月村了衛のレビュー一覧

  • 機龍警察 未亡旅団

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    こんなに日本にテロが起こるとは,だんだん現実味を帯びてきてゾッとしながら読んだ.相変わらずの特捜部の活躍だが,今回は城木理事官にスポットが当たり,次巻に引き続く形で進退が気になるところ.由起谷警部とカティアの信頼関係は本当に良かった.「黒い未亡人」のあり方は読みながら悲しく,背後にいる武器商人たちの暗躍を思うと,このやりきれない不幸の連鎖に呆然とする.

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    2015年11月27日
  • 神子上典膳

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    剣豪時代小説。単なる時代小説と思ったら大間違い。月村了衛らしい仕掛けがある。

    重臣の謀反により、追われる身となった澪姫と小姓の危機を救ったのは、一刀流の達人・神子上典膳だった…勧善懲悪、正義の味方と思われた神子上典膳だが…

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    2015年11月16日
  • 機龍警察 未亡旅団

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    分厚いなぁ、と思いつつ止まらなかった今回も。
    今回は由起谷さんと城木さんがキーパーソンでした。由起谷さんかっこよろす。

    この本読むたびに、未来のことながら間近に起こること、のように思える。そして世界のどこかでは実際すでに起きていることでもあること。

    子供のテロリストも本当に世界中にたくさんいる事実。そしてそんな子たちと対峙しなければならなくなった日本警察。そんな時にどう向き合うか、という姿を3人の機龍兵の搭乗員3人がそれぞれ見せてくれます。ライザの慟哭がその残酷さを物語っているとおもいます。

    次は短編集。楽しみだ。

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    2015年10月25日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    おもしろい。読ませる。いろんなギミックがちゃんと違和感なく配置されていて、単なるSFではなくきちんとした「物語」になっている。

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    2015年03月21日
  • 黒警

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    ネタバレ

    準主役と思っていた人情味のあるヤクザが
    あっけなく・・・。

    後半、復讐劇は何もかも上手くハマり、痛快だった反面、
    途中でバレてボコボコにされるんじゃないかと気を揉んだ。

    作中に出てくる【国際人材交流法案】は外国人を日本に
    積極的に受け入れて、人の行き来を活発化させようという
    狙いの法案。実質は人身売買を容易にする抜け穴にしようと企む国や人物の存在が。このヘンをもう少し掘り下げて欲しかった。

    何でもかんでも受け入れりゃいいってもんじゃないでしょ?治安が悪くなることが心配。お人好しだね、日本は・・・。その人達の身元は確かなの?滞在期間や滞在場所は?何か犯罪に絡んでいたら、強制的に国外退去にし

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    2015年02月20日
  • 黒警

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    ネタバレ

    最初は話の流れに戸惑う。退屈するわけではないが、キャラの設定も今一つインパクトに欠けるし、話の方向性がはっきりしないので乗り切れない。こちらも「機龍警察」がベースにあるから期待も大きい。しかし、3人の男が出会った中盤から俄然物語が動き出し面白くなってくる…。しかし、残念ながら中編程度のページ数のため読み終わっても、まるで序章が終わったような感じで食い足りない。「機龍~」に比べるとキャラの描きこみも弱いし、色々なキャラを配した割には表面を撫でた感じで終わった印象はぬぐえない。もっとぎっしり書き込んでほしかった。とはいえ水準以上の出来であるのは間違いない。

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    2014年08月21日
  • 黒警

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    面白かったが、刑事とヤクザの繋がり、黒社会との繋がりにもっと深みみたいなものがあったらもっと良かった感じです。★3.5の感じで★4です。

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    2014年04月28日
  • 機龍警察 暗黒市場

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    ネタバレ

    再読
    1作目は機龍警察の紹介、2作目はライザの過去とIRFのテロ阻止、今作はユーリの過去とロシアの武器密売グループの因縁がメイン。
    機龍警察(特捜部)のメンバーの過去と現在進行する事件がシンクロして描かれる構図は過去作と同じ構図。

    しかし今回は、武器密売市場時代の恐ろしさとその壊滅をメインプロットとしながら、三つ巴四つ巴の闘いが繰り広げられ、とにかくプロットの巧さに引き込まれる。
    ロシアマフィア、チャイニーズマフィア、外事、”敵”、中国、ロシア警察、様々な思惑が絡む。
    本当の敵は?そして敵の敵は?

