月村了衛のレビュー一覧

  • 半暮刻

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    ネタバレ

    月村さん大好きなんですよね。
    本物の、たちの悪い悪ってこういうことですよね。
    翔斗はラスト、幸せであってほしいな。

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    2026年07月25日
  • 虚の伽藍

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    【良かった点】宗教組織を舞台に、権力や欲望、人間の弱さを描いた点は興味深い。月村作品らしい社会の裏側への切り込みも感じられた。

    【気になった点】一方で、人物や組織の描写にやや現実味を欠く部分があり、月村作品の魅力である「本当にありそうな怖さ」は弱く感じた。

    【おすすめ度】★★★☆☆

    【ミステリーとしての意外性】先の読めない展開は楽しめたが、人物の行動への納得感はやや不足。

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    2026年07月20日
  • 非弁護人

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    ネタバレ

    検察官時代、議員の不正を調査し、上から潰され服役。検察官を辞め弁護士にもなれず資格を持たないヤミの弁護人をする宗光彬。偶然出会ったパキスタン人少年から依頼を受けた行方不明の子を探すうち、別件の大きな事件が見えてくる。その事件の一番の犯罪者、蜷川のヤクザ以上の極悪非道っぷり、表紙の意味がわかったとき死刑しかないけどなんて頭が切れるのかと感じてしまった。

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    2026年07月17日
  • テロル

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    ネタバレ

    3.5
    あの話かー!
    snsって怖い、今はAIも人間と間違ってしまうこともあるし。テロルで真っ先に思いついてしまったのがヒトラー。プロパガンダもすごかった…
    でもそういった思想があって当たり前の世界になってるよな。複雑過ぎて私にはわからないけど、何事ものめり込み過ぎはよくないな。

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    2026年07月11日
  • テロル

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    ダークな・・・・・ダーク過ぎて近寄りたくない世界。フィクションなのだろうが・・・・だんだん、そうではないノンフィクションの闇の中に連れていかれそう・・・で滅入ってしまった。
    200ページも無い短い作品でした。

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    2026年07月07日
  • 虚の伽藍

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    お寺と暴力団。もしかして本当にあったりするんだろうかと思うほど。熱血漢で滋賀の貧乏寺に生まれた志方凌玄。実家を残すためヤクザと組む、一方で僧侶として語る場面では口がうまいので読んでいてなるほどと騙される。悪事を働くには頭が良くないといけない、記憶力も必要、だから京大卒エリート氷室の存在が必須。感情を持ち出さず俯瞰する彼が勝者なのか。みんな殺されたり心を病んだりしてるからね。個人的には土漠の花のほうが好み。

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    2026年07月05日
  • 虚の伽藍

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    京都仏教界は清廉に見えて、裏ではゴタゴタだ。その世界をヤクザやフィクサーの手を借りながら正していこうとする若い僧侶の話が第一部。
    第二部では、驕れるものは久しからず。一部で仲間だった面々が敵に周り、清廉にするはずの仏教界はますます汚れていく。
    裏切り、裏切ったものを始末していくうちに、自らが汚れている事にも気づけず、増長していく凌玄。
    最後は諸行無常を感じさせ、一冊通して仏教を体現した一冊。
    でも、ヤクザの抗争系の本が苦手な私は読みにくかった…

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    2026年07月04日
  • 虚の伽藍

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    主人公は一つの事を目標に生きてますね。
    仏道を成就させるのが目的だと思いますが世の中はそれだけではいけない。
    清濁併せ呑むつもりでないといけない。
    月村さん器用だなあ。昔の話からこういった話まで。

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    2026年06月28日
  • テロル

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    信仰宗教二世が起こした総理大臣殺害事件を元に書かれた。(本人曰く)不幸な生い立ちで底辺の生活を送る主人公三上。
    犯人に対して異常に傾倒し、仲間を求めていく。犯人はテロリストなのか?
    テロリストとは何か?テロル(恐怖)とどう違うのか?日本は終わってしまった国として、全ての国民がテロリストだと言う三上。
    終わってしまった国としての供述に頷ける所がある事が恐ろしい。

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    2026年06月28日
  • テロル

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    テロの脅威と現代社会の歪みが重く突き刺さる。
    働き詰めても生活が好転しない過酷な現実や、宗教二世が抱える深い苦悩。閉塞感の中で、社会的弱者たちが自暴自棄になっていくプロセスには、ある種のリアルなやり切れなさと共感を覚え、単純に悪として突き放すことができない一面もある。
    追い詰められた個人、そしてそれを利用するかのような国家や組織の論理が複雑に絡み合う中で、「一体何がテロで、本当のテロリストは誰なのか」、そして「誰が本当の被害者なのか」の定義すら分からなくなってくる。痛快な解決があるわけではないが、この社会の「良くも悪くもある」多面的な構造を冷静に見つめ、人間の業について深く考えさせられる。

