月村了衛のレビュー一覧

  • 機龍警察 暗黒市場

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    ネタバレ

    第3弾

    ロシア出身の ユーリ オズノフ を主役とした回
    影のゾロトフ、灯火のユーリ
    最も痩せた犬達の7か条

    ルイナクというネット上の武器密売市場が、新型機キキモラの入札のため実体化した一瞬をとらえた潜入捜査
    ロシア人の名前が入ってこなくて苦労したが、伏線や構成は流石
    読後感は良かった

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    2025年06月11日
  • おぼろ迷宮

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    C市C大に通う三輪夏芽がいつもの和菓子屋にバイトに行くと、バイトは他にいる、帰ってくれといつもと違う人に店長と名乗られ追い出される。訳が分からず翌日また訪れると、昨日どうして来なかったの?大変だったんだよといつもの店長に言われ、ますます訳が分からなくなる。防音などないおんぼろアパートに住んでいるため、友人への通話を隣に住む鳴滝老人にきかれ、なんと彼は鮮やかに謎解きをする。そして、どうやらこの老人、こんなアパートに住みながら権力を有する人のよう?そしてダンディーでスイーツ好き?謎。
    日常の謎系のほんわかとした雰囲気でお話が進み、主人公の夏芽も少し抜けているような性格。鋭い謎解きは老人担当だけどの

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    2025年06月05日
  • おぼろ迷宮

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    今まで読んできた作品と比べてコメディ風な部分が多いが、所々にそれまでの重い雰囲気なども感じられるので読んでいてその差が面白く感じた。

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    2025年05月31日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    各短編とも充実した内容でした。個人的には鳴神氏と吉川英梨氏がフィットしました。他の作品も読んでみたいと思います!

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    2025年05月28日
  • 黒涙

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    黒警の続編。
    格好いい男の運命が常に似ている感じがするところが少し残念ですが、日中の情報戦に個人的事情から日本側に立つ中国系の第三勢力という展開は面白い。
    日本側の悪役に小物したいないのが多少残念。

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    2025年05月24日
  • コルトM1851残月 1

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    書店で見つけた時はイロモノかと思ったけど、読んでみたら重厚な本格派の時代劇画!主人公の郎次が性格も生い立ちもとにかく昏く、ダークヒーローものと言っても差し支えなさそうだけど、よくよく考えたらヒーロー要素はコルトM1851を遣う以外ほとんど兼ね備えてない。この巻のみの印象だと頭が良くて度胸のいい悪人()
    ていうか登場人物全員なにかしらクズ要素があって、クズの祭典みたいなところもある。
    郎次がなぜコルトを遣うようになったのか?どうやって今の地位に着いたのか、そもそも一門内での権力争いが過熱化していて次巻も楽しみ。

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    2025年05月19日
  • おぼろ迷宮

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    ネタバレ

    第1話と第2話の短編は✡5、第3話と第4話は✡4
    日常ミステリーとしては高いレベル
    元警視総監と大学助教授と大学生の主人公とのやりとりは秀逸

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    2025年05月18日
  • コルトM1851残月

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    ネタバレ

    タイトルだけはずいぶん前から知っていて気になってた作品。手に取るのにずいぶん長くかかってしまった。

    作者曰く「初めに銃ありき」、まさにM1851ネイビーのための小説で、主人公残月こと郎次は銃に振り回される役どころ…と言っても魔銃に振り回される怪奇小説の類ではなく、あくまでアクション主体。

    さらに言うと活劇ウェスタンでありチャンバラであり、何よりも正統派のノアールだということが大事な部分。その要素の美味しいところを抽出して組み込んで仕上げているのが良い。

    あまりにも正統派かつ王道過ぎて、展開が読めてしまう部分が多いのが若干マイナス要素ではあるが、マンネリを理解しつつ時代劇ドラマを楽しめる素

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    2025年05月10日
  • 機龍警察 火宅

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    機龍警察シリーズ、短編集。
    長編を4作立て続けに読んだ勢いもあったので、1作品が短い、もうちょい続き読みたいっという気持ちが沸く。えっ!この先どうなったの?って所で終わる作品が多い。でも短編てこんな感じのテンポになるよね。

    個人的イチオシは、『勤行』。宮近理事官の真摯な仕事ぶりとご家族への愛がギュッと詰まった短編。
    長編での疲労(読み応えがあるが故の、良い意味の疲労である)を癒してくれる。

    笑ってはいけない、宮近理事官は真剣なんだ…と思いつつも、えっ!と言うようなアクシデントに見舞われる宮近理事官。無事ミッションをクリアし、果たして娘さん、奥様の信頼を勝ち取れるのか⁇

    機龍警察のキャラの

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    2025年05月06日
  • 黒涙

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    ネタバレ

    重みのあるテーマでありながら、非常に読みやすかった。ダークヒーローとも言うべき主人公で、そこに決して正義を感じることは出来ないものの、不器用でくだらないジョークを言うキャラクターなのが好感を持てた。最終的にはストーリーに出てくるかなりの人数が殺されてしまうという復讐の連鎖という構図だったが、すっきりとする終わり方だった。

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    2025年05月04日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    ネタバレ

    実際の話は知らずに読みました。
    最後まで面白く読めた!

    終わり方がどうせなんか失敗して殺されちゃうんじゃないの?と思ったら続いていくエンドで嬉しかった。
    どんどん悪の道でのし上がっていってほしい!!

