マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • ブラックボックス(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    でもまあ、16才の娘といろいろとぎくしゃくしながらも、誕生日を祝ってもらったり、
    銃の訓練をしたりと、
    幸せな人生を送っているようで良かった。

    しかし、なぜ監察官がボッシュのピンチに現れたのかが、
    わからない。

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    2017年06月24日
  • ブラックボックス(上)

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    ネタバレ

    しまった。
    ボッシュ刑事の最新作だと思って飛びついたら、
    どうも何巻か飛ばしてしまったらしい。
    ボッシュ周辺の話がつながらない。

    過去に自分が遭遇した未解決事件を追うというストーリーは面白かった。
    刑事ものとしてはありがちといえばありがちが、
    その過去がロス暴動だし、
    これまたお約束のように入ってくる横やりが、
    人種差別だと思われかねないという政治的判断なところが、米国らしい。

    (下巻へ続く)

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    2017年06月24日
  • ラスト・コヨーテ(下)

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    ターニングポイントとなるハリー・ボッシュシリーズ第4弾。主人公はハリウッド署殺人課に所属する一刑事に過ぎないが、コナリーは群れること嫌う「一匹狼」的な存在として描いてきた。
    本作は、第1作から伏線としてあったボッシュの母親の死の真相を追い求める物語で、これまで以上の私闘を繰り広げている。上司への暴力行為で休職処分となったことを機に、30年以上前の未解決事件を再捜査するのだが、埋もれた過去から浮かび上がってくる事実は、当然のこと痛みを伴う。娼婦であるがために引き離された息子と再び暮らすことを夢見ていた母親の思いを知るほどに、ボッシュは殺人者への憎しみを深める。
    事件の性質上、全編がボッシュの単独

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    2017年06月23日
  • ブラックボックス(上)

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    ロス暴動大混乱の最中に発生し、まともに捜査ができず心に残っていたジャーナリスト殺害事件から20年。すべての事件には解決につながる「ブラックボックス」があるという信念のもと、ロス市警未解決事件班ボッシュは再捜査を開始。市警上層部の政治的圧力による監視をくぐり抜け、単独で事件を追いかける。

    シリーズ何作目かわからない。とにかく20周年記念らしい。

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    2017年06月05日
  • ラスト・コヨーテ(下)

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    十二分に面白いが、最後のちょっとばかし現実離れした展開がなければ、シリーズ屈指の大傑作になっていたであろう点が、どうにも悔やまれる。

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    2017年05月24日
  • 転落の街(下)

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    刑事ボッシュシリーズ。過去の未解決事件と現在の事件の二つを同時に担当し、自分の信念に従って捜査していくボッシュをテンポよく書いてあると思う。

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    2016年12月31日
  • 転落の街(下)

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    ネタバレ

    定年延長選択制度を適応され、ロス市警未解決事件班で現場に居続けるボッシュ。
    未解決事件のファイルの中から、DNA再調査で浮上した容疑者は当時8歳の少年だった。高級ホテルの転落事件と並行して捜査を進めていくが、事態は思った以上にタフな展開を見せる。2つの難事件の深まる謎! 許されざる者をとことん追い詰めていく緊迫のサスペンス!
    転落した市議の息子は殺害されたのか、自殺だったのか。未解決強姦殺害事件の背後に潜む深い闇とシリアルキラーの影。
    ”誰もが価値がある、さもなければ誰も価値がない“という信条のもと非情な捜査を進めるボッシュ。
    陰惨な様相を呈しはじめた事件には戦慄の結末が待っていた!

    これ

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    2016年12月18日
  • 転落の街(下)

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    ハラーシリーズにも登場したりしてたからそんなにご無沙汰とは思わなかったけど、ボッシュシリーズとしては「ナインドラゴンズ」の次になるわけだ。「ナイン~」は、第一作からずっと愛読している読者には衝撃の展開で、また、ハリウッド映画的に派手なアクションがあったりして、それまでの作品と比べてぐっとエンタメ色が濃厚であった。私は「暗く聖なる夜」なんかの暗いタッチが好きなんだけど、さあ新作はどう来るか?

