マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • ナイトホークス(上)

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    有名なシリーズモノの一作目。

    ベトナム戦争帰りの刑事、ハリーボッシュ。
    これぞハードボイルドという感じ。
    何だか非常に男臭くて、果たしてこれは面白いのか?と疑う序盤。

    巻の中盤くらいで少しスピードに乗ってくる。
    どうやら恋愛要素もあるみたい。

    何だかありきたりな展開だよなぁ、と今のところ思っています。
    下巻でどうなるか。

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    2017年01月25日
  • 転落の街(上)

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    <上下二巻を併せての評>

    『転落の街』は、ロス市警強盗殺人課刑事ハリー・ボッシュが主人公。下巻カバー裏の惹句に「不朽のハード・ボイルド小説!」のコピーが躍るが、御年60歳で、15歳の娘と同居という設定では、どう転んでもハード・ボイルドになるわけがない。事実、射撃の腕は娘にも負け、視力の衰えや観察力、推理力が以前ほど働かなくなったことを認めてもいる。なにしろ引退を考えるほど自信をなくしかけている。

    シリーズ物の作品をはじめから読まずに途中から読むのは厄介だ。キャラクター設定がのみ込めていないし、人間関係にも疎い。それでも、どうにか読めるのは、作家がそのあたりを配慮して、一話完結でも読めるようにしてくれているからだ。年をとり、一度は年金生活者となった主人公が再雇用され、「緊急呼び出しやできたてホヤホヤの殺人事件」を待たない未解決事件班に配属されているところから話がはじまる。

    昔は使えなかった技術が可能となり、DNA解析が犯人割り出しの決め手となる。古い事件のDNAが、全米のデータベースに登録されている遺伝子プロファイルに該当し、特定の個人に合致したものをコールド・ヒットと呼ぶ。その報告書をたよりに犯人の身柄を押さえる未解決事件班は、荒っぽい現場に不似合いな年寄りや、血を見るのが苦手な刑事には似つかわしい職場だ。

    今回の事件にはおかしな点があった。被害者から採取された血痕のDNAは、性犯罪の逮捕歴を持つペルという男のものだったが、事件発生当時の年齢は八歳。八歳児が十九歳の女性を拉致監禁後レイプし、死体を遺棄できるものだろうか?捜査をはじめるボッシュに呼び出しがかかる。別の事件を担当せよという本部長命令だ。元刑事で今は市議のアーヴィングの息子が昨夜ホテルのバルコニーから転落死した。自殺説を認めない市議はかねてから因縁の仲であるボッシュに白羽の矢を立てたのだ。

    互いに関係のない二つの事件の捜査が同時に進行していく。ボッシュは相棒のチューとレイプ殺人事件の犯人を追いながら、アーヴィング・ジュニアの死の真相を追う。警察内部から情報が漏れたり、かつて警察にいながら職場を追われて遺恨を持つ、市議を含む複数の元刑事がからんでいたり、と転落事件は警察と市議会を巻き込む政治的事件の様相を呈してきていた。

    冷静で有能なボッシュの捜査や尋問を通して捜査はすすめられてゆく。組織の中の力関係を見すえ、危うい均衡を操りながら動くボッシュの姿は、クライム・ノヴェルの緊張感に溢れている。話の途中にたびたび顔を出しては、鋭い観察眼を披歴する娘のマディとのかけあいも緩急のテンポを生んでいる。性犯罪者相手にセラピーを行う社会復帰訓練施設勤務の女医ハンナとの間にはロマンスさえ生まれ、上巻は地味ながら落ち着いた警察小説の色合いが強い。

    転落死したアーヴィングの背中には特徴的な傷跡があり、落下する前に着いたものであることが分かる。床に落ちたボタン、不自然な目覚まし時計の位置、目撃証言、監視カメラの映像を手掛かりに、アーヴィング父子と利害関係のある巡査や元刑事を尋問し事件解決に近づいてゆくボッシュ。市議である父の力を利用してロビーストとしてのし上がってきた息子が何故死なねばならなかったのかを追う、こちらのほうの展開はハード・ボイルド調で楽しめるものになっている。

