月村了衛のレビュー一覧

  • 虚の伽藍

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    さすが月村了衛といった作品。
    宗教団体の末端の立場にあった凌玄が、一つの案件の裏を探ったことで上から潰されそうになる。
    そこに目をつけた京都の闇社会のフィクサーである
    和久良に引き込まれ、暴力団組織の若頭と共に悪事に手を染めていく。
    初めは仏教を救うため、自身の窮地のために悪事に
    加担していき、どんどんと組織の上部に出世してい
    く。
    関東圏の暴力団組織からも目をつけられるが、持ちまいの口の巧さや根回しでトラブルを回避する

    二部では、時が過ぎて廃寺で仏像が何者かに盗まれる事件が起こり、凌玄の立場が怪しくなる
    凌玄がだんだんと変わっていく描写がリアルに描かれていく
    この手の物語は、決して主人公に共感できないが
    顛末が気になって仕方がない
    ラストの凌玄の心境が、小説のタイトルと合致した。
    宗教法人の中身を知れただけでもためになった作品!

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    2025年12月28日
  • 地上の楽園

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    1959年から開始された北朝鮮への帰還運動による悲劇をめぐる在日朝鮮人の青年二人の物語。

    日本国内での、在日朝鮮人に対する執拗ないじめ、勉学に励んだところで就職先もない、健康保険に入れないから病院にもかかれないなどの、絶望的な状況があったところへ、「地上の楽園」北朝鮮への帰還事業が始まった。
    これには、朝鮮総連のみならず、共産党、社会党、自民党の超党派の議員、その上、マスコミもこぞってこの事業を賛美する。
    優秀な高校生である孔仁学は、北朝鮮を礼賛する本に影響を受けた上、総連にそそのかされ、この運動にのめり込み、多くの人を北朝鮮に送り込むのだった。

    あまりの悲惨さにページを捲る手が止まらず一気読み。
    実在する人物名や団体もいろいろ出てくるが、圧力などなかったのか、心配になってくる。
    このような小説を書いた筆者や、出版社に敬意を表したい。


    2026.8.20 追記  中央公論文芸賞
    内容のショッキングさに比べ、それほど話題になることはなかったが、こう言った形で評価されて嬉しい

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    2026年08月21日
  • 土漠の花

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    ネタバレ

    ちょっと待って、なにこれ。
    めちゃくちゃ面白い。
    物凄く面倒なことに巻き込まれたな。
    面白いとはいい意味で。
    みんな何でそんな覚悟できるん。
    最後のタケトンボはやばい。
    あと理不尽過ぎるところに凄い腹が立つ。
    他の作品も絶対にみる。
    参考文献にやはり、高野秀行さんのソマリランドがありました。好きな人だから嬉しい。

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    2025年12月06日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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     傑作です。もう本当に一気に読んでしまった。
    主人公が最後どんな運命を辿るんだろうと読み進めていき、最後に待っていたのは衝撃と絶望でした。
     主人公以外の心理描写がひっとつも無くて、700ページ近く誰も信じられないハラハラが続きます。それがこういう詐欺という綱渡りのストーリーだからこそ輝くと思う。
     欺す相手も富裕層だからそこだけは救い。
     自分は肝っ玉が小さく成り上がる人間ではないなと痛感した。
     月村了衛さんはすごい作家さんだと思いました。

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    2025年11月10日
  • おぼろ迷宮

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    すっごく面白かった!!
    4編からなる連作短編集(1つだけ中編サイズ)
    こういった作りの作品の中では今まで読んだ中で1番完成度が高いように思う。

    世間を忍ぶ元警視総監が謎を解くのも面白いのだけれど、それよりもバディを組む夏芽とその他の主要人物全員に濃すぎない個性があり、バランス良く調和しているのでほんわかと暖かい気持ちにさせてくれるところが素晴らしい。
    月村氏の作品でクスクス笑うものなんて今までなかったと思うが、まさかこんなものも書けるなんて医者と教師以外で初めて『先生』と言いたくなってしまった。
    新たな新境地を開いた作品のように思う。

