村井章子のレビュー一覧
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ネタバレスウェーデン、不平等だった国だが、1930の社会民主系が政権をとり、急速に変わり、今は世界で一番平等な国になる。
個人の才能が国ごとにこのように分布しているわけがない。天然資源のせいでもない。それぞれの社会が選んだ制度が不平等つくってる。
脱市場化のプロセスを継続し、より多くの分野に拡大すべき。一国の経済活動全てが脱市場化する可能性も否定しない。
そのためには権限委譲が必要であり、組合や共同体といったプレイヤーが重要になってくる。この非市場経済は、所得と資産に対する累進課税と、残存する企業のより良い議決権配分の仕組みに支えられる。単なる金銭的再配分ではないことがポイント。 -
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ネタバレ有刺鉄線によって、カーボーイがいなくなった。
デューク大のバスケットボールの試合チケットの配分方法は、単に早い者勝ちではない。チケットの抽選に参加するには、36時間キャンプをしなければならない。早い者勝ちではなく、抽選に参加できるだけ。
ディズニーのファーストパスは、滞在時間を増やした。早い者勝ちが唯一のルールではない。その結果、有料のVIPツアーを作ることができた。身障者パスがあったために、身障者を雇う人が出てきた。それに対抗するため、これを廃止してVIPツアーを作った。
所有権のルール=早い者勝ち、占有、労働の報酬、付属(明らかに自分のものに付属しているもの)、自分の身体、家族のもの。 -
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「私のもの!」と主張する様々なことについて、具体的な例を挙げてくれる。例えば航空機内の座席のリクライニング空間。それは座っている人のものか、後ろの人のものか。永久に答えが出ない問題だ。その時の状況、時代によってもその所有権は変わってくる。
ミッキーマウス延命法と呼ばれ、その著作権が延々と守られてきたが、ついに2024年1月に切れたようだ。これも所有権の問題だ。
専有する所有権を主張できるものに「特許」があるが、あえて取らないことで広がりを見せ、その先んじたことで優位に立つという戦略もある。思えばデンソーのQRコードもこの類だろう。所有権を主張するもしないも、それぞれの理由があるのだ。
本書 -
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ネタバレコンテナのおかげでニューヨークとリバプールは凋落した。
釜山やシアトルが世界のトップになった。
コンテナは労働者にメリットもデメリットももたらした。労働環境は改善したが待遇改善に終止符が打たれた。
海上貨物運賃は、輸出輸入の10%以上を占めていた。関税以上に強力な参入障壁だった。
積み出しと荷揚げに費用がかかる。コンテナで削減できないか。しかし貿易に与えた影響は軽微だった可能性もある。
エジソンの白熱電球は20年後でも普及率は3%。普及には発明だけでなくイノベーションが必要。コンテナも同じで普及には時間がかかった。
コンテナの規格は紆余曲折を経た。鉄道、トラックなどと合わせる。
マルコム -
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経済学は信用されていない。
学者の中で一致した意見が、一般の人々の意見とかけ離れていることが一因。また悪い経済学者ーエコノミストーが大手をふってまかり通っている。彼らは自社の経済的利益を代表して発言している。
しじょうの楽観主義をあおろうとする傾向が強い。アカデミックな学者は身長に予想を避ける。将来予想はほとんど不可能だからだ。これらの学者は含みを残した結論を説明するのに、それを導き出した複雑な過程を長々と説明する。
事実は無力である。2つの質問をする。
1、自分の意見は?
2、事実に基づく知識は?
で、2→1で質問した場合。自分の事実誤認を再確認して、意見を求められた場合、事実誤認を認めて -
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良い本でした。
ファスト教養のように浅くなく、かと言って専門書のように深くなく、基本的なことをサラッとおさらいできるのでとてもよかった。
私は経済学をちゃんと学んだことがないので、少し頓珍漢なことを言うかもしれないが、経済学というのは不確かなものを追求する学問なんだと改めて感じた。
様々な理論が打ち立てられるが、100%確かなことは言えないし、趨勢があったり派閥があったり。
その傾向があるとか大筋はあっているとか。
物理学のようにまったくもって正しい数式は存在しないし、不確かなランダム性やカオス理論に影響されてバブルがはじけてしまう。
どうしても経済学が有耶無耶でとっつきにくいものとい -
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あまり新鮮な意見では無かった。
多分皆んながなんとなく感じてる「格差が無くなればいいのにな」って事を具体的な数字で示してくれている。
だからこそ格差は今後も無くならないと思う、だって皆んなそう思ってるはずなのに、過去から格差が拡大していってるから。
特に資本主義が最強のイデオロギーのうちはね。かと言って共産主義はありえない。
で、エコ社会主義!ってのもありえないだろ。
資源の消費速度が早くてそのうち枯渇するだろうけど、その時は適当に人間が間引かれて、それに適した数の人類が生き残って、「そういう環境」がまた出来上がるだけだとおもう。
私ができるのは悲惨な間引きが行われない事を願うだけだろう。 -
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2022.3.18にケ・ブランリ=ジャック・シラク美術館で行われた講演の原稿を加筆訂正したもの。講演は民族学会の招きで行われた。
・不平等を生む体制が社会によってどれほど異なるとしても、過去数世紀にわたって基調的な流れ~社会的な平等へと向かう底流はあった。18世紀末という特定の時期に水脈が現れ、政治的・社会経済的平等の実現をめざして勢いを増したていった。
・不平等を生む体制は社会によって大きく異なるが、自然、文化、不平等の間にはまったくちがう種類の関係性が存在する
・気候変動問題は、現在の資本主義システムとはまったく異なる新しい経済システムの出現なくしては解決できない。それは「民主的でエコロ