    一方、未成年者の拉致監禁、レイプ殺人という陰惨な事件の解決は、ハンナがセラピーを担当するペルの記憶にかかっていた。母の情人によって虐待を繰り返された少年は、満足に学校にも通えず過酷な人生をたどるうちに、かつての被害者が今は加害者になっていた。救いようのない事案は、それにかかわるハンナとボッシュの関係にも影を落とす。未成年者のからんだ性犯罪というモチーフは、どう扱っても後味が悪い。ノワールに猟奇事件を持ち込むのはそろそろ止したらどうだろうか。

    二つの事件が最後にどうからんでくるのかという興味があったのだが、DNAの二重螺旋構造よろしく、結局二つは最後まで交差することはない。どんでん返しに慣れすぎて、普通の解決の仕方では裏切られた気がするのだが、これは無理な注文というものだろう。ただ、転落死の解決は、動機が弱い。美人妻はハード・ボイルドでは謎を解くカギというのが定番。せっかく美しい妻を登場させておきながら出番が少ない。ハード・ボイルド色を薄めてしまった原因だろう。

    かつてのパートナーが出世して上官になっていたり、現在のパートナーとの関係に齟齬が生まれたり、と警察小説ならではの人間関係を基軸としたサイド・ストーリーが、小説に厚みをもたらしている。惜しむらくは読後にスッキリ感がない。巧緻なプロットで有名な作家が二重螺旋構造というアイデアに固執し、二つの事件を同時に扱おうとしたところに無理があったのでは。一粒で二度美味しい、というキャラメルのように甘くはなかったというところか。

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    2016年10月25日
  • 夜より暗き闇(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第7作。

    シリーズ作品とはなっているが、シリーズ外の主人公――『ザ・ポエット』のジャック・マカヴォイ、『わが心臓の痛み』のテリー・マッケイレブとの豪華共演。特にマッケイレブはボッシュと同じ比重で主要人物として登場する。

    気になったのはマッケイレブの言葉づかい。前作とは訳者が異なるせいか、別人物のように思えてしまうのが残念。ボッシュとの違いを鮮明に表すためにも、前作を意識した言葉づかいにしてほしかった。

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    2018年01月19日
  • ブラック・アイス

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュシリーズの2作目、「ブラック・アイス」、それは、冬の、雨が降った後、とても冷えこんだ日に起こる。
    雨が道路で凍り、黒いアスファルトの上に、氷が張っているのだけど、見えない。
    それが、ブラック・アイス。
    上に乗っかるまで危険に気づかない。
    一旦、上に乗っかったらもう手遅れで、スリップしてハンドルが効かなくなる。
    ボッシュはブラック・アイスの危険を回避できるのか?

    カル・ムーアの残したメモ、「おれは自分がなにものかわかった。」から、幼い少年がそれぞれ自分がなにものであるのか見いださねばならなかった場所に、ボッシュは辿り着く。
    事件の手がかりであると同時に、ボッシュ自身に突きつけられた言葉でもある、とボッシュはつぶやいている。
    自身は何ものなのか、ボッシュの自己洞察が興味深い。

    P308
    生まれてこのかた、ボッシュは自分がなにか善なるものに近づこうとしていたと信じていた。有意義なものが存在していると信じて。
    ある種の決意と目的意識をつかもうともがいていたという感触が常につきまとっていた。自分のなかに、あるいは自分のどこかに、善なるものがあるのだと感じながら。
    そういうものが訪れるのを待ち構えているのは、つらいものだった。
    待っていると、心にぽっかり穴があいた気がすることがよくあった。
    P309
    その空虚な感覚を、孤独でいることと仕事で埋める術を学んだ。

    カル・ムーアの鼻腔内から見つかったピンクに着色された実蠅の幼虫。。。これが、放射線を浴びせて不妊化させた実蠅を大量にばらまいて実蠅を根絶させる国家プロジェクトにたどり着かせる。
    メキシコに単身乗り込んだボッシュは狙撃されそうになったり、実蠅根絶センターで黒幕を追い詰め対決したり、と危険極まりなく、心臓バクバクもの!

