村井章子のレビュー一覧
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ガルブレイスは、100歳近くまで存命し、ルーズベルトを含む民主党の複数の大統領のアドバイザーを務めました。経済学者としての業績には、毀誉褒貶がありますが、その知名度は著作の読みやすさもあって、抜群のようです。
本書では、1929年のアメリカの大恐慌前後の経済状況、特に金融市場の状況から恐慌前後の状態を解説しています。2008年のサブプライムと同じレバレッジを利かせた投資方法(当時としては空売りや、社債や優先株でレバレッジをかけた投資信託)などが一気に巻き戻った結果、暴落が加速したあたりは80年を経て歴史が繰り返したことを克明に語っていると言えるでしょう。バブルが破裂する際に優良な資産程売られ -
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ガルブレイス 「 大暴落 1929 」 1929年に起きた ウォール街の株の大暴落の経緯を説明した本。経済の変化というより、経済に踊らされている人の変化に着目している。
経済に踊らされている人の動き
*政府〜実態と異なるウソの発表
*銀行と投資家〜終わりがきたことをなかなか認めない
*社会〜金儲け一色に染まり価値観がどこかしら狂っている
「株の大暴落は 投機ブームが終わっただけ」「投機ブームは 時代の空気〜普通の人でも金持ちになれるという自信」とした著者の見解に、日本のバブル崩壊を想起した。
著者は 株の大暴落と 直後に起こった 世界恐慌に 関係性を見いだしていない。
株の大暴落につい -
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いや・・・多々agreeできないところがあって、、、それは今や、人生多様な生き方が奨励されるようになって、キャリアで上を目指すことが必ずしも幸せではないし、いろんな生き方がある、という世の中になってきて、私もそう思うからで。時代遅れ、昭和の熱血時代か?と思ってしまう内容かもしれない。ただ、真実でもあり学ぶところもあり。良いところだけ抜き取って参考にしたい。
官民問わず、組織には駆け引きや権力闘争がつきもので、そんなものはなくなれば良いのに、、、と思うが現実はそうでない。ではどうふるまえば生き残り成功に近づくことができるか、を説いた本。
ちょうどこれを読む最中、主人がリストラにあった。まさに -
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世界恐慌などの危機的な状況を何度も迎えながら、資本主義が未だに存続している一つの要因は、直面した危機からの学びとして様々なルールを市場が作り出し、同じような事態に陥ることを避けようとしてきた工夫にあるだろう(もちろん、市場は万能ではない故に同じ過ちを繰り返すことがないわけではないが)。そうしたルールの中でも、最も資本主義において重要なもののひとつが、”会計(Accounting)”、そしてそこから派生する”説明責任(Accountability)”である。
本書は”会計”という概念を物理的に代表する”帳簿”から、西洋の歴史を振り返ったテーマ史である。西洋社会がかくも発展を遂げた背景には、帳簿 -
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【良き社会のための経済学】
普段アメリカ発の本読んでると、本全体からそこはかとなくマッチョな雰囲気伝わってきて、好きなんだけどちょっと分かり合えないような気持ちになる。意見そのものは別として。
国際的な経済学者としては稀有な?フランスで活躍するノーベル賞受賞者による著作。
フランスどうにかしないといけないわ感が節々から伝わってきて、日本と通じ合うところがあるんじゃないかと思いながら読めた。
幅広いテーマを取扱う内容だったから物足りないところもあったけど、俯瞰も良いかなと。産業政策特にインフラ整備に関する経済学の貢献については、興味持って読めた。
経済学ができることとは。
#読書 #経済学 -
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悪いヤツほど出世する
著:ジェフリー・フェファー 訳: 村井 章子
本書は、リーダーシップに関する従来の知識やリーダーシップ研修の類が実際の職場で役に立たないのはなぜかを探る。もしほんとうに役に立たないのだとすれば、人間の行動をもっと別の方法で理解しなければならないし、企業や組織におけるリーダーシップの教え方も変えなければならない。
リーダーシップというテーマに関して、読者に再考を促すこと、そして読者の見方を変え、さらに行動を変えることを目標に以下の9章により記されている。
①リーダー教育は、こうして失敗した
②「リーダー神話」は、百害あって一利なし
③そもそも控えめなリーダーはいるの -
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議論のネタに尽きない本です。
1.この本を一言で表すと?
・ヨーロッパの時事ネタ集
2.よかった点を3〜5つ
・「46 FRBを非難すべきか」
→FRBの2010年の金融緩和について、ハイパーインフレなんか起きない、数パーセントのインフレになるのはむしろ歓迎、デフレの下で景気低迷を長引かせてはいけない、という主張は、アベノミクスに通じる所があり、面白い。
・「65 優柔不断なオランド」
→右派のサルコジを批判するが、左派のオランドも批判するの、客観的でよい。
・「68 水曜日も学校を」
→フランスは水曜日が学校休みというのを初めて知った。
・フランスの教育全般について、憂慮して -
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コッター教授の最新作。
議論のベースとなっているのが、昨今の経営環境の変化のスピードが乗数効果的に速くなっており、従来の階層型組織は限界に近づいているということである。
この問題に対しての解決策として、本書の大きなテーマは従来の組織と並行してデュアル・システムというネットワーク型の組織を作り運用することを提唱している。ただ、この概念はこれまでに行われていたようなタスクフォースといったようなものとは異なるというのが著者の立場であるものの、それには説得力が欠けるという印象は拭いきれなかったのが正直な感想。また、運用についても色々ケーススタディを例示しているが、組織形態のフレームワークとして一般化 -
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ネタバレ■人間とマシン
・人間の強み
「窓の外を見る」
偶発的要因を考慮、常識。
・ルールより統計へ
コンピューターは子どもと同じ統計的パターン認識、
大人はルールに基づくシンボリック手法で習得。
英語の形容詞の順序ルール
自分の意見、大きさ、年齢、形状、色、原産地、材質、目的の順。
ルールが多すぎ、守れない。
■物理的なモノ・サービスとプラットフォーム
・ここ20年間の地殻変動「オンライン プラットフォーム」
Free 無料、Perfect 完全、Instant 瞬時
O2Oプラットフォーム
オンラインを介したオフラインビジネス
UXが武器とし、情報の非対称化を解消
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中々興味深いですね。
会計と言うものが、国家の存立にまで影響していたとは、この本を読んで初めて気づきました。言われてみれば当然で、この本でも触れられていますが、フランス革命も、宮廷の浪費に業を煮やした国民が蜂起したと言う事でしたね。
アメリカが、その国家建国の頃から、会計を意識していたというのは興味深いです。ある意味、と言うか、当然にと言うか、現在のアメリカ合衆国に至るまでの前身の植民地を含めたアメリカは、ネイティブたちの国ではなく、ヨーロッパ大陸大陸から逃れてきた、あるいは一獲千金を夢見てきた人たちが、人工的に集まってできた集団ですので、色んなことを透明化する必要があったと感じます。なの