マイクル・コナリーのレビュー一覧
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本作のタイトルは『復活の歩み』という事で、癌を患ったボッシュに復活の兆しがある事、そして、ミッキーが扱った事件で被疑者とされた人が復活することを表しているのかなぁと思っていたんですが、実は実は、物語の最後の最後に、もっと違う“復活の歩み”の兆しが描かれていたというのは、気のせいでしょうか?ってか、その人物の“復活”って何だ?という気もしますが。
ところで、ボッシュって、この作品上では、もう70歳を超えているんですね。という事は、ミッキ-・ハラーは何歳なんだ?ボッシュの娘のマディもLAPDでのキャリアを進めている様だし、物語の登場人物が移り変わっていくのかもしれませんね。 -
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ハリー・ボッシュとミッキ-・ハラーが出る作品。
前作で、ボッシュは被爆してしまう訳ですが、今作では、その治療に取り組みながら、ハラーの仕事をしています。ボッシュは、LAPDやSFPDを退職し、どうやって行くのかと思っていたのですが、何とかうまくやっている様です。ってか、でもやっぱり、これまではハラーの反対側にいたわけですから、なにかと引っかかるところはある様です。
でも逆に、その警察官としこれまで培ってきたスキルが、刑事弁護士と仕事をする際に、何かと役に立つこともある様です。
上巻は、物語のほんのとっかかり。きな臭い香りもしてきています。下巻で、どう話が進んでいくのか、期待です。 -
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リンカーン弁護士ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュの最強コンビ。ミッキーの章は一人称、ハリーの章は三人称でスピーディーに展開する。シリーズ当初、刑事弁護で勝利を収めるために必ずしも正義や真実を求めなかったハリーが、自身の弁護によって無実の人が復活する瞬間に立ち会うことによって、これまでと全く違う弁護士になっていく。一方、ハリーは刑事弁護人の調査員となることでこれまでの法執行官としての自分自身を見つめ直すとともに娘とのふれあいを通じて生きる喜びを再認識していく。ラストに向かう息詰まる展開とカタルシスはファンを裏切らず、次回以降のふたりの活躍に益々期待させられる作品である。
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ネタバレボッシュは1950生まれの設定。
本書の出版は2022年、物語は2021年の設定と考えると71歳というところか。
ボッシュシリーズは常に事件の解決なり解明はされるのだが、一方で必ずほろ苦い側面も用意されている。
その多くの苦さは、ボッシュの性格vs.世間、組織の理不尽さの摩擦から来るものだったが、今回はちょっと違う。
もう最終回なのだろうか?
自分なりのケリを付けて辞めた警察組織、そして私立探偵、ボランティアとしての未解決事件への関与。
初めてボッシュシリーズを読んでから随分経つが、そうだよな。いつまでも続くはずもない。
これが最後とは思わないが、次にどの物語で会えるのだろう?
そんなことを思 -
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ネタバレ下巻は一気に読めてしまう。
硬直した官僚主義、事なかれ主義の上司、怠惰な同僚。
それでもバラードは腐ること無く捜査活動を続ける。
ボッシュのバックアップによって新たな証人からの情報を基に殺人犯人を追い詰めていく。
レイプ犯についても街灯への事前工作から次のターゲットを見つけ罠を仕掛ける。
一連の活動でバラードはロス市警を退職することとなったが、最後に本部長から復職を打診されて終わる。
二人組のレイプ犯(ミッドナイト・メン)も同夜に犯行を重ねており、バラードは忙殺される。射殺事件でボッシュの協力を得た彼女は、動機の解明につながるギャング団の内通者に接触しようとする。だが、その行動から彼女は -
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マイクル・コナリーの新ヒロイン、女性刑事レネイ・バラード登場作。
期待が持てます。
レネイは、ハワイ出身の30代、独身。
ボクサー犬ミックスの大型犬ローラがコンパニオン・アニマル。
サーファーの父と各地を回りながら育ったため、今もよく海に行き、浜辺で眠ったりもする自由さがある。
この健康さとギャップがあるのが、今の立場。
ロス市警のエリート部門である本部強盗殺人課にいたのだが、2年前、上司のオリヴァスにセクハラされ、訴え出た。ところが、見ていた同僚が裏付ける証言をしなかったため、ハリウッド分署に飛ばされる羽目に。
しかも、レイトショーと呼ばれる深夜勤務に回され、夜間に事件が起きると駆け付け -
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前作のあとがきで「次作の展開はファンには衝撃的」と書かれていたので、ちょっと読むのが怖いような気がしていたのだけど。いやあこれは確かにショッキング。「えーっ!? ウソでしょボッシュ!!」と思わず口から出た。しかも二回。参ったなあ。
ここ数作はレネイ・バラードが中心で、ボッシュは助言者っぽい脇役だったが、今作では形はダブル主演でも、焦点ははっきりボッシュにあたっている。長いスロープで息を切らしたり、立ち上がる時膝がバキバキいったり、ボッシュも加齢には勝てない。チンピラにあなどられて「じいさん」と呼ばれたりしてる。あのタフでかっこいいボッシュが。ずっと読んできたファンとしては、うたた感慨に堪えな