月村了衛のレビュー一覧

  • 普通の底

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    普通で生きたい気持ちはわかるけど、なんとなく嫌な人と話してる感覚になる本。感情がひとつも見えてこない。

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    2025年09月13日
  • おぼろ迷宮

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    ネタバレ

    真相が分かったのに焦らす鳴滝さんが感じ悪くて好きになれないと思ってしまいましたが、三話での律儀にプリンを食べまくる姿に笑っちゃいました。
    このプリン地獄、わりとページ数取ってるし月村さんのおすすめシーンなのかも。
    正体も隠し通すと思いきや呆気なく夏芽に教えてくれるし(これは剛田刑事が悪いのか)読み終わる頃にはまたこのコンビの活躍が見たくなりました。

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    2025年09月07日
  • 普通の底

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    一人の人間が壊れて行く話しでした。
    小学生の頃から妙に大人びていましたねぇ
    選択が裏目裏目に出てしまいました、でもその選択をしたのは自分な訳で…

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    2025年09月06日
  • おぼろ迷宮

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    なんというか…つまらなくはないけど、飛び抜けて面白くも深くもない。
    おじいさんが、昔の伝手を使ってひょいひょいと解決してしまうから、物足りない感じ。
    警察の裏金の伝票の話はよく小説になっているから、目新しくもない。最後だけ、謎めいている。

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    2025年09月06日
  • 虚の伽藍

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    主人公のお坊さんがどんどんブラックに染まっていく展開がスリルがあって
    この人どこまで黒くなっていくんだろうと
    ドキドキしました

    金とヤクザが絡む組織の不正や権力闘争
    それが僧侶の社会の出来事で
    人間としてのいっそうの生々しさを感じました

    自分の考えや行いを正当化する方法として
    仏様を利用するのはとても危ういし気持ち悪い

    どこかで絶対に罰が当たると思ってたら

    最後 ヤクザ以上にブラックになって
    頂点まで上り詰めた後に
    それまでの自分自身を全否定し
    自分自身の存在意義もなく
    空っぽになってしまった

    生きていても
    生きていないと同じ

    それこそが最大の罰でした
    まさしく自業自得

    昭和から

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    2025年09月03日
  • 普通の底

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    「普通」の人が転落していく様子が描かれる。その思考プロセスはリアリティがあるけど、気持ちのいい話ではなかった

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    2025年09月01日
  • 普通の底

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    第一の手紙、第二の手紙、第三の手紙と時系列に、誰かに宛てた手紙が書かれています。
    誰に宛てたのかは最後にわかるようになっています。
    主人公の川辺優人は幼い頃から争いごとは避け、人より前に出ずに普通であるように生きてきた。
    普通であることを意識するあまり、誘いにはっきり断る事が出来ない。
    最初は大した事ないが、それが最後は取り返しのつかないことになってしまう。

    普通の人生が幸せという願望をもつ人は多いと思う。しかし、普通の人生とは?
    一昔前は、男らしさ女らしさという基準があった。それが普通の基準であったと思う。
    今の時代は、普通の基準がなくなった。故に基準に縋る生きるかたは、生きずらい世の中に

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    2025年08月24日
  • 普通の底

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    ある人物に向けた手紙で淡々と自分の人生を振り返る主人公。普通を望んでいただけと綴る手紙からは、他責思考でタイパコスパの理論武装でガチガチの虚ろな目をした青年の像が浮かびました。読後はただただ今の時代に漂う虚無感と不安感が押し寄せました。

    "普通にやっていただけなのに。普通にやっていたはずなのに。
    気がついたら転落している。ここからどうやって抜け出せばいいのでしょう。"

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    2025年08月22日
  • おぼろ迷宮

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    ネタバレ

    昭和の香りのするアパート「朧荘」に住む女子大生・夏芽はある日バイトに行くと、店主を名乗る見たことのない男に追い返されてしまう。翌日はいつも通りの店主に昨日はなぜ来なかったのかと責められてしまう。友人に電話で相談したのを聞かれ、隣人の鳴滝老人に経緯を話すことに…。この出会いをきっかけに夏芽は鳴滝とともに次々と事件に関わっていく。
    第二の事件は亡くなったはずの息子に毎月送金している花井玉代という老婦人の謎。第三の事件は孤独死した女性の部屋から見つかった、ある警察署内での盗難事件の捜査資料の謎。最後の事件は朧荘から退去勧告を受けた夏芽と鳴滝が50年前の写真の謎に挑む。

