マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 転落の街(下)
    アーヴィング、懐かしい…途中消えたけど最後はアーヴィングらしく締めましたね。そういうところが変わってなくて嫌いになれないなー
    (ええ私はアーヴィング派)
    逆にボッシュはパートナーを雑に扱いすぎてて、腹が立ちました。本編でボッシュの事を自己満足のクソ野郎と考えている人が出てきますが、思わず大きくう...続きを読む
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワードエドワード・ホッパーの絵を題材にした短編集。
    絵と物語を楽しめる。
    「オートマットの秋」「牧師のコレクション」「音楽室」が面白かった。
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーの絵をもとに
    17人の作家の17つの短編。
    序文でローレンス・ブロックも言っているけど、本当にバラエティ豊かだ。
    色白で、表情が虚ろにも見える人びと。
    (そのせいなのかちょっと死体と犯罪が多い)
    スウェーデンの映画監督、ロイ・アンダーソンの作品にでてくる人みたい。
  • リンカーン弁護士(上)
    リンカーン弁護士シリーズの三作目。上下巻にもかかわらず読みやすい上に面白く、今回は、ミッキー・ハラーとボッシュ刑事の競演とあってなじみもあり、すぐに読み終わった。
    コナリーの大好評であるシリーズとして、それぞれが主人公で活躍している、その二人がタッグを組む事だけでもわくわくする。
    ミッキー・ハラーよ...続きを読む
  • リンカーン弁護士(下)
    やっと、文句なしの面白い本に会えた。最近面白いなぁと思ったものは多いが、全編を通して、息継ぎがないくらいに読み通したのは久々で、評判どおりだった。

    リンカーン・コンチネンタルの後部座席を事務所にして仕事をする、弁護士のマイクル(ミッキー)・ハラー。

    儲からない貧乏仕事ばかりで、別れた妻の元にいる...続きを読む
  • エコー・パーク(下)
    ウエイツが現場検証で逃げ出すのはドラマと一緒。
    ただし原作では森の中。
    撃たれて死んだのは2名、キズミンも撃たれて生死の境をさ迷うが生還する。
    しかし刑事生命は絶たれて本部長付きに戻る。
    逃走自体も陰謀だった、オシェイが筋書きを描いたのか?
    ボッシュはレイチェルと共に逃れたウエイツの隠れ家を見つけ出...続きを読む
  • エコー・パーク(上)
    期待を違わぬボッシュシリーズ。
    アマプラで観た物語とダブっているが関係なく新鮮に読める。ボッシュのプライドと使命感、それが個人的に暴走しそうになるが踏みとどまる。
    また気まずく別れた女にも捜査の為には連絡を躊躇わなくて、しかもヨリを戻す図太い神経、さすがだぜボッシュ!
    上巻では犯人にしてやられたけど...続きを読む
  • ブラック・ハート(下)
    ハリー・ボッシュ・シリーズ第3弾、今回はボッシュがハリウッド署に異動になった原因となるドール・メイカー事件の裁判から始まる。原告側女性弁護士の名前がチャンドラーなんてハードボイルドだ。
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(上)
    面白い展開。期待たっぷりで下巻へ。
    事件とは別に、前作の記憶があやふやで親子関係がどうやったか思い出せないなー。
  • 終決者たち(下)
    凶器である拳銃に残されたDNA。
    合致したチンピラの電話の盗聴と動かすための新聞記事を仕掛ける。
    この作戦にまつわるエピソードで下巻の半分を使う。

    チンピラは殺されてしまい、その作戦は大失敗。
    窮地のボッシュ、復帰3日目で馘首か?

