あらすじ
おんぼろアパート「朧荘」に住む女子大生夏芽と、同じアパートに住む頭脳明晰でミステリアスな老人鳴滝の凸凹コンビが、街の難事件を鮮やかに解決する! 謎の老人鳴滝の正体とは一体――。
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すっごく面白かった!!
4編からなる連作短編集(1つだけ中編サイズ)
こういった作りの作品の中では今まで読んだ中で1番完成度が高いように思う。
世間を忍ぶ元警視総監が謎を解くのも面白いのだけれど、それよりもバディを組む夏芽とその他の主要人物全員に濃すぎない個性があり、バランス良く調和しているのでほんわかと暖かい気持ちにさせてくれるところが素晴らしい。
月村氏の作品でクスクス笑うものなんて今までなかったと思うが、まさかこんなものも書けるなんて医者と教師以外で初めて『先生』と言いたくなってしまった。
新たな新境地を開いた作品のように思う。
それにしても最後の終わり方はまるで朧のよう、、、
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闇社会や陰のある人間をシリアスに描く作品が多い著者だが、本書はコメディー要素が強い。夏芽や鳴滝、剛田らの砕けた言動が微笑ましく、フェードアウトしてゆくラストシーンも朧げ満点。月村了衛先生の笑いのセンス、文才に敬嘆。
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月村さんの引き出しの多さには驚かされる。コミカルな推理小説?人情噺?ホロリとさせられた。「人生も、どんな物語も、終わりよければすべてよしというわけだ…それにね…」総監がなんて言ったか気になる。「世界が悲惨であること、それは真実ではありますが、真実が一つとは限りません。社会には希望がある。そして、それは人の生きる力になっている」ニヒリズムに陥いることなく。
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女子大生夏芽の一年間の冒険譚というと作品のイメージがガラリと変わってしまいそうだが、最後まで読み切るとこの作品の主人公は間違いなく夏芽であり、その役割を真っ当している。作中、全てのキャラクター造形が際立っており、親友の紬以外はバックボーン含めて想像できる様な描き方がされている。それぞれの登場人物達は皆魅力的で、謎の老人である鳴滝も、彼の知人である剛田も、夏芽の大学の教授である榊も、まるで彼らが登場する作品を過去にみてきたかの様に生き生きとしている。
一点残念な部分があり、表紙に夏芽と鳴滝の姿が描かれている点で、時に鳴滝についてはミステリアスな要素を残しながら、読者に人物を想像させて欲しかった。イメージとかけ離れているわけでは無いが、夏芽含めて少しだけ、想像のビジュアルとギャップがあるのは残念な要素だ。
大きく四つの章から構成されており、一つ目、二つ目は世界観の共有、3つ目が最大の事件、ラストが大団円の構成になっている。どの章も面白いが、最終的な物語の締め方は、何故この作品が「おぼろ迷宮」であるのかを充分に表現しており、夏芽が迷い込んだ不思議な数々の出来事や出会いが、ノスタルジックな描写で霞んでいく、飲み込まれていくイメージの作品だ。
鳴滝という謎の老人が、ぼろぼろのアパートで生活しながらも、時に鋭い洞察や判断、時に夏芽と甘いもの談義を交わす和やかさと魅力的で、正体等もっとぼかして欲しかったなあ、と思う反面、第三章は正体がわかったからこその物語であり、難しいところだ。鳴滝がシリーズ化しながら他にも沢山の人が増えていき、実はあの人物がこうだみたいに派生していく事ができそうな、世界観が広い作品に思う。
それぞれの事件自体が重苦しいものではなく、「謎」について最大にフォーカスされているので比較的軽めに読む事ができるし、徐々に打ち解ける夏芽と鳴滝のやりとり、食レポは個人的にとても楽しかった。
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「虚の伽藍」で著者の存在を知り、本作はまったく違った雰囲気を醸し出しているので手に取ってみました。
表紙からして昭和感が漂っていますが、作風もまた、どこか懐かしい昭和の空気感があります。舞台は現代(令和)なのに、アパートや地名など、そこかしこに“朧”という漢字が登場するせいでしょうか。全体にノスタルジックでレトロな雰囲気が流れているのです。
(「乱歩と千畝」を読んだ流れで本作を読んだせいか、余計にそのレトロ感を強く感じました。)
それにしても、思いっきり人情モノに振ってきましたね。笑
しかも、読み心地はとてもライト。
月村了衛さんは重めのテイストを描く作家だと思っていたので、そのギャップにやられました。
「おぼろ迷宮」を読んで感じたのは、「人は人に生かされているんだな」ということです。
