月村了衛のレビュー一覧

  • 機龍警察 暗黒市場

    Posted by ブクログ

    極めつけの傑作だった。

    機龍警察シリーズ、最初から凡百の小説とは
    一線を画す面白さだったけど、
    シリーズを重ねるごとにレベルアップしていき、
    シリーズ第三弾の本作で完全に化けたと確信した。

    ページをめくる手が止まらない。
    何人たりともこの本を読むことを妨げるな。
    久々にそう感じる作品を味わえた。

    0
    2015年05月13日
  • 機龍警察 未亡旅団

    購入済み

    こんどはチェチェンか!

    1作目はチャイナ、2作目はアイルランド、3作目はロシアと、世界の裏社会と日本の警察が派手な戦いを繰り広げる本シリーズの最新作。
    ついにチェチェンが舞台だ!もう次はアラブに行くしかあるまい。

    それはさておき、本作も素晴らしい出来で満足。暴力の支配する荒廃した地からやってきた少女と、暴力を内に秘めながら克服した警察官の心のやりとりを軸に、いろいろな要素がぶち込まれた網目模様のドラマが破綻なく成立していて楽しめました。
    あいかわらず装甲機兵の戦闘シーンは迫力があるけど、それすら今作では脇役っぽい。
    ラストは、今後の伏線か?
    それにしても......警官が死に過ぎ。

    1
    2014年05月30日
  • 機龍警察 暗黒市場

    購入済み

    ユーリの生い立ちが明らかに!

    今作はロシア人の元警官であるユーリに焦点があてられています。いつも損な役回りのユーリですが、本作でもいつにも増して虐められています。メインキャストなのに。
    ライザがメインだった前作ほどの華(というには暗いが)はないけど、ストーリーの面白さは増していますね。このシリーズ、作を追うごとにパワーアップしていているで楽しみです。
    そういう点では、3作で3人の主人公を描き切ってしまったのに話は終わりそうもない、という今の状況、どう展開するんだろう?

    0
    2013年10月05日
  • 機龍警察 漆黒社会

    Posted by ブクログ

    4.5
    ちょっと嫌だ、嘘やろ?って感じ。
    關剣平かー。
    暗黒市場での行動も頷けるし、辛すぎる。
    涙なくしては読めなかった。
    最近、涙腺が緩む本ばかり読んでるかも。
    でも、信じられないわ
    未亡旅団でも泣いたのに今回は辛すぎる………
    読んでる途中で、本当に読む手が止まった。
    衝撃が強い。第2部はいつかな。
    龍髭は相手の感情まで引き寄せてしまうのか、相手の念が強すぎたのか。
    非常に厳しい完結編だった。

    0
    2026年09月13日
  • 対決

    Posted by ブクログ

    面白かった。NHKで放送していたが、大学側の主人公役が苦手だったので、スルーしたけど、忘れたころにどこかで配信されたら見てみようかなあ・・

    0
    2026年09月13日
  • 機忍兵零牙〔新装版〕

    Posted by ブクログ

    月村了衛が2010年に発表した長編SF小説。こちらは加筆修正された新装版。非道なる支配者集団に追われる姫と若君を救うため、超絶の機忍法を操る〈伝説〉の忍びが敢然と立ち上がる。山田風太郎の忍法帖シリーズを彷彿とさせる忍者を主人公にした娯楽小説。往年のジャンプ作品や初期ラノベのような雰囲気が良かった。物凄い大河小説の中の1エピソードっぽいんだけど、これ1冊しか出ていないらしい。最初、なんで本作が百合フェア?と思ったけど納得。80~90年代に発表されていたら60分くらいのOVAが制作されたんじゃなかろうか。

    0
    2026年09月12日
  • 機龍警察〔完全版〕

    Posted by ブクログ

    警察とSFがうまくミックスされていて、難解すぎず読みやすいです。キャラクターも魅力的で、一作目感がしっかりあって続きが気になります。

    0
    2026年09月12日
  • 機龍警察 狼眼殺手

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自分の好きな姿、由起谷、宮近が活躍してくれたら何でもいいや状態なので今作もそこそこ楽しめた。

    暗殺者からの護衛は結局失敗しかしてないのは笑う。それだけ敵が大きい存在だからか
    前作の未亡旅団が面白すぎたので、今作はちょっと地味?に感じた。展開も遅いし。
    暗殺者はライザとの因縁があり、当然鈴石も絡んでってこの前も似たような話してるからちょい飽きた。

    表紙は相変わらず最高にカッコイイ。
    これだけでもう読まなくてもいいくらい(笑)
    結局本ちゃんの話は最後の方に少し動くくらい。もうちょい敵に迫ったりしないのかな。
    いつまで敵にいいようにされるんだろう。

    0
    2026年09月09日
  • 虚の伽藍

    Posted by ブクログ

    ・昭和後期から平成初期の社会、京都の表のお寺と裏のヤクザ、普段見えない世界が"リアリティ"を交えながらうまく描かれていた
    ・凌玄はどのように死ぬのかということを想像しながら読んだが最後は裏切られる展開で、あえて多くは語られないことで想像が掻き立てられるラストだと感じた
    ・特に第二部では人と人との間の隠された怨念やがトリガーとなって物語が進むが、行動な理由がわからないことが多少あった
    ・特に第一部と第二部の間の12年間が描かれなかったことでラストの空虚さが唐突感があり、少し納得しづらかった

    0
    2026年09月05日
  • 土漠の花

    Posted by ブクログ

    アフリカのソマリア内戦に巻き込まれた日本の自衛官たちを描いたフィクションです
    実際にあった話ではありません
    しかし本当に起こった出来事のようなリアルさがありました

