月村了衛のレビュー一覧
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ネタバレSF警察小説。頻出する軍事用語、兵器、警察の符丁、ロボ。好きな人には堪らん世界観。
登場人物が多いので、二三人で読んで貰えたら嬉しい。妄想だけど兄者メインのツーブロさんにやって欲しい。好きでしょ〜?ねぇ?
ライザとミドリの関係性がドラマチックで良き。
ドラグーンの名前が厨二心を熱くする。
事件発生場所がことごとく身近で、明日行ったら弾痕とかドラグーンの戦闘跡とかあるんかなとか考えてしまった。
内容としては正体の見えない敵との開戦くらい。フーグオとスガタの因縁はも少し根深かいのかと思ってたのですこーし物足りなかった。
今後もっと壮大なスケールになるのだろうか。
フクダイクミさんのマンガも読 -
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月村了衛『非弁護人』徳間文庫。
読み応えのある異色のリーガル・サスペンス。月村了衛がリーガル・サスペンスを料理すれば全く違う味の作品に仕上がるようだ。
但し、全体的に粗さが目に付き、色々と注文はあるものの、設定と大筋のストーリーは面白い。
主人公の宗光彬は元特捜検事で、検察の組織的な腐敗の構造に飲み込まれ、無実の罪で収監され、法曹会を追放された過去を持つのだ。当然、宗光には弁護士の資格は無いのだが、闇で高度な法律案件の解決を請け負うことから『非弁護人』と呼ばれていた。
ある時、宗光彬が立ち寄ったパキスタン料理店のパキスタン人少年のマリクから急に居なくなった韓国人の級友の少女を捜して欲 -
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ネタバレ冒頭はいつもの「機龍警察」シリーズらしく、派手派手しい戦闘シーンで幕を開けます。戦闘の主役は、紛争地帯チェチェンから日本に極秘入国した女だけのテロ集団「黒い未亡人」。未成年の少女も含め自爆テロを容赦なく実行する「黒い未亡人」は、敵方ロシア寄りの日本政府に鉄槌を下すためテロを実行すると考えられていたが、その裏にはもう一つの情念に満ちた復讐劇があった。特捜部の城木は、政治家である兄の不審な動きに気づき、その動きを追うが・・・。
本を閉じたとき、鴨が強烈に感じたのは、「純粋な善意の”暴力性”」です。
多くの人を不幸にする悪であるテロリズムを容認する気持ちはさらさらありませんが、でも、テロリストには -
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ネタバレ月村了衛といえば『槐』のアドレナリン全開のイメージが強烈だったので、アクションシーン皆無の本作には乗れそうで乗れないまま、それでもなりゆきが気になって終盤まで引きずり込まれました。
出版社の教育部門局長の息子の死亡は事故か自殺か。それが出版社の新規一大プロジェクトの行方に関わるとはどういうことなのか。
中学生の自殺がほぼ確定となり、その理由が「大人の事情」によって秘匿される。人として恥ずかしくない行動、自分の子どもに誇れる行動をしようと覚悟を決めた主人公。だからこそのこの結果に現実の社会でもなればいいのに。
最終章前までは☆3つだなと思っていましたが、最終章を読めば☆4つ。ゲシュタポ飴屋 -
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『コルトM1847』月村了衛
いつも、はらはらしながら読む月村作品だけど、この作品は読んでいて初めての感情が湧いてきた。
なんとも…切なじれったい!
行方不明になった恋人を一途に愛し、生きていると信じ捜し続ける主人公のお炎。
江戸っ子お炎の真っ直ぐに人を愛する女性の強さ美しさ格好良さが伝わってくる。
印象深かったのは頭に映像がはっきりと浮かび上がるほどドラマティックな場面(恋愛や戦闘、様々な場面を含め)が多かったこと。
そして、月村さんの描く戦闘場面。
玄人衆の頭、与四松の脱藩浪士や蝉麻呂との乱戦場面に、ぎゅんっと心が惹きつけられる。
闘う場面の緊張感がびんびん伝わってくるだけでなく -
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月村了衛『白日』角川文庫。
月村了衛としては、かなり異色の企業エンタメ小説。半沢直樹のような爽快感は無いが、心の中に優しい風が吹くようなリアリティ溢れる小説だった。
派閥争い、噂、隠蔽と日本企業では大小少なからず様々なことが起きる。そんな欺瞞に満ちた日本企業の中で正義、正論を貫こうとする難しさ。きっと正義、正論を貫くことを止めて、様々な欺瞞に折り合いを付けられる人間が出世するのだろう。
大手老舗出版社の千日出版で教育事業推進部の課長を務める秋吉孝輔は引きこもりや不登校対策を標榜する新時代の通信制高校を開校するプロジェクトを進めていた。大手学習塾と手を組み、IT企業と提携したこのプロジェ -
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ネタバレ班長……!!
これに尽きます。面白かった。
面白いばかり言ってられない、〈敵〉の政治圧力も怖くなります。警察組織だけでなく外務省にもとなると、沖津部長大変だ。。
ユーリが生き延びて良かったです。本当は守られていたのか……警官の先輩たちにも、ゾロトフにも。「おれが守ってやる」のクリスじゃないか…容赦ないギリギリのラインだけれど。
クワンさん何者なんだ、チャイニーズマフィアのビジネスマンにしてはスマートに協力してくる。シビアなビジネスマンなのかも?
それにしても班長……刑事でした。ユーリに刑事を辞めさせたことずっと後悔してたのかなぁ、懺悔みたいにロシアから助けに来たと思うと。。でも、ユーリの危