作品一覧

  • 海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に【WOP】
    -
    1巻660円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に【WOP】“ 船を造り(造船)、船を動かし(海運)、貨物を出し入れする(港)─。海に囲まれた日本は、これら3つを合わせた「海事産業」がないと成り立たない。だが、足元の状況は厳しい。人手不足や高齢化など、他産業よりも深刻な危機に直面しているからだ。海事産業の現場を歩き、課題解決に向けた取り組みについて取材した。 この記事は月刊誌『Wedge』2023年12月号(11月20日発売)の特集「海事産業は日本の生命線 「Sea Power」を 国家戦略に」の電子書籍版です。 introduction 日本人に知ってほしい 海洋国家・ニッポンの実像 編集部 PART 1 海事経営者に聞く CASE 1 今治造船 世界と戦う今治造船 オーナー企業の矜持 中西 享 ジャーナリスト CASE 2 旭洋造船 〝オンリーワン〟を目指す 中小造船のトップランナー 中西 享 ジャーナリスト CASE 3 今治オ-ナー 世界に誇る今治の奮闘 海事大国の堅持へ〝逆襲〟なるか 編集部 CASE 4 向島ドック メキシコから尾道に来て確信 造船業は成長産業になる! 編集部 PART 2 人材不足 船はあっても人がいない? 日本人の〝海離れ〟を見直そう 編集部 interview 初の女性船長が語る 船の指揮官「船長」の魅力 松下尚美 商船三井 船長 PART 3 効率化と技術革新 省力化と技術革新の両輪で 人手不足の解消に挑む 編集部 PART 4 ルポ・コンテナ ジャパンパッシングの阻止 国際コンテナ定期航路の死守を 中西 享 ジャーナリスト PART 5 コンテナ物語『コンテナ物語』の著者に聞く 革命の核心部分は何なのか? 話し手:マルク・レビンソン エコノミスト、歴史家 聞き手:土方細秩子 ジャーナリスト PART 6 ソリューション 課題山積の海事産業 危機はこうして乗り越えよ 森 隆行 流通科学大学 名誉教授
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版
    3.9
    1巻3,080円 (税込)
    ■ビル・ゲイツの推薦の言葉 「二〇世紀後半、あるイノベーションが誕生し、全世界でビジネスのやり方を変えた。ソフトウェア産業の話ではない。それが起きたのは、海運業だ。おそらく大方の人があまり考えたことのないようなそのイノベーションは、あの輸送用のコンテナである。コンテナは、この夏私が読んだ最高におもしろい本『コンテナ物語』の主役を務めている。コンテナが世界を変えていく物語はじつに魅力的で、それだけでもこの本を読む十分な理由になる。そのうえこの本は、それと気づかないうちに、事業経営やイノベーションの役割についての固定観念に活を入れてくれるのである。」 世界経済とグローバル貿易を飛躍させた「箱」の物語として、国際物流の生きた教科書として2005年の刊行(日本語版は2007年)以来、版を重ねてきたロングセラー、レビンソン『コンテナ物語』の最新情報を加えた改訂版。前回から10年以上を経て、コンテナ船の巨大化が進み、世界の港湾も巨大化・自動化が進んできた。米中貿易戦争の激化もあり、コンテナの将来は予断を許さない。解説・森川健(野村総研)

ユーザーレビュー

  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    荷物、海運、物流の、コンテナリゼーションを中心とした歴史的書物。物流の大元の話を学べることに価値がある。戦争から物流、サプライチェーンへとロジスティクスの意味を変えてきて、その中でのコンテナの圧倒的な意義。
    一方で仕組みを作るという時に誰が得をするのか、という問題が非常にクリティカルにわかりやすい。単なる先行者利益としての起業的価値と、コモディティ化との結節点はどこにあったのか、繰り返しここがポイントになる。

    0
    2025年11月16日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    コンテナがシームレスに運ばれること、規格化に伴い大量に輸送できることで、世界的なサプライチェーンを可能にしたんだね。

    0
    2024年03月12日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    イノベーションの物語なのに、輝かしい閃きではない事にフォーカスしていたのがイイ。

    誰も革命的なことの最中にいることすら理解せず、コンテナの革命は一歩ずつ進んだのが良く分かる。
    トラックと鉄道と船をひと繋ぎにすることで、今の世界の流通システムが成り立っている。大袈裟に言うと、それが資本主義の根幹なんだと理解できる。

    数々の課題を統一していく過程が良い。
    大きさの規格、連結金具の開発、ライバルである鉄道会社の取り込み、港湾の荷揚げシステム、大量のコンテナBOXや船舶のリースシステム、トラックやトラーラーのボックス化。
    それ以上に多様化し対立化する、ギャングや政治家の対処や、労働組合やライバル会

    0
    2023年09月13日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    グローバリゼーションのきっかけとして、物流コストの低下があげられるが、その一躍を担ったのがコンテナで、コンテナ事態は箱にすぎないが、その規格化を通して、陸運と海運をシームレスで一体化させて、各工程の最大コストの積荷の費用と時間を大幅に削減したことが大きな要因として挙げられる。またコンテナの積荷に対応した港湾の設備通しや戦略で、現在の各都市の港湾の明暗が別れたと考えられる!

    0
    2023年07月02日
  • コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった 増補改訂版

    Posted by ブクログ

    The BOX コンテナ物語


    本書の構成
     コンテナの影響が最初に述べられ、普及した背景が述べられていく。そして、現在起こったことに対する見解が述べられる。

    経緯に対しての感想
     システムの開発から統一までの経緯が本書には詰まっていた。
     マクリーンのアイデアの影響範囲を広く捉えるという視点は良いと思った。(コンテナなら、自社コスト削減どころか、海運のシステムを変えられるなど。)
     また自社だけだと資産や影響力に限りがあるので、以下に他社を巻き込みチャンスを掴むのかのが大切かもわかった。(軍しかり、投資家しかり。)さらに普及の過程では、totalで仕事の生産性は増すとしても(理解している

    0
    2023年03月24日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!