村井章子のレビュー一覧
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ネタバレフレーミング効果はどのような形で提示されるかによって、人の選択が変わってしまう。たとえば、「術後1カ月の生存率は90%です」と伝えた場合と、「術後1カ月の死亡率は10%です」と伝えた場合では、どちらも同じ事実を示しているにも拘らず前者のほうが手術を選ぶ人が多かった。このように、自分では客観的な事実をもとに判断しているつもりでも、実際には情報の提示のされ方に影響されている。臓器提供の同意率の例でいうと、オーストリアでは100%近く、ドイツでは12%という大きな差があるが、その違いは免許証で「臓器提供したくない人」がチェックする形式なのか、「臓器提供する人」がチェックする形式なのかというものだった
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ネタバレ後知恵バイアスは、単に「結果を知った後に、結果を予測できていたと思い込む」というだけではなく、実際にことが起きてから、その結果に合わせて過去の自分の考えを修正してする。そして、その修正に自分では気づきにくい。例えば、日本は災害が起きた後に行政や政治家が非難されやすい。日本は災害の多い国なので、災害が起こること自体は誰もが想像できることだ。しかし、実際に災害が起きて被害の大きさを目にすると「災害が起こることは分かっていたのに、なぜこれほどの被害をあるのか」「なぜ事前に対策できなかったのか」と責める声が出てくる。それでは、地震が起きる前になぜ「もっとあれこれ対策しろ」と言わないのか。それはそれほど
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基軸通貨が持つ意味合いをユーロや元、円などと比較しながら、歴史をたどる一冊。
かつての基軸通過はギルダーやポンドであった。それは世界を牛耳っている証であり、多くの恩恵を受ける。貿易などはほとんどが基軸通貨で行われるようになり、現代では70%ほどがドルで取引が行われている。自国の通貨が基軸通貨となることで、GDPが底上げされたり、ルールづくりを優位に進めることができる。また、現金調達も圧倒的に容易である。とはいえ、軍備費を多く支払ったり、保険的立ち振舞を求められたりするので不利益を被ることもある。70年続いているドル覇権はどこまで続くのか、現在の挑戦者である中国との競争の行く先が楽しみである。 -
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ネタバレ本書の著者であるAlexander Karp氏は、AI・データ解析ソフトウェアを手掛けるPalantir Technologies(パランティア)の共同創業者兼CEOである。Palantirは、政府機関や国防、安全保障分野への技術提供で知られる企業であり、近年のAIを巡る議論においても大きな存在感を示している。その最前線に立つ人物が、国家とテクノロジーの関係についてどのような視点を持っているのか。そのような関心から本書を手に取った。
本書を読んでまず印象的だったのは、Karpが大学で哲学を専攻していたという事実である。テック企業のCEOと聞けば、コンピュータサイエンスや工学を専門としてきた人 -
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1,とにかく怒ってます。著者は四方八方にキレ散らかしていて、アメリカの現状についてブチギレている本だと思えば、かなり読みやすくなると思います。何についてブチギレているかはネタバレで。
2,出典で様々な学問の学者や教授、偉人が出てきます。私は、イーロン・マスクとピーター・ティールくらいしか知らなかったですが、この手の本の玄人からしたらアベンジャーズ的で嬉しいのかなと思います。
3,思ったほどそんなに難しい本ではなかったと思いますが、2〜3回くらい読まないと細かい主張は全部拾いきれないかなと思いました。
ネタバレ↓
大体大まかにいうと4つの主体に対して主張(ブチギレ)してるんじ -
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世界を変える発明。そのイノベーションを乗り越える上でのハードル/契機。
システム、労使交渉、規格。そして戦争。
・マルコム・マクリーンの先見性
海運業とは船を運航する産業ではなく貨物を運ぶ産業
輸送コストの圧縮に必要なのは単に金属製の箱ではなく、貨物を扱う新しいシステムなのだということをマクリーンは理解していた。港、船、クレーン、倉庫、トラック、鉄道、っして海運業そのものーつまり、システムを構成するすべての要素が変わらなければならない。
・機械化に対する港湾労働者組合の執拗な抵抗は、一つの原則を確立した。それは仕事を奪うようなイノベーションを産業界が導入する場合には、労働者を人間的に扱うと -
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・目標管理を戦略と混同してはいけない
・グループやワークショップ方式で戦略を立てるやり方は落とし穴が多いと心得る。グループで臨む場合でも、必ず困難な問題をじっくり見ることから始めなければいけない。勇み立って一足飛びに結論に飛びついたりしないこと。最重要ポイントは何かを見極め、それを乗り越える一貫した方針を考える手順は、一人でもグループでも変わらない。
・大事なのが、直面する難題のどこが勝負どころなのか、つまりどこが最重要ポイントなのかを見極めることだ。ただし、すべてのリソースを投じれば(ほぼ)確実に乗り越えられると妥当に判断できるポイントでなければならない
・一つひとつの課題に対する解決は、設 -
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本書は、国家とシリコンバレーの分断を生んだ原因と、それによってもたらされる危機、および処方箋について論じたものだ。
分断の原因分析とその結末については広範な視点から言及されており、その切り口には目新しさがあった。
一方で、「では、どうするのか」という問いに対しては抽象的な言及にとどまっており、具体策まで描ききれていない点が残念だった。
また、筆者自身が軍事産業の利益を享受してきた経営者である以上、官民の再合流を掲げる主張はポジショントークと映りかねない。加えて、本書が問題視する「知的脆弱性」の加速装置であるSNSは、まさにシリコンバレー自身が生み出したものだ。批判の矛先が向かうべき構造的問題を -
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昨年2月に原書が出て以来、話題になっていた一冊。著者はパランティアの共同創業者ということで、ピーター・ティールは(さらに、おそらくはイーロン・マスクも)これに近い思想なのだろう、という意味で大変勉強になった。
端的に言えば、主張は
・テック業界はアメリカ政府のおかげで繁栄していることを忘れるな
・テック業界は消費者向けにくだらないプロダクトを作るのではなく、国のために働け
・防衛の主軸はソフトウェアなのに、このままだとアメリカも同志国もヤバイ
・経営者は善悪や価値観を語ることから逃げるな
という感じ。このうち、1つ目ではマリアナ・マッツカートが引用され、4つ目ではマイケル・サンデルが引用され -
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もともと技術は公共の福祉ありきだった
いまのシリコンバレーは、官民協力の陰がない
インターネットの登場によるデジタル革命は生活をより良くしたのではなく、劇的に進化させただけ?
好きだから作るが何のために作るかは信念を持たないエリートたち
反対するものならわかるが、何なら能力を使ってよいのかはわからない
PCは政府からの解放だった
シリコンバレーは政府や国の課題ではなく、個人的なものに向かった
オンラインショッピングを作る一方、多くの産業部門が無視されてきた
エンジニアリングマインドセット
即興演劇のステータス(相手と自分との関係値見て、こちらの動きを考える)を読む能力
これがスター