マイクル・コナリーのレビュー一覧
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リンカーン弁護士シリーズ第二弾。
メチャクチャ面白い。ミステリー小説には本格推理小説、警察小説、ハードボイルド、倒叙ミステリーなどの種類があるが、僕の好みとしては本格や倒叙よりも断然、ハードボイルドや警察小説が好きだ。
その意味では、マイクル・コナリーの小説は僕の大好きなジャンルで、尚且つ文章のスタイルも読みやすく、グイグイと引き込まれてしまう。
やや、ご都合主義的な部分も有ったが、話の展開が面白いので、そこまで嫌な感じも無く読み進める事が出来る。
こんな面白い小説が有ると、やっぱり続きが読みたくなる。
*本格推理小説: 謎の提示、推理、合理的解決という基本形式を踏んだ作品です。
*倒叙 -
Posted by ブクログ
マイクル・コナリーのリンカーン弁護士シリーズの第二弾。
最初のリンカーン弁護士を読んだ時にも書いたけど、この刑事ハリー・ボッシュシリーズのスピンオフ作品なので、この世界観を良く知れば知る程、面白くなるのは分かっているので、リンカーン弁護士シリーズだけに限定して読まないと大変になるのだが、この第二弾をにはなんとハリー・ボッシュが物語の中に登場し、リンカーン弁護士との衝撃的な関係が明らかになる。
これじゃあ、もう刑事ボッシュの物語も読まなくてはなりそうだ。
ああっ・・・こまった読まなかければならない本が、すでに100冊以上溜まっているのに、また読むべき本が増えて行く。 -
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マイクル・コナリー『迷宮 下』講談社文庫。
マイクル・コナリーの39冊目の長編。レネイ・バラード刑事シリーズの第6弾。
一難去ってまた一難。二転三転のうねるような展開とレネイ・バラードが画策した見事な結末。
バラードが対決する相手は未解決事件の真犯人たちだけではなく、新たにロス市警未解決事件班に加わったマディをクビにしろと言い出すロス市警のトップやブラック・ダリア事件の真犯人を示す新たな証拠の受け取りを拒む地区検事長と一筋縄ではいかない。
一般企業でも必死に品質改善に取り組む社員が居る一方で品質問題を隠蔽したり、売上だけを重視して品質を無視するようなトップが居るのだから、似たような構図 -
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マイクル・コナリー『迷宮 上』講談社文庫。
マイクル・コナリーの39冊目の長編。レネイ・バラード刑事シリーズの第6弾。ハリー・ボッシュとハリーの娘でロス市警の巡査マディも登場する。
安定安心の面白さ。同時に3つの事件が動き出すという何とも盛り沢山で、面白いストーリー。1つは未解決事件のまくらカバー強姦事件、2つ目はバラードが波乗り中に車の中からバッチと銃を盗まれた事件、3つ目は何と未解決事件の中でも特に有名なブラック・ダリア事件である。
冒頭でレネイ・バラードが波乗りをするシーンには驚いた。波待ちからパドルに移行し、波のトップからテイクオフしてから波の壁を滑り落ちる描写は実際に波乗りを経 -
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「汚名」のハリー・ボッシュと、「レイトショー」のレネイ・バラードが合流した作品。
二人で、ハリウッド署管内で起きた未解決事件に挑みます。
15歳の少女が殺された過去の事件。
通常の定年を迎えた後も粘ってきたボッシュは、さすがに年老いてきた様子がありますが、それはあまり書かないでほしいと思ったり(笑)
ものすごく元気な老人だって、いるじゃないの~?
作者自身よりもちょっと年上のボッシュのシリーズは、現実とほぼ同じペースでリアルに年を取っているので、その変化を描くのも、ポイントなんでしょうね。
若くてやる気満々のレネイは、体力もある。
が、やはり若気の至りもあり‥孤独がちなのでねえ。単独行動は -
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マイクル・コナリー『復活の歩み リンカーン弁護士 下』講談社文庫。
『リンカーン弁護士』シリーズの第7弾にして、ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュの共演作品の下巻。
『リンカーン弁護士』シリーズの読みどころの一つが法廷でのミッキー・ハラーの驚くべき手腕を発揮する証拠開示と素晴らしい弁舌である。下巻ではその面白さが余すことなく描かれる。
二転三転の息詰まる法廷劇と驚愕の展開、最後には清々しい結末が待っている。
いよいよ、元夫の保安官補を銃殺したとして収監されているルシンダ・サンズの無実を証明し、『復活の歩み』を勝ち取るための裁判が始まる。
リンカーン弁護士ことミッキー・ハラーは犯行の -
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マイクル・コナリー『復活の歩み リンカーン弁護士 上』講談社文庫。
数年前から講談社文庫はビニールで包装されており、それを破り剥がすのが面倒で、ついつい読むのが後回しになってしまうのだ。過剰包装は止めて頂きたいものだ。
本作は『リンカーン弁護士』シリーズの第7弾にして、ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュの共演作品の上巻である。冒頭ではボッシュと何度かコンビを組んだ女性警察官のレネイ・バラードも登場する。
非常に面白く、読み応えがある。まだまだマイクル・コナリーもハリー・ボッシュも健在であるようだ。ボッシュがお気に入りのジャズの演奏リストにジョー・ザヴィヌルの『バードランド』を加えていたの -
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2024年の16、17冊目は、マイクル・コナリーの「鬼火」です。ハリー・ボッシュ&レネイ・バラードのシリーズ2作目です。参りました。読書に時間がかかる方ですが、短時間で読み切ってしまいました。面白過ぎました。オープニングからクライマックスまで、中弛みする事なく、緊張感を保ったまま進行するストーリーテリングの巧みさに感嘆します。訳も良いのでしょうが、頭の中で文章がスムーズに映像として変換されて行きます。そして、何と言っても登場人物が良い。バラードの切れ味の凄まじさとボッシュの衰えない情熱。人生の先輩としてボッシュの生き方には、見習うべき物を感じます。娘マディに対しての思いやりにもグッと来ます。