    それにしても最後の終わり方はまるで朧のよう、、、

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    2025年10月25日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    カッコいい……(←全感想)
    「機甲兵装」っていう二足歩行のロボット(パワードスーツ?)の描写が本当に全部カッコいい……。 ロボットって、例えばエヴァみたいなアニメだと、絵や声優の演技、モノローグ、解説役のセリフで「操縦」を描くけど、登場人物が「ウワッ」って顔をしかめて言ってると、「何か……痛そう……!」ってなるんだけど(さもしき私の観察力)
    「機龍警察」は小説なのでロボットを100%BMI操縦(脳の信号で機械操作するやつ)に切り替える時に「痛みとともに感覚が入れ替わる。」と文章で明記してあるので、アニメには無い別の実在感。滾っちゃうなぁ。 「そうか。痛いのね……」みたいな。どれくらい痛いかは読者の想像力にお任せね、みたいな。 ……ふむ?痛がる、姿警部……?若白髪のひょうひょうとした偉丈夫が痛みを我慢して……?ハッ……!ガタッ!!(起立) スッ……(着席。まだ一巻しか読んでないので色々漁るわけには行かない、の表情) ロボットの事ばかり書いたけど、機甲兵装の操縦者たちは傭兵出身(しかも一人は元テロリスト)で警察組織の軋轢がすごい。過去に色々ありまくりの登場人物だらけだし、組織物の小説としても面白かった。次の巻も読みたいな~。

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    2025年10月12日
  • 土漠の花

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    激闘。
    日本の自衛隊の隊員たちが、命を守るため、命をかけて行動するお話しでした。
    隊員それぞれの背景とともに、今の行動の中の心理を読みながら追体験したような感じでした。
    元気な時におすすめします。

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    2025年10月05日
  • 土漠の花

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    海賊対策としてアフリカのソマリアに派遣されている自衛隊が事故機の回収任務に赴いたところが、現地の民族間の争いに巻き込まれ、土漠の中を敵と激しく戦闘しながら脱出、帰還する物語。
    真の戦闘訓練を受けていない日本の自衛官にこんな行動力が取れるのかという疑問はさておき、フィクションとしては途轍もなく烈しく熱い、現代おける日本人の武士道とでも言うべき作品でした。
    日本推理作家協会賞も納得です。

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    2025年09月21日
  • 機龍警察 暗黒市場 下

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    予想できないような、どんでん返しを期待する話も悪くはない。
    しかしながら、本作のように、「クライマックスでたぶんこうなって欲しいよなあ」と思う読者の期待に、見事に応えてくれるのも素直に嬉しい。

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    2025年09月08日
  • コルトM1851残月【分冊版】 1

    購入済み

    雰囲気のある劇画調のタッチ

    雰囲気のある劇画調のタッチで緊迫した画面を作り出している。ヤクザと気質の中間、いわゆる半グレ状態の主人公の個性がくっきりと描きだされていてとてもいい。月村了衛の原作がなかなかにしっかりしているので、絵柄だけではなくストーリー展開も楽しみである。

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    2025年09月02日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 下

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    ライザの過去を丁寧に掘り下げているのが最高。このシリーズにどっぷりはまりそう。月村さんが還暦越えらしく、どこまで続けてもらえるか心配になってくるくらい気になったが、自タグ最多の佐伯さん(1942生まれで現役バリバリ)のごとく、筆を執り続けて欲しい。

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    2025年08月29日
  • 機龍警察〔完全版〕

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    完全版は読んでなかったので、ここから最新作までいけたらいいな。
    めっちゃハードボイルドな感じ。
    国際犯罪なんかも絡んできて、この泥臭い感じがいいですね。
    機龍で民間人を轢きまくるとことか楽しいです。

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    2025年08月24日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    ネタバレ

    シリーズ第5作

    日中共同の新世代量子情報通信プロジェクト、クイアコンを巡る連続殺人
    殺害予告のように届けられる護符

    最高傑作更新というオビに偽りない面白さだった
    ライザと鈴石主任が影の主役
    銀狼こと エンダ オフィーニー

    どんどん面白くなっていくシリーズものって珍しい

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    2025年08月19日
  • 土漠の花

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    ソマリアで現地の女性を保護した結果、戦闘に巻き込まれる自衛隊のお話

    以下、公式のあらすじ
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    男たちは、命を賭けて女を守ったーー。
    なぜここまで激しく攻撃されるのか?
    なぜ救援が来ないのか?
    自衛官は人を殺せるのか?

