月村了衛のレビュー一覧

  • 土漠の花

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    激闘。
    日本の自衛隊の隊員たちが、命を守るため、命をかけて行動するお話しでした。
    隊員それぞれの背景とともに、今の行動の中の心理を読みながら追体験したような感じでした。
    元気な時におすすめします。

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    2025年10月05日
  • 土漠の花

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    海賊対策としてアフリカのソマリアに派遣されている自衛隊が事故機の回収任務に赴いたところが、現地の民族間の争いに巻き込まれ、土漠の中を敵と激しく戦闘しながら脱出、帰還する物語。
    真の戦闘訓練を受けていない日本の自衛官にこんな行動力が取れるのかという疑問はさておき、フィクションとしては途轍もなく烈しく熱い、現代おける日本人の武士道とでも言うべき作品でした。
    日本推理作家協会賞も納得です。

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    2025年09月21日
  • 虚の伽藍

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    仏教観とエンタテインメントが見事に融合して面白かった。
    登場人物が全て個性的な人物で魅力的でした。
    主人公の人心掌握術やレトリックを駆使した詭弁ともとれる交渉術などなかなか興味深いものがありました。
    次々難題が降りかかり、それをどうやって回避するのか、最後まで先が気になる展開で一気に読めます。

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    2025年09月14日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    予想できないような、どんでん返しを期待する話も悪くはない。
    しかしながら、本作のように、「クライマックスでたぶんこうなって欲しいよなあ」と思う読者の期待に、見事に応えてくれるのも素直に嬉しい。

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    2025年09月08日
  • コルトM1851残月【分冊版】 1

    購入済み

    雰囲気のある劇画調のタッチ

    雰囲気のある劇画調のタッチで緊迫した画面を作り出している。ヤクザと気質の中間、いわゆる半グレ状態の主人公の個性がくっきりと描きだされていてとてもいい。月村了衛の原作がなかなかにしっかりしているので、絵柄だけではなくストーリー展開も楽しみである。

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    2025年09月02日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    ライザの過去を丁寧に掘り下げているのが最高。このシリーズにどっぷりはまりそう。月村さんが還暦越えらしく、どこまで続けてもらえるか心配になってくるくらい気になったが、自タグ最多の佐伯さん(1942生まれで現役バリバリ)のごとく、筆を執り続けて欲しい。

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    2025年08月29日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    完全版は読んでなかったので、ここから最新作までいけたらいいな。
    めっちゃハードボイルドな感じ。
    国際犯罪なんかも絡んできて、この泥臭い感じがいいですね。
    機龍で民間人を轢きまくるとことか楽しいです。

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    2025年08月24日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    ネタバレ

    シリーズ第5作

    日中共同の新世代量子情報通信プロジェクト、クイアコンを巡る連続殺人
    殺害予告のように届けられる護符

    最高傑作更新というオビに偽りない面白さだった
    ライザと鈴石主任が影の主役
    銀狼こと エンダ オフィーニー

    どんどん面白くなっていくシリーズものって珍しい

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    2025年08月19日
  • 土漠の花

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    ソマリアで現地の女性を保護した結果、戦闘に巻き込まれる自衛隊のお話

    以下、公式のあらすじ
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    男たちは、命を賭けて女を守ったーー。
    なぜここまで激しく攻撃されるのか?
    なぜ救援が来ないのか?
    自衛官は人を殺せるのか?

    ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。最悪の状況のなか、ついには仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激し

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    2025年08月12日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    面白かった!生活のために詐欺をする主人公が気づいたら遠くへ来ていた話で、プロットも展開もわかりやすくて臨場感がある。
    これ読むと自分の仕事がいかに適当か思い知らされますね。勉強になります。
    最後の終わり方もさすが。2人の娘たちのその後が非常に気になります。

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    2025年08月06日
  • おぼろ迷宮

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    ドタバタコミカルで、作中の謎も日常の謎で、ほのぼの。読みやすい内容にグイグイ読める。
    ラストだけ妙にファンタジー。

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    2025年07月26日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    スゴい本でした。720ページも一気に読まされました。放心に近い読後感です。地味に生きたい男がズルズルと悪の道に引きずり込まれながら、次々と現れる厄介な連中を闇に葬りながら、どんどん裏の道でのしあがって行く。昭和の事件史を辿りながら、詐欺師たちが金に躍る。そして、一時の成功と引き換えに皆んな狂っていきます。
    その遺伝子が次女にしっかり受け継がれていたくだりも背筋が凍ります。
    最後の終わり方も良かった。
    詐欺の勉強にもなりました。^⁠_⁠^
    月村了衛さんの他の作品も読んでみようと思いました!!

