マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • ブラック・ハート(上)

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    刑事ものでありながら終始、主人公の不当捜査疑惑に関わる裁判の進行を追いかける展開になっており「リンカーン弁護士」シリーズも手がける作者ならではの作品。

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    2022年05月28日
  • 天使と罪の街(下)

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    相変わらずの読み応えある作品。
    感想としては映画の脚本が良い雰囲気。
    大変面白いけどそれ程深いストーリーではない。
    でもコナリーの作品を読み続ける事は間違いないな。

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    2022年05月12日
  • 天使と罪の街(上)

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    面白い。
    テレビドラマシリーズの2時間4話くらいに纏めてくれたら絶対見る。
    シリアルキラーと失意のFBI捜査官。亡き友への想い。下巻も直ぐに読む。

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    2022年05月08日
  • 鬼火(下)

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    上巻の巻頭にタイタス・ウェリヴァーに対する謝辞が述べられているけど、読み進めながらも完全にイメージはボッシュ=タイタスがイキイキと動いてるよ。
    それにしてもミッキー、ハラーが弁護する被告人のDNA鑑定を覆す裁判シーンとか、引退したギャングをバラードとSWATが捕獲する現場とか、そこだけ切り取っても立派な短編のように抜群に面白いのは、本当に感心する。
    バラードとボッシュのチームも見事に動き出したし、69歳になったボッシュにはまだまだ活躍してもらいたい。
    エンジェルフライト(ケーブルカー)のシーンとか、ドラマがらみで映像が浮かんでくるのがうれしいな。4.2

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    2022年05月02日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    評価は下巻で。
    面白かった。映画制作スタッフとFBI捜査官の殺害、撮影所からの巨額強盗などが巨大な秘密へと繋がって行く。下巻もすぐ読む。

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    2022年04月24日
  • 汚名(下)

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    ネタバレ

    感想は下巻でと書いたのにすっかり忘れていた。
    そうかボッシュは65歳になったのか。
    アマプラで観るようになって読み始めたシリーズだけど、いつか終わる時がくるのだろうか?
    まだまだ読んでみたいシリーズ。

    作品紹介・あらすじ
    当代最高のハードボイルド作品と言われる、ハリー・ボッシュ・シリーズの邦訳最新刊! ボッシュ刑事物の最新作は、前作『訣別』同様、ボッシュに関わるふたつの事件を平行して描く。ボッシュが陥る二種類の危機(潜入捜査における現実的な死の危険と、捜査官としての名誉が汚される危機)を迫力たっぷりに描きだし、またしても抜群のページターナーに仕上がっている。特に前者の潜入捜査では、何度も死の

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    2022年03月27日
  • 素晴らしき世界(下)

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    コナリーらしくテンポ良く読めた。バラードがボッシュなみに強引に単独プレーに走る感じ、今後二人はうまくいくのかなー。ボッシュを続けるのはこうするしかないか。

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    2022年03月15日
  • 訣別(下)

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    一気に上下巻を読み通した。
    予想通り面白かった。悲惨ではあるが暗くは無く大団円を迎えるハードボイルドだ。
    満足した。

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    2022年03月07日
  • 訣別(上)

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    大傑作の予感。
    複雑なプロットと魅力的な登場人物、富豪からの捜索依頼と連続暴行犯が最終的にどのように絡むのか?
    直ぐに下巻を読み始めた。

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    2022年03月03日
  • 素晴らしき世界(下)

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    ドラマBOSCHと連動した前作を引き継ぎ、さらに「レイトショー」で初登場した自然派女性夜勤刑事バラードとBOSCHがタッグを組むと言う夢のような作品。
    ドラマでもそうだったけどエリザベス・クレイトンはBOSCHにとって特別な存在だったのだな。そしてドラマとは少し異なる結末に持っていくのかと思ってドキドキさせるあたりが本当に心憎い。
    還暦を過ぎたからなのか、バラードに優しすぎるBOSCHがちょっと心配だ。
    相変わらずの4.2

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    2022年03月02日
  • 警告(下)

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    ジャック・マカヴォイものは、ちょっと釈然としない感じを保ったまま、物語が終わったりする気がしますが、いかがでしょうか?

    驚いたのは、ジャック・マカヴォイが57歳であるという事。思ったよりも年を取っていた。冒険をするには、歳が行っているのでは?ジャーナリストだから、冒険を求めてしまうのでしょうかね?