    読後の印象としては、今回は比較的地味な「警察小説」に戻ったような感じ。このシリーズは現実の時間と同時に進行していて、ボッシュは六十歳になっている。守るべき娘もいて、以前とは雰囲気が変わっているのは当然かも

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    2016年12月08日
  • 転落の街(下)

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    ボッシュ・シリーズでは『ナイン・ドラゴンズ』に続く作品。香港を舞台にしたエンタメ重視の前作とは違い、丁寧に捜査過程を追っていく本来の警察小説に回帰したとも言える内容。

    原題の『TheDrop』には複数の意味が込められている。ボッシュが捜査するふたつの事件──ホテルからの転落(drop)事件と、血痕(drop)からDNAが採取された未解決事件。そして刑事としてのキャリアを左右する定年延長制度(drop)のことでもある。宿敵が事件に絡み、ボッシュは否応なくハイ・ジンゴ(政治的意味合いのある事件)に巻き込まれていく。その中で、捜査手続きをキープし、落とし穴に嵌らぬよう行動するボッシュの決断が本作品

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    2016年11月21日
  • 転落の街(上)

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    純然たるハリー・ボッシュ・シリーズの上巻。若い頃の血気盛んなボッシュが定年を目前に控え、警察組織に従順なボッシュに成り下がってしまったのは淋しい限り。或いは、従順なボッシュは仮の姿なのか…

    ロス市警未解決事件班のボッシュは相棒のチューと四半世紀前に起きた未解決殺人事件の調査と並行し、有名ホテルで起きた要人転落死事件の調査にあたる。少しずつ解れていく、2つの事件の謎。一体、どちらの事件がメインで進むのか。或いは2つの事件はどこかで交錯するのだろうか。

    帯には『ボッシュ・シリーズ最高峰!』とあるが、今のところは驚愕の展開も、ボッシュに迫る命の危機も無く、無難な展開。

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    2016年09月18日
  • ラスト・コヨーテ(下)

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    ネタバレ

    第1作目のナイトホークスから順に読み返してきたからこそ、存分に本作を堪能できたと感じた。

    下巻に入ってからは終始驚かされっぱなしで、緊張感みなぎる圧巻の読み応えで、あまりのおもしろさに圧倒され、一気に読み終えてしまった。

    ボッシュがパウンズのバッチをこっそり持ち出したり、パウンズの名前を騙って情報を入手したり、相変わらずいろいろ無茶なことをやってくれるので、ハラハラさせられたが、期せずして、ゴードン・ミテルのパーティーに潜り込むこととなったボッシュが、その場しのぎでした記帳が、恐ろしい悲劇を引き起こす種となってしまったのには衝撃を受けた。

    蒔いた種しか生えない。
    この予期せぬ悲劇の種を蒔

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    2016年06月14日
  • ラスト・コヨーテ(上)

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    ネタバレ

    ますます盛り上がるハリー・ボッシュシリーズ第4作目。
    第1作目からふれられてきた母の事件、死の謎を解く物語がいよいよ始まる。

    のだが、ボッシュはまたもや何かまずいことをやらかしたらしい!
    ボッシュはストレスによる強制休職に処されており、復職するためにカウンセリングを受けているのだ!

    何をしでかしたのかすぐに明かされないし、ボッシュの自宅はLAを襲った大地震で半壊の被害を受けて、立ち入り禁止の赤札がつけらているし、第2作の『ブラック・アイス』からの恋人シルヴィアはボッシュの元を去ってしまっているしで、悲壮感漂う散々な出だしで、ボッシュに一体何があったのか、のっけからグイグイ話に引き込まれる。

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    2016年06月12日
  • ブラック・ハート(下)

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュシリーズの中で何度も引用されるドイツの哲学者フリードリッヒ・ニーチェの『ツァラトゥストラはかく語りき』からの一節が原告側弁護士ハニー・チャンドラーによって、初めて引用される。
    「怪物と戦うものはだれであれ、その過程において、自分が怪物とならぬよう気をつけねばならぬ。そして、深淵を覗き込むとき、その深淵も逆に見つめ返しているのだ・・・」
    つまり、ボッシュが「ドールメイカー」事件で、ノーマン・チャーチを射殺したのは、深淵を覗くあまり怪物の側に立ってしまったからではないか、という指摘で、ボッシュの出生の事情や心に抱えている精神の闇(ブラック・ハート)が追求されていく。

    ボッシュが背

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    2016年06月06日
  • ブラック・ハート(上)

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    ハリー・ボッシュシリーズ第三弾。
    第一弾の「ナイトホークス」でほんのちょっぴり触れられていた『ドールメイカー殺人事件』がいよいよ主要事件として扱われるので、否が応でもワクワクしてしまう。

    強権的警察捜による人権侵害の問題に踏み込み、辣腕女性弁護士ハニー・チャンドラーが法廷でジリジリとボッシュを追い詰めていく裁判劇は迫力満点!

