上)

    Posted by ブクログ

    名著の誉れ高い本だけに、やはり内容の詰まり具合が半端ではない。それにしても上巻でこんなにいろいろ書いて、下巻に書くネタあるんかいな、と心配するくらい。

    0
    2016年01月31日
  • 善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

    Posted by ブクログ

    西洋人の知の土台を再認識することができる一冊。日本人には当然ではなく、その理解なしに現在の問題を同一の視点で語ることは無理がある。一方で問題を相対化して語ることができる可能性があることは、大きな利点でもある。
    経済学の本だと思って本書を手に取った人は、良い意味で期待を裏切られるでしょう。

    0
    2016年01月09日
  • ザ・セカンド・マシン・エイジ

    Posted by ブクログ

    産業革命の次の革命が始まっている。労働の機械化によって富の二極化・スキルの二極化が進んで、今後どうしていこうかねというお話。機械化は不幸なことだけでなく、GDPに出てこない富が沢山生まれているなど、色々学ぶことが多かった。

    0
    2016年01月02日
  • ザ・セカンド・マシン・エイジ

    Posted by ブクログ

    人工知能の実用化など、IT革命が”シンギュラリティ”に入りつつある今日を、18世紀の産業革命に続く「第二機械時代」と位置づけ、そこに内在する”機会と脅威”を解き明かした一冊。

    「第二機械時代」では、「ムーアの法則」に従って指数関数的に進化するコンピュータ技術と、低コストで無限に複製可能なデジタル技術がネットワークを通じて融合し、これまでにない高度で多様な組み合わせ型イノベーションが生み出され、社会に新たな価値をもたらすが、それらは情報経済や非貨幣経済といった従来のGDPだけでは捉えきれない動きでもあり、また高スキル労働者や資本家などに富が集中する「勝者総取り」によって、格差を助長する構造を孕

    0
    2015年11月03日