村井章子のレビュー一覧

  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    ・どんな意思決定にも予測的判断がかかわってくる。予測的判断においては、正確性が唯一の目標であるべきだ。だからあなた個人の価値観は事実から切り離しておくように
    ・人間はご機嫌だとでたらめを受け入れやすくなり、また全般的に騙されやすくなる。つまり、つじつまの合わないところを探し出したり、嘘を見抜いたりする気がなくなってしまう
    ・カスケード効果:情報カスケードとは大勢の人が順番に前の人の選択情報を参照しながら判断する場合に、自分自身の持つに基づかず、多数派の選択肢を選ぶ傾向を指す
    ・機械学習アルゴリズムは、ほかのモデルが見落としてしまうような変数の組み合わせの中に重要なシグナルを見つける。データに隠

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    2022年07月31日
  • 「権力」を握る人の法則

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    タイトル通りの本。非常におもしろい。

    はじめに、の中で、「あなたの最大の敵は自分自身である」として、「セルフ•ハンディキャッピング」というコンセプトが説明される。これは、失敗の確率を高める細工をしておけば、実際に失敗しても、自分の能力が低いせいではない、と言い訳できることを指す。(例: 数学の試験の前に、読書に耽る。)

    一瞬、「まさか」と思ったが、言われてみれば思い当たることが多いし、研究で繰り返し実証されているのだそう。

    「頼みごとは相手への賞賛である」(P99)という指摘も興味深い。頼み事をすることで、良い意味で目立ち、選ばれることが出来る、というのは、逆説的で、勇気付けられる。例え

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    2022年07月02日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    判断あるところにノイズあり。
    私たちは一日に何回もさまざまな判断をしているが、そこには大なり小なりノイズが含まれている。

    プライベートなことに関する判断は、ノイズがあろうとなかろうと自分自身で納得すれば済む話かも知れないが、仕事上の判断にひそむノイズは分かりにくいだけで、どこかしらに損害を生んでいる可能性があるようだ。

    バイアスに関しては一般的に浸透していると思うが、これからはノイズに関してもっと注意する必要があると感じた。

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    2022年03月13日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    アイザック・アシモフさんが書いた銀河帝国興亡史ハリ・セルダンの説く心理歴史学は、この本を読む限り、究極の行動経済学なんだなあとつくづく思います。

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    2022年02月23日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    普段、仕事をしていて、同じ部署の人間なのに人によって判断が違うことが少なからずある。
    そのため、自分自身の判断を疑う事もあったが、本書を読み、判断が違う事はそもそもそもよくある事だとの思いに至る。

    ノイズという概念を意識する事で、人と判断が違ってもそれはある意味当たり前の事であり、必要以上に自分自身を疑う必要はないように感じた。

    ただ、組織運営上、ノイズの減少はコスト減少やパフォーマンス向上などにつながるため、下巻でその方法を理解したいと思う。

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    2022年02月09日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    人の判断には「バイアス」や「ノイズ」がつきまとうものであり、それらが判断のエラーを引き起こす。
    『ファスト&スロー─あなたの意思はどのように決まるか?』ではバイアス(系統的な偏り)に重きが置かれていた。一方で、今作では「ノイズ」(ランダムなばらつき)についてリソースが割かれている。
    双方を読み両者の違いが理解できた人は、判断エラーの予防にはバイアスを減らすのみでは不十分だとわかるだろう。

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    2022年02月03日
  • NOISE下 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    簡単にノイズを知りたいなら、この下巻のまとめと結論の章を読めばわかります。
    ただし、事例があった方がわかりやすいので、上下巻をを読むことをおすすめします。

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    2022年01月27日
  • 新ジャポニズム産業史 1945-2020

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    <目次>
    第1部  1945年の敗北
     第1章  ブリキの玩具~小菅のジープ(1945年)
     第2章  アニメ誕生~アニメ(1963年)
     第3章  みんなスターだ~カラオケマシン(1971年)
     第4章  かわいい~ハローキティ(1975年)
     第5章  持ち歩く音楽~ウォークマン(1979年)
    第2部  1990年代
     第6章  女子高生天国~スクールガール文化、世界へ
     第7章  アニメ新世紀~オタク
     第8章  世界を虜にするゲーム~ファミコン&ゲームボーイ
     第9章  反社会的ネットワーク~2ちゃんねる
    第3部 そして2010年代
     終章

    <内容>
    アメリカの研究者による、戦後日本

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    2022年01月13日
  • NOISE上 組織はなぜ判断を誤るのか?