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    2026年06月28日
  • 白日

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    ネタバレ

    面白かったけど自殺理由も、幹夫くんに肩入れし過ぎるのもちょっと強引な感じもする。自分の娘も引きこもりだとしても、秋吉の行動や感情、娘の春菜の体調も…月村了衛だからこそもっと期待していたので少し残念。通い方も自由な黄道学園で学力も期待できる、今悩んでいる人にとっては夢のような学校だろうな。これほど派閥がある会社の仕事経験がないが、きついね。

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    2026年06月21日
  • テロル

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     安倍元総理殺害事件を契機に書かれたと思われる作品ーー柴田哲孝「暗殺」、湊かなえ「暁星」、そして本作ーーを読んだが、どれもパッとしない。
     月村了衛は、ライフワークともいえる機龍警察シリーズ以外の作品の質が玉石混交の傾向がある。前回読んだ「地上の楽園」が力作だっただけに、本作の出来はちょっと残念。

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    2026年06月15日
  • テロル

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    未来に希望が持てない貧困の恐ろしさをこの本を通して感じた。貧困そのものではなく、その状態から抜け出す見通しがないことが一番の問題だ。
    貧しさに日々心身を削られながらも何も希望が持てない。そんな状態こそが、陰謀論や極論に人を陥らせる。さらにエコーチェンバーが追い打ちをかけるのだ。
    今の日本に蔓延しているのは、まさしくそういった状態なのではないだろうか。
    私たちは社会課題を解決し、人々が希望を持てる社会になるように日々努力を重ねなくてはならない。

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    2026年06月14日
  • 普通の底

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    【ぼくはどう生きればよかったのでしょうか?】

    結局はただの責任転嫁の心理、
    ただのイイワケにしか値しない、という
    この作品の
    核心が潜むセリフです。


    主人公は獄中からの手紙の中で、
    自分が転落した原因を
    「両親の不仲」
    「奨学金の重圧」
    「社会の不条理」
            のせいに し続ける

    彼は
    「自分は悪徳コンサルや闇バイトの
     組織に『騙された被害者』であり、
     直接手を下して人を殺したわけではない」

    自己弁護を繰り返す。


    他者に流され、自分の意志で選択することを
    放棄してきた人間が、
    究極の犯罪に手を染めても なお

    「自分は悪くない、社会が悪い」と
    本気で信じ込んでいる

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    2026年06月10日
  • 虚の伽藍

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    お金と京都と仏教と…というドロドロの話。何かちょっと難しくて?というかちょっと苦手な感じで読み進めるのに少し苦労しました。

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    2026年06月07日
  • 虚の伽藍

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    ネタバレ

    ふわふわ感を拭いきれない。
    凌玄は善か悪か…………
    最後が善になるなら、その過程が悪でも善になるのか。仏教のことはまるで知らないが、事実としてありそう。絶対に反社との繋がりはあるんだろうなと。知らんけど。
    やはり人は独りやな。
    友達と思っていても、大体は何かしら思う事があるだろうし、キレイな友達って存在するのかな。
    にしてもみんな意地悪な言い方(笑)京都のいい文化でもあるのか。京都に行きたいな。
    地下鉄とバスが意味不明過ぎてヤバかったけど。もしかしたら1番仏教を考えていたのは和久良さんだったのかも。私念が絡んでるし。面白かった。

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    2026年06月05日
  • 対決

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    ネタバレ

    かつて現実に起きた「東京医科大学女学生一律減点」の事件をベースにした新聞記者と理事の対決を描いた物語。
    わたしの記憶にも残ってるくらい衝撃的な社会事件が基盤にあるだけあって訴えてくるテーマがあって読み応えがある。

    一方で会社での一幕や理事会等々、本編には大きく影響しなさそうなところでルッキズムや性差別、パワハラ、アカハラ…その他様々なハラスメントに触れすぎててちょっとお腹いっぱいな印象。

    面白くはあるんだが、面白そうなプロットの割にキラーフレーズや心に刺さる言葉があまりなかったのは少し残念。

    綺麗にまとまった本でした。

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    2026年05月18日
  • 土漠の花

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    概ね楽しく読んだ
    展開も早くスピード感もかなりあって読みやすい。
    ただ、ストーリーとしては最初なので方から
    ほぼ想像通りで進むので、驚くところはなく
    ハードボイルドな小説といった感じか
    難をいえばそのハードボイルド以外のストーリーが面白みに欠けるので、3点

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    2026年05月18日
  • 土漠の花

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    ソマリアとジブチの国境で自衛隊の小隊が民族間トラブルに巻き込まれる冒険小説。
    仲間が次々とリタイアしていくので十分な緊張感を味わえる。

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    2026年05月17日
  • 対決

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    女性2人の葛藤や奮闘が楽しみで手に取った。
    テーマも展開も良かったけれど、なぜか途中からちょっと冷めちゃった感が強い。同じ場所でずっと足踏みしているような感覚。
    ちょっとしたテンポや事の起きるタイミング的なものかな?
    もう少し飲み込まれたかった!

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    2026年04月17日