マイクル・コナリーのレビュー一覧

  • 天使と罪の街(上)

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    原題 The Narrows
    突然視点がかわってしばらく誰かわからないからえっ?て思うけど、美しいながれ。ボッシュがマッケレイブのノートを追って行き謎が少しずつ明かされ、またさらに次の謎が生まれ。一気に読みたくなる!

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    2013年03月25日
  • ナイトホークス(下)

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    ネタバレ

    扶桑社と講談社。何からどう読み進めば良いのでしょうか。これでもボッシュの過去の事件が方々に出てきて順番間違えたかなと不安でした。当然発行順でいいんですよね。
    早くボッシュに携帯電話を持たせてやりたい。

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    2013年03月24日
  • 暗く聖なる夜(下)

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    ネタバレ

    (上巻より)
    訳は最悪ではないものの、いまひとつ。
    しかも、きめる所がきめられていない。
    なんだか、文字の大きさか、字体か、何かがハードボイルドっぽくなくて気に食わない。
    そんなことを、今まで気にしたこともなかったのに。

    訳者あとがきによると、前作の解説では
    「おお、これほど早く次を読みたいと思わせる作品も今までになかった」とあったらしいが、
    今回は、
    「これほど次が読みたくない、これで終わりにしてくれと思わせる作品はなかった」というラスト。
    お願いだから、このままボッシュを幸せにしておいてくれ。

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    2015年04月21日
  • 暗く聖なる夜(上)

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    ネタバレ

    前作の終わりが衝撃的だったので、
    どうしたかと思っていたら、刑事を引退していたので、
    ちょっとがっかり。
    できれば、刑事を続けてほしかった。

    でもバッジがなくても、相変わらずストーリー展開は面白くて、
    懐かしいFBI捜査官リンデルが出てきたりして面白かった。
    (下巻に続く)

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    2015年04月21日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    マイクル・コナリーが生んだ新たなキャラクター。

    私には、あのジェフリー・ディーヴァーと肩を並べていると思えるのに、日本での人気はどうなのだろう。

    出版し続けて欲しい。

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    2013年03月22日
  • 夜より暗き闇(上)

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    ボッシュが犯人なわけはないと思ったし、犯人は途中でだいたい想像ついた。それよりも、事件にずぶずぶと入っていってしまうテリーの、妻に対する開き直り感にちょっと抵抗が。というか、もともと自分が事件解決をごりおししたことからテリーの第二の人生が始まっているのに、反対するグラシエラに抵抗かな。
    ボッシュの暗い闇を描こうとしたのだと思うけれど、私はボッシュシリーズを読んでいないけれど、引きこまれた。最後は、ボッシュサイドに引きこまれた。あともう1作、マッケレイブものを読んだら、ボッシュシリーズ1作目からいこうかな。
    そうそう、「ポエット」のマカヴォイ兄ちゃん、でてきた。どうもこの人苦手なんだよな…。

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    2013年03月21日
  • 夜より暗き闇(下)

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    ネタバレ

    (上巻より続く)

    しかし、ストーリー展開にはいつもの切れがない。
    多分、個人的にハリーが犯人でないと思って(信じて?判って?)いたので、
    展開がある程度予想通りだったせいだ。

    それにしても、作者はハリーにこの名前をつけた時から、
    この筋立てを考えていたのだろうか。

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    2015年04月21日
  • 夜より暗き闇(上)

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    ネタバレ

    なんともいえない違和感と疎外感。
    違和感は、主人公のはずのハリー・ボッシュの視点で書かれていないから。
    疎外感は、読み続けてきたこのシリーズに、知らない人物が主人公ばりに出ているから。

    作者が別々に書いた主人公たちのコラボ、ということは解説で知った。
    相変わらず思い切ったことをする。

    (下巻に続く)

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    2015年04月21日
  • トランク・ミュージック(下)

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    相変わらず、話の展開は面白いし、
    最後はすかっとするけど、余韻がないんだよなー。
    あれもこれも上手く行きすぎというか、欲張り過ぎというか。
    解き明かされない謎があった方が、世界は美しいんじゃない?

    でも、前回失われた主人公の家が戻ってきて良かったよ。

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    2013年02月14日
  • トランク・ミュージック(上)

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    ネタバレ

    ハードボイルドだと思ってこのシリーズを読んできたが、
    どうも違ったらしい。
    主人公が結婚するなんて!
    ストーリー展開のために、主人公のキャラクター無視してません?
    確かに、意外な展開で、かつ意味のある行動でしたけど。

    (下巻に続く)

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    2013年02月14日
  • ラスト・コヨーテ(上)

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    ネタバレ

    ハードボイルドの主人公がセラピーを受けるなんて!
    と、古のハードボイルド・ファンなら怒るところだろう。
    まあ、そこらへんが、時代の流れであり、このシリーズをあまり陰鬱にさせてない一因なんだろう。

