マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 死角 オーバールック

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    ネタバレ

    「エコーパーク」の失敗から、再び事件にカムバックしたボッシュの活躍を描く。
    ところが、今回は連載小説用に描かれているためにかなりテンポが速い。しかもテロ絡み?と言うことで、あたかも「24」のような物語の展開。
    ただ意外と読み慣れてくると奥さんが狙った殺人と言うオチが分かってくる。それがFBI捜査官と組んで、というのは分からなかったけど。
    エレノアとヨリをもどしそうな気配もあるけど、ボッシュも50代後半。今後はどうなるかな?
    シリーズでは毛色の変わった、番外編と言うような趣の一作。

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    2014年04月12日
  • 死角 オーバールック

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    ハリー・ボッシュのシリーズ。殺人事件を追うボッシュと放射線物質紛失テロ対策のFBIとの確執。結構あっけない結末。

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    2014年04月11日
  • リンカーン弁護士(下)

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    面白かった( ´ ▽ ` )ノ。
    まあ、ラストが(昨今のハリウッドサスペンスの定番でもある)「あれ」なのが何なんだけど

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    2013年11月20日
  • ラスト・コヨーテ(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第4作。

    上司とのトラブルから休職処分を受けたボッシュ。そこで、35年近く前に殺害された母の未解決事件を調べることに。

    シリーズ初めから断片的に語られてきた母親についての謎がついに明らかになる。大地震によってお気に入りの住まいを追われ、さらに恋人とも別れ……。ボッシュにつきまとうやりきれなさや寂しさが行間からにじみ出てくる。

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    2018年01月19日
  • ブラック・ハート(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第3作。

    4年前の連続殺人事件において、過剰な暴力により犯人を死に至らしめたとして、犯人の遺族から訴えられたボッシュ。その裁判が始まると、過去の事件と同じ手口で殺された新たな死体が見つかる。真犯人はほかにいるのか?

    裁判での息詰まるようなやりとり、最後に明かされる意外な犯人。著者の術中にまんまとはまってしまった。

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    2018年01月19日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    さすがコナリー、上巻はややもたついた感じがあったが、下巻になるとどんどんページをめくらせる急展開。まったく職人技としか言いようがない。どっぷり楽しませてもらった。

    いちゃもんをつけるなら、マカヴォイ記者の出番があれだけとは肩すかし。全然いいとこなかったものね。もうちょっと筋にからんできてもいいだろうに。あと、ボッシュとハラーの「関係」はちょっとできすぎでは…。

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    2013年10月01日
  • ナイトホークス(上)

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    ハリー・ボッシュ・シリーズ第1作。

    ロサンジェルス市警の刑事ハリー・ボッシュの活躍を描いたミステリ。著者デビュー作とのことで、人物造形が類型的。視点の置き方にもぎこちなさが感じられる。だが、主人公の孤独感が作品全体を包みこみ、独特な雰囲気を醸しだすことに成功している。結末には意表を突かれた。

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    2018年01月19日
  • リンカーン弁護士(下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)

    ただハリー・ボッシュが主役の作品に比べると、
    深みがなく、ハラハラドキドキ感は少々薄い。
    焦燥感が足りないというか。

    ただ、ここにきて、マイクル・コナリーの作品を好む理由が一つわかった。
    主人公とどういう関係にあれ、
    登場する女性が常に強く、優秀だというこだ。

    「スケアクロウ」の解説にあったように、
    どうもそれは、男性の目から見てかわいくない女性、のようだが。

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    2015年04月21日
  • リンカーン弁護士(上)

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    ネタバレ

    ようやくさかのぼって、
    ミッキー・ハラー弁護士の話を読む。

    「真鍮の評決」を読んだ時にも思ったが、
    裁判関係の詳細というか、
    裏事情がいろいろ書かれていて面白かった。

    例えて言えば、
    いろいろな業界を取り上げて、
    その内幕を描いたフレデリック・フォーサイスの様な
    面白さと言うか。

    テレビ番組でも業界内情もの好きの私としては、
    とても面白かった。

    (下巻に続く)

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    2015年04月21日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)

    という訳で、荒っぽいシーンは少ないが、
    二転三転する話の展開はいつもどおりで、
    面白い。

    そして、あっさりと打ち明けられるハリー・ボッシュとの関係にも
    びっくり。
    娘の心を取り戻したのも良かった。

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    2015年04月21日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    ネタバレ