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    2025年07月18日
  • おぼろ迷宮

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    闇社会や陰のある人間をシリアスに描く作品が多い著者だが、本書はコメディー要素が強い。夏芽や鳴滝、剛田らの砕けた言動が微笑ましく、フェードアウトしてゆくラストシーンも朧げ満点。月村了衛先生の笑いのセンス、文才に敬嘆。

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    2025年07月12日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ネタバレ

    シリーズ4作目

    女性だけの自爆テロ集団、黒い未亡人がチェチェンより潜入
    シリーズ最強の敵との激闘

    シリーズ中、1番面白かった
    ユーリ、ライザの背景や機甲兵装、登場人物の理解が進んだ上で、自爆を厭わない強敵との闘いにワクワクした
    唯一引っかかったのは、黒い未亡人が、粉砕覚悟でわさわざ日本にきてやるほどのテロか?ってとこ。ストーリー的には辻褄合ってるけど、そこはちょっとリアリティにはかけるかな?

    次作も読む必要あり

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    2025年07月02日
  • 白日

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    ひと言で言えば「企業サスペンス」なのかもしれませんが、「白日」という言葉が持つイメージが複雑な陰影を生み出し、月村さんならではの、人間味あふれるサスペンスに仕上がっていると感じました。

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    2025年06月12日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    初めての月村了衛さん。
    700p超とは思えないほど、次の展開が気になって読み進めてしまう作品だった。

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    2025年05月22日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    今作、アクションよりもミステリ度高め。
    《敵》が何なのかも気になるけど、沖津部長、本当に何者なの⁈特捜部を作った真意って?
    霧の中を進むうちに晴れてきたと思ったら、腐海の森かジャングルの入口に着いた感じ。次作もどうなるのか気になる…。

    今作のヒーローは、個人的に柴田技官!
    柴田技官、グッジョブ!!

    あと、短編集で(私の中で)一気に気になる存在となった宮近理事官。
    今回も一瞬ですが、宮近理事官キュン!ポイントが!毎回入れて欲しい、こういう宮近理事官の姿。あれ?今ままで気付かなかっただけで、実はあったのか?宮近理事官キュンポイント…。え!読み返す?読み返すべき?

    そして、仁礼警部(「草介」っ

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    2025年05月22日
  • 非弁護人

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    法曹資格は有しているが、事情により弁護士として登録できない非弁護人という人物が主役を務めている内容が非常に新しく感じた。その主人公に協力する役柄としてヤクザたちも登場する。本来なら社会からのはみ出しものとして嫌われるヤクザだが、月村作品のアンチヒーロー物ではなんだか格好良く感じてしまう魅力があった。法廷のシーンでは自分自身も裁判員として参加しているかのような臨場感を感じられた。全体を通してバイオレンスな描写は殆ど無いものの、重みを感じる作品だった。

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    2025年05月19日
  • コルトM1851残月

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    ドンパチと江戸時代という設定に惹かれて読み始めたが、最後はまさか切なさで締め括られるとは思っていなかった。

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    2025年05月04日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    機龍警察シリーズ、4作目。
    前作『暗黒市場』は、父と子。今作は、母と子がテーマ。

    由起谷(ゆきたに主任、漢字変換が面倒い!)、城木の特捜部2大イケメン(ユーリも入れると特捜3大イケメン)が対になって物語りが進行。
    そこへ、少女カティマが母というテーマを背にして絡んでくる。

    由起谷主任の取調べは見もの(読みもの⁈)です。
    落とすというより、相手を信じたい、昔の自分を重ね合わせる相手に対して、自分と同じように、怒りをコントロールして正しい(正しいって難しいが)道を歩めるはずだと信じたい。気持ち、祈るような思いを感じた。

    作中登場する2つの手紙も対照的。
    ラストに登場する手紙、泣くー。

    城木

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    2025年04月28日