マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)

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    売春婦殺人事件の弁護を担当することになったハラー。被害者は旧知の人物グロリアだった。彼女を尾行していた者がいたり、彼女を証言させようとしていた者がいたりして怪しい。

    すごく面白かった。悪が暴かれる過程、息詰まる裁判どちらも素晴らしかった。


    ※ネタバレ

    終身刑で刑務所にいる麻薬密売人のモイアが、自分のホテルに銃を仕込んだのはグロリアだとして証言させようとした。グロリアは麻薬捜査官のマルコから頼まれた。ハラーは裁判でそれを明かし、マルコのパートナー元殺人課刑事ラングフォードは裁判中に自殺、マルコは行方不明になりどうやらメキシコで殺されたらしい。

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    2022年11月29日
  • 警告(下)

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    終盤の逮捕劇が雑。fair warning が実在していてコナリーも所属してるのは驚いた。プライバシーポリシーをテーマにしている社会派の側面はいいと思った。。

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    2022年11月02日
  • エコー・パーク(下)

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    面白かった。
    シリアルキラーと偽装殺人に絡んで警察上司と担当弁護士を相手に戦う。
    最後はFBI捜査官の恋人とも仲違いして大団円では無いがいつもの事か。
    ボッシュシリーズは何時ももやっとするな。

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    2022年11月01日
  • リンカーン弁護士(上)

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    人気作家マイクル・コナリーの新シリーズの第一作。
    正直言って上巻はそれほど面白いとも思わず読んでいたが、後半一気に緊迫感が増し、最後はどう決着をつけるのだろうかとハラハラする。
    (法廷ミステリはそもそも法廷が山場の一つなのでそうなりがちだが)

    「リンカーン弁護士」というタイトルもいい。最初は札束を唸らせている羽振りのいい弁護士の話かと思いきや、事務所を借りずリンカーンで東奔西走して小銭をかき集めている弁護士の話である。

    この後シリーズ化するのも納得の作品で、元々のヒットシリーズと共演する作品もあるそうだ。まずは一番初めの「ナイトホークス」を読んでみようと思う。

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    2022年10月31日
  • エコー・パーク(上)

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    面白かった。
    上巻では拘束されたシリアルキラーは逃走したが事件の本当の殺人鬼はまだ姿を見せていない。スピードがあって読み応えがある。
    下巻が楽しみだ。

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    2022年10月17日
  • ブラックボックス(下)

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    92年ロドニー・キング事件で揺れるLAで殺されたデンマークのジャーナリスト、アンネケ。混乱の最中、刑事ボッシュにとって未解決事件に。20年後、使用された銃が別件で使われた。湾岸戦争で従軍した者たちと・・・

    ボッシュシリーズとしては傑作とは言えない。途中で犯人や動機が想像出来てしまうし、ラストのドキドキ感やや薄め。でもそういうことも傑作シリーズにはたまにはあるだろう。勿論次も読む。

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    2022年10月04日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(下)

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    リンカーン弁護士ミッキー・ハラーもの。今回はハラー自身が殺人犯として逮捕されてしまう。拘置所で殺されかかったり、絶体絶命のピンチに陥りながら、容疑を晴らすべく自身の弁護を行っていくことになる。丁々発止の法廷劇、サスペンスたっぷり、いつもながらコナリーは読ませるなあ。

    ボッシュも少しだけ出てくる(特に活躍はしないけど)。で、やっぱり私は断然ボッシュ派なのだった。ハラーに協力し、裁判のために周辺調査を行っていたボッシュが、ハラーにこう言う場面がある。「俺は犯罪者のためには働かない」。これは、ハラーの無実を信じているという言明であると同時に、刑事弁護士として「犯罪者のために働く」ハラーへの痛烈な一

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    2022年09月13日
  • 贖罪の街(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    ボッシュが示唆したDNAの矛盾が先に書かれていたので、
    裁判の行方が分かっていたのでそこはちょっと物足りなかったが、
    ボッシュの調査の過程は面白かった。
    ウーバーを使いこなすようになる話も。

    犯人たちに尾行されて家を突き止められたので、
    娘に危害が加わるのではないかとはらはらしたが、
    何事もなくてよかった。

    犯人が死ぬ間際に殺人を自白したことを捏造しなかったのは、
    ボッシュらしいと思っていたが、
    次のページですぐ後悔していたのも面白かった。

    いつか、ちゃんと時系列通りに読み直したい。

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    2022年09月04日
  • 贖罪の街(上)

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュのシリーズ。

    ああ、これがミッシングリンクだ。
    ボッシュが警察を退職した後、
    小さな警察署で働き始めるまでの間の話。
    読んでいなかった。

    退職を余儀なくされたボッシュが、
    異母弟の刑事弁護士ハラーの取り扱う事件を調査することになる。
    退職したとはいえ、長年刑事として働き、
    敵である刑事弁護士を手伝うことには、
    ボッシュ自身に複雑な気持ちもあり、
    仲間どころか娘からも裏切り者扱いされてしまう。

    だが、真実を追うべく調査を続けるボッシュ。

    (下巻へ続く)

