マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 訣別(下)

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    さすがにマイケル・コナーズ。二つの事件を絡ませながら、上巻ではいくつもの伏線を紡ぎ、下巻に入り徐々に両方の事件を膨らませ、後半にはスリルに満ちた展開と、意表をつく結末(ただし、少し前からそれらしき結末は予想していたが・・・)が待っている。だが、終末は些か唐突に訪れ、やや物足りなさを感じる。それにしても、ハリー・ボッシュにしてもミッキー・ハラー(リンカーン弁護士)にしても、常に良識派であり人権派であって庶民の味方である。そこが抵抗なく物語に入り込める所以であろう。次作も期待できそうだ。

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    2019年07月19日
  • 訣別(下)

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    老い先短いことを悟った富豪には学生の頃知り合い妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人がいた。その子どもが生きていれば捜してほしいと頼まれたボッシュは調査を引き受ける。一方、同僚刑事と連続婦女暴行事件捜査を進めるなか、同一犯によると思しき暴行未遂事件が起こり、事態が急展開する。

    こんなに簡単に関係者が判明してもいいのかとも思うが、そこには目をつぶりましょう。ボッシュ刑事はまだまだ現役です。次の翻訳は新キャラクターらしいので、そちらにも期待。

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    2019年07月18日
  • 訣別(上)

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    ボッシュはロス市警時代の旧知の知人が本部長を務めるロス北郊のサンフェルナンドの市警察に誘われ、無給の嘱託刑事として勤務するようになっていた。一方で取り直した免許により、私立探偵として個人的な仕事を受けていた。ある日、85歳の大富豪ホイットニー・ヴァンスから呼び出され、人捜しを依頼される。

    シリーズ第19作。一粒で二度おいしいストーリー。下巻に続く。

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    2019年07月18日
  • 転落の街(下)

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    他の作品で、ボッシュとキズが疎遠になっている描写があったけど、こういう背景があったのか。

    アービングとボッシュの因縁にもケリがついたかと思ったけど、全然そうでは無かったしね。

    面白かった。

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    2019年07月17日
  • 死角 オーバールック

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    最近のボッシュ物は、上下二巻で構成されることが多いですが、この作品は、1冊のみ。しかも、書中で描かれている時間は、わずか12時間ばかり。スピーディーにどんどん物語が進んでいきます。それでいながら、ボッシュ物のセオリーとして、最後の辺りに、大きな物語の転移があるのもそのまま踏襲。

    面白くて一気に読んでしまいました。

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    2019年07月12日
  • 終決者たち(下)

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    本作のクライマックスは、LAPDアカデミーでの卒業式のシーンでは無いでしょうか?ここで、天敵との戦いに一旦幕が下りた形になるようです。(ま、その後、別の形で再び相見えることになるようですが)

    それはそれとして、この作品は、一つの完成形の様な感じがしますね。ここに至るまでのボッシュは、何かにとりつかれたような感じですが、この作品でなそういう雰囲気は(殆ど)無く、事件解決のみに邁進している様に思えました。

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    2019年06月23日
  • 終決者たち(上)

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    ★3.5

    ハリー・ボッシュisバック。

    いなくなったわけでは無いですがLAPDに戻ったと言うことです。

    ハリーは、またまた難しい事件に取り組んでいますね。ですが、上巻の終りかけのところで事件を進める重要な手掛かりをつかんだ様です。

    因縁の副本部長とぶつかりそうですね。

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    2019年06月21日
  • 天使と罪の街(下)

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    うーん、凄い。面白い。

    解説にも書かれていますが、確かに、ザ・ポエットから読んだ方が良いでしょうね。そうしないと、ある意味ネタバレとなってしまいます。

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    2019年06月05日
  • 天使と罪の街(上)

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    のっけから、全速で走り出すような感じで物語は始まります。

    「ザ・ポエット」はまだ読んだ事が無いのですが、その後日譚に相当するこの作品では、「ザ・ポエット」に関連した言及がしょっちゅう出てきます。と言う意味では、(解説にも書いてありましたが)「ザ・ポエット」から読み始めた方が良いかと。

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    2019年06月03日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    ハリー・ボッシュシリーズの中の珠玉の一作(自分比)

    実は、このシリーズは、初期作品から読み始めた訳ではなく、最近の作品から読み始めたので、既にボッシュの世界は確立されたものとなっていました。ですが、ここ作品で、ボッシュの世界のかなりの部分が解明されました。

    面白かったです。

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    2019年06月02日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ロス市警を退職して、私立探偵になったボッシュ。それでも事件が彼を離さないんですね。

    上巻では、話のホンのさわり。解決編は、下巻に期待です。

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    2019年05月29日
  • リンカーン弁護士(下)

