村井章子のレビュー一覧

  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

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    最近何かと話題のビッグデータ。
    たくさんあるデータを分析し、新しいビジネスに繋げることが望まれるが、
    実際には出来ていないところが多い。

    「とりあえず集めてみたけど、何をすればよいか分からない」
    そういった声が多いそうだ。
    本書は、分析力がある企業は強いとの視点で書かれているが、
    読んでみて改めて感じたのは、
     目標意識が高く、現実と向き合う企業が強い
    ということ。

    目的の結果が得られるかにまい進することが出来るため、
    「何をすればよいか?」と露頭に迷うことが無いし、
    解析した結果がたとえ悪くても真摯に受け止め、
    対策を講じることが出来るからデータ解析する人たちも
    やりがいを持って仕事を続

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    2013年08月29日
  • ファスト&スロー (下)

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    プロスペクト理論

    損失回避性 利益を手に入れようという動機よりも、損失を回避しようとする動機のほうが強い

    保有効果



    経験効用ー決定効用
    ピークエンドの法則
    持続時間の無視

    エコンとヒューマン
    経験する自己と記憶する自己

    焦点錯覚
    あなたがあることを考えているとき、人生においてそのこと以上に重要なことは存在しない

    脳は物語を扱うことには長けているが、時間をうまく処理するようにはできていない

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    2013年08月28日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

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    記載されているが、以下に尽きる。
    ファクトベースの意思決定:「分析を使って、事実に基づくよりよい意思決定をするための本」

    また、分析力を支える要素 DELTA(Data, Enterprise, Leader, Target, Analyst)を通して、第1ステージから第5ステージまでどのようにステップアップしたら良いかが書かれているのが参考になる。

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    2013年08月15日
  • ファスト&スロー (下)

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    初めての一般向けの著作だとのこと
    以前読んだこの著者の本の内容とほぼ同じ

    かなりボリュームがあるので、お得な本だけれど
    最後まで読み通すには、意外と時間がかかるので
    何冊かに分割して、テーマ毎に題名をつけて出版した方が、一般への受けは良いような気がする

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    2013年08月01日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    厚さ4.5cmに一見ビビるが、表やグラフ、脚注等も多いので、実態的には半分の分量。
    1.先進国も、過去は度々デフォルトを起こしてきた。ましてや今でも、銀行危機はどの国でも起こりうる。
    2.バブル崩壊や国家の危機というと、株価とか為替の上下に目が行きがちだが、住宅価格も大事な指標だと。

    まだまだ他にもありますが…、過去から学ぶことは大事だが、多くの国から同じデータを一つでも比較する事の大変さが伝わった。経済もm(_ _)mm(_ _)m

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    2013年06月20日
  • ファスト&スロー (下)

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    システム1直感的にわかるもの、システム2計算など頭を使わないとわからないもの。システム2は怠け者で、知的努力を嫌がる。
    この二つのシステムを使い、人は意思決定をしていると。例文が米国的過ぎてピント来ない箇所も多かったが、面白かった。
    以下、印象に残ったトコ。

    平均的には最も活発な投資家が最も損をし、取引回数の少ない投資家ほど儲けが多い。

    単純で統計的なルールの方が直感的な「臨床」判断よりも正しい

    ヘッドフォンの検証だと言って縦に頭を振りながら主張を聞かせると、賛成しやすい。横に振らせると、反対しやすい。

    プライミング効果
    笑顔を作ればよい。本当に気分が良くなるから。
    親切で優しい気持ち

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    2013年05月27日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    褒め言葉として、流し読みに最適。
    概念、キーワードがスラスラっと流れていって、いくつかあるまとめの図版がとてもよく出来ているのでそこでエッセンスをつかめば十分。
    具体業務に使うには例をピックアップしてそこにもっと飛び込む必要がある。

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    2013年05月22日
  • 機械との競争

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    機械が得意なことは機械化される。
    その結果、人の労働が2極化する。
    新しみは感じなかったが、わかりやすく整理されていた。

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    2021年06月24日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    ラインハート=ロゴフ論文は誤りか?