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    バイアスとならんで判断に影響を与えるノイズ。
    双方とも同じくらいレベルのようです。
    それらをうまく使えば、判断に変えることができそうです。

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    2022年01月12日
  • ファスト&スロー (上)

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    面白い本だった。
    人間が周りの環境に影響を受け、いかにいい加減な判断をしているかという事が良くわかった。

    確かにアンカー効果みたいなのは、オークションでの言い値では感じる事である。
    しかしその影響を取り払う事ができないのが人間なのだろう。

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    2021年12月18日
  • 新ジャポニズム産業史 1945-2020

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    日本人が日本人向けに作ったプロダクトが、世界に受け入れられていく過程が読める。日本人が世界向けに作ったプロダクトがなかなか受け入れられない現状を照らして明らかにしてくれる。

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    2021年11月19日
  • 新ジャポニズム産業史 1945-2020

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    ポップカルチャー、サブカルチャー史ではなく
    産業史か
    そうか
    こういうの日本人ではなく海外の方が書くと面白いな
    楽しめた

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    2021年10月24日
  • ファスト&スロー (上)

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    # ヒトの思考・判断プロセスに一石を投じた名著

    ## 面白かったところ

    * `1 + 1` の解と `24 × 17` の解が導かれるまでの時間差異から、ヒトの思考には少なくとも2つ以上存在する。などの研究結果がとても興味を唆られた点

    * ヒトの思考や判断には特徴があって、それを理解していた上で異なる行動を図ろうとしても並々ならぬ注意力が必要だと知れる点

    ## 微妙だったところ

    * シンプルに、記述量が多く理解が難しい。これはまだ上巻で下巻も同程度の分量で存在する

    ## 感想

    学生時代、後輩に勧められて購入した一冊。当時の自分の読書レベルでは到底太刀打ちできなかった苦い思い出から

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    2021年10月02日
  • ファスト&スロー (上)

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    意思決定、行動経済学の本。この本については多くの方が書評しているので省略するが、内容は様々な類書やメディアで引用されているので、既に知っている記述も多かった。文章がやや難しく感じたが、頑張って読むだけの価値はある。人生の重大な局面で、自分の意思決定に必ず役に立つ本だと思う。

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    2021年08月21日
  • テクノロジーの世界経済史 ビル・ゲイツのパラドックス

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    ネタバレ

    とても分厚く読み応えがある

    過去のイギリスとアメリカの産業革命からテクノロジーが人々の生活にどのような影響をもたらしたかを分析し、今のAIによる自動化の影響を考察している

    初めて自動化してもそれによるダメージの大きさを知った。昔のイギリスでは産業革命が起こっても人々の賃金レベルは変わらず、上位の人々だけ恩恵を被ったこと、アメリカでは対して労働補完型のテクノロジーという受け入れ方のため、受け入れられ、生活レベルの向上をすぐに促したことがかかれている。しかし現在のコンピューターの出現により、高卒などの賃金は下がっており、格差がどんどん広がっていることを知った。

    そのため、一概にAIによる自動

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    2021年08月12日
  • ジョン・P・コッタ― 実行する組織

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    「実行する組織」
    1.購読動機
    戦略、戦術、戦闘。
    最後の戦闘、行動があって、初めて戦略の有効も失敗も検証できるから。

    2.書籍からの学び
    実行できない、しない組織にはいくつかの原因が存在します。
    その一つの原因が、組織のメンバーが、下記を理解できていないこと。
    ①外的環境が自社にどんな脅威をもたらすのか?
    ②①に対して、自社は、何を目的に、どの市場を、いつ、どのように獲得するのか?

    さらに、ドリルダウンすれば、会社が考える重要性とメンバーが考える重要性の方向が合致すればこそ、変化への適応スピードに良い影響をもたらすということ。

    3.最後に
    継続性が大事ではなく、組織がとる戦略が有効なら

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    2021年05月04日
  • 善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

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    経済を歴史や倫理、哲学等の観点から深堀りした読み応えのある良書。
    現代の数式やお堅い専門用語を並べがちな主流の経済学へ一石を投じる内容になっている。

    文章の大半は偉人や古典文学からの引用で構成されており、現代の通説は過去の原則で成立している事を理解させてくれる。

    知性は情動の奴隷であり、「見えざる手」は人間の情動で成立している。
    人の強欲さが現代の継続したGDP上昇の源泉となっている。

    様々な観点から経済学を捉えてみたい。
    そのためには一見関係なさそうに思える歴史や心理学にも目を向けてみよう。
    そんな気持ちになれた、良い読書体験だった。

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    2021年04月19日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    ■著者が扱っているメインテーマ
    よりよい世界にするために経済学にできることは?

    ■筆者が最も伝えたかったメッセージ
    一部の裕福層の成長を優先するのではなく、
    それ以外の層への生活の質向上にシフトすべき。

    ■学んだことは何か
    市場を放任すると不平等が解消されることはなく、
    貧富の差は拡大するばかり。成長ではなく、世界にとって地球にとっての平等な社会のために、富から貧への再分配のしくみと他人と地球をおもいやる対人力が大切になてくる。

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    2021年03月09日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    ネタバレ

    移民や貿易、経済成長などの問題について、経済学的な見方や様々な事例の紹介、解決策などについて述べている本。
    人や資本はいつも最適な場所に移動できるわけではない。そのせいで、不利益を被る人の尊厳を守るようなアプローチが必要だ。このような人の怒りが昨今のポピュリズムに繋がる。
    エビデンスもなく社会的に受けいれられている物事が多い!

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    2021年02月16日
  • 絶望を希望に変える経済学 社会の重大問題をどう解決するか

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    経済政策について議論している。
    経済学的に考えることが好きなら面白いと思う。

    希望は人間を前に進ませる材料。
    抱えている問題でその人を定義することは、外的な条件をその人の本質とみなすこと
    希望を失い、疎外されたと感じる人が増えるのは社会にとって危険なこと
    尊厳を大事にする


    貿易には負け組がいる。
    負け組への支援が必要ということを繰り返している

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    2021年01月31日