村井章子のレビュー一覧

  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    BBMにて本著の続編が紹介されてあまりにタイムリーなタイトルだったため2冊とも即購入した。が、はっきり言って今の私には期待はずれな内容だった。データ分析を競争優位性においている企業の実態を豊富な実例と共に紹介…という触れ込みだったが、確かに豊富に事例が取り揃えられているものの広く浅い内容。
    「そうか、データ分析ってこんな業界で例えば◯◯な感じで使われてるのかーやっぱ大事なんだなー」ということに気づくための本としては非常に素晴らしい内容だと言えるし、データ分析についての様々な予備知識を得ることはできるが、少し深ぼった内容やテクニカルな面になると途端に内容が薄い。

    この本を読んで一番いい気づきだ

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    2020年01月04日
  • 大暴落1929 (日経BPクラシックス)

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    アメリカの大恐慌の流れを追った本。

    「暗黒の木曜日」に株価大暴落、というだけのシンプルな流れではなく、様々な人の心理によって動くリアルな市場をここに見ることができる。

    バブルが全く認識されていないわけではない。それでも止まらない投機ブームとその崩壊という過程は非常に興味深い。

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    2011年06月21日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    分析力を武器にしていくには適切なハードとソフトが整備されていることよりも、何より大切なのは人である。という本書の主張にはとても納得。
    人に投資しないといけないのですよ!とうちのマネージャーには声を大にして言いたい。

    トップマネジメント自らが推進する「ファスト・パス」の組織、理解を得るために地道に回り道をする「スロー・パス」の組織。もちろん我社は後者になってしまうけど、スローでもなんでも、とにかくちゃんと流れに乗れないと恐ろしいことになるな、と警鐘を鳴らされた感じ。

    マインドセットにとてもいい良書。

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    2010年12月03日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    先がなかなか読めない世の中、情報収集して分析して課題をみつけて戦略を作り上げて、先に進むのがこれからの仕事だな。

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    2009年10月07日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

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    分析力を活かして成長している企業がある。
    例えば膨大な取引が存在する業種(金融など)にとっては、分析力を発揮する余地が大きい。これまでは直感に頼って勝負していた会社が分析に基づいて行動する。製造から営業まで様々な分野に分析を利用する。

    確かにあまり分析に重きを置いてはこなかった。
    ナイキに代表されるような、感性に重きを置く企業、トップの才覚に委ねる企業の方がダントツ多いはずだ。
    でも、時にそれは諸刃の剣のようで。
    新しく、また分析の重要さを問いかけてくれる良書。

    紙おむつとビールの伝説・・・ある食品スーパーで販売データベースにデータマイニングソフトを使って分析したら、週末に買物する男性はビ

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    2009年10月07日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    絶望を希望に変える経済学
    社会の重大問題をどう解決するか

    富める者と貧しい者の分断が多く取り上げられる時勢となっています。
    経済学者が唱えたトリクルダウンは起こらず、ピケティの言う現代の資本は労働よりも価値を生むが故に、富の再配分なしには所得格差は広がっていくばかりです。
    とは言っても、全ての富める者が貧しい者に分け与えるわけもなく、所得再配分を阻止する方向で様々な方策を巡らす。
    そんな中で、気候変動という新たな問題が浮上し、絶望というのが将来のキーワードとなってしまっています。
    経済学者はモデルを弄び、ばくち打ちのような助言を政府に与えるのでは無く、良い経済学を以て将来に希望が見えるよう

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    2026年09月21日
  • 極限の漂流118日間

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    1973年に太平洋でヨットが鯨と衝突したことで沈没、118日間の漂流を経て生還したイギリス人夫婦の実体験を描いたノンフィクションです。
    5部構成、漂流記というより随筆=エッセイとしての色が濃いように感じました。
    夫婦の歩みについて多くの頁を割いているため、漂流そのものの内容は半分程度でした。
    極限状態における夫婦の絆を通じて、生きる意味や普段決めつけている価値観が本物なのか…など色々と考えさせられた一冊。