ITやAIといったテクノロジーをどう使いこなし、いかに効率よく働くかが求められる毎日ですが、それだけじゃないよなぁ、と思うのです。
ちょっとした効率の悪さ(手間)が、楽しみや苦しみを生み出し、人との関わりを広げてくれることもある。
女子大生・夏芽と老人・鳴滝が事件を解決していく様子を眺めていると、そんなことをしみじみ思わされました。
そんな中で、私が好きなシーンは“プリンの食べ歩き”の場面です。
謎解きの最中、夏芽と鳴滝が洋菓子店を回りながら人探しをする――という名目で、ひたすらプリンを食べ続けるシーンがかなりのボリュームで描かれています。
目的はあくまで聞き込みなのに、いつの間にかプリンが主役に。笑
途中で「プリンを食べなくてもいいのでは?」と気づくも、うんざりしながらもプリンを食べ続ける二人の姿が想像できて、思わず笑ってしまいました。
そして、本作で特に印象的だったのは、罪の償い方がちょっと変わっている点です。
罪を犯した人が、法律ではなく“別の方法”で償っていくのです。
今の時代、世の中はあまりにも世知辛い。
本作のような結末は、現実ではありえないのかもしれません。
でも、せめて物語の中だけでも、こういう償い方があってもいいじゃないかと思うのです。
“正しさ”とは、置かれた立場や、それを判断する人の視点によって、いかようにも変わってくる。
だからこそ、“正しさ”って、ひとつじゃないんじゃないかな……そんな余韻を残す作品でした。
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C市C大に通う三輪夏芽がいつもの和菓子屋にバイトに行くと、バイトは他にいる、帰ってくれといつもと違う人に店長と名乗られ追い出される。訳が分からず翌日また訪れると、昨日どうして来なかったの?大変だったんだよといつもの店長に言われ、ますます訳が分からなくなる。防音などないおんぼろアパートに住んでいるため、友人への通話を隣に住む鳴滝老人にきかれ、なんと彼は鮮やかに謎解きをする。そして、どうやらこの老人、こんなアパートに住みながら権力を有する人のよう?そしてダンディーでスイーツ好き?謎。
日常の謎系のほんわかとした雰囲気でお話が進み、主人公の夏芽も少し抜けているような性格。鋭い謎解きは老人担当だけどのんびり調です。ブラインドで読んだら100%作者を当てられない本でした。月村了衛好きは逆に読んだ方がいいのでは...?
ルビはないけど読みたがれば小学生でも大丈夫。基本は中学校以上。
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第1話と第2話の短編は✡5、第3話と第4話は✡4
日常ミステリーとしては高いレベル
元警視総監と大学助教授と大学生の主人公とのやりとりは秀逸
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今までの骨太な社会派ミステリーとはガラリと雰囲気が違って少々戸惑ってしまったほど。
軽快で面白さもあり、キャラも際立っていて楽しめた。
おんぼろアパートの「朧荘」に住む女子大生夏芽と隣りに住む老人・鳴滝が、身近に起こる不思議な事件を解決していく。
先ずは、夏芽がバイト先で不可解な出来事を遭遇したことをアパートから友人に電話で喋っていたところ、それが隣りの老人に筒抜けで…
翌日、散歩中に老人に誘われて洋菓子店『プリムローズ』でケーキを食べながら、不可解な出来事を詳しく話すことになり…
この鳴滝老人が不思議で、謎の人脈があるのか瞬く間にサクッと解決してしまうという。
2話から振り込め詐欺かと思いきや…これは犯罪なのかと考えてしまう事件で、いつものようにケーキを食すのもあり。
ここから榊准教授と剛田が登場。
3話は、少し複雑になり榊准教授もちょっと関係ある事だったり…警察内部の隠された闇を知ることに。
剛田の正体もわかったと同時にもちろん鳴滝老人が何者だったのかもわかる。
ケーキじゃなくてプリンの食べ歩きはキツいだろうなと思うところもあったりと、けっして暗くはならない結果となる。
4話は、「朧荘」の最後かと思うくらいに纏まり盛り上がる。
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大学生の夏芽は、バイト先で不可解な謎に出くわしてしまう。その謎を解き明かしてくれたのは隣に住む謎の老人・鳴滝。やがて夏芽は鳴滝と共に、スイーツ食べ歩き……ではなく、さまざまな謎を解明することになる。緩やかな読み心地の日常の謎ミステリです。
些細ではあるけれどなんとも不可思議な謎、そして謎めいた鳴滝の正体は案外早く判明します。本命のストーリーは第三話「最大の事件」であるはずなのですが。何故でしょう、本筋とは別の部分がやたらと面白くてたまらない……特にプリンとの死闘が……(笑)。もうね、本人たち大真面目でなかなか大変なはずなのに、プリンが食べたくなってしまって困りました。他のスイーツやお料理も美味しそうで、それもまた気になってたまりません。
