月村了衛のレビュー一覧

  • 機龍警察 白骨街道

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    ネタバレ

    久々の機龍警察シリーズ。もう第6弾なのか!
    今回は主人公たち3人はワンオフ機の龍機兵には乗らず、量産タイプの機甲装兵で戦う。舞台はミャンマー内の未開の地。ゲリラ暗躍、麻薬密売。ボトムズクメン篇リスペクトな感じ。

    その一方で、沖津部長らは国内の政治経済癒着腐敗に切り込む。ミャンマー軍事提供や再開発をトンネルにした莫大な金額の収賄事件を捜査していくうちにまた少し見えてくる敵の姿、その一端がまさかここにつながってくるとは!な展開。

    敵味方ともに新キャラや新しいスキルもお目見えして、いよいよ物語も中盤かなぁという感じ。早く続きが読みたいが、この質と量では大量生産ともいかないだろうから、首を長くして

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    2022年01月25日
  • 機龍警察 白骨街道

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    機龍警察シリーズの最新作。国際指名手配犯の君島がミャンマー奥地で逮捕され、紛争中のミャンマーに君島確保に向かう戦闘ターンと、日本側の政治ターンの2面で物語は進行する、どちらも独立していて2冊の小説を同時並行で読んでいるような感じ。今作もおなじみの機甲兵装(パワードスーツ的な兵器)使いの姿・ユーリ・ライザが登場、ロヒンギャ民族浄化問題というミャンマーの「裏」が余すことなく描かれる。目次が「①畜生道→②餓鬼道→③修羅道→④地獄道」となっており、戦闘が段々スケールアップしていくのもよい。

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    2022年01月20日
  • 機龍警察 白骨街道

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    シリーズものだと知らずに読んだが、太鼓判を押す面白さ。終始、ハラハラドキドキ。描写がリアル。姿、ユーリ、ライザ3人の頑健な肉体に優れた直感力、瀬戸際での運の良さに舌を巻いた。続編望む。

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    2022年01月03日
  • 機龍警察 白骨街道

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     今回の舞台はミャンマー。国産機甲兵装の秘密を握るという国外逃亡犯の引き渡しを受けるため、「官邸」の意向を受けた特捜部の姿ら三人が現地に向かう。いかにも裏がありそうな設定。で、たしかに裏があるのだが、<龍機兵>はおろか一切の武器も持たぬまま、彼らは任務を遂行しなければならない。
    太平洋戦争において「インパール作戦」が行われたこの地で、彼ら死体と、いや白骨と化すのか…

     今回は<龍機兵>は登場しないが、他の機甲兵装は登場し、戦闘シーンもある。そして遂に<敵>の一部、しかもそれなりに上の方が明らかになる。その人物とは、××の※△■だったりする。

     いつものことだが、読んでいて引き込まれる。一気

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    2022年01月02日
  • 暗鬼夜行

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    中学校代表に選ばれた読書感想文の盗作疑惑を巡るサスペンス。冒頭、たくさんの固有名詞に難儀したが、中盤からは一気に引き込まれ、終盤の緊迫感に時間を忘れた。中学生女子の歪んだ自意識、SNSが悪意を拡大させ、教育現場の矛盾、学校統廃合・・・・「山月記」がシンクロして不気味さを増す。

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    2021年12月26日
  • 機龍警察 白骨街道

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    逆ロッキードのようなミャンマーと日本の国際的贈収賄事件に特捜部が切り込む。丸腰で紛争地帯に放り込まれた突入班だが、ライザの大活劇と現地で手に入れた機甲兵装バトルで窮地を脱する。龍機兵は登場しないが、スピード感ある展開と息をのむアクションが相まって面白さは損なわれない。新しいメンバーも加入、今後も目が離せないシリーズ!

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    2021年12月12日
  • 機龍警察 白骨街道

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    物語の展開がエグかった。
    日本でもミャンマーでもきな臭いじゃ済まされないような展開が起きている。

    ミャンマー組の3人はわかりやすい悲惨な状況に追い込まれ、日本では追い詰めたはずの敵の掌で踊らされてたことになり。

    今回は城木さん、クワン、そして新キャラがキーでした

    2021.12.12
    167

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    2021年12月12日
  • 機龍警察 白骨街道

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    待望のシリーズ最新作。読みながら「すげ〜」と呟いてしまった。白骨街道とはただの固有名詞以外の意味もあったんだなと感じた。物語は国内編と海外編にわけて進むのだがどちらもさまざまな情念が渦巻いており圧迫感がすごかった。作者がすごいなと思うのは登場人物のセリフや思考以外の描写に無駄がない点だと思う。お陰で頭の中でイメージしやすく臨場感を持って読むことができた。ただ2作続けて龍機兵が出ないとは。ドラグーンロスが半端ない。

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    2021年12月11日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    ネタバレ

    「運命なんてただの影だ。臆病者だけがそれを見るんだ」
    「まっすぐに生きろよ。何があってもまっすぐにだ」


    記念すべき100冊目の感想として書きたかったため、買った後読まずに少し溜めました。

    対ではなく、相似していることに熱さを感じました。

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    2021年11月22日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    オズロフの背負う過去の清算が機甲兵同士の闘いを通して行われる下巻。
    メカバトルとしての面白さだけでなく、登場人物の造詣の深さ、現実でもあり得そうな複雑な国対国のパワーバランスも堪能できた。

