マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 暗く聖なる夜(下)
    下巻。
    FBIが圧力をかけてきた割にはボッシュの追っていた事件については収まるべきして収まったという感じ。
    横暴な刑事というのがいなくなればいい。

    強盗自体の犯人はすんなりという感じだったけど、女性捜査官が失踪した事件の真相が衝撃的だった。
    結局罪を犯した者たちは、色んな罰を受けたというわけか。
    ...続きを読む
  • 燃える部屋(下)
    ボッシュシリーズ17作目。定年間近のボッシュは女性刑事とコンビを組むことになる。脚光を浴びた相棒と注目される事件を担当し、例によって政治絡みの圧力に息苦しくなるボッシュ。そしてこれもお約束の、無関係に思えたふたつの事件が徐々にシンクロしてくる展開で読ませるが、なんだかなあ、謎解きよりも人間ドラマの方...続きを読む
  • ブラックボックス(上)
    20年前の未解決事件 ロス暴動 女性カメラマンの死 薬莢発見 最新技術の調査 銃の発見 湾岸戦争の遺物 派遣州兵 ボッシュ倫理疑惑に引っかかる 濡れ衣 解決
  • ブラックボックス(下)
    20年前の未解決事件 ロス暴動 女性カメラマンの死 薬莢発見 最新技術の調査 銃の発見 湾岸戦争の遺物 派遣州兵 ボッシュ倫理疑惑に引っかかる 濡れ衣 解決
  • 暗く聖なる夜(上)
    初の"マイクル・コナリー"作品読み。

    引退した元警察官が、過去に迷宮入りとなった気になる事件を掘り起こして調査を開始したところ、
    テロに関わるかもしれないということでFBIから圧力がかかる流れ。

    上巻を読み終えた時点で下巻を所持していないので購入せねば。
  • トランク・ミュージック(下)
    1997年発表ハリー・ボッシュシリーズ第5弾。デビュー作以降は、己の過去と対峙し、そのトラウマを清算/払拭するための私闘を主軸としていた。母親の死を扱った前作「ラスト・コヨーテ」でそれも一段落つき、本作からは、殺人課刑事として犯罪者を追い詰めることに主眼を置いた警察小説の色を濃くしている。いわば、シ...続きを読む
  • 燃える部屋(上)
    定年延長制度最後の年をロス市警未解決事件班で迎えたボッシュはメキシコ系新米女性刑事ルシア・ソトとコンビを組むことに。ふたりが担当するのは、10年前広場で演奏中に銃撃され、体に残った銃弾による後遺症で亡くなったオルランド・メルセドの事件。体内から取り出した銃弾を手掛かりに捜査が始まった。

    シリーズ第...続きを読む
  • 燃える部屋(下)
    生前、車綺子のメルセドを帯同し、治安改善を訴え市長選に勝利。州知事を目指すザイアスは彼の死を利用しようと事件解決をボッシュに強く迫る。一方相棒ソトが7歳で経験した未解決の火災についても捜査を進めると、2つの事件が関連し、衝撃の展開となる。シリーズ25周年記念特別エッセイを巻末収録。

    すっきりしな...続きを読む
  • 転落の街(下)
    アーヴィング市議 息子 転落事件 捜査指示 昔の事件 コールドヒット 血痕 若すぎる容疑者 社会復帰訓練 新しいパートナー タクシー業界 収賄の可能性 崩壊した家族 転落の真相 コールドヒットの真相 児童虐待 連続殺人 真犯人 復讐 キズミン・ライダー ハイ・ジンゴ
  • 死角 オーバールック
    展望台 射殺死体 殺人事件特捜班 初仕事 放射性物質 テロリスト? FBI レイチェルとの再会 棄てられた?セシウム発見 真相 射殺
  • エコー・パーク(下)
    とりつかれた過去の事件 新事実 司法取引 現場検証 アクシデント 脱走 キズ撃たれる 新たな被害者 捜索 発見 射殺 真相 囮捜査 再度のアクシデント レイチェルとの別れ キズの復帰と別離
  • 罪責の神々 リンカーン弁護士(下)
    期待したマイクル・コナリーもの。著者は年1冊ペースで出しているらしいけど、翻訳が追いつかないから日本語訳は3年2冊ぐらいのペースか。期待が大きかっただけに、...。
  • エコー・パーク(下)
    ボッシュのパートナーに仕事上でも私生活でもなるのは、清濁併せ呑む度量が必要なのだろう。レイチェルは潔癖すぎたか。恵まれた家庭に生まれ育っても、不幸な生い立ちでも、犯罪者になるのは関係ないのかも知れない。アメリカの警官は50才で引退しても、老後やって行けるのか。警察や検察の上層部が資本家や有力者のため...続きを読む
  • エコー・パーク(上)
    レイナード(ルナール)狐って、子供の頃子供用の本で読んだゲーテのライネッケ狐と違うのかなとググってみたら、ゲーテはその伝承を元に書いたのね。子供の頃読んだ本で珍しく勧善懲悪で終わらない話だった。救いようのない展開にならねば良いが…
  • 死角 オーバールック
    ニューヨークタイムスマガジンに連載されたものを改訂した作品であり、犯罪の原因があまりにも拍子抜けだった。コナリーがJAZZが好きらしフランク・モーガンのジャズ・スタンダードでのライブのオール・ブルースがいきなり出てくる。
  • ブラックボックス(下)
    ボッシュシリーズとしては凡作ではないかなあ。特に上巻が地味で、いやまあ地味なのはいいんだけど、ちょっと退屈。とは言え、終盤のサスペンスとたたみかける展開は、さすがに読ませる。初期の作品に流れる暗い情念に引きつけられていたので、最近のものには点が辛くなりがちかも。

    政治的思惑から横やりが入る展開は、...続きを読む
  • ブラックボックス(下)
    2年ぶりのボッシュ・シリーズは、デビュー作から20年経った2012年に出版され、作品の舞台も同じ年。トラウマになっていた殺人事件を20年後に再捜査するボッシュの姿を描くというストーリー。タイトルの「ブラックボックス」は、飛行機事故の際のブラックボックスのように、すべての事件には解決につながる「ブラッ...続きを読む
  • ブラックボックス(下)
    もちろんコナリーの作品なので一定のクオリティは保ってはいるものの、ストーリー展開の意外性も少なく、残念ながらいたって普通の出来。コナリーの作品として、だが。
  • 転落の街(上)
    上下合わせての感想。
    ハリー・ボッシュシリーズも何作目になるのやら。
    齢六十になっても全く枯れないボッシュ。仕事も恋愛も相変わらず熱い。
    しかしボッシュのパートナーにはなりたくない。チューが脱線したくなる気持ちも理解出来る。ボッシュなりの気遣いもあるが、チューにしてみれば、パートナーというより雑用係...続きを読む
  • 転落の街(上)
    ボッシュシリーズも歳をとったなぁ感が
    2つの事件を抱えても大丈夫かい?、な

    相棒もアジア系なのは時代の流れ