    ソマリアの国境付近で、墜落ヘリの捜索救助にあたっていた陸上自衛隊第一空挺団の精鋭たち。その野営地に、氏族間抗争で命を狙われている女性が駆け込んだとき、壮絶な撤退戦の幕があがった。圧倒的な数的不利。武器も、土地鑑もない。通信手段も皆無。自然の猛威も牙を向く。最悪の状況のなか、ついには仲間内での疑心暗鬼まで湧き起こる。なぜここまで激しく攻撃されるのか? なぜ救援が来ないのか? 自衛官は人を殺せるのか? 最注目の作家が、日本の眼前に迫りくる危機を活写しつつ謳いあげる壮大な人間讃歌。
    ------------------------

    墜落したヘリの捜索救助要請を受け、隊長に任命された吉村3尉以下12名
    遺体の回収は難航が予想される中に現地の女性3人が助けを求めて駆け込んでくる
    避難民として保護した結果、彼女たちを狙う異なる氏族の武装集団が遅い来る
    女性二人は撃ち殺され、隊長を含む5名の隊員も死亡する
    生き残った隊員7名と、保護した氏族長の娘が70km離れた自衛隊の活動拠点への帰投を目指す
    果たして、氏族の武装集団に追われながら、氏族長の娘アスキラを保護して逃げ切る事はできるのか?

    生き残った隊員
    友永芳彦曹長:事故で両親を亡くし、生きるために自衛隊に入隊。吉村3尉を尊敬していて、自分の判断・決断力については自身がない。差別的な発言をする新開に対して思うところがある。
    新開譲曹長:友永と同い年の31歳。少年工科学校を優秀な成績で卒業。時折差別的な発言をするが、冷静な判断ができる。ソマリアへの派遣のためソマリア語を多少わかる程度に学んでいる。
    朝比奈満雄1曹:37歳。合気道を嗜む偉丈夫。
    由利和馬1曹:元暴走族から自衛隊に入隊。警務隊から空挺団に異動する変わり者だが、それには事情があったようで……
    津久田宗一2曹:妻子ある身。射撃の名手だが、人を殺すことに躊躇いを感じて撃てなくなる。
    梶谷伸次郎士長:自動車工場の倅で腕利きの整備士。年齢・階級共に上の由利に対して思うところがあるよう
    市ノ瀬浩太1士:元水泳選手。襲撃時にたまたま外に出ており、皆の窮地を救った。


    海外派遣された自衛隊に助けを求めてきた現地の人を保護する事の是非
    人道的には正しいことだけど、その結果として戦闘に巻き込まれるとしたら……

    戦闘は自衛隊の活動目的からは逸脱した行為にあたる
    本来であれば米軍に任せる場面だけれども、そもそも米軍の手が足りないのでお鉢が回ってきたオペレーションなわけで
    保護するのか、見捨てて帰投して米軍に連絡するのか
    見捨てた場合はほぼ死が確定している状況
    本来許された行動と、眼の前で殺されそうな民間人に対して何ができるのかという選択
    難しい判断ですねぇ

    フィクションだけれど、実際に起こり得る事態だと思う
    もちろん起こってほしくはないのだけれど

    戦闘地域では、「自衛隊だから」攻撃を受けない理由はない
    しかし、自衛隊は戦闘ができない
    本当に矛盾した状態だよなぁと思う

    非戦闘地域の定義を聞かれ、「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域」と答えた首相がいたけど、全くの詭弁だよな

    「自衛隊は何を守るために戦うのか?」
    「自衛官は人を殺せるのか?」

    作品が発表された2014年は、集団的自衛権の行使容認が閣議決定された年
    明らかにその事を意識された内容になっている


    終盤、「何故捜索隊がすぐには来なかったのか?」というのがわかるところで、何とも言えない気持ちになる
    国同士の利害関係があり、その結果として日本人の命が失われる事
    まぁ、他国の人の命ならいいのかというとそうではないけれども
    特に、海外派遣された自衛隊の命は、日本人にとって特別な意味を持ってしまうからな