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    2025年05月04日
  • おぼろ迷宮

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    今までの骨太な社会派ミステリーとはガラリと雰囲気が違って少々戸惑ってしまったほど。
    軽快で面白さもあり、キャラも際立っていて楽しめた。

    おんぼろアパートの「朧荘」に住む女子大生夏芽と隣りに住む老人・鳴滝が、身近に起こる不思議な事件を解決していく。

    先ずは、夏芽がバイト先で不可解な出来事を遭遇したことをアパートから友人に電話で喋っていたところ、それが隣りの老人に筒抜けで…
    翌日、散歩中に老人に誘われて洋菓子店『プリムローズ』でケーキを食べながら、不可解な出来事を詳しく話すことになり…
    この鳴滝老人が不思議で、謎の人脈があるのか瞬く間にサクッと解決してしまうという。

    2話から振り込め詐欺かと

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    2025年04月30日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    月村先生の代表作といえば機龍警察だよねってことで欺す衆生からきました。
    映像化したら相当おもしろいんじゃないかな?と思う。わたしの頭の中では小さめトランスフォーマーみたいなのが戦闘をしてるイメージなんだけど、映画にならないかな(もうなってるのかな)
    あまり余計なことを考えず設定の面白さを楽しむ、アクションを楽しむ作品かな!

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    2025年04月30日
  • 半暮刻

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    本物の悪とは何なのか。
    作品がたどり着いたラストがすごかった。
    会話の流れがどこに行き着くのか、一緒にその場で聞いているような緊張感を味わった。

    第1部の「翔太の罪」はスムーズに内容が理解できたけど、第2部の「海斗の罪」は、海斗がトップ企業で活躍するエリートなだけあって、話の内容も会話も難しくなって読むスピードが落ちる。
    だけど後半になるに連れて、社会のしくみに愕然としながら、じわじわと追い詰められるように没入してしまった。
    派手に盛り上がる訳ではないのに、独特の作風で魅力を感じた。

    半グレの世界を描く暗めの作品だけど、キーアイテムとして「本」が出てくるのが意外だし素敵に思えた。
    作中に登

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    2025年04月28日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    1985年今から40年前に起きた豊田商事会長刺殺事件。何も加工されずに放映されたニュースは高校生だった私はあまりにもセンセーショナルで先物取引というものになぜ多くの人が溺れてしまったのかその時は分からなかった。この豊田商事事件をモチーフにしたストーリーは当時を学ぶとともに月村了衛の描くテンポと臨場感にあふれるストーリーにひき込まれました。

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    2025年04月27日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ネタバレ

    チェチェンの事はどこまで本当なのかはわからないですが、チェチェンに限らず独裁的な脳筋どもが支配しているところでの女性や身体の弱い人間に対する扱いは常軌を逸しているのだろうと推測する。

    テロリスト達の最終目的が全然わからず、ページを捲る毎に疾走感が増すような感じでどんどん読んでしまった。エンタメ小説としてとても面白かった。

    ただ、日菜子さんウザい。
    大事なものを不用意な一言によってズタズタにされた相手に向かって、やった本人でも無い第三者が「許してほしい」て、何様だ。 謝る事で気持ちよくなりたいだけの偽善者か。 

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    2025年04月07日
  • 半暮刻 【無料お試し版】

    購入済み

    グレーゾーンのお話

    法の隙間を縫うようなグレーゾーンに蠢く半グレたちのお話である。作家月村了衛の作品は「土漠の花」や「機龍警察」で読んでいたが、この作品は立場を変えて圧巻側に立っている。正義の味方の話ではないから、読んでいてあまり良い気分にはなれないが、それでもなかなかの迫力で描きだされている。

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    2025年04月05日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    機龍警察の月村了衛さんが描く、詐欺師の世界。豊田商事事件を出発点に、現実世界で起こった事件を織り交ぜながら、虚構のストーリーが進む。詐欺師の天性(?)を発揮してのし上がっていく主人公であるが、内面は家族の幸せのみを願っている。パートナーの裏切りやヤクザの脅しにも屈せず、次々と直面する困難を、むしろ大きな相手と仕掛けを実行して乗り切っていく。相手を騙すのが詐欺師だが、その前に、自分を騙すことができなければいけない。最後のセリフには、完全にそのことが実行できていて恐ろしい。

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    2025年03月09日
  • 白日

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    派閥争いの中で苦悩するサラリーマンが主人公だ。
    教育事業に取りんでいる出版社で、新規プロジェクトの立ち上げの最中に起こる事件…社長派と専務派の主権争いの中で、人事部がゲシュタポのように監視の目を光らせ探りを入れてくる。部下からもどうするんですか!と突き上げが続き…あらゆる苦難が中間管理職の身に襲いかかる。どうしても僕の好みはこんな感じの小説が多いなあ。

    無責任を貫いても平気でいられたらいいのだろうが、真面目な小心者はそうはいかない。トラブルを解決するために、正面から立ち向かい、ボディーブローをまともに受け、荒波の中で呼吸困難になり、精神が蝕まれていく…ところどころサラリーマン第一線で仕事をし

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    2025年03月07日
  • 脱北航路

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    北朝鮮からの亡命を決意した軍人達と、彼らの亡命を阻止しようとする共和国側軍人との戦いが始まった。
    その戦いに巻き込まれた形で拉致された日本人女性をいわば餌にして脱北を試みる軍人達の運命は如何に。

    読みどころはやはり潜水艦同士が争う水中戦と、対敵艦隊との冷静な心理戦。読み進むにつれハラハラさせられた。
    潜水艦の知識は皆無に等しかったけど、想像力を掻き立てられるストーリーと描写にはいつもの月村作品並みに面白い。
    後半はウルっとさせられる場面もありで、つい目頭が熱くなった。

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    2025年03月06日