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    2016年06月06日
  • ナイトホークス(上)

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    最近、昔はまっていた翻訳ミステリーが懐かしくなり、「夜より暗き闇」から再読しはじめたハリー・ボッシュシリーズはやっぱりものすごく面白くて、せっかくだから一作目から読み返すことに。

    P24で、一匹のコヨーテがボッシュの気を引く。小柄な獣で毛皮はみすぼらしく、ところどころ毛がすっかり抜けている。シリーズ初のボッシュとコヨーテの描写だと、心の中でメモをする。

    ボッシュの刑事としての優れた観察眼と推理力にFBI捜査官エレノア・ウィッシュ同様、ぐいぐいと引っ張られ、ボッシュサーガに引き込まれる。

    「偶然なんてものはないんだ」とボッシュが口にするたびに、これは誰かが仕組んだことなのか?
    何かの伏線なのか?
    と心の中にメモをする。
     下巻でそれが解き明かされるのが楽しみ。

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    2016年05月04日
  • トランク・ミュージック(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第5作。

    ボッシュは久しぶりに殺人課に復帰し、さっそく映画プロデューサーの殺人事件を捜査することになった。手がかりを求めて訪れたラスヴェガスで思いがけない人物と再会し……。

    一匹狼だったボッシュが、上司や仲間に助けられながら活動する姿が新鮮だった。前作で過去に向き合ったことでなにかがふっ切れたのかもしれない。終盤には嬉しい展開が♪

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    2018年01月19日
  • ブラック・アイス

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    デビュー作を読んだのは、もう随分前だ。
    三人称でありながらも、常に主人公の行動を追い、彼の視点で描写するため、読んでいる最中でも、一人称のストーリーと錯覚する。
    作者は、ヒーローの孤独をより際立たせるために、内面描写を出来るだけ避けるスタイルとしたのだろうか。
    とまれ、ハードボイルドに求められる要素は本書でも申し分なく盛り込まれており、ストイックに真相に向かってひた走るハリー・ボッシュは、惚れ惚れとするほど格好良い。
    クライマックスでの対決シーンは、まるで古臭い西部劇だが、実は極めて現代的な暴力的決着として描かれる。

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    2014年07月27日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    「リンカーン弁護士」ハラーに、ボッシュとマカヴォイが絡む。まあなんと魅力的な出だしだろう。ちょっとまだ調子が出ないけど、下巻に期待。

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    2013年10月01日
  • ブラック・アイス

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第2作。

    モーテルで発見された麻薬課刑事の死体。自殺で片付けようとする警察幹部をしり目に、死因に不審感を抱いたボッシュはひとり捜査に乗りだす。

    寂寥感が漂う作風は前作と同じだが、視点の置き方や人物描写などに違いが見受けられる。よりハードボイルドらしくなったというか。邦訳に関しては、むずかしい言いまわしが影をひそめて読みやすくなり、ボッシュのぞんざいな物言いが丁寧なものに改められた。ただし、会話文ひとつで印象が変わってしまうので、そこは慎重に訳してほしい。

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    2018年01月19日
  • ラスト・コヨーテ(上)

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    母の死をほじくりかえすボッシュ。
    迷宮入りでもなんでもなく、思いがけない手が加えられていたことを知り。
    「ちょっと無理があるのでは」というシーンもあったけれど、通底するメッセージは痛いほど伝わってくる。
    旅行先なのにどっぷりボッシュの世界に入ってしまって、一瞬どこに自分がいるか忘れてしまっていました。

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    2013年07月26日
  • 終決者たち(上)

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    おかえり!ボッシュ!
    うん、はい、ジャンゴ!的な
    一歩ずつ、固めていく作業が
    好きです。古巣に戻ってきて
    生き生きとしてる様子。
    やっぱり、ここだなと。
    自分の生きる道を見つけたのでしょうか。

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    2013年07月13日
  • ナイトホークス(下)

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    刑事ハリー・ボッシュ・シリーズ。
    「ピューリツァー賞候補になった記者だから読め」と家族にすすめられて、第1作目を読む。
    原語で読んでいないせいもあるのだろう、海外の刑事ものの情景描写は少し苦手である。
    優れているのかは判断できないが、展開がスピーディなので飽きずに読める。

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    2013年07月09日
  • 死角 オーバールック