    アーヴィングの勝ち誇った態度に反発するボッシュ。
    その反応として...続きを読む
  • 終決者たち(上)
    ボッシュシリーズはアマプラでドラマを見て以来、時系列を無視して適当に読んでいる。
    今回は以前読んだ「天使と罪の街」の後の物語。
    その物語の最後の方で、かつての相棒であったキズミン・ライダーからの電話でロス市警復帰を強く促された。
    当作上巻はその話を受けてロス市警に復帰した初日の話。
    殆どが朝7時から...続きを読む
  • 訣別(下)
    連続強姦犯人の生体情報を得られるかもしれない覆面と手袋を入手して、更に盗難車情報から車のキーを現場に落としたのでは?との推理をしたボッシュ。
    しかし大富豪の末裔探しが佳境になっており手が離せない。
    相棒女性刑事に任せたところ連続強姦犯に拉致された模様。
    署内総出で探し、そこで気づいた犯人像。
    そいつ...続きを読む
  • 訣別(上)
    ボッシュシリーズ最新刊
    予算が切り詰められた小さい署で無給の刑事と私立探偵をやっている66歳のボッシュ。
    娘は大学生、家を出て一人住まい。
    ある日かつての嫌いな上司の天下り先に呼ばれたボッシュ、嫌々訪問する。
    元クソ上司から大富豪からの依頼を紹介され翌日に赴く、この辺はチャンドラーの「大いなる眠り」...続きを読む
  • 短編画廊 絵から生まれた17の物語
    エドワード・ホッパーという画家の絵から、17人の作家たちがそれぞれの物語を紡いでいく、いっぷう変わった趣向の短編集。

    文章に合わせた絵ではなく、一場面を切り取った絵から背景にある物語を想像するというのは、なかなか興味深い。皆それぞれ個性的で、そこまで想像の世界を広げていくのかと驚く。
    知っているの...続きを読む
  • ブラックボックス(下)
    下巻の後半から事件捜査に弾みがつく。
    上司の警部補からの告発を受けて内部監査部の女性刑事からの調査を受ける。
    そんなこんなで捜査を妨害されるのを防ぐために休暇を取って関係者と思われる男達の地元に乗り込む。
    危機に陥るが、何故か女性刑事に救われる。
    ここはなんだかな、ちょっと都合良いな。
    むしろ自力で...続きを読む
  • ブラックボックス(上)
    20年前のロス暴動の際に路地裏で射殺されたデンマークの女性ジャーナリストの未解決事件を追うボッシュ。
    検挙数字や自分の成績しか考えず干渉してくる新任の警部補。当初はギャングが使った銃から、ストリート絡みかと思われたが、湾岸戦争の時の戦争犯罪を取材していた。
    しかし捜査の前途に暗雲が漂う。それに抗った...続きを読む
  • 転落の街(下)
    元上司の息子の転落事件を解決して、
    もう一つの事件、これもチルという男を見つければ終わりと思われていたが、そこには大量殺人事件が。
    市警と政治、さらに市議との確執、闘い。
    ハイジンゴという政治がらみの捜査等にうんざりして、もう辞めっかなーと娘に吐露したボッシュだが、大量猟奇殺人を見て思い直す。あと5...続きを読む
  • 転落の街(上)
    このシリーズでボッシュがしばしば口にしたり思ったりするのが、捜査の勢いを維持する、ということ。勢いはタイミングということも有るのだろうが自分の思考やアイデアを次々と実践する事で見えてくるモノがあるのだろう。
    そうやって証拠や証言を基に次の行動に繋げて行く。今回は2つの別の事件を追っている。
    確執の上...続きを読む
  • 天使と罪の街(下)
    レイチェルとともにポエットを追うボッシュ。
    住処を突き止めたが大きな爆発によりポエットの生死は不明。
    怒り狂う上司を制して捜査に留まり続けるレイチェル。

    ポエットの次のターゲットを見破ったボッシュと嵐の中ポエットを追う。
    氾濫する河の中での死闘の末にポエットを仕留めるボッシュ。
    犯人も死んで事件解...続きを読む
  • 天使と罪の街(上)
    ハリーボッシュシリーズ。
    何巻目かは知らないけど娘のマディが5歳なのでハリーは52歳くらいか。

    警察は引いて私立探偵をやっている。
    この辺の事情はシリーズを読んでいないので不明。
    前作(未読)での相棒役だったテリーの死因を調べる。その過程で連続殺人事件捜査に巻き込まれる。
    というか事件に行き着く。...続きを読む