【感想・ネタバレ】贖罪の街(上)のレビュー

あらすじ

ボッシュはDROP(定年延長選択制度)の任期半ばでのロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のミッキー・ハラーを代理人に立て、ロス市警への異議申立ての訴訟をおこなっているが、それ以外は、引退後の念願だった、古いバイクのレストアを老後の楽しみにしようとしていた。 ところがハラーから呼び出され、子飼いの調査員が怪我をして入院しているため、いま抱えている殺人事件弁護の調査員になってくれないか、と頼まれる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ボッシュシリーズの18作目。おもしろいねぇ、これも一息に読んでしまった。警察を退職させられたボッシュは警察とは敵対関係の弁護士に協力することになる。

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2021年01月18日

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マイケルコナリーのハリーボッシュシリーズは本当に面白い。本作はこれまでの中でも秀逸か。これまでの作品も文句なしに面白いのだが。本作も大満足。是非できるだけ多くの人に読んでもらいたい。

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2019年04月10日

Posted by ブクログ

マイクル・コナリー『贖罪の街(上)』講談社文庫。

今回はハリー・ボッシュ&ミッキー・ハラー物。これまでのボッシュとハラーのコラボ作品に比べると、二人の距離が最も近く描かれており、そこが本作の読みどころの1つとなっているようだ。また、どんな形であれ、ロス市警を退職したはずのボッシュが第一線で事件の捜査にあたるというのもファンにとっては大きな魅力となっている。

ロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のミッキー・ハラーを代理人にロス市警へ異議申立ての訴訟を行うハリー・ボッシュはハラーから殺人事件弁護の調査を依頼される。初めはハラーの手助けを拒否していたボッシュだが、次第に事件の謎に引き込まれていくが……

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2018年12月17日

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ネタバレ

ハリー・ボッシュのシリーズ。

ああ、これがミッシングリンクだ。
ボッシュが警察を退職した後、
小さな警察署で働き始めるまでの間の話。
読んでいなかった。

退職を余儀なくされたボッシュが、
異母弟の刑事弁護士ハラーの取り扱う事件を調査することになる。
退職したとはいえ、長年刑事として働き、
敵である刑事弁護士を手伝うことには、
ボッシュ自身に複雑な気持ちもあり、
仲間どころか娘からも裏切り者扱いされてしまう。

だが、真実を追うべく調査を続けるボッシュ。

(下巻へ続く)

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2022年09月04日

Posted by ブクログ

ハリー・ボッシュ・シリーズ18作目。
実は17作目「燃える部屋」よりも先に読んでしまってました。

前作の事件のことで、ロス市警から退職を余儀なくされたボッシュ。
ただし、異母弟の弁護士ミッキー・ハラーに依頼して、ロス市警を訴えているところ。

そのハラーからの依頼で、調査員の仕事をすることに。
っと刑事だったボッシュにとって、検察側ではなく弁護側(いわば犯人側)の仕事をすることは、警官仲間から見た裏切り行為になってしまう。
悩みつつも、仕事を引き受けます。

ハラーの古くからの依頼人で現在は更生して画家となっている人物が容疑者となった事件。
現場での調査に鋭い嗅覚を働かせるボッシュ。
有能なはずの弁護士ハラーも、この刑事魂にはかなわない。
ボッシュはハイスクールに通う娘のマディと暮らしていて、父親の顔も見せています。

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2021年03月08日

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ネタバレ

前作で刑事を引退に追い込まれたボッシュは弁護士ハラーに殺人事件調査を依頼される。
刑事弁護士という刑事の天敵の為に働くことに抵抗を覚えて一度は断ったものの引受ける。
仕事の虫ボッシュは元の同僚ソトの助けを借りたり、今までのノウハウを駆使して捜査に取り組む。

2015年でボッシュは65歳。
深夜にまで及ぶ調査、真相を求めて駆けずり回る行動力、警察からの圧力に怯まない気迫、ハイスクール卒業間近の娘との生活、いやはや元気だなあ。

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2019年09月02日

Posted by ブクログ

このボッシュシリーズで最初に読んだのは、この話の前の作品「燃える部屋」でした。やっと、ここまで戻ってきました。

「燃える部屋」を読んだ時は『ボッシュって、簡単にパートナーを変える(めんどくさい)ヤツなんだな』と思ったんですが、ここまで過去の作品を読んでみて、確かにパートナーは変わっていますが、それは、致し方無い理由もあり、利己的な理由で変えていたのでは無いと言う事がわかりました。

この作品では、ボッシュは、再び民間人の立場に戻っています。ただ、以前民間人だった時とは、状況が異なる様です。異母弟のミッキー・ハラーと共に、どの様に事件を解決していくのか下巻に期待です。

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2019年07月25日

Posted by ブクログ

ボッシュはロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のリンカーン弁護士ミッキー・ハラーを代理人に立てロス市警への異議申し立ての訴訟をおこなっている。二〇一五年二月に、女性公務員が自宅で強姦の上、撲殺された。被害者の体に残された精液のDNAが合致し逮捕されたのは、ハラーの古くからの顧客だった。

シリーズ第18作。これは久々に当たりかもしれない。ぞくぞくしながら下巻に進む。

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2018年12月22日

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マイクルコナリー を読み続けて、何年経つのだろう、歳月を経て、ボッシュも丸くなったというか老けたというか。とはいえ、何と言っても、『誰もコナリーのように警察小説を書けない』との書評の通り、一度読みはじまた止まらない!

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2019年01月10日

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