    今回も最終的に龍騎兵3機とも活躍が見れたのも良かった。

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    2021年10月27日
  • 機龍警察 暗黒市場 上

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    このシリーズの面白味は、各キャラクターのバックグラウンドの深さだと思う。
    本作上巻では、囮捜査として潜入するユーリの日本に来るまでの経緯が語られる。
    早く本筋(囮捜査)に戻れ、と思いながら読んでいたが、この生い立ちがユーリの今のキャラクターをより際立たせる要素なんだと気づき、じっくり読み進めた。

    ユーリの今を楽しむ準備は出来た。下巻の展開が楽しみだ。

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    2021年10月13日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    良い、実に良い。ラードナー警部の抱える闇。闇から解放させてくれるもの。単なるエゴイズムからにじみ出たニヒリズムで世界を壊そうとするテロリストとの対峙。やはり機龍警察は最高だなー

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    2021年10月03日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    キモノ戦こそ無いものの、相変わらず骨太なストーリー構成で満足度の高い一冊。緑とライザの心理描写パートで9割くらい相手のこと考えてるし、展開がそれを超えてきて更にびっくり……。あとバンシーの中で眠る緑、実質間接添い寝では???

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    2021年07月28日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    シリーズ4作目にして一番好きかも。食い入るように一気読み。由起谷、好きだなあ。カティアの今後に想いを寄せざるを得ない。

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    2021年07月28日
  • 悪の五輪

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    月村了衛『悪の五輪』講談社文庫。

    1964年の東京オリンピックを巡り暗躍する悪党たちを描いたクライム小説。

    戦後が終わり、日本がオリンピックという世界の檜舞台に立つために国民が一丸となって、大きく変貌しようとしていた昭和の時代。そして、今。新型コロナウイルス禍の中で、国民の多くが開催に反対する中、日本政府と組織委員会とが無観客でも強行開催しようという現在の東京オリンピックとは全く状況が違うようだ。余りにも対照的な2つの東京オリンピックを対比して読むのも面白い。

    オリンピックの利権に悪党たちが群がるのは今も昔も変わらぬようだ。そして、虚しさだけの残る祭りの後……

    翌年に東京オリンピック開

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    2021年07月17日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    ネタバレ

    ・・・か・・・カッコいい・・・orz

    いやもぅ、「機龍警察」シリーズは、どれもカッコいいんですけどね。これまでの作品同様、極めて重厚で救いようのない暗さを孕みつつ、ラストシーンに見える光の眩しさ、陳腐な表現をすれば「読後感の良さ」はシリーズ随一かと。

    SFとしての評価ポイントは、新型機甲兵装「キキモラ」と<龍機兵>の対比。<龍機兵>に匹敵する運動性能を誇るキキモラを倒すために、その本質を掴んだユーリが編み出した奇策が「そう来たか!」と膝を打つ面白さ。機甲兵装同士の戦闘シーンもサービス満点の描写ぶりで、重厚なストーリー展開の中で派手なドンパチも堪能できるという、稀有なエンターテインメント作品

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    2021年06月05日
  • 東京輪舞

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    月村了衛『東京輪舞』小学館文庫。

    日本の裏面史で蠢く公安警察と数々の事件の背後を描いた警察大河ミステリー。ミステリーというよりも、昭和から平成という激動の時代の中で、誰よりも国を思い、真面目に生きた警察官の人生と叶わぬ恋を描いた長編小説であった。

    敗戦から75年を過ぎてもなおアメリカに支配され続ける日本。日本の各地に治外封建の米軍基地が幅を利かせ、日本政府はアメリカの下僕であり続ける。政治や企業の腐敗と凶悪事件の日本近代史の裏に必ず見え隠れするのはアメリカやロシア、中国といった大国の影である。

    田中角栄邸を警備していた主人公の警察官・砂田修作は公安へと異動し、時代を賑わす数々の事件と向き

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    2021年04月08日
  • コルトM1851残月

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    江戸を舞台としたガンアクションノワール!?

    昼間は廻船問屋の番頭!
    夜は江戸の闇の金融を牛耳る一味の大幹部!
    そして、コルトを相棒に組織の邪魔者を消し去るスイーパー!

    主人公の郎次は残月の異名を持ち組織での将来が約束されていた・・・

    はずが・・・

    ある殺しで暗転!?窮地に立たされる!
    味方が寝返り、誰も信じられない中、相棒のコルトだけを信じ自分の為に突き進む!

    郎次カッコいいです!

    因みに本作との出会いはラジオでした。

    それと、全然違う物語ですが何故か中村文則の『掏摸』を思い出してしまいました。

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    2021年03月22日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    政治家-オリガルヒ-マフィアによる聖なる腐敗の三位一体と、沖津が想定している<敵>、警察内部のみならず、外務省にも食い込んでいる<敵>はどうちがうんやろか、決してロシア側のことばかり言うてられないシビアな状況だぞ、これ。

    ってのと「犯罪は経済活動だ」って沖津の言葉に薄ら寒くなった。その公式が成立しちゃったら、警察には勝ち目無いじゃんか。

    でまあそれはそれとして、班長、マヂ班長!最後まで班長!!最も痩せた犬たちに敬礼を。

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    2021年01月26日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    シリーズ二作目
    ロボットに乗ってドンぱちする警察ミステリー(冒険小説)っていうシリーズもの
    一作目に比べ、回想編が好みだった

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    2021年01月25日