村井章子のレビュー一覧

  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    ノイズを減らすための各ステークホルダーの合意は取れるのだろうか。
    そのプロセスに大きなコストがかかりそうな気がする。

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    2022年03月19日
  • 道徳感情論

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    ネタバレ

    人間は、他の人のことを心に懸けずにはいられない。“経済学の父”が、『国富論』に先立って構想した、「共感」原理に基づく道徳哲学を読み解く書籍。

    私たちは、他人が悲しんでいると自分も悲しくなる。
    それは想像力の働きによって、自分の身を他人の身に置き換えて考えるからだ。想像こそが、他人を思いやる気持ちの源である。

    私たちは、友人に喜びよりも悲しみをわかってもらいたいと願う。
    不幸な人は、共感が得られたら悲嘆を引き受けてもらったと感じる。この時、相手は悲しみを分かち合ったと言える。

    私たちは自分の富を誇示し、貧しさを隠そうとする。それは、人間が悲しみよりも喜びに共感する傾向があるからだ。

    栄達

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    2022年02月27日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    ■組織はなぜ判断を誤るか。それは、バイアスとノイズがあるから。では、バイアスとは何か、ノイズとは何か。特に、ノイズに注目して論説しているのがこの本のテーマである。
    ■バイアスとノイズという考え方が新鮮だが、きちんと理解するのに時間がかかる。何回も読み返す。
    ■和訳に違和感はない。

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    2022年02月23日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    以前に「ファスト&スロー」を読んだので、認知・判断にノイズやバイアスが発生するメカニズムは理解していて、新たに得るものは多くないと感じた。

    また、タイトルに「組織はなぜ判断を誤るのか?」とあるので、企業の組織運営的な内容に期待したが、ちょっと違っていた。医療や裁判などで括られた”集団”を組織としている感じがする。

    ファスト&スローと同様に「人間の判断なんて不確かだ」の研究結果やインタビュー(公式、非公式)の内容を織り交ぜて説明されているので理解しやすい。
    特に、自分が正しいと思っていることを肯定する情報は正しく、矛盾している情報は無視する行動はあるあるだなと思った。

    また、各章が短いので

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    2022年01月16日
  • 悪いヤツほど出世する

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    上に立つ奴がろくでなしばかりなのは何故なのか?
    それが知りたくて手に取りました。
    やっぱりそうか、と納得しました。

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    2021年09月02日
  • 悪いヤツほど出世する

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    予想はなんとなくしていたが、現実に成功しているリーダー像と、セミナーや本などで教える理想のリーダー像が異なっていると言うことを、理論的に書いている。
    給料はもらって生計を立てていかないといけないから、やっぱり自分を認めてもらいたいと思う。この本にある謙虚さと言うのはどこまで謙虚さと言うのだろうか。
    実際には、声の大きい人の方が目立つし、印象にも残り、成果がそれなりに出ていればさらに評価も高くなる。
    簡単にこれをすれば良いリーダーになれて収入も上がると言うものは無いんだろうと思う。

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    2021年08月12日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    1929年ニューヨーク市場の歴史的な大暴落とそれに続く十年間の不況を経て、ようやく経済状態が落ち着きを見せた 1955年に初版。その後、ITバブル前夜の 1997年に再版され、この日経BPクラシックスとしての邦訳はやはりリーマンショック直前の 2008年。コロナ禍とそれに伴う大規模金融緩和の時代に、またこの本が多く読まれているのだという。

    1980年代日本の熱狂的なバブル経済を見てきた世代として、今のこの状況をバブルと呼ぶには抵抗があるが、それでもリーマンショック以降の中央銀行による株価の下支えオペレーションがいつか限界を迎え、大恐慌時代が再来するという予言は多い。もっとも、この本から得られ

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    2021年05月23日
  • ブラック職場があなたを殺す

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    自分の身や周囲にとって、関係のない話、と思わないようにする。自分や周囲の健康に目を配り、違和感を覚えたらただちに行動にうつしたい。行動にうつせなくなる前に。

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    2021年05月04日
  • トマ・ピケティの新・資本論

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    フランスの日刊紙に連載された時評をまとめたもの。
    印象に残った文章
    ⒈ 医療保険料を払う余裕のない人にまで保険加入を強制しているとオバマから批判されてクリントンが激高
    ⒉ 国内総生産(GDP)を指標として使うのはやめて、国民純正産(NNP)を重視すべきだ
    ⒊ 忘れてならないのは、企業が払う税金というものは存在しない
    ⒋ 民間部門が金持ちで政府部門は借金まみれという不均衡

