月村了衛のレビュー一覧

  • コルトM1847羽衣

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    月村了衛『コルトM1847羽衣』文春文庫。

    『コルトM1851残月』の姉妹作。今度は、伝奇時代ガンアクション任侠小説である。女渡世人の羽衣お炎が6連発のコルトで悪者たちを次々と撃ち倒す様は痛快。オドロ様の正体は想像通りであったが、その先の展開と結末には不満だった。

    女侠客の羽衣お炎は、最新式のコルトM 1847を携え、失踪した信三郎の跡を追い、佐渡に渡る。佐渡に着くや何者かに襲われたお炎は、コルトM1847であっさり返り討ちにする。軽業師のおみんを乾分にしたお炎は、邪教集団『オドロ党』と佐渡奉行、薩摩藩士たちの企みに挑む。

    本体価格900円
    ★★★★

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    2020年11月15日
  • 暗鬼夜行

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    前半は、普通の教師ではないけれど一応いろいろな学校を見ている者として、あるあると思ったり、主人公を苦手な先生に重ねたりして楽しめた。
    後半はとにかく謎を早く知りたくてややとばし読み。
    久しぶりの自分のための読書を堪能できた。

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    2020年09月11日
  • 暗鬼夜行

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    元作家志望、現在中学の国語教師・汐野。学校では読書感想文コンクール選考の責任者となっている。代表となった生徒の作品が盗作だとSNS上で投稿された。盗作なのか悪戯なのか、校長・他教員、生徒家族、地方議委員まで巻き込み波紋は広がる。
    教育現場だけでなく、地方政治の問題、心の闇まで広がっていたよ、それにそれぞれのダークな部分思いっきり出てた。
    物語ではあるものの、学校の先生は改めて本当に大変だなあと思ったのと、問題の中学生が怖かったなあ。汐野の周りは歪んだ人ばかり。そんな人たちが汐野を奈落に突き落とす、げっそりしながら読み終えました。『山月記』よく読んでおくといいかも。

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    2020年08月28日
  • 暗鬼夜行

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    とある中学校の夏休みの読書感想文が市の代表作に選ばれたタイミングで、盗作疑惑が浮上します。しかし指導した先生は盗作ではないと断言します。が・・・。感想文を書いた生徒は学校統廃合推進派の市教育委員長の娘、一方惜しくも校内代表にならなかった生徒の親は統廃合反対派。なんだか、嫌な雰囲気ですね。職員室、教頭、校長、それにPTA、さらには政治家など、読んでいて歯がゆいやら腹が立つやら情けないやら。生徒を隠れ蓑に保身に走る人たちでしたが、最後は、なんとなく予想がついた結末。それでも驚きの、結構「イヤミス」な結末でした。夏休み中に読めてよかった。

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    2020年08月16日
  • 暗鬼夜行

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    月村さん、新境地に挑戦⁈読書少年だったのは分かるが、舞台を中学校にしたのは失敗。いくら何でもこんな中学生は、非現実的。誰もが心に鬼を飼っているけど・・・

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    2020年08月04日
  • ガンルージュ

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    この作品も帯に誘われて購入しました。
    「敵は韓国特殊部隊!迎え撃つはシングルマザー&女性体育教師」この対戦カードは見逃せない!と…
    続編が出ればまた読みたいです。

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    2020年08月04日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    この作家は戦争やテロに対する強い思いがあるのだろう。特にこの作品はテロに立ち向かう機龍警察の話で、全編にテロの悲しさが綴られている。
    女性や子供がテロの題材なので余計悲しくなる。

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    2020年07月11日
  • 追想の探偵

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    〈人捜しの神部〉の異名を取る映画雑誌の女性編集者が、過去を捨てた人々の秘密に迫る。異色のハードボイルド連作短編集。
    月村了衛初読作品。いわゆる都市伝説や封印作品など、当事者しか知り得ない真実を、足と直感で探るヒロイン神部実花が魅力的である。特撮ものが舞台だが、映画好きやミステリーファンにも十分満足いく展開が見事。

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    2020年07月04日
  • 暗鬼夜行

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    駒鳥中学校の読書感想文全国コンクール出品作に盗作疑惑が…。闇を抱える生徒、鬱屈を抱える教師、事なかれ主義、政治的に動く管理職やPTA役員…。こんなことが学校で起きるはずがない。そもそもたかが感想文に。設定を抜きにすればそれなりに楽しめるが、この作者さんにしては期待外れ

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    2020年06月16日
  • 暗鬼夜行

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    屈折した思いを持つ主人公と、山月記をなぞらえたモノローグ、最後のどんでん返し…単純な教育問題だけではない、ブラックなミステリー。

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    2020年05月17日
  • 機龍警察 自爆条項〔完全版〕 上

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    シリーズ2作目。
    前作は世界観の説明的な感じであったが、本作はそれを受けて本格的な物語の開始という印象を受けた。
    至近未来の警察小説と謳ってあるだけあり、警察の内状は迫真であり興味深い。
    機甲兵装の戦いは迫力がある。
    とても面白く読んだ。
    続きが読みたい。

