村井章子のレビュー一覧

  • テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来

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    昨今のエンジニアに見られる行き過ぎた消費者偏重に対して、技術は国、社会を豊かにする為に使うべき、その余地が軽んじられているという事に対する警鐘

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    2026年05月04日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    世界が過去、現在、どんな所得の人がどれだけ存在しているか、少しのグラフとどうあるべきかを記載している。データなので生々しい

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    2026年04月16日
  • 創造的破壊の力―資本主義を改革する22世紀の国富論

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    イノベーションや創造的破壊がマクロ経済にどのような影響をもたらすのか、政府の対応や投資家、市民は何ができるのかを、経済学として分析した内容です。公的なデータをもとに分析を進めるスタイルで、ピケティと同じように感じました。読みづらいのも同じでした。
    途中飛ばした章もありますが、イノベーションや創造的破壊の国全体の経済への影響が分析されていてとても参考になりました。最後にアメリカ型と北欧型という二つの資本主義に関して書いている章はなるほどと思う内容でした

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    2026年04月12日
  • ファスト&スロー (上)

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    いや〜若干読みにくいけど、面白い本でしたよ。
    心理学の知見が実例と共に得られるので興味深いです。
    ただ、割り箸を横に加えて顔が笑顔っぽくなるから認知機能や感情的幸福感が上がるってところは、ちょっと微妙みたいですね。後の実験で効果はほとんどない、と結論づけられてるみたいです。
    下巻も今から読みまーす。

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    2026年03月25日
  • MEGATHREATS(メガスレット)世界経済を破滅させる10の巨大な脅威

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    メガトレンドならぬ、メガスレット(脅威)。世界が様々な脅威や不確実性のもとに成り立っているのがよくわかる。

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    2026年03月25日
  • 20世紀経済史 ユートピアへの緩慢な歩み 下

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    日本人は市場原理主義に反感を持つ人が多い。
    著者はそうした立場の人物である。
    私は、政府介入礼賛は市場万能主義と同じく危険だと考えているので、本書の主張には共感できない。

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    2026年02月21日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    ノーベル経済学賞受賞 ダニエル・カーネマンの著書。
    同じ著者の『ファスト&スロー』は、人間の意思決定に関する行動経済学であったが、今回は組織の「判断」に関する内容だった。
    感想は下巻に記載します。

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    2026年01月04日
  • 創造的破壊の力―資本主義を改革する22世紀の国富論

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    資本主義を改革するための国富論。
    ボリュームが多く、内容も難しく、なかなかすっと頭に入って来なかった。この様な本がすっと理解出来る日が来るよう、苦手な領域にも少しづつ足を踏み入れて時間を割いてみたいと思う。

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    2026年01月03日
  • 悪いヤツほど出世する

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    現実的な観点でリーダー像に迫る内容で、長年、会社人生を送ってきた自身には共感できる部分が多かったです。

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    2026年01月02日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    コンテナによって世界の物流がいかに変わったかが詳細に描かれていて、イノベーションが起きる際のリアルを感じられた
    ただ、細かすぎて読み物としては、読むの大変

    【感じたこと】
    ・イノベーションが起きるときに社会へのインパクトがいかに大きいか (例えば、港で荷物の積み下ろしをしていた人たちの仕事がなくなる)
    ・それに起因していかに多くの人の思惑が絡み合って物事が進むか (例えば、荷物の積み下ろししていた人たちから票を得ていた政治家がコンテナ化を阻止しようとする)
    ・タイミングをつかむことの重要さ
    ・参入障壁が低いビジネスにおける価格競争の激しさ

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    2025年12月26日
  • 帳簿の世界史

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    ネタバレ

    いやあ、結構面白かった。

    会計・帳簿という切り口で世界史を読み解くといった風の作品です。

    ・・・
    帳簿をしっかりつけて成功したイタリア商人パニーニの話だったり、これまた帳簿を学んできっちりチェックを行ったことで栄華を極めたコジモ・デ・メディチの話だったり。

    はたまた、近世の東インド会社を営んだオランダが会計的にどのように優れていたのかだったり、お隣のブルボン王朝率いるフランスが会計軽視によって没落したさまであったり。更には陶器のウェッジウッドも会計好きで、単なる帳簿付けから原価計算などの管理会計を発展させたとか。

    そして、米国の鉄道会社の杜撰さ等から外部監査人としての会計人が要請された

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    2025年12月11日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    コンテナがどう発明され、広がり、世界を変えていったかを説明した本。

    世界を変えた発明というと、火薬、羅針盤、活版印刷、蒸気機関、トランジスタ、インターネットなど、最新技術を用いたものが思い浮かぶが、ただの箱であるコンテナも、これらと同じレベルで世界を変えた発明なのだと理解できた。