    新たに起こったコンクリート・ブロンド事件がドールメイカーの仕業なら、ボッシュは間違いを犯したことになり、裁判に負けてしまう。
    ボッシュが4年前に射殺したチャーチは、ドールメイカー殺人事件の犯人ではなかったのか?

    ドールメイカー殺人事件の真相にボッシュが近づいていく

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    2016年06月02日
  • ナイトホークス(下)

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    ネタバレ

    ボッシュを吊るし上げるネタを掴むためボッシュをつけ回す、ロス市警内務監査課のルイスとクラークのろくでなしっぷりには、ボッシュ同様呆れるし、ロス市警内でボッシュを目の敵にしている副警視正のアーヴィン・アーヴィングもとことん嫌な奴で、それだからこそ、ボッシュが組織のやり方に迎合せず、己の正義を貫き、犯罪を暴き、不正を正すため、組織の中でも孤高の戦いを繰り広げる姿を手放しで応援してしまう。

    ボッシュが推理と操作の末たどりついた容疑者フランクリンとデルガドの二人がメドーズ殺害とトンネル強盗事件の犯人かと思いきや、シャーキを殺した黒幕はあっと驚く人物で、そいつを裏で糸を引いてい操っていた人物はもっと驚

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    2016年05月04日
  • 証言拒否 リンカーン弁護士(下)

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    さすがの法廷劇で安心して、かつワクワクしながら読み進められた。ラストも納得感がある終わり方で満足度も高い。

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    2016年05月03日
  • ブラック・ハート(下)

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    ハリー・ボッシュシリーズ第3作。前作までの荒々しさが消え、プロットはより練り込まれ、洗練されている。三人称でありながら主人公に視点をしっかりと据え、その行動を通してしか物語が進行しない。このシリーズがハードボイルドたる所以の一つであり、ミステリとしても重要要素である。

    娼婦らを狙った連続殺人犯〝ドールメイカー〟の住居に単独で乗り込み射殺したボッシュは、その4年後、無実を主張した男の妻から訴えられる。男の住居からは犯行を裏付ける証拠が見つかっていたが、幾つかの相違や矛盾する点もあった。裁判が進行する中、男のアリバイを証言する者が出現。さらには自らを〝ドールメイカー〟と名乗る者によって、同様の手

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    2016年04月30日
  • 天使と罪の街(下)

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    ネタバレ

    コナリー作品のキャストがほぼ総出演の豪華な作品で、コナリー世界最恐で最大の邪悪にボッシュとレイチェルが立ち向かうサスペンスフルな作品だった。

    特にポエットがトレーラーに仕掛けた罠が炸裂するくだりや、ポエットがレイチェルに自分の手首を結束バンドで椅子にロックするよう命じるくだりなどは、ポエットの狂気に背筋が寒くなった。

    また、クライマックスのナローズでのボッシュとポエットの対決も壮絶で、ポエットの最恐ぶりに、ボッシュですらやられちゃうんじゃないかと心底ハラハラしてしまった。

    そして、テリー・マッケイレブがファイルの裏に書きなぐっていた名前「ウィリアム・ビン」の正体とテリーの死の真相にはびっ

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    2016年04月16日
  • 天使と罪の街(上)

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    ネタバレ

    本書は「ザ・ポエット」の続編なので、本書でポエットの正体を知る前に「ザ・ポエット」を読むのがおすすめ
    と訳者あとがきで知った。
    先に本書を読んでしまうと、ザ・ポエットの驚愕がそがれてしまうとのこと。

    「ザ・ポエット」のヒロインFBI捜査官レイチェル・ウォリングが、ボッシュとともにポエットと対決する。
    ポエット、最強にして最恐!鳥肌ものの恐怖を感じる。

    ちょっとショックだったのは、「わが心臓の痛み」と「夜より暗き闇」の主人公元FBI心理分析官テリー・マッケイレブが物語冒頭で死んでしまっていたこと。。。
    テリー・マッケイレブ好きだったのになぁ。
    準主役扱いで今後も活躍するのかと思っていたのに。

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    2016年04月15日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    ネタバレ

    本書が出版された2005年に初読していたが、10年経ってすっかりからくりを忘れてしまっていたため、ボッシュとフォー・キングズの対決シーンではクライマックス感満載で手に汗握り、事件の裏で手を引いていた黒幕の正体に唖然とし、エレノアが隠していた秘密に涙してしまった。

    米国で最も権威のあるミステリー賞である「MWA賞最優秀長篇賞にノミネートされ、米国で圧倒的な人気を誇る作品だけあって、ミステリーとしても十分に面白いし、小説としても完成度が高い作品に感服した。

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    2016年04月09日