    そして、事件がどのように報道され、隠蔽されたか

    前述の通り、自衛隊が海外で戦闘で亡くなるというのは受け入れられない
    だけど、そのために真実を隠蔽するというのもまた違うと思うものの
    仕方がないと思ってしまう面もある

    フォクションだけれども、もしかしたら本当に情報が秘匿されているという事態が起こっていてもおかしくないと思った



    「土獏では夜明けを待つ勇気のある者だけが明日を迎える」というフレーズが作中では度々クローズアップされている
    焦らずに耐えて待つ事ができる者だけが生き残れるという意味なのだろうけど
    この物語の結末にも通じているのだろうか





    あと、自衛隊内のいじめについて
    何と言うか、ものすごく陰湿に描かれている
    民間企業のパワハラ以上に、組織を守るためという理由で容認されてしまうのはおかしい
    本当に厄介な人物なのであれば、適正な人事で適した部署に異動させればいいのにね
    それができないからいじめるとか、胸糞悪い


    あと、詳しくないので疑問に思ったんだけど
    友永と新開の指揮権の優先順位について
    先任の制度て、班が違えど、先にその階級に上がった方が優先されるんじゃないのか?
    それとも階級が上がったのも同時だったのだろうか?


    総じて、戦闘シーンや緊迫したシーンが多いので実写映画向き
    ストーリーとして着目する部分も多いけど、アクションの比率が多いので映像向きの作品だと思う

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    2025年08月12日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    面白かった!生活のために詐欺をする主人公が気づいたら遠くへ来ていた話で、プロットも展開もわかりやすくて臨場感がある。
    これ読むと自分の仕事がいかに適当か思い知らされますね。勉強になります。
    最後の終わり方もさすが。2人の娘たちのその後が非常に気になります。

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    2025年08月06日
  • おぼろ迷宮

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    ドタバタコミカルで、作中の謎も日常の謎で、ほのぼの。読みやすい内容にグイグイ読める。
    ラストだけ妙にファンタジー。

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    2025年07月26日
  • 欺す衆生(新潮文庫)

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    スゴい本でした。720ページも一気に読まされました。放心に近い読後感です。地味に生きたい男がズルズルと悪の道に引きずり込まれながら、次々と現れる厄介な連中を闇に葬りながら、どんどん裏の道でのしあがって行く。昭和の事件史を辿りながら、詐欺師たちが金に躍る。そして、一時の成功と引き換えに皆んな狂っていきます。
    その遺伝子が次女にしっかり受け継がれていたくだりも背筋が凍ります。
    最後の終わり方も良かった。
    詐欺の勉強にもなりました。^⁠_⁠^
    月村了衛さんの他の作品も読んでみようと思いました!!

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    2025年07月18日
  • おぼろ迷宮

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    闇社会や陰のある人間をシリアスに描く作品が多い著者だが、本書はコメディー要素が強い。夏芽や鳴滝、剛田らの砕けた言動が微笑ましく、フェードアウトしてゆくラストシーンも朧げ満点。月村了衛先生の笑いのセンス、文才に敬嘆。

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    2025年07月12日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ネタバレ

    シリーズ4作目

    女性だけの自爆テロ集団、黒い未亡人がチェチェンより潜入
    シリーズ最強の敵との激闘

    シリーズ中、1番面白かった
    ユーリ、ライザの背景や機甲兵装、登場人物の理解が進んだ上で、自爆を厭わない強敵との闘いにワクワクした
    唯一引っかかったのは、黒い未亡人が、粉砕覚悟でわさわざ日本にきてやるほどのテロか?ってとこ。ストーリー的には辻褄合ってるけど、そこはちょっとリアリティにはかけるかな?

    次作も読む必要あり

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    2025年07月02日
  • 白日

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    ひと言で言えば「企業サスペンス」なのかもしれませんが、「白日」という言葉が持つイメージが複雑な陰影を生み出し、月村さんならではの、人間味あふれるサスペンスに仕上がっていると感じました。

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    2025年06月12日