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    ハリー・ボッシュのようなハードボイルドじゃない、ヘタレな主人公なんだけど好きだ。下巻から止まらなくなる面白さ

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    2019年05月18日
  • リンカーン弁護士(下)

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    文句なしに面白い。マイケルコナリーの作品では、初めてのハリーボッシュ以外の物だったが、相変わらず面白い。アメリカの司法制度や裁判の詳細がとても詳しく書かれていて、またその周辺で活動している人々のことも詳しい。とにかく文句なしに面白く、ミステリー好きの人にはお勧め。この作者のシリーズは、経年で主人公も年を取るので、できれば最初から読むのをお勧め。

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    2019年05月01日
  • リンカーン弁護士(上)

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    文句なしに面白い。マイケルコナリーの作品では、初めてのハリーボッシュ以外の物だったが、相変わらず面白い。アメリカの司法制度や裁判の詳細がとても詳しく書かれていて、またその周辺で活動している人々のことも詳しい。とにかく文句なしに面白く、ミステリー好きの人にはお勧め。この作者のシリーズは、経年で主人公も年を取るので、できれば最初から読むのをお勧め。

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    2019年05月01日
  • 夜より暗き闇(下)

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    うーん、なかなか複雑。刑事が容疑者として疑われるのは、推理小説やミステリーではアルアルネタかもしれませんが、これは、単にそう言う話ではないかも。


    むしろ、ハリー・ボッシュの心の闇が見えたような気がして、このサーガの先が待ち遠しくもあり、怖くもあります。

    実際には、この先も沢山の作品が出てきているので、心配する必要はないかもしれませんが。

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    2019年04月04日
  • 夜より暗き闇(上)

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    私がコナリー作品を読んでいる順番だと、ちょうど前回読んだ人物が次の回にも出てくるという事が続いている様です。

    その意味では、今回も、テリー・マッケイレブ、ジェイ・ウィンストンが登場します。

    ですが、物語は、意外な方向に進みます。やっぱり、ヒエロニムス・ボッシュの話は避けられないんですね。って言うか、このシリーズが始まった頃から、伏線として明示的に潜んでいて、やっと回収が始まったと言う感じです。

    下巻で、話はどう進むのか期待です。

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    2019年04月03日
  • トランク・ミュージック(下)

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    ネタバレ

    読み終わって、ふと気が付きました。“この”エレノア・ウィッシュって、『ナイン・ドラゴンズ』にも出てくるエレノア・ウィッシュなんですね。そうか。先に『ナイン・ドラゴンズ』を読んでいたのですが、元FBI捜査官が、なんで香港でカジノを巣くっているのかがわかりませんでしたが、『ナイト・ホークス』とこの作品を読むと、そこに至るまでの半分の経緯がわかりました。あとは、エレノアが、何で香港に行ってしまったのかが、わからないのですが、たぶん、このシリーズのどこかにかいてあるのかな?

    中々面白かったです。

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    2019年03月22日
  • トランク・ミュージック(上)

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    実際の出版では、これの直前に読んだ「ナイト・ホークス」とこの作品の間には、何作か書かれているのですが、私は「ナイト・ホークス」の直後にこの作品を読んだので、エレノア・ウィッシュが再び出てきているのには、驚くのと、興味を持ちました。ただ、前作の最後で、エレノアは逮捕されてしまっているので、既にFBI捜査官ではなく、また、ボッシュとのロマンティックな関係も終わっているのですけどね。

    まぁ、それはそれとして、一匹オオカミと言う評判のあるボッシュですが、今回は、チームを組んで捜査に当たっています。また、上司との関係も、それほど悪くないようですね。

    上巻では、事件解決へのとっかかりまで。上巻では、事

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    2019年03月20日
  • ナイトホークス(下)

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    最初の作品から、なかなか素晴らしいですねぇ。最後のどんでん返しは、特に素晴らしい。

    エレノアとは、いい感じになったし、彼女もいい捜査官だったので、後の作品に出て来ていないのが不思議だったんですが、そういうオチでは仕方ないですね

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    2019年03月16日
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)

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    ネタバレ

    ハラーの関わる刑事事件の裁判って、結構、凄い終わり方をすることがあるが、この裁判もその例には漏れない。

    って言うか、ランクフォードとの遺恨が、そこまでひどいとは思いませんでした。でも、どちらかと言うと、恨みに思うのはハラーの方の筈で、ランクフォードはそうでも無いのでは?と思うんだけどね。

    このシリーズ、って言うか、この作家の、リンカーン弁護士はじめ、ボッシュ物も含めてすべて、色々と絡み合ってるよね。まさに『世間は狭い』です。LAと言う、小さくは無い街の筈なんだけどね。

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    2019年03月10日