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    2021年03月08日
  • 機械との競争

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    機械との競争によって失業者が世に溢れるディストピアを描く…訳ではなく、意外にも筆者はデジタル社会の将来に楽観的。ただし、的確な政策が講じられれば…と説く。
    トランプ政権の4年間でこの理想とは反対に進んでしまったように思える。

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    2021年02月25日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    この本はノーベル経済学賞を受賞された経済学者が発行している本である。そのためその方の視点において全世界の社会的な問題を勉強していくことができる。全世界の社会の抱えている経済的な格差の問題やその国の政治を取り仕切っている政府との関連性、経済の成長の終焉など様々な教養を深めると言う部分においても勉強になる本である。記載内容の範囲が広範に渡っているため専門的なことを学びたいと言う方には向いていないかもしれない。移民問題や貿易と経済成長、不平等、環境といったものと経済との関連から重要度の高い問題に関することを普遍的に記載している。

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    2021年02月01日
  • 帳簿の世界史

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    ルネサンス期からはじまり現在まで続く会計の歴史について詳細に記述している。
    思っていたより大作で、少し冗長かと思う点もあった。

    特に後半は、このような長い歴史を経ていても会計は手に負えないものとなっていて、完璧な監査には程遠いと語る。確かに監査法人のビジネスには思い当たる部分も多い。複雑になりすぎて、専門家しか、専門家すら良く分からないものになっている。

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    2021年01月23日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    前から読もうと思っていてやっと読めた本。
    面白いかと言われると少し違うけど読んで良かった本。
    投資家の阿鼻叫喚っぶりが書かれているのかと思ったけどそうではなく、都合の悪いことは隠蔽されたり情報が出てくるタイミングが遅くなったりということがよくわかる。

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    2021年01月12日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    貧困者、弱者を含めた社会問題を解決するには、そのような人々を差別したり切り捨てたりせず、人間の尊厳を保つよう社会システムを構築する政治が必要。

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    2020年11月29日
  • 善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

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    古典と経済に関する素晴らしい考察とは思うが、なにぶん西洋古典の世界なので馴染みがなく、とっつきづらい…時間があるときに再挑戦したい

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    2020年08月19日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    1929年の大恐慌がどのように起こったかを解説した、 原著が1955年の本
    制度派経済学で名文家のガルブレイスによる解説はとても分かりやすい

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    2020年07月13日
  • トマ・ピケティの新・資本論

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    著者がフランスの日刊紙に月1回の頻度で掲載するコラムをまとめたもの。最新の記事が2011年であり、おおよそ10年前のフランスに関する話題。
    21世紀の資本に書かれているエッセンスがすでにあり、資本による収益率は経済の成長率を超えているため、資本を持つものはさらに富み、そうで無いものとの格差が広がる、という考えのもと、度々、資本に累進性の課税を行うべきとの主張が展開される。
    遺産を受け継いだだけの経営者の子が、スティーブ・ジョブズよりも資産を持っている、という例が引かれており、それを読むとこの主張も説得力を感じざるを得ない。
    日本においてはどうなんだろうか?

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    2020年05月24日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

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    分析の文化のない企業で分析を根付かせるにはどうしたら良いのか?についてこれでもかというほど明瞭に書かれていた。

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    2020年03月08日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    ガルブレイスは、100歳近くまで存命し、ルーズベルトを含む民主党の複数の大統領のアドバイザーを務めました。経済学者としての業績には、毀誉褒貶がありますが、その知名度は著作の読みやすさもあって、抜群のようです。

    本書では、1929年のアメリカの大恐慌前後の経済状況、特に金融市場の状況から恐慌前後の状態を解説しています。2008年のサブプライムと同じレバレッジを利かせた投資方法(当時としては空売りや、社債や優先株でレバレッジをかけた投資信託)などが一気に巻き戻った結果、暴落が加速したあたりは80年を経て歴史が繰り返したことを克明に語っていると言えるでしょう。バブルが破裂する際に優良な資産程売られ

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    2020年01月13日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    ガルブレイス 「 大暴落 1929 」 1929年に起きた ウォール街の株の大暴落の経緯を説明した本。経済の変化というより、経済に踊らされている人の変化に着目している。

    経済に踊らされている人の動き
    *政府〜実態と異なるウソの発表
    *銀行と投資家〜終わりがきたことをなかなか認めない
    *社会〜金儲け一色に染まり価値観がどこかしら狂っている

    「株の大暴落は 投機ブームが終わっただけ」「投機ブームは 時代の空気〜普通の人でも金持ちになれるという自信」とした著者の見解に、日本のバブル崩壊を想起した。

    著者は 株の大暴落と 直後に起こった 世界恐慌に 関係性を見いだしていない。

    株の大暴落につい

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    2020年01月05日