月村了衛のレビュー一覧
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こんどはチェチェンか!
1作目はチャイナ、2作目はアイルランド、3作目はロシアと、世界の裏社会と日本の警察が派手な戦いを繰り広げる本シリーズの最新作。
ついにチェチェンが舞台だ!もう次はアラブに行くしかあるまい。
それはさておき、本作も素晴らしい出来で満足。暴力の支配する荒廃した地からやってきた少女と、暴力を内に秘めながら克服した警察官の心のやりとりを軸に、いろいろな要素がぶち込まれた網目模様のドラマが破綻なく成立していて楽しめました。
あいかわらず装甲機兵の戦闘シーンは迫力があるけど、それすら今作では脇役っぽい。
ラストは、今後の伏線か?
それにしても......警官が死に過ぎ。 -
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ユーリの生い立ちが明らかに!
今作はロシア人の元警官であるユーリに焦点があてられています。いつも損な役回りのユーリですが、本作でもいつにも増して虐められています。メインキャストなのに。
ライザがメインだった前作ほどの華(というには暗いが)はないけど、ストーリーの面白さは増していますね。このシリーズ、作を追うごとにパワーアップしていているで楽しみです。
そういう点では、3作で3人の主人公を描き切ってしまったのに話は終わりそうもない、という今の状況、どう展開するんだろう? -
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ネタバレ自分の好きな姿、由起谷、宮近が活躍してくれたら何でもいいや状態なので今作もそこそこ楽しめた。
暗殺者からの護衛は結局失敗しかしてないのは笑う。それだけ敵が大きい存在だからか
前作の未亡旅団が面白すぎたので、今作はちょっと地味?に感じた。展開も遅いし。
暗殺者はライザとの因縁があり、当然鈴石も絡んでってこの前も似たような話してるからちょい飽きた。
表紙は相変わらず最高にカッコイイ。
これだけでもう読まなくてもいいくらい(笑)
結局本ちゃんの話は最後の方に少し動くくらい。もうちょい敵に迫ったりしないのかな。
いつまで敵にいいようにされるんだろう。 -
Posted by ブクログ
アフリカのソマリア内戦に巻き込まれた日本の自衛官たちを描いたフィクションです
実際にあった話ではありません
しかし本当に起こった出来事のようなリアルさがありました
戦争の愚かしさ、非情さ、やるせなさ、そういった悲しい出来事をハードボイルドに描いています
とてもドラマティックなストーリーです
ちょっと出来すぎていますがフィクションなので許容範囲内です
感動を狙いすぎてるなぁと感じるバトルシーンも多いのですが中年以降の男性には世代的に刺さりそうです(勝手なイメージです)
ラブロマンスは蛇足に感じました
そこはお互いプラトニックのまま愛とも尊敬とも決められない関係でお別れして欲しかったです
は?な -
Posted by ブクログ
ネタバレ機龍警察シリーズ第7作目。前作から早5年が経っている。
5年の間に、作者は様々なジャンル(ノワールぽいものが多いが)の作品を書いているが、このシリーズが一番面白いと思う。
なので、ネタ切れはしていないと感じるが、5年も空けずに書いて欲しいと思う。
一応、帯に第一部完結とある。何が第一部なのはよくわからないが。。。
完結という意味では、主要な登場人物であったファン・グループのCEOの馮志文(フォン・ジーウェン)が殺され、
由起谷警部が殉職してしまうところから一つの区切りをつけたのかもしれないが、「敵」が一体誰なのか、グループなのか、第二部に続くようだ。
今回は中国による国際的人身売買と手足 -
Posted by ブクログ
『馬鹿でもチョンでもできる』
何の知識も持たない小さい頃、何の意識もせずに普通に使っていた言葉。
これが、朝鮮人を指すと知り(江戸時代から使われている非差別説もあるので、どちらが正しいのかはわからない)、それ以降使わないようにしてきた。
でも、考えてみると、ものすごく恐ろしいことに気付く。
私は差別が嫌いだ。自分は絶対に差別をしないように生きてきたつもりだ。でも、何も知らない子どもが、平気でそんな言葉を使っていた時代がある。つまり、当たり前のように差別が横行していたということだ。
なぜ差別があるのか。
『なんやおまえ、チョーセンやないけ。』
物語はそんな強烈な言葉で始ま -
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護り、生き、活かす
誠義を貫くというのは由起谷警部補が今回見せてくれた姿勢を言うのだろう。自己犠牲とは程遠い、そして遥かに難しいことをやってのけた由起谷警視に心から敬意を表したい。何れにしても・・前作から5年、待ちくたびれました 笑。