「最大の事件」にしてもスリリングではあるけれど、案外殺伐とした雰囲気はなく、解決もどこかしら穏やかな印象です。キャラクターも魅力的で良いなあ。ユーモラスでほっこりと読める一冊です。
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月村了衛さん初読み。題名と表紙と帯から、昭和の佇まいを残すアパート「朧荘」を舞台に女子大生と正体不明の老人が織りなすちょっと不思議なファンタジーかと思ったら、おもいっきりミステリだった。しかもちょっとコメディタッチ&食レポを含む。最後の数行は題名にそった感じなのだが、無理やり付け加えたようで、なんかもやっとする終わり方。夏芽は大学3年生に進級が決まり、朧荘の存続も決まった。そして最後の語りを考えると続編があるのかなぁという感じでした。榊先生と剛田刑事のその後も気になるし。
Posted by ブクログ
オンボロアパート朧荘に住む女子大生、その隣人の元警視総監の老人、現職の刑事、水戸黄門と頼りない助さん角さんの様な3人が事件?を解決する短編。著者はノワール物や機龍警察シリーズのようなハードなストーリーは勿論、ガンルージュや本作のようなコメディタッチの物語も上手い。
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初めての一冊、ライト風に見せて・・・中途半端
コメディっぽい空気感は好感が持て、掴みの事件
も赤毛組合を思い出す一冊で、その後の女子大生
と老人の関係構築もテンポよかったのだが・・・
4話あるうちの3話をラストに持ってくると締り
があって良かったかも、ラストの朧荘最後の日は
2番目ぐらいに処理してしまえばよかったのに
(個人の感想です)
Posted by ブクログ
おんぼろアパート『朧荘』に住む女子大生夏芽は、まるで異次元に迷い込んだかのような不可解な出来事に遭遇する。〈謎〉を解決するのは、隣に住む正体不明の老人、鳴滝。尋常ならざる人脈と驚異の推理力を駆使する彼は一体何者なのか。街にはびこる不可思議な事件の謎を、凸凹コンビがスイーツを食べつつ華麗に解決!。続編出ないかなぁ。
Posted by ブクログ
真相が分かったのに焦らす鳴滝さんが感じ悪くて好きになれないと思ってしまいましたが、三話での律儀にプリンを食べまくる姿に笑っちゃいました。
このプリン地獄、わりとページ数取ってるし月村さんのおすすめシーンなのかも。
正体も隠し通すと思いきや呆気なく夏芽に教えてくれるし(これは剛田刑事が悪いのか)読み終わる頃にはまたこのコンビの活躍が見たくなりました。
Posted by ブクログ
なんというか…つまらなくはないけど、飛び抜けて面白くも深くもない。
おじいさんが、昔の伝手を使ってひょいひょいと解決してしまうから、物足りない感じ。
警察の裏金の伝票の話はよく小説になっているから、目新しくもない。最後だけ、謎めいている。
Posted by ブクログ
昭和の香りのするアパート「朧荘」に住む女子大生・夏芽はある日バイトに行くと、店主を名乗る見たことのない男に追い返されてしまう。翌日はいつも通りの店主に昨日はなぜ来なかったのかと責められてしまう。友人に電話で相談したのを聞かれ、隣人の鳴滝老人に経緯を話すことに…。この出会いをきっかけに夏芽は鳴滝とともに次々と事件に関わっていく。
第二の事件は亡くなったはずの息子に毎月送金している花井玉代という老婦人の謎。第三の事件は孤独死した女性の部屋から見つかった、ある警察署内での盗難事件の捜査資料の謎。最後の事件は朧荘から退去勧告を受けた夏芽と鳴滝が50年前の写真の謎に挑む。
甘党で飄々とした鳴滝老人、同じく甘党の女子大生の夏芽。第三の事件の美味しいプリンを出す店探しはちょっと面白かった。プリンばっかりそんなに食べ続けたらそれは飽きるだろう。普通に聞き込みすればいいところを必ずプリン頼んで食べるって謎の儀式。
Posted by ブクログ
なかなか面白かったです。
なるほどと冷静になると分かるんですが読んでいる最中には気がつきません。
ただ一つクレームを付けるとすれば鳴瀧老人と剛田の正体が分かってしまった事ですね。
Posted by ブクログ
夏芽。鳴滝。元総監。甘味。プロムリーズ。
和菓子屋。オレオレ詐欺。4000万。裏金。移植。ドナー。榊。准教授。
謎解きは小粒。甘味は美味しそう。バディものとしては弱い。話も切れ味がいまいち。
Posted by ブクログ
月村了衛さんは結構好きな作家さんかも
了衛さんと言えばやはり社会派小説でしょ
だけど、本作はかる〜いタッチのミステリー
一足先にひま師匠が読んで★3の評価
(あのひま師匠が★3の評価だと!)
さらには、「了衛さん、向いてないわー」とツッコんでましたwww
そんな情報を入手してしまうと、ちょっと期待値が下がっちゃいました⤵⤵⤵
ウソです!
