月村了衛のレビュー一覧

  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    大好きな警察小説アンソロジー七作品。

    どれも面白かったけど、読後感あまり良くない作品もあった。

    自分的に読んでいてワクワクした作品は、吉川英梨さんと松嶋智左さん。
    吉川英梨さんは、主人公の警察学校生でありながら筋読みが鋭過ぎて、実務教習中の指導官の評価が二分されてしまうのが面白かった。
    もっと読みたいなと思ったら、『新人女警』というタイトルで出版されていたので、こちらも読みたい。

    松嶋智左さんの作品はシリーズ化していなくて残念。
    松嶋智左さんの畫く登場人物のキャラがとても好きだな。もっと作品読みたい。

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    2026年05月20日
  • 対決

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    いや〜おもろでした。
    正直読む前は気乗りしてなかった。実際の社会問題が題材だし難しそうで。
    読み始めても最初の方は、女性なら誰もが覚えのある不快感がいっぱいでいや〜な気持ちで読んでた。

    でも菊乃と晴海の対決が始まるとページを捲る手が止まらなかった。
    立場は違うけど、2人とも私の味方だなと思えた。

    過去、嫌と言えなかったこと、曖昧に笑ってすませたこと、意思表示せず無視したこと、たくさん後悔があるけど少しずつ変えていきたいと思った。

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    2026年05月13日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    ネタバレ

    月村さんの著作は『槐』しか読んだことがないのです。けれどその面白さには度肝を抜かれて、他の作品も読みたいと常々思っていました。730頁超の分厚さにビビりながらも読み始めたら止まらない。

    実在の豊田商事事件を下敷きに、そんな詐欺会社に勤務していた元社員が次に仕掛ける詐欺という体(てい)。私はアホやから(笑)詐欺の仕組みがよくわからないことも多くて、あれこれと詐欺を思いつく人の賢さに驚くばかり。

    「国境を越えて不変であるのは人間の欲」という言葉は悲しい哉、真実なのでしょうね。主人公の家族も含め、嫌な人だらけ。好きだったのはヤクザの砂州のみ。ほかは誰も信用できません。

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    2026年05月10日
  • ガンルージュ

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    月村さん、連チャンで、バトル系や!
    元公安の超エリートのお母ちゃんと、公安が元カレの元ロックシンガーの体育教師のコンビのバトル!
    韓国特殊部隊のエリート達を壊滅させる!
    ないない!
    って思うけど、意外と面白い!
    高校事変とかも、そうやけど、あり得んと思いながらも、スキッとはするねんなぁ。

    やっつけるとこは、まぁ、あり得んけど、韓国贔屓な議員さんとか、逆に嫌いな議さんとかは、いてるし、その辺を調味料に入れると「ほんまに裏では、こんな事あるんちゃうの?」って思って…
     しまわんか…(−_−;)

    金大中事件をモデルにしてるみたいで、韓国の有力者が、日本にお忍びで隠れてたのを違う韓国の勢力が拉致す

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    2026年05月01日
  • 対決

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    テレビドラマ原作とのことで手に取った。明らかにしてほしいと思いつつ神林のためには明らかにならないほうがいいのかともどかしく思いながら読み進めた。読後感の良い結末だった。ドラマも見たい。

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    2026年04月30日
  • 地上の楽園

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    フィクションの体を取った陰謀論は嫌いだけど、これはなかなか読み応えがあった。
    好き嫌いは別として力作であることは間違いない

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    2026年04月24日
  • 虚の伽藍

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    第二部の総貫首選のくだりは、状況がいろいろ変わっていき、ハラハラしながら読んだ。

    バブル時期前後の話だから、今ではだいぶ違うんだろうけど、実際の本願寺派とかもこんな感じだったのかなぁ。
    昨年の高校生直木賞に選ばれたみたいだけど、今の高校生、こういう作品読んでる事に驚いたw

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    2026年04月18日
  • 対決

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    NHKBSで1話を見て、面白そうだなと思い、
    買った本。
    5話まであるようだが、早く中味を知りたかった。
    面白かったけど、少しくどかった。
    テレビで見る方が面白いかも?

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    2026年04月15日
  • 普通の底

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    「普通」を目指して努力を惜しまなかった。
    際立つこと、目立つことを避けながらも、「普通」を維持するための努力は凄まじいほどであった。
    ・・・はずが・・・、
    彼の人生の終着点は・・・・・、

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    2026年04月07日
  • 機龍警察 白骨街道

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    おわり?
    完結?してないよね!
    7弾あるかな? 
    まだ敵が分からないし、サイードきたもんな。
    關剣平にはびっくり、さらに面白くなってきたー!緑とライザが一緒にご飯でも食べるとこ見たいし、まだまだ姿の過去を知りたいし、オズノフもようやく慕われるようになったのに。お願いします月村さん!

