マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 燃える部屋(下)
    アクションや激しいシーンはないけれどヒリヒリとした空気、展開がしっかりと用意されていて飽きさせない。相棒のソトともどんどん息が合っていくのもいい。事件を追い真実を見つけ出すこと、そこへのプライド。そういうものが強く感じられる今作。後半はボッシュと娘のシーンがないのが残念。だけど今作のラストはなかなか...続きを読む
  • 燃える部屋(上)
    ボッシュシリーズ。最近は年齢のせいもあってかだいぶおとなしく、落ち着いてきたボッシュ。今作は新しい相棒ソトとの捜査で指導する立場でもあり抑え気味。それはそれで面白いけれど。ひとつの事件の捜査から別の事件への繋がりが見え始め、それがソトの過去へと繋がっていく流れは上手い。あとボッシュと娘の関係もいい。...続きを読む
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    淡々と進むという感じ。もちろんいろいろなことが起きているのだけれど…。
    もたもたしていたらヘイリーが大人になってしまうじゃない…。
  • 終決者たち(下)
    ロス市警ヘ復帰 キズミン・ライダー コールドケース 再捜査 17年前の殺人事件 新たな手がかり 被害者の高校ヘ 家族の崩壊 操作妨害の圧力 暴動回避 罠 容疑者殺害 携帯電話 真相 犯人殺害 新たな局面に
  • 天使と罪の街(上)
    テリー・マッケイレブの死 不審 ボッシュへの依頼 テリーのメモ Hザイジックス・ロードへ 送られたGPS 詩人 レイチェル・ウォリング Rザイジックス・ロードへ 邂逅 クリアヘ 詩人の痕跡 爆発 最後のターゲット 雨 NARROWS 終幕 真実
  • 天使と罪の街(下)
    テリー・マッケイレブの死 不審 ボッシュへの依頼 テリーのメモ Hザイジックス・ロードへ 送られたGPS 詩人 レイチェル・ウォリング Rザイジックス・ロードへ 邂逅 クリアヘ 詩人の痕跡 爆発 最後のターゲット 雨 NARROWS 終幕 真実
  • 暗く聖なる夜(下)
    ハリー・ボッシュ再読チャレンジ第九弾▼ 私立探偵に 過去の殺人事件 撮影時の現金強奪 FBI捜査官の失踪 引退警官からの連絡 捜査機関の圧力 徒手空拳の調査 エレノア・ウィッシュとの再開 監視カメラの映像 銀行再調査 夜の王 襲撃 真実 発見 「この素晴らしき世界」 家族

    はじめてのー人称スタイル
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(上)
    アメリカの法廷ものは、手続きとかの描写が結構煩雑。最近とみに横文字の登場人物名が覚えられなくなって(トホホ)、三分の一くらいまではちょっと苦労しながら読んだ。だんだん流れに乗って、さあ後半はどうくるか。
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    ボッシュシリーズの方が断然好きだけど、こちらもさすがコナリー、いつも期待を裏切らない面白さ。ハラーものはこれで終わりかもしれないとのこと。でもまたボッシュの方にも登場するのでは?
  • 転落の街(上)
    やはりボッシュはよいな。

    過去の作品を長い間何度も読み返して、
    ボッシュのキャラクターガがしみみついているからかな。
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    売春婦をポン引きが殺した?単純そうな事件の裏を法廷で暴いていくリンカーン弁護士とそのチーム。アメリカの裁判や人身保護礼状など、日本にはない制度があるが、読める。
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    グロリアは高級ホテルに泊まっている客に呼ばれ、客室に行ったところ応答がなく、空振りに終わって自宅に帰り殺害された。ホテルロビーの監視カメラ映像から尾行していた男の存在がわかる。その正体を突き止めたハラーは、罪責の神々である陪審員の前で、男を訊問し、黒幕が誰かを暴いていくのだったが…。

    一時ほどの...続きを読む
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    リンカーン弁護士シリーズ5作目。傑作だった第一作目に匹敵するほどの面白さ。


    タイトルが意味するところは陪審員。彼らに対していかに無罪のイメージを植え付けていくかが鍵となる。今回の事件はやや複雑で、複数の事件が入れ子構造に押し込められている。移り変わっていくハラーの思考に共鳴する緊迫感、そこに絡む...続きを読む
  • 夜より暗き闇(下)
    本当は『ザ・ポエット』『わが心臓の痛み』をこの前に読んでおいたほうが良い ジャック・マカヴォイ テリー・マッケレイブ ボッシュシリーズに登場 有名映画監督の裁判 ボッシュ証人に 同時進行 猟奇殺人 ヒエロニムス・ボッシュ 絵画 ボッシュ,ダークサイドに転落か? 罠 解決 「夜より深き闇」 悪より邪悪...続きを読む
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    現在の事件が過去の事件と絡んでいく、昨今のボッシュもののような感触の作品で、いつもながら安心して読めるクオリティ。ラストまで破綻もなく、法廷劇も見事。
  • 転落の街(下)
    (上巻より)

    昔はパートナーだったキズミン・ライダーと協力し合って、
    共通の悪を憎む気持ちで事件を解決したと思ったのに、
    少し立ち位置が異なっていたことがわかり、残念。

    全く作品とは関係ないが、
    息子が転落死したため介入してきた元ロス市警副本部長で市議アーヴィン・アーヴィングがそっくり、
    と書か...続きを読む
  • 転落の街(上)
    ハリー・ボッシュ・シリーズ。

    この次の作品を先に読んでしまったので、
    個人的にはジグソーパズルのピースがぴったりはまったような満足感があった。

    前作で一緒に暮らし始めた娘が警察官を目指しはじめ、
    ボッシュは銃の扱いを教え、警察のコードを覚えさせ、人の観察法を訓練する英才教育を行っている。
    警察へ...続きを読む
  • 転落の街(上)
    ボッシュ・シリーズも15作目だそう。
    当代最高のハードボイルドと言われる作品、充実した内容です。
    ロス市警の未解決犯罪班で捜査を続けることになったハリー・ボッシュ。
    根っからの刑事だが、定年が延長になってよかったという年齢。
    引き締まった外見らしく、いまだにモテる。
    今回は、15歳になる娘のマディと...続きを読む
  • 転落の街(下)
    未解決事件と現在の事件を解決しながら、警察内部の力関係などと戦っていく。
    老戦士のようにな感じです。
  • 転落の街(上)
    ボッシュが担当している未解決事件でレイプ殺人事件の容疑者のDNAに当時8歳の男の子が該当し、捜査を割り振られた直後に、ロス市警OBの市議の息子の転落死の捜査を指名されて、2つの事件の捜査が同時しながら、物語が進行する。