    また間違えてしまった。
    先に「リンカーン弁護士」を読まないといけなかった。

    後でこの作品の前の話となる「リンカーン弁護士」を
    読むときに死ぬほど後悔することになるかもしれないが、
    とりあえず、面白かった。

    警察または刑事とからむ場面は効果的だが最低限で、
    弁護士稼業の詳細が楽しめたし、
    「ロッキングチェア探偵」ではないが、
    ばたばたしないところも良かった。

    (下巻へ続く)

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    2015年04月21日
  • ブラック・ハート(下)

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    アーヴィン・アーヴィングってこんないい感じの人だったっけ??

    先に読んだ、これより後の本で出てきた印象と違うような…??

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    2013年07月04日
  • 死角 オーバールック

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     ボッシュ・シリーズなのだが上下巻に分かれるわけでもなく、一冊だなんて珍しいなと思ったら、ニューズウィークのウィークリーマガジンに字数制限で連載された、いわゆる書き下ろしではないものだそうである。それでも改訂を重ね、ラストシーンは4版とも異なるなどの諸事情は訳者解説に詳しい。

     国内では雑誌連載の作品が主流であり、書き下ろしはやや貴重な傾向があるのだが、海外では作家たちは十分に時間をかけて一作一作に集中した執筆活動を続けているのだろうと思うと、ちと羨ましくなる。

     されマガジン連載用だからというわけではなかろうが、本作品は、いつものボッシュ・シリーズには見られないスケールで、テロが題材とさ

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    2013年06月10日
  • 死角 オーバールック

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    ネタバレ

    国際的なテロリストを扱う刑事ミステリーは、
    一歩間違うと、風呂敷を広げすぎてリアリティを失うきらいがあるが、
    その点、この本はうまくまとめてある。

    解説によると、字数制限があったとのことだが、
    そのせいか、このシリーズにしては、
    ちょっとストーリーが急転直下すぎるかな。

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    2015年04月21日
  • エコー・パーク(下)

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    ネタバレ

    (上巻から続く)
    個人的な好みとしては、
    ボッシュが追い続けた事件の被害者の両親に、
    悲しい連絡をする場面が、ほとんど描かれていなかったことが残念だった。

    私がこの作品を映画化するなら、クレジットの最中にでも、未解決だった事件のラストとして、
    両親への報告の場面を入れるところだ。

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    2015年04月21日
  • エコー・パーク(上)

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    ネタバレ

    このシリーズも随分読み込んできたので、
    元相棒のいとこが気を利かせてくれたことがきっかけになったり、
    尾行した相手の立ち回り先が都合が良すぎたりするのが、
    ちょっと気になる。

    黒幕が自分の愛するものを守るために、
    自白するのもちょっとナイーブ過ぎる気がするし。

    (下巻へ続く)

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    2015年04月21日
  • 終決者たち(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)
    捜査対象の事件がお宮入りになった事件で、臨場感がないからか、
    娘や元妻との人間関係に進展がないからか。

    相棒キズとの捜査がもっと阿吽の呼吸で展開していくのを、
    望んでいたからかもしれない。

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    2015年04月21日
  • 終決者たち(上)

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    念願の刑事に復職し、昔の部下キズと相棒を組む!ということで、
    あまりにも期待が大きかったらしい。
    いつもの通り、息をつかせぬストーリー展開で面白いのだが。

    (下巻へ続く)

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    2013年04月08日
  • 天使と罪の街(下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)
    でも、以前の作品で
    副主人公とも、もうひとりの主人公ともいうべきだった登場人物が、
    死んでしまったのは残念。

    とはいえ、ボッシュは娘と交流できているし、
    刑事に戻るらしいし、
    相棒はキズ・ライダーらしいし、
    次の作品が楽しみ。

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    2015年04月21日
  • 天使と罪の街(上)

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    ネタバレ

    残念ながら、読んでしまった。
    どうも、同じ作者の「ザ・ポエット」を先に読まないと
    いけなかったらしい。

    しかし、だからと言って、この作品の良さが失われてはいないと思う。
    息もつかせぬストーリー展開。
    犯人とだけではなく、同じ追跡する側のはずの人々との駆け引き。
    最後にどんでん返し。

    (下巻に続く)

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    2015年04月21日