    戦争の愚かしさ、非情さ、やるせなさ、そういった悲しい出来事をハードボイルドに描いています
    とてもドラマティックなストーリーです
    ちょっと出来すぎていますがフィクションなので許容範囲内です
    感動を狙いすぎてるなぁと感じるバトルシーンも多いのですが中年以降の男性には世代的に刺さりそうです(勝手なイメージです)
    ラブロマンスは蛇足に感じました
    そこはお互いプラトニックのまま愛とも尊敬とも決められない関係でお別れして欲しかったです
    は?な

    0
    2026年09月03日
  • 機龍警察 漆黒社会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    機龍警察シリーズ第7作目。前作から早5年が経っている。

    5年の間に、作者は様々なジャンル(ノワールぽいものが多いが)の作品を書いているが、このシリーズが一番面白いと思う。
    なので、ネタ切れはしていないと感じるが、5年も空けずに書いて欲しいと思う。
    一応、帯に第一部完結とある。何が第一部なのはよくわからないが。。。

    完結という意味では、主要な登場人物であったファン・グループのCEOの馮志文(フォン・ジーウェン)が殺され、
    由起谷警部が殉職してしまうところから一つの区切りをつけたのかもしれないが、「敵」が一体誰なのか、グループなのか、第二部に続くようだ。

    今回は中国による国際的人身売買と手足

    0
    2026年08月30日
  • 普通の底

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    闇バイト強盗殺人事件を起こした実行犯の手記風小説。

    相変わらず現代社会の問題を提起するのがうまいなあ。
    いろいろ取材はしていると思われるほど詳細がリアルな感じです。
    自分はツイていない、自分は普通であると思うほど落とし穴にはまるということか。
    自分の人生と比較しても選択の一つ一つが紙一重な感じがして怖くなりました。

    0
    2026年08月29日
  • 地上の楽園

    Posted by ブクログ

    『馬鹿でもチョンでもできる』

     何の知識も持たない小さい頃、何の意識もせずに普通に使っていた言葉。
     これが、朝鮮人を指すと知り(江戸時代から使われている非差別説もあるので、どちらが正しいのかはわからない)、それ以降使わないようにしてきた。

     でも、考えてみると、ものすごく恐ろしいことに気付く。

     私は差別が嫌いだ。自分は絶対に差別をしないように生きてきたつもりだ。でも、何も知らない子どもが、平気でそんな言葉を使っていた時代がある。つまり、当たり前のように差別が横行していたということだ。

     なぜ差別があるのか。

    『なんやおまえ、チョーセンやないけ。』

     物語はそんな強烈な言葉で始ま

    0
    2026年08月28日
  • 土漠の花(6)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    銃弾なくなり、敵から奪わないといけなくなる。

    合気道 二人取り。

    相手、銃剣。

    アクション、迫力ある。

    悪夢の終わりに必ず見る、あの花。

    度漠では夜明けを待つ勇気ある者だけが明日を迎える。

    →絵は上手い。
    アクションはいいが、内容がもっとほしかったところ。

    0
    2026年08月27日
  • 機龍警察 漆黒社会

    kou

    ネタバレ 購入済み

    護り、生き、活かす

    誠義を貫くというのは由起谷警部補が今回見せてくれた姿勢を言うのだろう。自己犠牲とは程遠い、そして遥かに難しいことをやってのけた由起谷警視に心から敬意を表したい。何れにしても・・前作から5年、待ちくたびれました 笑。

    0
    2026年08月25日
  • 非弁護人

    Posted by ブクログ

    友人が貸してくれた
    「おもしろいよ、怖いけど」と言って

    〈法曹界から追放された元特捜検事が、マイノリティから搾取する冷酷無比の犯罪者と対決。白熱のリーガルサスペンス!〉

    かなり凄惨な場面もあったがぐいぐい引き込まれて読んだ

    裏社会
    それよりおそろしい表の奥の闇

    社会から追い落とされてしまった人たち

    〈無関心という邪悪。偏見という腐敗。不寛容という毒心〉

    ため息をつきながら文庫本を閉じた

    ≪ 裏表 弁護も届かぬ 地の底は ≫

    0
    2026年08月25日
  • 機龍警察 漆黒社会

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「彼」の凄惨な最期に、読み終わって数日経つのにショックが抜けない……。そして現実がどんどん本作に追いついているようできつい。

    0
    2026年08月21日
  • 機龍警察 暗黒市場

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    姿、ライザ、そして今作はユーリがメインのストーリー。
    3人の話が終わったからこれでやっと準備完了って感じ。
    ロシア人の設定やけどもなんか日本人っぽいイメージ、3人の中で1番生真面目で傭兵っぽくないからなのかも。
    今作は潜入捜査もので、展開はオーソドックス。潜入、ユーリの過去、ここまでの経緯、そして摘発。
    流れがわかりやすいから、そんなにワクワクもしなかった。
    ちょうど今新作が発売されてついに第1部完、そしてめちゃくちゃ面白いって話題になってる。今から楽しみ〜
    次はどうなるんだろう、チームの他のメンバーがメインになるのかな。

    0
    2026年08月20日
  • 脱北航路

    Posted by ブクログ

    昭和40年日本海に面した海辺の小さな町で生まれた
    ”自分じゃなくて良かった 自分の身内じゃなくて良かった” こんなはしたない事だけは決して決して思うまい
    たまたま自分じゃなかった 
    朝鮮に連れ去られた人達がまだ沢山帰れてない事は決して忘れない
    無力な自分は何も出来ない でも忘れない

    0
    2026年08月19日
  • 地上の楽園

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ただただ、こんな実名を出していいのという、まずは驚き。あくまで、小説ではあるが、初めて知る事が多く、最後まで一気読みさせられた

    0
    2026年08月18日