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    2022年09月04日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    監獄からわざと海外逃亡を匂わす電話をかけて、
    検察を罠に陥れ保釈を勝ち取ったり、
    陪審員選びの際に、
    調査員からのメッセージをこっそり受け取ったり、
    付箋を入れ替えてわざと検察に盗み見させたりと、
    ハラーらしいやり方は面白かった。

    ただ、FBIが捜査中の事件を引っ掻き回されたくない、という理由で、
    控訴が取り下げられた、という結末にはちょっと納得がいかない。
    ハリーのガレージで見つかった殺人の証拠の謎も解けてないし。
    コツコツとヒットを飛ばし点を稼いでいたのに、
    大雨でノーゲーム?
    サヨナラ満塁ホームランで逆転勝ちしてほしかった。

    コロナの状況が描かれたり、
    「証言拒否」の

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    2022年08月20日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(上)

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    ネタバレ

    リンカーン弁護士シリーズ。

    警官に車を止められ、
    トランクから遺体が発見されてしまったハラー弁護士は
    殺人の裁判の間、監獄に収監されていた。

    さすが刑事弁護士というべきか、
    金を払って監獄の中での身を守ってもらっていた。
    とはいえ、裁判所への往復のバスの中で、
    襲われてしまうが。

    最初、監獄にボッシュが現れないことにイライラした。
    今までの関係から、
    当然、異母弟のハラーの危機を救いに来るだろうと思っていたから。
    もちろんボッシュは殺人事件の調査に参加するが、
    その際に、
    ふたりがお互いに監獄にいる自分を見られたくなかった、
    見たくなかったと言い合っていた。
    自分には男同士の気持ちがわか

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    2022年08月20日
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(上)

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    面白い。
    二つの事件を並行して物語は進行するが読み手にだらけさせない。今のところリンカーンシリーズは集中して読める。ボッシュシリーズは下巻でガッカリすることが多いので評価は改めて !

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    2022年08月02日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(上)

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    マイクル・コナリー『潔白の法則 リンカーン弁護士(上)』講談社文庫。

    リンカーン弁護士ミッキー・ハラー・シリーズの第6弾。

    2020年の作品。このシリーズにもコロナ禍が描かれることになろうとは。

    相変わらずリーダビリティーは高いが、ストーリーはありふれているようにも思う。下巻を読まないとこれ以上の評価は出来ないが……

    ミッキー・ハラー最大の危機にハリー・ボッシュや元妻、元カノ、仲間が集結し、ハラーの容疑を晴らそうと奮闘する。誰がやったのかを証明することが潔白の法則ということか。

    あろうことかミッキー・ハラーが殺人容疑で逮捕される。ハラーのリンカーンのトランクから見知らぬ男の射殺体が見

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    2022年07月25日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(下)

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    もはや希代のページターナーと呼んでいいだろう。上巻の1/3くらいからページをめくる手が止められない。それくらいスリリングで熱っぽくリーガルサスペンスが展開していく。結末の意外性はそれほどでもないが、それが気にならないほど十分に面白い。

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    2022年07月24日
  • 転落の街(上)

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    評価は下巻で。
    ただし本当に面白い。今のところ二つの遠く離れた事件がどのように結束するのか想像もつかない。
    コナリーは最高のストリーテラーだね。

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    2022年07月24日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(下)

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    保釈を勝ち取ったハラーだったが容疑は晴れておらず、再逮捕によって改めて自由を奪われてしまう。
    さらに拘置中の身で命を狙われたハラーは、絶体絶命の危機に陥る――。
    有罪ではないことと無実であることは違う。
    獄中から自己を弁護する彼は、内外の敵に立ち向かい、「真実」にたどりつくことができるのか!?

    コロナ禍初期のアメリカが描かれているのが、ポイントの一つ。リーガルものとしてはまずまず。

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    2022年07月22日
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(上)

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    高級車リンカーンをオフィス代わりにしている刑事弁護士、ミッキー・ハラーが殺人容疑で逮捕された。
    被害者の射殺体はハラーの車のトランクにあり、銃弾が彼の自宅ガレージで見つかったのだ。
    収監されたハラーは、自分自身を弁護する本人訴訟に臨む。
    彼を救うため異母兄ハリー・ボッシュや元妻たちが集結。

    久しぶりのリンカーン弁護士シリーズ第6作。
    下巻に続く。

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    2022年07月19日
  • 汚名(上)

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    これは凄い小説だ。
    ありきたりの誤認逮捕の流れかと思いきやとんでもない悪党に行き当たる。
    やはりコナリーは面白いな。

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    2022年07月05日
  • リンカーン弁護士(下)

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    面白かった。最後まで落ち着き先が分からなかったが一気に読み終えた。
    全て円満の解決ではなかったが納得のいく結末だった。
    主人公が魅力的なので続編があれば読みたい。

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    2022年06月10日
  • リンカーン弁護士(上)

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    ミッキー・ハラーシリーズの最初の作品。
    大人気作家だから褒めるのは照れちゃうんだけどやはり面白いよね。
    主人公が弁護士でなお、ハードボイルド。
    下巻も直ぐに読む。

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    2022年06月02日