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    2022年02月26日
  • 警告(上)

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    この作品では、ジャック・マカヴォイが主人公。

    ジャックの視点で書かれていたりするんで、ちょっと戸惑ったりします。あと、ジャックってもっと若いと思っていたんですが、既に初老??そんな描写もちょっと戸惑います。

    ジャックとレイチェル・ウォリングの過去の事件も読んだことがあるんですが、結構前ですね。でも、それが今の二人の関係になっているという事か。

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    2022年02月23日
  • 夜より暗き闇(上)

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    ダブルキャストに加え、マカヴォイ、キズミンやエドガーの名前も出てくる賑やかさ。
    実際は中世期ボッシュの絵画に表出されているような闇の空気感。マッケイレブ主流の動きで展開する核にボッシュがぐぃっと辛み込む。いうなれば「使命感に基づいて突き進む復習の天使」と言ったところ・・
    装丁にビシッとあるようにその絵画のオーラが前面に溢れた事件の展開という事もあってフクロウの像にまつわる捜査やボッシュに在り様を表し「闇の中に入って行くと闇が自分の中に入ってかけら迄奪っていく」というような‥訳の分からないハイソなレベル感で下巻へ。

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    2022年02月14日
  • ナイトホークス(上)

    購入済み

    止まらなくなる

    久しぶりの海外文学。コナリーらしいハードボイルドに浸りました。さてさて下巻ですか。楽しみでしかないねぇ

    #アツい

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    2022年02月13日
  • 警告(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)

    DNA分析をしている研究所から、
    特定のDNAの持つ女性の情報を
    「インセル」たちに提供していたというところは、
    かなりおぞましい設定だが、面白かった。

    ただ、最後に犯人が死んでしまい、
    どんな男だったかがわからずじまいなところは、
    消化不良。

    マカヴォイは私立探偵となって、
    シリーズ化されるのだろうか。

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    2022年01月27日
  • 警告(上)

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    新聞記者ジャック・マカヴォイの三作目。

    といっても、前二作のことは全然忘れていた。
    できれば先に読み返した方が良かったかも。

    このところ、コージーミステリーや、
    登場人物もテンポもわかっているシリーズ物をよんでいたせいか、
    スピード感について行けなかった。

    ジェットコースターに乗っているというか、
    暴走しているラブラドールに引きずり回されている感じと言うか。
    いや、それでは転んでしまうだろうから、
    柴犬ぐらい?

    (下巻へ続く)

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    2022年01月27日
  • 鬼火(下)

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    ボッシュとバラードがパートナーとなり、事件を解決していくが、そこにリンカーン弁護士のハラーもちょっと出てきて、主な事件三件が徐々かつ同時に解決に向かう。登場人物も多く、ごちゃつきがちになりそうだが、さすがコナリー読みやすい。
    ボッシュもバラードも、それぞれ人として警察官として一本芯が通っているので、信頼出来る主人公達で安心して読み進められる。

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    2022年01月15日
  • トランク・ミュージック(下)

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    母の影は落着し、今作のメインはエレノア、そしてベトナム戦争の記憶。
    ハリウッド黎明期にありえる枕稼業の女優、つけ込むプロデューサー、底辺で罠を張り巡らせるブラック組織の存在が目に浮かぶ。
    下巻に入っても結構色々な関連との摩擦で動かなかった流れがふと漏らしたエレノアの言葉で走り出す。
    あいつが「靴下の中から出す小さな銃」には驚く、見てみたいもんだ。「証拠の扱い方と扱う人間には実に注意深く対処しているから」というボッシュの言葉には体験してきた痛みと傷が醸し出される。
    そして「ほどけっ放しの紐」が嫌いなボッシュがきっちり落とし前をつけるラスト。構成の、巧みさ、伏線処理に口笛吹きたいほど。でも案外、勝

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    2022年01月15日
  • ラスト・コヨーテ(下)

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    ボッシュシリーズ4作目、毎度、ボッシュ自身に強烈なスポットライトを当ててのストーリー展開だ。解説でもあるように、このシリーズ、回を重ねる都度に、遡及して行く、それにつれて模糊としたシチュエーションの設定がフォーカスされ、今回はそこが究極。

    コヨーテにそのイメージを化身させているかのような情景と題名。
    海外サスペンスは元警官、元検事とかお偉いさん、しかも司直のトップに悪が当然のごとく?いて、今回もそれ、いくらか慣れてはきたが。
    ゆっくりとした回想と掘り起こし、それが動くにつれ、一人、また一人と屍体になって行く・・・下巻残すところ3割はそこを畳んで行くかのような快走・・
    ジャスミンとの濃厚なセッ

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    2022年01月04日
  • 夜より暗き闇(下)

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    これはハリー・ボッシュ・シリーズだけれど「わが心臓の痛み」のテリー・マッケイブから観たボッシュを描いている。おまけに「ザ・ポエット」のジャック・マカヴォイも絡みあり。画家ヒウエロニムス・ボッシュの絵画に基づく殺人事件。皆さん勢ぞろい。しかしマイクル・コナリーに外れは無いけど爆発的な人気はでないだろう。

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    2022年01月03日