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    2026年09月21日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    難しい本だったな。個人消費向けでありエンタメ的なサービスに傾倒するテック産業を厳しく批判して、国家取り分け軍事への貢献を強く促している。国家を形作るには共通の言語、神話、経験が必要というのはその通りだという主張には、そうだろうとは思うが。

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    2026年09月11日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    半分ほど読んで内容に飽きてしまった。シリコンバレーの有能な技術者は、国家安全保障から目を背け、ちんけな消費者向けサービスに血道をあげていることを強烈に批判している。一定、理解できるが偏りすぎるのも問題な気がする。

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    2026年09月05日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    NewsPicksの週刊ジョーホーで取り上げられていたのをみて、興味を持って読んでみた。「責任ある主体」を回復するという強い思想はあるが、動画で感じた印象ほど扇動的ではなかった。

    「人類がテクノロジーで得たものが、結局無料メールとSNSだけなのか?」というシリコンバレーへの批判は辛辣だ。技術産業は国家と結びつき、国防など国家的な課題のために使用すべきだと主張する。

    歴史は繰り返す、という原理を意識すれば、既視感のある主張に感じる。落合陽一との対談の中で、養老孟司が「現代は戦前の日本に似ている」と話していたのを思い出した。私たちはこういう時代を生きている。そんなことを思われる本だった。

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    2026年09月03日
  • 極限の漂流118日間

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    海で遭難した夫婦の冒険期。よく生き残れたな、といった描写が続く。面白かったものの、漂流するパートは助かることが分かっていて尚、読んでいて苦しかった。ウミガメたべるシーンとか。。。自分なら漂流して3日目くらいでジ・エンドだと思う。
    割と陸に上がってからもしんどい。悲しめのバッドエンドだし。。。

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    2026年08月27日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    結局、読み終わって、アメリカ国内の問題だと思った。
    シリコンバレーの動向は、世界の社会経済に与える影響は大きいと思うが、
    著者の信じるアプローチで、変えて行ければと思う。
    国家、民族とは何か、今後の情報社会の進展でどうなっていくのか、私には理解不能です。
    内容
    第1部 ソフトウエアの世紀
     第1章 さまようシリコンバレー
     第2章 人工知能の開発
     第3章 勝者の誤謬
     第4章 核の時代の終わり
    第2部 アメリカ的精神の空洞化
     第5章 信念の放棄
     第6章 テクノ不可知論者
     第7章 糸の切れた凧
     第8章 組織への反抗
     第9章 おもちゃの国の迷子
    第3部 エンジニアリング・マインドセット

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    2026年08月26日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    上巻では「判断のばらつき」という怪物の正体に震えました。この下巻は、その怪物と戦うための「武器」と「防具」を手に入れるための物語です。自分の人生を自分で選びたい人にとって、これほど頼もしいガイドはありません!

    本書が提案するのは、「判断ハイジーン(判断の衛生管理)」という考え方です。感染症を防ぐために手を洗うように、判断にもミスを減らすための手順を取り入れる。特に印象に残ったのは、「まず結論を出す」のではなく、判断材料を細かく分けて個別に評価し、最後に統合するというシンプルな方法でした。採用、人事評価、会議はもちろん、私たちの日常の選択にも応用できる考え方です。

    さらに興味深かったのは、人

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    2026年07月19日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    『テクノロジカル・リパブリック』を読んで、最も強く感じたのは、テクノロジーの発展を支える思想や哲学の重要性だった。

    本書では、現代のアメリカ、とりわけシリコンバレーにおいて、テクノロジーを何のために生み出すのかという目的意識が薄れ、技術の発展そのものが目的化していることに警鐘を鳴らしている。生成AIをはじめとする強力なテクノロジーが今後ますます社会に影響を与えていくことを考えると、その根底にどのような価値観や国家観を置くのかは、避けて通れない問題だと感じた。