    作るための技術的ハードルが低いので、何だか百年以上前くらいからあるような感覚だったが、以外と歴史は浅く、1960代から普及しだしたとのこと。当たり前のもの過ぎて、考えたことなかったが、コンテナ導入以前は、そりゃ港の荷役は大変だったろうなと思うし、今日まで繋がる港湾の独特な文化の起源も知れた気がした。

    発想と規格

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    2025年12月11日
  • 悪いヤツほど出世する

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    世間で言われる理想のリーダー像と実態の乖離について。
    アメリカの話だから日本だとちょっと違いそうだけど、理想と現実が違うということを認識するきっかけとして大事。

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    2025年11月03日
  • 自然、文化、そして不平等 ―― 国際比較と歴史の視点から

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    富の集中は文明の影のように歴史を歩んできた。――経済学者トマ・ピケティは講演でこう問いかける。「成長が続いても不平等はなぜ縮まらないのか」。自然の恵みを共有してきた人類はやがて制度と資本によって分断された。文化は人を結びつける力を持つが同時に格差を正当化する物語にもなり得る。だからこそ彼は「分かち合う知」を強調する。自然を守り、文化を尊び、富を循環させる社会へ――その道を選ぶのはいまを生きる私たちである。

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    2025年10月23日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    1956年に初めてコンテナ輸送を手がけた輸送業のマルコムマクリーン、ニューヨーク市とニューャージー州の埠頭、港湾労働者の組合運動、ベトナム戦争におけるコンテナ輸送、鉄道とターミナルオペレーション。コンテナは国際物流のコストを劇的に変え、グローバルな生産分担を可能にした。

    今では普通になった、コンテナという規格が行き渡るまでの経緯。コンテナがなかった時代は、まだ人々の記憶にある。規格化したらコストダウンできることって、他にもいっぱいあるのに。

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    2025年10月06日
  • 国家は破綻する―金融危機の800年

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    歴史的には国家のデフォルトは決して珍しいことでは無く、日本(1945年)もアメリカも欧州諸国も、例外なく経験している。
    また新興国を中心に債務比率(対GDP比)がそれほど高くない段階でも起こっており、破綻を起こした方が損得勘定的に得すると考えた場合に国家としてデフォルトを起こすインセンティブが生まれる。
    一度信用不安が起こると加速度的に危機は増幅する。
    日本は今どの局面か。正直ルビコンはすでに超えているように感じる。

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    2025年07月19日
  • ミル自伝

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    3才にてギリシャ語を勉強するほどの早急は教育。そして、はやくに社会に出て、それもきりあげ思索と研究に励む。自伝なのでその思想内容ではなく環境的なところの記述になるが、19世紀の社会の様子も描かれ興味深い。

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    2025年06月07日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

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    ビルゲイツのおすすめ本。
    一見地味な輸送用コンテナの発明が、グローバルな分業体制の確立に決定的な影響を与え、世界の経済発展に大きく寄与した。
    コンテナが世界に普及するまでの紆余曲折がかなり詳細に記述されており、その分野以外の人間にはやや退屈。

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    2025年04月30日
  • プラットフォームの経済学 機械は人と企業の未来をどう変える?

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    人間はテクノロジーに支配されていくのではなく、テクノロジーを活用して何をするべきか?という問いを立てて考えていくことが大事であるということを改めて学ぶことができた本。
    あらゆるものがデジタル化されていること、物理的な資産や商品を持たず分散型産業などの業界を大きく変えてしまうプラットフォームビジネスについて、例えばAppleとGoogleの例からもプラットフォームに対する考え方の違いがあり必ずしも決まった正攻法がないことやプラットフォームの特徴を理解することもでき、それを理解することでビジネスを考えるヒントを得ることもできる。

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    2025年04月19日
  • 20世紀経済史 ユートピアへの緩慢な歩み 下

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     ファシズムもまた、本源的には、経済の再構築のために費やすべき努力を規定したイデオロギーだった。ファシズム以前の経済は人々を階級別に組織していた。そのような経済では利権政治が出現し、利益団体間の交渉や対立が顕著になる。これに対してファシズムが唱えるのは国民の団結であり、連帯と共通の目的に基づく政治である。組織された労働組合が富裕な経営者と交渉する市場経済ではこのような連帯は望めない。しかも世界経済はグローバルな資源の再分配を必要とする。重要なのは、勤勉で酷使される貧しいプロレタリアートという階級ではなく、資源も帰属集団も土地も持たないプロレタリアートという国民なのだという。ファシズムの指導者に

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    2025年04月12日