    甘党で飄々とした鳴滝老人、同

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    2025年08月15日
  • 普通の底

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    ネタバレ

    読みやすい文章で1時間半ほどでするすると一気読み。
    トー横に行った時点でその後脅されたりするのかなと思いましたが、まさかの闇バイトからの死刑囚。本当の底まで落ちていく話で言葉を失いました。


    社会的に炎上せず、叩かれることもない「普通」を望みながら、大衆に埋没するだけの「凡庸」である自己は認められない。親ガチャに代表される他責思考。

    最後のジャーナリストの覚書にあったこの文言。悪目立ちしないような普通を演じながらも抑えきれない承認欲求に溢れた今の時代をすごく表していて、印象的でした。

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    2025年08月12日
  • 虚の伽藍

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    仏教の蘊蓄のところは読み飛ばして、神聖な宗教世界の裏に蠢くドロドロしたところを中心に読んだ。いいヤツだったのにどのタイミングで踏み外してしまったのか見破れなかった

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    2025年08月06日
  • おぼろ迷宮

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    なかなか面白かったです。
    なるほどと冷静になると分かるんですが読んでいる最中には気がつきません。
    ただ一つクレームを付けるとすれば鳴瀧老人と剛田の正体が分かってしまった事ですね。

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    2025年08月06日
  • 虚の伽藍

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    宗教界もヤクザも公務員も政治家も、みんな同じ穴のムジナ?若いときの理想や正義は、歳を重ねるごとに色褪せて、あげくの果てが、これなんて!

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    2025年08月04日
  • 虚の伽藍

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    上層部の腐敗に義憤を抱き、自らが権力者に上り詰めることにより組織の浄化を図ろうとする理想を描く若い仏僧が、清濁併せ呑む中でいつしか権勢欲に執着し、理想を見失う。

    社会のどこでも起こりそうな話だが、宗教界を舞台としているせいか余計に生臭さを感じる。

    後半の主人公が俗物すぎて、やや興醒めする。
    親友である海照との決別は序盤から予感があった。

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    2025年07月29日
  • 虚の伽藍

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    京都の坊さん達が繰り広げる、仁義なきコンクラーベ

    最高位を目指すライバル同士の奥さんが、この女狐、なんやとこの仏敵、と罵り合うシーンがありますが、"仏敵"って新鮮!

    Kyoto’s monks stage a no-holds-barred conclave.

    There’s a scene where the wives of two rival contenders for the top rank hurl barbed insults at each other—“You vixen!”, “What the heck are you?!”, even “Yo

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    2025年07月28日
  • おぼろ迷宮

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    初めはカッコよかった鳴滝老が徐々にコミカルになっていくのが興味深い

    この作家さんにしてはなかなか振り切った作品に感じられる

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    2025年07月28日
  • 東京輪舞

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     公安警察官の砂田修作が主人公、昭和から平成にかけての大事件に関わっていくというストーリー展開です。ロッキード事件から金正男の不正入国まで…そして退職後にこれまでの人生を振り返るというような内容になっています。

     様々な歴史的な事件には、公安警察官になる前の、田中角栄を護ったことがその矜持として根底にあり、また元部下で元妻との関わりやKGBの機関員だったクラーラという女性とちょっぴり切ないラブストーリーという側面も持っています。

     ちょっと長かったし、私にはちょっとピンとこなかった事件も多かったな…というのが正直な感想…実際にあった事件をテーマにしているので、もっとすべての事件に興味を持て

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    2025年07月23日
  • おぼろ迷宮

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    ネタバレ

    鳴滝老人がとにかく素敵でかっこいい。

    個人的な好みとしては、もう少し身の回りベースの謎がメインだったらなお良かったな。

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    2025年07月13日
  • 虚の伽藍

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    うーん、読み終わってスッキリはしなかった。
    宗教団体も暴力団もなんだったらエラソーに怒鳴る警察も好きじゃないからかなー。最後には主人公の凌玄と同じような虚しさを感じた。
    凌玄はとんとん拍子に偉くなったけど、それは背後にいる後ろ暗い人たちのおかげ。坊主の評価が声の良さや頭の形で決まる、と断言するのは面白かったけど。
    こういう話はきっと現実にあるかもだけど、イマイチ入り込めなかった。

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    2025年07月10日
  • おぼろ迷宮

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    ネタバレ

    夏芽。鳴滝。元総監。甘味。プロムリーズ。
    和菓子屋。オレオレ詐欺。4000万。裏金。移植。ドナー。榊。准教授。
    謎解きは小粒。甘味は美味しそう。バディものとしては弱い。話も切れ味がいまいち。

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    2025年07月07日