    これほど多くの伏線やエピソードをばらまきながら上手く回収する作者の手腕は半端ではないし、濃厚

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    2014年04月05日
  • 黒警

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    のっけからやる気のない主人公に先行きの不安を感じましたが、話が転がり始めるとそんな心配も吹き飛び、気持ちのいい結末に向かってページをめくる手が止まりませんでした。ただ、少しだけご都合主義が鼻につく場面があったので★一つ減点。

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    2014年03月11日
  • 半暮刻

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    人物団体名だけがフィクションで、
    それ以外は
    全てノンフィクションなのでしょうね
    非常に気分の悪い話ですが
    社会の仕組みと闇、人間の邪悪さが
    よく分かります
    私も彼らと同じように学びました
    これこそがマニュアルかもしれません

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    2026年09月13日
  • 普通の底

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    悪い作品ではないけれど、救いがなくて気分が落ちるから星3っ。
    周りを観察して、上手に生き抜いてきたのに、落ちる時は加速度がついてるんだね。
    ある程度都会の地方に転居してしまえばよかったのに。引越し代がないとは言っていたけれど。

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    2026年09月11日
  • テロル

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    ネタバレ

    テロリスト。テロリストとは。元総理を自作の銃で暗殺。影響される若者たち。現在の世界とリンク。ジャニーズ、参政党、闇バイト。日本はもうすでに終わってる?

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    2026年09月06日
  • 機忍兵零牙〔新装版〕

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    淡々と読み終えました、実写化されたら面白いかもと思いました。知らないだけですでにされてるのかな^_^

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    2026年09月03日
  • 土漠の花(1)

    購入済み

    市の瀬は?

    このキャラ必要?

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    2026年08月23日
  • テロル

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    これもまた日本の闇に焦点当てた社会派小説。最近の月村さん娯楽でなく、この路線増えてきた。実際の首相殺害事件モデルに、兵庫県知事パワハラ問題や東京都知事の神宮の杜潰滅作戦、現首相のネット誹謗問題など通してテロについて考察。インチキ新興政党も思い当たる政党ばかりで…。小説というより月村さんの観る現代日本論。結論が「日本はもう詰んでいる」「時代は恐ろしい勢いで過去の過ちをなぞっている」だと悲しすぎるが…。「善意の市民が、民主主義を標榜しながら民主主義を蹂躙する」「本当のテロルすなわち恐怖」

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    2026年08月23日
  • 槐(エンジュ)

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    気楽に読めるエンタメ小説でした。さくさくと人が死んでいくのでグロい描写が苦手な人でも読みやすいと思います。

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    2026年08月16日
  • テロル

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    安倍総理暗殺事件のようなことが冒頭で起こり、それに興奮を覚えるような感覚の持ち主である三上浩が語り手。彼は両親が生後すぐ離婚、引き取った母も周囲とトラブルを起こすような人物でなんとか高校までは卒業したものの、常に貧乏。母はその頃死亡、就職した工場も倒産し、30歳前に非正規警備員・家族友人なし、金も夢もない。そんな彼が暗殺者の宗教2世である松原に一方的に入れ込んでいく。とにかくハマり方が読んでいて付いていけなかった。まず、事件に興奮するところがもうダメ。
    社会の暗部に切り込んでいくような主人公には話が暗いからこそ、自分を投影できるような格好良さが必要なのだな、と思いました。
    高校生以上向け。

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    2026年08月04日
  • テロル

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    ネタバレ

    現代日本の深部に巣食う病理を容赦なく抉り出す社会派小説。元首相銃撃事件をモチーフに、宗教二世や闇バイト、格差社会の不条理に加え、与党と新興宗教の癒着、右翼やヘイトスピーチを掲げる政党といった生々しい政治状況までも背景に配し、社会の底辺で喘ぐ「弱者男性」の内面世界へ肉薄していく。
    本作の読みどころは、主人公の心象風景や独白を通して描かれる濃密な思索だろう。公安との攻防とか過激なアクションといったわかりやすいサスペンスフルな展開はなく、エンタメ要素は少ないが、その分、歪んだ共鳴が暴力へと昇華される心理プロセスが迫ってくる。
    特に、闇バイトのトップの一人と主人公という異なる世界の二人の会話から辿り着

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    2026年08月04日
  • テロル

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    中盤までは良かったがある人物との会話を境にして急に悟ったのかトーンダウンした感あり。ラストもそれまでの行動と整合性があるのか微妙な幕切れ。

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    2026年08月03日
  • 白日

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    読んでいてずっと胃が痛かった。
    中間管理職である主人公が常に板挟みで、会社は勿論、家でも娘を気遣うばかりに真実を告げるか否かで悩み続ける、という話なのでずっと重苦しい。
    しかし、引きこもり、不登校の子どもたちのための理想の学校作りといい、最終的にあらゆる点において、子どもたちが道を切り開いてくれる展開だったので、この話は子どもたちが主役だったんだなと感じた。

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    2026年07月29日