    著者は、軍事や安全保障分野にもAIシステムを提供するパランティアの共同創業者であり、その立場自体がシリコンバレーの主流とは大きく異な

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    2026年07月18日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    「同じ症状なのに、病院が違うと診断が変わる」「面接官によって評価がまるで違う」。そんな経験や話を聞いて、「結局、運なのかな」と感じていました。

    本書が扱うのは、私たちが普段あまり意識していない「ノイズ(判断のばらつき)」という問題です。『ファスト&スロー』で有名なダニエル・カーネマンらは、判断ミスの原因は「バイアス(偏見)」だけではなく、人や状況によって判断が大きく揺れることにもあると指摘します。

    特に衝撃だったのは裁判の例です。同じような事件でも、担当する裁判官によって刑罰が大きく変わることがある。医療の診断、保険の査定、採用面接、人事評価まで、専門家の判断でさえ想像以上に「運」に左右さ

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    2026年07月18日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    シリコンバレーの頭脳が広告や消費、株価のマネーゲームといった刹那的な快楽に費やされていて良いのかと。USは国における文化やアイデンティティは真に理解不能なのかも知れない。グローバル化して世界中のエントロピーは増大していく中、日本人としても技術による事業貢献の方向性について考えさせられる。

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    2026年07月11日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    話自体は非常に面白かった。
    コンテナ化によって港から働く人が消えたように、AI化によってホワイトカラーが消えるのかなと思い通ずるモノを感じた。

    ただ前提知識や専門用語を必要とする内容にも感じたので、その辺は読みづらかった。

    いつかまた時間がある時にゆっくりと読みたい。

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    2026年07月10日
  • 善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

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    善と悪の経済学

    チェコの大統領への経済的な助言をしている著者が、
    ギルガメッシュ叙事詩、
    旧約聖書、
    ギリシャ哲学
    キリスト教
    デカルト
    バーナード・マンデヴィル
    アダム・スミス
    までを引用しながら、数学モデルに偏向し、倫理を蔑ろにしている現代経済学に対しての警笛を鳴らしたのが本書です。
    アダム・スミスの「神の見えざる手」に関して、スミスは感情や倫理に関して考慮しながらこの言葉を使ったのに対して、この言葉が万能のように祭られている現代の経済学の間違いを指摘しています。
    人はもっと謙虚に感謝の気持ちを持って日々の暮らし(経済活動)をすべきという結論が重いです。
    大作でちょっと難解ですが、良書で

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    2026年06月04日
  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    ・2026/04/18に、ピーターティール氏が創業したデータ分析企業PalantirのカープCEOが22項目のマニフェストを発表して話題になり、その元となっている本書
    ・備忘までにマニフェストの要約を以下に記載
     ①国家への道義的責任→シリコンバレーエリートは自らの台頭を可能にした米国の防衛に参加する義務がある
     ②AI兵器開発の不可避→AI兵器開発を批判しても他国が作るだけ。米国が率先して開発・抑止力を持つべき
     ③戦後秩序の異議→ドイツと日本の「去勢」は戦後の過剰修正であり、欧州アジアの均衡を脅かす脅威になりうる
     ④多様性(DEI)への批判→企業による画一的な多様性や包括性は技術革新を阻

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    2026年06月02日
  • ドル覇権が終わるとき インサイダーが見た国際金融「激動の70年」

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    わかりやすさ狙ったジョークはともかく、トランプはわかりやすいだけで、米はほぼ一貫して軍事力を背景に気まぐれな政策で経済力をあからさまに行使してきた歴史明らかに。トランプは言葉が直裁的かつ野卑で躊躇わず行動するだけ。ただ客観的なデータ使って導かれる結論が、何故こうも違うのか。米の債務放置もひどいが、四半世紀に及ぶ異次元の超低金利下でも借金増やし続けている日本。関税引き上げや戦争なんてウルトラCの政策ありえず、未来あるのか…。

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    2026年05月04日