ちょっとではなくまあまあ下がったので、もうひとつ⤵を付けときます
けど、予約が回ってきたので読みました
ま、いつもの了衛さんに比べるとやっぱり物足りないけどそこまで残念ではなかったかなと
案外好きかも(*´ェ`*)ポッ
なのでひとつ付けてた⤵を⤴まではいかないけど、→ぐらいには訂正しておきます
Posted by ブクログ
ちょっと抜けてる女子大生と謎の老人凸凹コンビ、人の結びつきにホンワカしちゃうミステリ #おぼろ迷宮
■あらすじ
おんぼろアパートに住む女子大生の夏芽は、アルバイト先の甘味処で不可解な体験をする。店に入ると見知らぬ店員がおり、従業員である旨を伝えても追い出されてしまうのだ。しかも翌日お店に行くと、店主から何故昨日休んだのかと叱られてしまう。
思いがけず出会ったアパートの隣人、鳴滝にその出来事を相談すると、意外な事実が判明。老人にも関わらず鋭利な推理と豊富な人脈を持つ鳴滝、彼はいったい何者なのか? 女子大生の夏芽と鳴滝が、街で起こった様々な謎に挑む。
■きっと読みたくなるレビュー
楽しいミステリーすね、ずっとニヤニヤしながら読ませていただきました。
本作は女子大生夏芽の目線で物語が進行。日常の謎から始まり、警察組織にも関わる大きな事件にも巻き込まれていく。ひとりでは解決できず、アパートの隣に住む謎の老人、鳴滝とコンビを組んで様々な謎を解いていくお話です。
他にも見た目と口調がイカツい剛田や、夏芽が通う大学の美人先生、榊も絡んでくる。思いっきしキャラ小説に振り切っているから、彼らの会話や関係性が読みどころになっています。
まずは謎の老人鳴滝ですよ。このじじいが切れ者で人脈が太い。何モノなのってところが興味深いのですが… 読んでいただければすぐにわかってきますが、終盤はもはや時代劇キャラです。そして榊先生が愛せるんですよ、やっぱり鋭い女性が好みのタイプなの。
そして主人公の夏芽と剛田がおとぼけキャラで可愛いんですよ。彼らも一生懸命に事件を追っていくのですが、尋問している相手に突っ込まれてしまうというマヌケっぷり。
鋭くない行動力だけの夏芽と剛田、優秀で頭脳派の鳴滝と榊、この四人の結びつきにホンワカしちゃうんすよね~。ラストシーンは桜が目に浮かびますね、こんな優しい人たちに囲まれていたいと思いました。
○最初の事件
バイト先で夏芽が不思議な出来事に遭遇する。夏芽と鳴滝の出会いから始まりますが、やっぱり鳴滝が怪しすぎますね。謎自体はシンプルだけど、人との繋がりでいえば結構深いところを描いている。
○次なる事件
振り込め詐欺っぽい事件、しかし見聞きした情報だと何か違和感があり… 榊先生登場、なかなかの手厳しい人柄に惹かれちゃう。
この事件は本当にありうるんじゃないかな、ちょっと笑えませんね。不景気で高齢化が進む日本の現代らしい物語でした。
○最大の事件
本作メインの物語で、中編ほどの長さがある作品。昔あった事件、事故を掘り下げていくというお話ですが、詳しくは語りづらいのでぜひ読んでみてください。
四人のキャラが爆発して、めっちゃおもろい。特に推したいのは剛田ですね、無駄な熱さと空回りっぷりが笑える。そしてきっとプリンが食べたくなるでしょう。
○朧荘最後の日
朧荘が取り壊しになる?! アパートからでてきた昔の写真に、何故か榊先生と瓜二つの女性が映っており… 昔ながらのマンガみたいなラストエピソードが微笑ましい、THE大団円っぷりが好き。
■ぜっさん推しポイント
月村先生が描くコミカルなキャラ小説、楽しませていただきました。いつのもとおり登場人物を魅力的に描くのはお上手でしたね~、さすがでした。本作とは直接関係ないですが、「機龍警察シリーズ」をほとんど読んでないんですよね。もうそろそろ新刊も出そうだし、読まなきゃなー
Posted by ブクログ
うーん、こんなんも書きたかったんでしょうな〜
そりゃそうよ
参考資料盛りだくさんな重厚な社会派ミステリーばっかじゃ疲れちゃうもの
ライトでコメディタッチな日常のミステリー、でもってちょっとほろりの人情派
たまには書いてみたいでしょうよそりゃ
でも了衛さん
たぶんだけど…向いてないと思う
もっとこう振り切らないと!
もっと色々かなぐり捨てないと!
もっと雑に書かないと!
コメディに振り切れてない
向いてないわー