マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • ブラックボックス(上)
    久々に面白い。娘といる時は相変わらずのダメ親父だけれど展開は流石だ。
    あと個人的にも嫌な奴だと分かったし今後もヒーローとして読む事は無いな。
  • 証言拒否 リンカーン弁護士(下)
    これは面白い法廷物語。ハラーの物語の中でも屈指だ。なのに何故こんなにガッカリしているのだろう。いつものことだが。
    ハラーは結局、殺人者を無罪の評決に勝ち取る。後味は悪いがこれが小説か。
    モヤモヤを残したまま物語は続いて行く。
  • 証言拒否 リンカーン弁護士(上)
    相変わらず面白い。但し何故いつも主人公は、娘に捜査情報を漏らすのか?こんな奴に司法担当職員の資格は無い。
    また住宅保護ローンの社会的問題について長尺で娘に話している。
    アメリカの弁護士ってこんなもんなのか。
    少なくともハードボイルドでは無いな。
    但し法廷論争は面白い。クライマックスは下巻に引き継がれ...続きを読む
  • レイトショー(下)
    この方の本を初めて読みましたが、どうやらボッシュシリーズが有名らしく、ドラマ化までされていて、知らなかったことが恥ずかしくなりました…

    最近、女性が主役の刑事ものを結構読んでる気がする。
    とても真面目で、素敵な女性だと思いました。
    事件にも真摯に向き合って、絶対に解決しよう!という情熱もあり。
    ...続きを読む
  • 汚名(上)
    ハリー・ボッシュ・シリーズ、20作目。
    元ロス市警の凄腕の刑事で、退職後は郊外のサンフェルナンド市警の予備刑事になっています。

    未解決事件捜査に活躍しているボッシュのもとに、昔のパートナーだったロス市警のルシア・ソトがやってくる。
    検事補と今のパートナーの刑事と一緒で、ボッシュが30年前に逮捕した...続きを読む
  • 死角 オーバールック
    ボッシュは相変わらずの偏屈野郎だが今回は面白かった。テロに見せかけたFBI職員の情事殺人事件。
    ストーリーは素晴らしい。
    2時間ドラマ二本立てにしたら最高だろう。
  • 潔白の法則 リンカーン弁護士(上)
    コロナ禍の背景が入ってるのがいい。ハラーの元依頼人の死体がハラーの車のトランクで見つかり、ハラーの殺人容疑での裁判が始まる。ハラーが被告なのが面白い。ケンドールやボッシュも登場とファンが嬉しい要素ある。前に登場した組織犯罪の人物が怪しいというのもシリーズファンには面白い。
  • 天使と罪の街(上)
    ジェフリー・ディーヴァーの読後感に似ている。展開と、スピード感と乾いた感じ。
    アメリカのハードボイルドは奥が深い。
  • 天使と罪の街(上)
    本題と関係無いが、退職者復帰プログラムの適用を受け、3年弱の私立探偵からLAPD・RHDに復帰できるかがわかる。
  • ダーク・アワーズ(下)
    レネイ・バラードとハリー・ボッシュのコンビ第三弾。発砲事件と女性への暴行事件。その二つを捜査する。発砲事件の証拠から以前ボッシュが担当した未解決事件だとわかりコンビを組む。そこから二人で動き出す。ただ思うように捜査ができない実情とロス市警の限界を感じるバラードの迷い。その中である出会いをきっかけに生...続きを読む
  • ダーク・アワーズ(下)
    自身の信じる正義を全うするためには法律の一線を越えることも厭わない危うさがハリー・ボッシュにはあった。そしてそれはレネイ・バラードにしっかり受け継がれている。ロス市警を辞め病気の再発も心配されるボッシュは一歩下がって「静」、「動」の役割を果たすバラードと絶妙な役割分担でで二つの事件の真相に迫っていく...続きを読む
  • 終決者たち(下)
    久しぶりのボッシュシリーズ傑作だ。
    警官に復帰したボッシュは17年前の女子高生殺人事件を追う。
    ライダーとのコンビは流れも良く変な膠着は無い。ボッシュは妻と子供が絡むと途端に偏屈なジジイになってしまうので心配だった。
  • ダーク・アワーズ(下)
    二人組のレイプ犯(ミッドナイト・メン)も同夜に犯行を重ねており、バラードは忙殺される。射殺事件でボッシュの協力を得た彼女は、動機の解明につながるギャング団の内通者に接触しようとする。だが、その行動から彼女は警察の暗部を敵に回してしまった――。ボッシュとバラード、孤高の二人が夜のロサンジェルスを駆け巡...続きを読む
  • ダーク・アワーズ(上)
    ブラック・ライヴズ・マター運動がロス市警にも逆風となった2020年。
    深夜勤務刑事のバラードは二人組のレイプ犯(ミッドナイト・メン)を追って大晦日の警戒態勢に入っていた。年越しの瞬間に銃による殺人事件が発生し、薬莢から10年前の未解決事件で同じ銃が使われていることが判明する。その担当は現役時代のボッ...続きを読む
  • 終決者たち(上)
    未解決の少女殺人事件を追うブッシュとライダー。3年ぶりに市警に戻ったが相変わらずの切れ者だ。
    今回はブッシュの家族が殆ど出ないのでいつものぐだぐだは少ない。
    下巻が大いに期待が持てるので楽しみだ。
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    売春婦殺人事件の弁護を担当することになったハラー。被害者は旧知の人物グロリアだった。彼女を尾行していた者がいたり、彼女を証言させようとしていた者がいたりして怪しい。

    すごく面白かった。悪が暴かれる過程、息詰まる裁判どちらも素晴らしかった。


    ※ネタバレ

    終身刑で刑務所にいる麻薬密売人のモイアが...続きを読む
  • 警告(下)
    終盤の逮捕劇が雑。fair warning が実在していてコナリーも所属してるのは驚いた。プライバシーポリシーをテーマにしている社会派の側面はいいと思った。。
  • エコー・パーク(下)
    面白かった。
    シリアルキラーと偽装殺人に絡んで警察上司と担当弁護士を相手に戦う。
    最後はFBI捜査官の恋人とも仲違いして大団円では無いがいつもの事か。
    ボッシュシリーズは何時ももやっとするな。
  • リンカーン弁護士(上)
    人気作家マイクル・コナリーの新シリーズの第一作。
    正直言って上巻はそれほど面白いとも思わず読んでいたが、後半一気に緊迫感が増し、最後はどう決着をつけるのだろうかとハラハラする。
    (法廷ミステリはそもそも法廷が山場の一つなのでそうなりがちだが)

    「リンカーン弁護士」というタイトルもいい。最初は札束を...続きを読む
  • エコー・パーク(上)
    面白かった。
    上巻では拘束されたシリアルキラーは逃走したが事件の本当の殺人鬼はまだ姿を見せていない。スピードがあって読み応えがある。
    下巻が楽しみだ。