    しかし、ストーリー展開は相変わらず見事。
    キャラクター的にというか、設定的にというか、
    死ぬとは予想しない人が途中で死んでしまい、
    ぐっと引き込まれる。

    二段落ちというか、解決したと見せかけて、
    さらに奥があるのは、ちょっとパターン化してきて予想範囲内だが。

    (下に続く)

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    2013年02月11日
  • リンカーン弁護士(下)

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    恐かったです。
    上巻の途中で急展開を見せた事件が、二転三転します。

    弁護士ではないけれど、守秘義務を扱う仕事をしているので、主人公に自分を重ねてしまいました。

    ほとんどが法廷内でのやり取りで、専門用語も多かったですが、上巻ほど辛くなく、スリリングで面白かったです。

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    2013年02月04日
  • リンカーン弁護士(上)

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    上巻は、半分過ぎるまでは、「耐える」感じでした。
    アメリカの裁判制度や弁護士の仕事についての前置きに、とにかく「耐える」
    しかし、後半からは、ページをめくる手が止まりません。もどかしいまでによく解らない司法制度や、主人公の弁護士が抱えている裁判が多すぎて、「これ誰だっけ?依頼人?被害者?」状態に陥ることもありましたが、
    後半から一気に物語る急展開。
    ハラハラドキドキでした。

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    2013年02月04日
  • ブラック・ハート(下)

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    ネタバレ

    この本を読み始めた時、なんて斬新な書き出しなんだろう、と思ったら3ページ目で気がつきました。
    下巻でした。

    いや、上巻もあったんですけど、ブックカバーしてたし、18という章数も目に入ってませんでした…。

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    2013年01月20日
  • ブラック・ハート(上)

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    ネタバレ

    ボッシユシリーズ第三弾。
    面白かった。
    だんだん面白くなってきた。

    法廷、シリアルキラー、主人公の過去と現在が交差しながら進む。
    しかも二転三転しながら、ページ数が足りるのかハラハラしながらラストへ。

    プチハッピーエンドで良かった。

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    2013年01月20日
  • エコー・パーク(下)

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    ネタバレ

    ハリー・ボッシュ・シリーズの12作目。ハリーの姿勢はずっと変わらない。未解決事件を決して見捨てることなく自宅でも古い捜査資料を丹念に読み直す。副業を持つことも珍しくないアメリカの警察社会の中では極めてストイックな生き方を貫き通している。

    マリー・ゲスト事件の顛末もM・コナリーらしい二転三転するストーリー展開を見せ、飽きることはない。蠢く検事局長選挙。相棒の女性刑事キズミン・ライダーの負傷。FBI捜査官レイチェルとの恋の行方。安らぎの時間は一瞬で消え去り、ハリーの孤独な戦いは続いてゆく。

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    2013年01月11日
  • ブラック・アイス

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    面白かった。
    時々、訳にひっかかったが、面白かった。
    (車の内のミラーはリアビューミラーじゃなくて、バックミラーで良いんじゃないか?)

    読んでいるうちに感情移入していた、いや、させられていたのにどんでん返しをくらう。
    作者と飾りつけしていたケーキが、
    最後にロウ細工とわかり、しかも口につっこまれた感じ。

    いや、後味は良かったので、逆か。
    ロウ細工だと思って手伝っていたデコレーションが、口に突っ込まれてみたら、本物でおいしかったと。

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    2012年12月27日
  • ナイトホークス(下)

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    (上より続く)
    どこからかは定かではないが。

    多分、主人公が無茶をしながらも「正義」を、
    自分が思うところの「正しさ」を貫いているからだと思う。

    しかし、なぜ題名を「ブラックエコー」から変えたのか。
    ナイトホークス、は重要なファクターだけど、作者はそれを隅に置いておきたかったのではないのか。
    そこが不満。

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    2012年12月16日
  • ナイトホークス(上)

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    こぶ平のお勧めと思ったら、違った。
    車内吊り広告で、このシリーズの最新刊を見た?

    ありきたり。
    どうして、酒とタバコと女がないと、
    刑事物が書けないのか。
    少し腹ただしくなって読むのを止めようかと思った。

    どころが、どうしたことか、途中から主人公が嫌でなくなる。
    (下へ続く)

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    2012年12月17日
  • 真鍮の評決 リンカーン弁護士 (上)

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    海外小説で今年評価が高い小説として紹介されていました。
    上下巻に分かれているとのことなので、しばらくしたら下巻を買おうと思います。

    主人公はここ数年本業を離れていた弁護士。
    知り合いの弁護士の殺人事件を発端に、その業務を引き継いで復帰するところから物語が始まる。
    弁護士はなぜ殺されたのか…その秘密に近づくにつれ、引き継いだ事件に隠された闇に気づいていく。

    海外小説らしい非常にテンポのよい進行と、皮肉の利いた個性豊かな登場人物が、まるでドラマを見ているかのような感覚に導いてくれます。
    どいつもこいつも一筋縄ではいかないキャラクターで、今後どう活躍していくのか非常に楽しみです。

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    2012年12月07日