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    2026年04月03日
  • 対決

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    4月5日(日)からNHK-BSでドラマ化予定とのことで読んでみた。

    2人の女性が主人公。
    一人は医大入試女子差別疑惑に切り込む新聞記者・檜葉(ひば)菊乃。
    もう一人はその事実を隠蔽する医大の理事・神林晴海。
    それぞれを松本若菜、鈴木保奈美が演じる予定のようだ。

    二人とも男性優位の社会で、パワハラ、セクハラなど無数の理不尽に直面してきて、今の場所までたどり着いてきた。そんな共通点のある二人が、片や真実を追求する攻めの立場、もう一人は組織を守らなければならない守りの立場、それぞれの信念がぶつかり合うりタイトルの『対決』というのは、この二人が対峙するところから。敵対するシーンはちょっと手に汗握る

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    2026年04月02日
  • 地上の楽園

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    興味深いし、月村了衛だから読み進むのに苦はないのだが、、、フィクションとは思えず、読んでいると辛くなってしまい半分と少し読んでやめた。つまりとてもリアルに胸に迫るということ。
    労働力の欲しかった北が望郷の想いを踏みにじり、過酷な生活を強いて結果命がけで脱北した人も多数いたわけで、、、、。同情を禁じ得ない。こんな気持ちで途中でやめた本は初めてだ。

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    2026年03月30日
  • 対決

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    医大入試における女子受験生の一律減点という問題で、大学側の名誉を守ろうとする女性理事と隠蔽を暴こうとする女性新聞記者が対峙する。

    二人は、いずれも男性優位の職場で理不尽な思いを耐え続けてきた女性。

    女性理事は、大学の事務局職員として実績を上げ、理事に抜擢されたが、男性理事らから疎まれ、一律減点問題の専任理事に任命され、新聞社の取材に対して矢面に立たされる。

    女性新聞記者は、支局時代にスクープを出しながら妊娠、出産で、仕事を中断せざるを得なかったところへ、パートナーからDVを受け離婚。
    めげずに頑張り、本社の社会部に抜擢されるも、職場で、女性差別や蔑視を受けていた。

    医大入試における女子

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    2026年03月22日
  • 地上の楽園

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    すごい本!重くてつらい北朝鮮帰国事業をあえて赤裸々に描いたとても苦しい本だった。現実は、もっと酷かったと思うが、それ以上は表現できなかったであろう事は、想像できる。一方で、実名の議員、団体、本などを著すことは、さぞ勇気のいる事である。ニュースなどで聞いていたものの、こんなにひどいとは、、。一党独裁は、怖い。

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    2026年03月14日
  • 対決

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    月村了衛、『対決』。
    ドラマ化されるということで、月村了衛作品、初読み。

    統和医大での裏口入学事件を取材していた、日邦新聞社会部記者・檜葉菊乃は、統和医大の入試で、女子学生の点数が一律減点されているという疑惑を耳にする。
    秘密裏に取材を進める菊乃は、キーマンとして、統和医大・常任理事・神林晴海に辿り着く。
    そんな中、菊乃のひとり娘・麻衣子は、国公立大学医学部を目指し、勉強していた…

    東京医科大学の事件がモチーフとなっている。

    男性優位の職場で女性差別を受けながらも出世してきた2人の女性の対決。
    同じように、差別と戦ってきた姿勢に尊重し合いながらも、互いの立場や信念の為に向き合う2人の『対

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    2026年03月13日
  • 対決

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    この作品は2018年に起きた東京医科大の入試不正問題を機に入試での女子差別がモデルになっているという。そういえば当時、ニュースで目にした記憶はたしかにありそれなりのインパクトのある出来事であったと思う。女性への差別に鋭く切り込んだ社会派小説であり、また「対決」する2人の一方は医大受験を控える娘を抱えるシングルマザーの社会部新聞記者、そしてもう一方は私立医大の事務局から異例の抜擢で理事にまで昇進した女性、それぞれ過去に多くの不条理やパワハラ、セクハラを数多く経験してきている。その2人が主人公でありそれぞれ守らなければいけない立場をかけて「対決」する訳だが、物語の進行には常に女性蔑視、差別に対する

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    2026年03月11日
  • 警官の標 警察小説アンソロジー

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    7人の作家さんによる警察短編集。
    それぞれの作家さんが趣向を凝らした個性を感じさせる作品。
    初読みの作家さんが5人もいたのでどんなテイストなのかなと楽しく読めた。
    実務修習生の視点と指導係の視点を描いた吉川氏の作品と、初めて上司となった警部補の視点で描いた松嶋氏の作品が特に印象に残った。

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    2026年03月10日
  • 普通の底

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    ネタバレ

    「普通」とは?で思い浮かべる『コンビニ人間』が「普通になれない苦しみ」を描いた純文学なら、『普通の底』はその普通を維持するコストさえ払えない者が、ちょっとした不運で闇に呑み込まれる「構造的社会の歪み」のレポートだ。

    根底に、親が金持ちかどうかという「親ガチャ」で人生のコースが決まっていて、二世や三世の政治家たちが自分たちに都合のいいルールを作る裏で、持たざる者は一度レールを外れれば二度と這い上がれない。努力しても報われない「蟻地獄」という今の日本のみんなが薄々疑いながら意識的にあるいは無意識的に目を逸らしている現状がある。

    主人公は決して悪人でも無能でもない。ただ「目立ちたくない」「嫌われ

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    2026年03月05日
  • 対決

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    象牙の塔の中のお話しは昔からあったけれど、今の世相を取り入れた内容でとても面白く読めました。ただ題名は「対決」ではないような気がするけど。

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    2026年03月03日
  • 機龍警察 暗黒市場 上

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    ネタバレ

    面白すぎるよユーリ・オズノフー!
    最初は、え、うそやん!どんな展開?って落ちたけど、やっぱりな!そんなわけがないよ!でも、みんな悲しい過去もってる。
    ワンピースみたいとは言わないけど、とにかく面白い!すぐ下巻へいく。

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    2026年02月26日