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュシリーズの中でもかなり趣きの変わった一編。元々新聞紙の日曜版に連載されていたということで、テレビドラマの『24 TWENTY FOUR』のような感じの構成である。その分、これまでのような重厚さを感じられず、面白いのだけれど物足りなさも残る。

    放射性物質強盗事件を追い掛けるボッシュとFBIとの駆け引きは、いつもながらの我流を崩さない突っ張り合いで繰り広げられる。前作でボッシュから離れたレイチェルの再登場が嬉しく、捜査と共に彼らの関係も興味深く映る。

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    2013年06月29日
  • 天使と罪の街(下)

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    ボッシュはもちろん、テリー・マッケイレブやポエットまで、ファミリー総出演。ボッシュ・シリーズは順序通りに読む必要はないと思うけど、本作品だけは別。作中でがっつり『サ・ポエット』の犯人についてネタばらししてあるので、必ずそちらを先に読みましょう。

    私立探偵になっているボッシュだが、中身は警察小説のまんま。探偵というカラーが目立っているとも思えないし、刑事時代と違うのはバッジの有り無しだけという気もする。まあ、前職時代から一匹狼スタイルで捜査をしてきたボッシュなので、それが私立探偵になっても特に違和感は感じないが。

    高度に知的な殺人犯──よく目にするキャラだが、このタイプの取扱いって実は難儀だったりするのでは? 無関係に思えた物証を足掛かりに隠れ家を特定。捜査員が踏み込んだ途端にトラップ発動で大爆発。犯人の方が一枚上手だったという皮肉なオチだが、これが行き過ぎると、緊迫の展開を飛び越えてただのSFになっちまう。先の先の先を読むなんてこと、タイムマシンにでも乗ってない限り無理っしょ、とかいう具合に。そういうことをチラチラと思いながら、本作品を楽しんでみた。

    クライマックスにアクションをもってくる“お約束”についてはさすがに食傷気味。ここがアメリカと北欧の違いだったりするのかしら。でも今回はいろいろとケリがついていくので、今までの既読シリーズを思い返しながらの終盤になった。

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    2013年04月27日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    うーーーーん。いや、オモシロイよ?オモシロイんだが。前作の出来が良すぎたのかなんなのか。びっくりするような出来事も特になかったしなー。でも、次回作も読みます。あ、人畜無害なあの人は、ただの人畜無害な人でしたw

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    2012年11月16日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    上巻で動きはほとんどなく。ワクワク感はありつつも。一番人畜無害っぽいヤツが怪しいのかな、とか。下巻に期待!

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    2012年10月26日
  • リンカーン弁護士(上)

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    ネタバレ

    次回作にハリーボッシュが出ると聞いて読んでみました。
    前半はなんとなくまどろしかったけれど、相棒のレヴンが殺されてから
    俄然、おもしろくなってきました。

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    2012年08月27日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    面白いんだが、それ以上のインパクトに欠けるのでは、は個人的意見。
    結末にややキレがないとも思えるのですが。
    ハリー・ボッシュもゲスト的な扱いだし。
    今年、秋ごろHB物の新作でないかな?

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    2012年06月11日
  • 夜より暗き闇(下)

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    ハリー・ボッシュとテリー・マッケイレブ、さらにはジャック・マカヴォイの三人が共演するというファンには贅沢な作品。

    これまでのシリーズにはなかった法廷シーンなどで緊張感を盛り上げてあり、さくさくと面白く読めたのだが、全体的にばたばたしてまとまりに欠ける。ボッリュとマッケイレブのふたりを主役にし、全く別の事件を展開させるのはさすがに混乱する。ヒエロニムスの絵画をモチーフにしてるのも、その後の展開に都合よく利用されたようで効果的とは思えない。

    とまあ、細かい点が目立ってしまうのも、このシリーズが常にハイレベルをキープしてるからこそなのだが。一番の収穫はヒエロニムスの作品に興味を持ったことかな。

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    2012年02月12日
  • 終決者たち(下)

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    ロサンジェルス市警に復帰したボッシュ。組織の中を再び生き始めるボッシュの葛藤が、物語に味を持たせる。

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    2011年08月09日