    2013.4.23.『エコノミスト』のサイトで、この本のデータが正しくないのでは?という論文が発表されて大騒ぎになった。


    このたび発表された論文の中で、マサチューセッツ大学アマースト校のトーマス・ハーンドン、マイケル・アッシュ、ロバート・ポリンの3氏は、ラインハート=ロゴフ論文における大戦後の分析結果の再現を試みた。

     3氏はラインハートとロゴフ両氏の分析のミスを指摘し、これにより債務水準が高い場合の平均成長率が過小評価されたと論じている。両氏が使用したエクセルのスプレッドシートはコーディングに誤りがあり、複数の国が対象データから抜け落ちているとい

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    2015年01月07日
  • 「権力」を握る人の法則

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    刺激的なタイトルではあるが、その中身は組織でリーダーシップを発揮する
    ポジションに着くための考察と、着いた後に、いかにリーダーシップを発揮するかについて、
    スキルとして汎用化できる要素を抽出したもの。

    個人的に印象深かったには、「無から有を生み出す」の章で、
    たとえ、自分がリソースをコントロールできるポジションにいなくても、
    自分のリソース(時間と関心)を活用することで、人脈作りに必要な
    交換材料を生み出せる下りは、普段から意識することで自分の行動を変えられそうな内容。


    <目次と概要>

    Ⅰはじめに

    ・権力はリーダーシップの一部であり、何かを成し遂げるためには欠かせない。

    ・セルフ・

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    2013年02月16日
  • 「権力」を握る人の法則

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    組織の中で権力を握った人(出世した人)の話から、その法則を紹介した本。
    起業ではなく、既存の組織に入って、のし上がっていく方法を体験談を交えて紹介している。
    欧米の話だが、日本企業でも同じだと思われる。

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    2012年12月12日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    とても分厚い本ですが、参考文献が1/3程を占めていますので分量は見た目ほど多くはありません。日本に懸念される国内デフォルトの発生の方が、今ギリシャ等で起こっている国外デフォルトより一度事が起こると深刻化する傾向にある点はよい学びとなりました。

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    2012年09月09日
  • 「権力」を握る人の法則

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    あまり参考にならないかと思い読みはじめたが、読んで行くうちに漠然とおもっていた権力者のイメージが言語化されていくように思った。終身雇用がなくなりつつある現在の日本企業に勤める上でいかに社会人として生きていくかを考える上で読んでおいて損はない。また昇格や評価に関わる業務に携わる人事マンも役立つはず。

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    2012年09月04日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    今回は違うシンドロームは蔓延していますね。ユーロ危機も多分これから来るドルや円の危機も予想されます。

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    2012年08月15日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    知見を得たかった点と、本書内容でスコープが違った様だ。

    ・コンジョイント分析

    ・収集⇒変換⇒保存⇒分析⇒表示⇒運用

    ・コンテキストから分離していないデータ
    (条件.状況.背景を伴う ⇒メタデータ)

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    2012年08月13日
  • 「権力」を握る人の法則

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    成功した人の特色を挙げ、だからこうなんだ、という流れに
    そんな単純じゃないだろ、などと思う場面もあったし、エグゼクティブクラスの話なので、俺には関係ねーかなとも思ったが、
    この世の本質というか資本主義社会の本質、ひいては人間関係の本質を正直ベースで書いてあるような、シニカルな場面もあり、そこはすごくためになった。
    にぎりてーな、おれも権力を・・・

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    2012年07月24日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    【内容】
     本書によって、バブルや投機ブームがなぜ生じたか、当時の社会情勢を中心にして、示唆的な説明がなされる。名目上責任ある規制当局の人間が「風船を破裂させるのは簡単だが、針を刺して徐々に空気を抜くのはむずかしい」(p52)と考えていたこと、これが問題の本質を捉える言葉だと感じる。何らかの対処の必要性を感じる人間は、人工的に破裂させた場合、責任が明確になる。そして、誰もが責任を負いたくなかった。FRBは「自ら望んで役立たずにな」り(p62)、フーバー大統領は責任は政治的干渉を免れているFRBにあり、自分にはないと言い聞かせた(p54)。結局、投機への対処に法律どころか、警告すら発されることは

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    2012年05月23日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    世界66カ国、800年におよぶ金融危機の歴史をデータベース化し、体系的かつ定量的に分析している。歴史をひも解くと、金融危機の多くは地域や年代を問わず共通の部分が多く、当事者たちは今回は違う(原題でもある"This time is different")シンドロームに陥ってしまうことが証明されている。

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    2013年12月24日
  • 「権力」を握る人の法則

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    データに基づく実証的なもの。
    啓発チックではあるが、自分が認めたくない人々の感情、世の中の動きが記されていて、耳が痛いが、為になった。

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    2012年04月19日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

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    時間軸(過去、現在、未来)×(既知、未知)で分析で何ができるか表現したところはなるほどと思った。例えば、現在・既知だったらアラート、現在・未知だったらレコメンデーション。分析の目的を考える上で、参考になるフレームワークだ。

    分析でカギを握るのがDELTA(D:データ、E:企業レベルでの取り組み方、L:リーダーシップ、T:対象、A:アナリスト(人材))だというモデルも優れていると思う。だが、結局のところ分析の成熟度が上がるにつれて、局所的なものから企業横断的なものが必要になってくるという話で、論調が単調になり、若干飽きた。

    『BI革命』はこの本の影響を受けているように感じた。時期的に原著かも

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    2012年03月16日