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    2020年03月21日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    すげえ、機甲兵装全く起動しないで話が進んだ。
    んで、面白かった。
    いよいよ話が複雑に絡んで来て、次が楽しみで仕方ない。

    タイトルのセンスはあんまり好きじゃないけど。

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    2020年03月14日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    官僚の愚かさ、政治の怖さ、警察の強さ、世界の恐るべき裏の実態。そういうものに立脚した構成の強さがある。

    今回のテーマはきつかった。

    「敵」が少しずつ見えてくる展開にも先が気になる。

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    2020年03月12日
  • 槐(エンジュ)

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    会社の方から勧められて読んでみました。

    あらすじを読むと、一見ホラーっぽいのかなと思いましたが、エンタメ性のあるアクション劇でした。次々と様々なことが起きるので、グイグイと引き込まれ、一気に読んでしまいました。

    ハングレ集団が金のために殺戮を繰り返したり、あの人が○○だったりと驚きながらもツッコミしたくなる部分がありましたが、とても面白かったです。また、問題ある人が実は過去にこんなことがあったりと隠された真実が次々と出てくるので、飽きさせませんでした。一人一人にスポットライトが浴びられていて、なおかつ活躍しているので、「アベンジャーズ」を見ているような感じがしました。みんな輝いていました。

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    2020年02月21日
  • 機忍兵零牙〔新装版〕

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     まず第一印象は、時代小説っぽいなってこと。ハヤカワの百合SFフェアで買ったから、びっくりした。ネーミングセンスもどことなく時代小説というか、伝奇物っぽい。はっきり言えば、厨二臭いとも言えて、凄いカロリーが高い。とは言え、文章力のお陰で、痛々しくなく格好良いと言える絶妙なバランスで、雰囲気を醸し出すのに一役買っている。
     難点としては和洋折衷というか、独特の世界ビジュアルのせいで、少し情景が想像しづらいこと。一方で、戦闘描写は凝った文体の割には分かりやすいし、演出も好み。機忍法を使ったバトルは、根底の理論がSF風味に味付けされてはいるけど、説明も結構分かりやすいし、味がある。

     百合としては

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    2019年10月22日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    ほんとこのシリーズ面白い。展開がスピーディーだし、それぞれのキャラが確立されてるし、何より背景の世界観、人生観の描写に魅了されてしまう。今回は由紀谷とカティアの心の交流が軸となり、城木と兄の葛藤、テロリストの輪廻、「敵」の影など、ファン心理をくすぐる要素が満載だった。個人的には朱鷺メッセとか栗の木バイパスとかの地元ネタに狂喜しちゃいました。
    偶然を信じるな。赤い釘。などのワードが印象強く残る。
    いやほんと、このシリーズ面白い。

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    2019年10月12日
  • 機忍兵零牙〔新装版〕

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     #日本SF読者クラブ 異世界忍法帖ですな。光牙→甲賀→甲賀忍法帖→陰陽座の主題歌を脳内に鳴り響かせながら読む。
    山田風太郎や白土三平が好きな人には、こたえられないでしょう。石ノ森章太郎ネタも入っていたな。続編希望。

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    2019年07月20日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    シリーズ第3弾。主人公は、ロシアの元刑事ユーリ・オズノフ警部。シリーズ2弾もすごかったが、今回も凄い。ひたすら最後まで凄い。近未来エンターテインメントだ。
    しかし、話の中でロシアの現状(警察の現状)が、語られているが、これが本当なら、そして、日本の警察の現状のそうなら、非常に怖い話だ。近未来ではなく、現実の世界なのかもしれない。

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    2019年07月17日
  • 機龍警察 狼眼殺手

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    シリーズ第5弾。最新作であり最終作品?いやまだ終わりではなく、続くような気がするが……。また今回も元テロリストで『死神』と呼ばれたライザ・ラードナー警部と特捜の技術部主任鈴石緑、そして新たな敵の『銀狼』(狼眼殺手)が中心として回る話だ。又話が果てしなく大きい。更に特捜部の秘密も明かされるが、その元になるドラグーンの技術に関しては、少し中途半端な形で今だ、その謎は秘密のままだ。これはいつ明かされるのだろうか?

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    2019年07月04日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    シリーズ第四弾。実はシリーズ第3弾が、手元になくて、飛ばして読んだ。今回はチェチェンの自爆テロ集団の話だ。余りに日本人にとっては遠いと思われる話ではあるが、チェチェンの実態が、この作品の中で描かれている通りであれば、余りにも悲しい。そしてロシアの実態も。機龍警察の3人が主ではありながら、今回は、このチェチェンのテロ集団『黒い未亡人』のリーダーのシーラ・ヴァヴィロワとカティア・イヴァレワが大きな意味を持つというか主人公的扱いだ。スケールが大きく、そしてまた近未来的作品ではありながら、日本でチェチェンの自爆テロが発生すると言う余りあり得ない的な物語だ。

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    2019年07月04日