村井章子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
結局、読み終わって、アメリカ国内の問題だと思った。
シリコンバレーの動向は、世界の社会経済に与える影響は大きいと思うが、
著者の信じるアプローチで、変えて行ければと思う。
国家、民族とは何か、今後の情報社会の進展でどうなっていくのか、私には理解不能です。
内容
第1部 ソフトウエアの世紀
第1章 さまようシリコンバレー
第2章 人工知能の開発
第3章 勝者の誤謬
第4章 核の時代の終わり
第2部 アメリカ的精神の空洞化
第5章 信念の放棄
第6章 テクノ不可知論者
第7章 糸の切れた凧
第8章 組織への反抗
第9章 おもちゃの国の迷子
第3部 エンジニアリング・マインドセット -
Posted by ブクログ
上巻では「判断のばらつき」という怪物の正体に震えました。この下巻は、その怪物と戦うための「武器」と「防具」を手に入れるための物語です。自分の人生を自分で選びたい人にとって、これほど頼もしいガイドはありません!
本書が提案するのは、「判断ハイジーン(判断の衛生管理)」という考え方です。感染症を防ぐために手を洗うように、判断にもミスを減らすための手順を取り入れる。特に印象に残ったのは、「まず結論を出す」のではなく、判断材料を細かく分けて個別に評価し、最後に統合するというシンプルな方法でした。採用、人事評価、会議はもちろん、私たちの日常の選択にも応用できる考え方です。
さらに興味深かったのは、人 -
Posted by ブクログ
『テクノロジカル・リパブリック』を読んで、最も強く感じたのは、テクノロジーの発展を支える思想や哲学の重要性だった。
本書では、現代のアメリカ、とりわけシリコンバレーにおいて、テクノロジーを何のために生み出すのかという目的意識が薄れ、技術の発展そのものが目的化していることに警鐘を鳴らしている。生成AIをはじめとする強力なテクノロジーが今後ますます社会に影響を与えていくことを考えると、その根底にどのような価値観や国家観を置くのかは、避けて通れない問題だと感じた。
著者は、軍事や安全保障分野にもAIシステムを提供するパランティアの共同創業者であり、その立場自体がシリコンバレーの主流とは大きく異な -
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「同じ症状なのに、病院が違うと診断が変わる」「面接官によって評価がまるで違う」。そんな経験や話を聞いて、「結局、運なのかな」と感じていました。
本書が扱うのは、私たちが普段あまり意識していない「ノイズ(判断のばらつき)」という問題です。『ファスト&スロー』で有名なダニエル・カーネマンらは、判断ミスの原因は「バイアス(偏見)」だけではなく、人や状況によって判断が大きく揺れることにもあると指摘します。
特に衝撃だったのは裁判の例です。同じような事件でも、担当する裁判官によって刑罰が大きく変わることがある。医療の診断、保険の査定、採用面接、人事評価まで、専門家の判断でさえ想像以上に「運」に左右さ -
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ネタバレ善と悪の経済学
チェコの大統領への経済的な助言をしている著者が、
ギルガメッシュ叙事詩、
旧約聖書、
ギリシャ哲学
キリスト教
デカルト
バーナード・マンデヴィル
アダム・スミス
までを引用しながら、数学モデルに偏向し、倫理を蔑ろにしている現代経済学に対しての警笛を鳴らしたのが本書です。
アダム・スミスの「神の見えざる手」に関して、スミスは感情や倫理に関して考慮しながらこの言葉を使ったのに対して、この言葉が万能のように祭られている現代の経済学の間違いを指摘しています。
人はもっと謙虚に感謝の気持ちを持って日々の暮らし(経済活動)をすべきという結論が重いです。
大作でちょっと難解ですが、良書で -
Posted by ブクログ
・2026/04/18に、ピーターティール氏が創業したデータ分析企業PalantirのカープCEOが22項目のマニフェストを発表して話題になり、その元となっている本書
・備忘までにマニフェストの要約を以下に記載
①国家への道義的責任→シリコンバレーエリートは自らの台頭を可能にした米国の防衛に参加する義務がある
②AI兵器開発の不可避→AI兵器開発を批判しても他国が作るだけ。米国が率先して開発・抑止力を持つべき
③戦後秩序の異議→ドイツと日本の「去勢」は戦後の過剰修正であり、欧州アジアの均衡を脅かす脅威になりうる
④多様性(DEI)への批判→企業による画一的な多様性や包括性は技術革新を阻 -
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Posted by ブクログ
コンテナによって世界の物流がいかに変わったかが詳細に描かれていて、イノベーションが起きる際のリアルを感じられた
ただ、細かすぎて読み物としては、読むの大変
【感じたこと】
・イノベーションが起きるときに社会へのインパクトがいかに大きいか (例えば、港で荷物の積み下ろしをしていた人たちの仕事がなくなる)
・それに起因していかに多くの人の思惑が絡み合って物事が進むか (例えば、荷物の積み下ろししていた人たちから票を得ていた政治家がコンテナ化を阻止しようとする)
・タイミングをつかむことの重要さ
・参入障壁が低いビジネスにおける価格競争の激しさ